ホリちゃんです。今年は自然災害が本当に多かったですね。今でも、余震が絶えなくて不気味です。2千年以上前、繁栄を謳歌していたポンペイの町の住民も晴天の霹靂を体験することになりました。日本でも昔、死火山と思われていた会津磐梯山が突如、大噴火を起こしたように、死んだふりをしていたヴェスーヴィオ火山は死んではいなかったのです。紀元後63年に一度激震が起きて、町がダメージを受けたのにも拘わらず、「自然災害対策本部」のようなものを設置しなかったし、まさか、もうないだろうと油断したのでしょうねそれから16年たてば、忘れるのも無理はないかもしれませんが、無情にも紀元後79年の大噴火では、町全体が火山灰の下に埋もれるほどの大惨事になったのです。そうして、18世紀に発掘されるまで、ポンペイの町は「ポンペイの遺跡」となったのです
フォロとよばれる広場で、ジュピター神殿やアポロ神殿、バシリカの跡を偲びながら、そのシルエットの先には今でも、何事もなかったかのように、ヴェスーヴィオ火山がすまして鎮座しているのです
79年の大噴火のときは、爆発が執拗に何度も起きて、無数の石が天から降ってきたし、一日にして町全体が火山灰の下に埋もれてしまったのです。身体一つで逃げた一般庶民が以外と助かって、「資産」をいっぱい持っていた身分の高い人たちが逃げ遅れて死んだことは、現代人にも教訓を残していると思います
発掘遺体の様子からも、手足を縛られて出て来た人は「奴隷」、縛られてなかった人は自由民と区別できるようです。発掘遺体は、その空洞に石膏を流し込んでもとの肉体に復元しているすごい技術です。
何しろ、古代都市の中でも有数の「都会」で、ブドウの木が生い茂り、ワインづくりその他の商売も繁盛し、繁栄を謳歌していた町が一瞬にしてなくなるなどとは、誰も想像しなかった。
展示場の日陰で寝ている犬も、のんびり考えていた古代人のように見えます。遺跡を歩きながらところどころ残るフレスコ画や彫像の多くはコピーで、本物は大切だから、ナポリの国立考古学博物館で保存されています。
通りは舗装されて、ちゃんと馬車などが通る車道と歩道に分れていました。
遺跡全体が碁盤の目のように東西南北に整然と区画され、通りの角には通りの名前と番地までついてます。
パン屋や洗濯屋、公衆浴場などは、なるほどと、見事に古代人の生活感覚がよみがえってきます。ただ、「赤線地帯」は、欧米人に超人気でいつも人だかりがしているのですが、あまり生々しすぎて、まるで今の時代のことのようです
遺跡全体は、東西1.6キロ、南北0.7キロと大きいので全部は歩きませんが、ツアーで行くと、要領よく回ります。
野外劇場や円形闘技場もあって、ローマを含めたイタリア主要都市でお目にかかるようなイタリアの観光名所:歴史的遺産のプロトタイプがポンペイに全てあることに驚かされます
炎天下も終わって、イタリアが歩きやすくなります。ホリデイツアーでぜひイタリアへ出かけて下さい。イタリアは期待を裏切らない史跡の宝庫です。
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発掘遺体の様子からも、手足を縛られて出て来た人は「奴隷」、縛られてなかった人は自由民と区別できるようです。発掘遺体は、その空洞に石膏を流し込んでもとの肉体に復元しているすごい技術です。
何しろ、古代都市の中でも有数の「都会」で、ブドウの木が生い茂り、ワインづくりその他の商売も繁盛し、繁栄を謳歌していた町が一瞬にしてなくなるなどとは、誰も想像しなかった。
展示場の日陰で寝ている犬も、のんびり考えていた古代人のように見えます。遺跡を歩きながらところどころ残るフレスコ画や彫像の多くはコピーで、本物は大切だから、ナポリの国立考古学博物館で保存されています。
通りは舗装されて、ちゃんと馬車などが通る車道と歩道に分れていました。
遺跡全体が碁盤の目のように東西南北に整然と区画され、通りの角には通りの名前と番地までついてます。
パン屋や洗濯屋、公衆浴場などは、なるほどと、見事に古代人の生活感覚がよみがえってきます。ただ、「赤線地帯」は、欧米人に超人気でいつも人だかりがしているのですが、あまり生々しすぎて、まるで今の時代のことのようです
遺跡全体は、東西1.6キロ、南北0.7キロと大きいので全部は歩きませんが、ツアーで行くと、要領よく回ります。
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