【重要なおしらせ】ブログを移転しました 2015-06-17 15:05:51 | ホリちゃんその他 当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。 このたび、当ブログは近畿日本ツーリストの公式添乗員ブログとして移転いたしました。 本当はブログ記事一度に引越しできれば理想なのですが、徐々にうつしていきますね。 移転先はこちら⇒ ホリデイ現役添乗員日記
出会いと再会 ~添乗員私記~ 2014-03-14 15:19:50 | ホリちゃんその他 ホリちゃんです 最近感じることですが、本当に世の中は狭い! 私たちの「旅行」という業界が狭いのかと思っていましたが、どうもそれだけではなく、世の中が狭い、さらに言えば、「地球は狭い」のです マチルダ(=現役添乗員、ホリちゃんの妻=天)が1年前に行ったイタリアのホリデイツアーに私たちの会社、KNTを退職したOBが夫婦で参加しました そのOBは、ホリちゃんとお付き合いの長かった人で日本国内の海外旅行支店長経験もあり、海外勤務も経験し、シドニーに赴任していた間は、音信がとだえていました。 ホリちゃんの仕事もヨーロッパが多くて、お―ストラリアは添乗で行くことはあまりないから無理もありません マチルダ(=ホリちゃんの妻=天)が添乗に行く前に、お客様に電話していて、その名前に聞き覚えがあることから、調べたら確かにその人物でした それで、出発前からお互いに連絡し合って、話に花が咲きました。 そして、うれしかったのは、マチルダと行ったイタリア旅行はとても楽しかったと言ってくれたことでした今年も、確か、オランダ・ベルギーのホリデイツアーにリピートしてくれる予定です(既に申込済み) そのご夫妻とは、昨年、マチルダ(=天)とともにお会いして、お食事をしました その社員の方は簡略化するために「Yさん」とおきます(数学ではないが) Yさんとホリちゃんは、昔、海外旅行支店の営業担当と添乗員という、車の両輪みたいな関係でした。最近驚いたのは、Yさんといっしょに添乗にも行ったオーガナイザーツアーの交流会が何と今でも続いていて、今年で27年目だそうです。最近その集りに呼ばれて行ってきたのですが、27年という歳月と時空を超えて記憶がよみがえり、久しぶりに「再会」の喜びを味わってきました歳はとってもみんな元気です。集まった人たちは、ホリちゃんよりも15歳~20歳年上の人が多いのです それなのに、2時間も3時間も平気で飲み食い、フランス料理のコース料理をペロリと平らげる健啖家ぶり これからの日本社会は高齢者が多くなるようですが、高齢者の身体機能と食欲のスタンダードがあれなら、海外旅行もまだまだ大丈夫 ホリちゃんの名刺をもらって海外旅行の相談に乗って下さいと言ってきた人たちは、これからもホリデイツアーの良いお客様になる可能性が高い 嬉しくなってしまいますね 旅行説明会では、偉そうに海外旅行の醍醐味は「異文化にふれること」「出会い」だと説いていましたが、これからは、よく知っている人や場所との「再会」も立派な海外旅行ならではの楽しみになるというお話しをしようと思います ホリデイツアーでも、皆さんをお迎えするために、よいツアーをいっぱい用意してお待ちしますね。そして、このブログで、宣伝の足りないところを補って行きます。皆さん宜しくお願いしますねマチルダ共々、お願い致します Yさん曰く、「海外旅行に行く時は、必ずホリデイを一番に検討しますよ!」と! こういうKNT OBもたくさんいます。ホリデイのスタッフの方々もがんばれ! ブログランキングに参加しています。応援のクリックお願いします にほんブログ村ポチッと 人気ブログランキングへポチッと
南アフリカですごした年末・年始 2014-01-15 21:10:44 | ホリちゃんその他 ホリちゃんです ニュースにも出ましたが、12月28日の成田空港は、異様に混雑していました ホリちゃんは、出国ラッシュのピークの12月28日に成田を出発し、帰国ラッシュのピークの1月4日に帰国しました 国際線発着のフライトのある日はつらかったけど、南アフリカ滞在は、年末年始でしたが、快適でした 最初に行ったケープタウンで、欧米とほとんど変わらないお洒落なリゾートの姿を見て、南アフリカのイメテェンになりました ケープタウンから近い、ボルダーズ・ビーチという海岸で、いつの間にかペンギンが住みついてしまったので、国立公園になったところです ケープタウンのまちも色々と見どころがありますが、ウォーターフロントに臨んだショッピングセンターへ行ってみると、欧米の人も、アフリカの人もいっぱい歩いていて、見た感じ、欧米とあまり変わらない価格のブティックで買物している! アフリカ人の所得格差も問題だけど、欧米人と変わらない所得の人もいっぱいいるということか? このショッピングセンターの中のイタリアレストランで夕食もとったけど、味といい、サービスといい、水準の高いレストランでした。テラス越しに、テーブルマウンテンも見える眺めも良いところです 夕食後にシグナルヒルの丘にのぼってみると、夜景も見事で、世界3大夜景のランキングも見直したくなる景観でした そして、大航海時代を象徴する名所、喜望峰もケープタウンからは近いのです バーソロミュー・ディアズが到達した大航海時代から、「嵐の海」とよばれ、船の難所でしたが、今はまるでローマの「真実の口」を思わせる観光地になっています。回りに 「喜望峰」を表す看板以外何もないところですが、アフリカ最南端まできたという「到達照明」の証として、自分を入れて写真をとる、そのための行列ができています あと、アフリカでの楽しみは、何といっても野生の動物との遭遇ですね タンザニアとかケニアもサファリ・ツアーのメッカですが、南アフリカからザンビアやボツアナに行くと、宿泊ホテルの敷地内にも色々と動物が出て、癒されます ザンビアのホテルにテェックインしたときから、お部屋へ行く途中の中庭にシマウマが来ていましたし、近くを散策してみると、キリンもいるのです 動物の中でも選りすぐりの「大物」は「ビッグ5」とよばれます。 この方にもお会いしたかったけど、次回に持ち越されました。また、次回アフリカにきたら会ってやろうといわれたような・・・・・? チ-タ-やヒョウは、険しい断崖や木の上にいることが多いので、中々面会するのは容易ではありません。でも、アポをとれれば会いたいなあ ホリデイツアーに関してはこちらをご覧下さい ブログランキングに参加しています。クリックお願いします にほんブログ村ポチッと 人気ブログランキングへポチッと
圧巻のビクトリアの滝~ジンバブエ・ザンビア~ 2014-01-09 22:57:57 | ホリちゃんその他 ホリちゃんです 日本人はとりわけ滝が好きです スケールの大きな滝、外観の美しい滝、 様々な滝を求めて、世界中惜しまず旅をする人がいます そんな日本人の期待に応える滝の1つがビクトリアの滝です アフリカのジンバブエ・ザンビアの国境に位置しています ホテルの位置がザンビア側で、しかも歩いて10分と好立地にあるため、朝の散歩を兼ねて、まずはザンビア側のビューポイントを見て歩きます。 そもそも、見学に出掛けるときから、頭からポンチョ(レインコート)を被って、完全装備しますが、それでも、圧倒的水量から飛散する水しぶきをもろに受けとめて歩かねばなりません 世界遺産にも登録され、横幅のいちばん広いところで、1708m、最大落差は105もあります それにしても、地球上の偉大な滝は、どこでも国境に位置しているのは興味深いところです ナイアガラはアメリカとカナダの国境です。イグアスはアルゼンチンとブラジルの国境ですね ザンビアからジンバブエに渡るにもこちろん国境を超え、出入国管理の窓口でパスポートを提示し、その場でビザを取ります。ビザ代は米ドルで払います ジンバブエ側でも、やはりポンチョを借りて、ガイドとともにいくつかのビューポイントを見て回ります 最初は水量の少ないところを、目を開けたまま歩いていますが、メインフォールズにかかってくると、圧巻の水量とともに、水しぶきの飛散も激しくなります ジンバブエのビューポイントだけでも大満足ですが、レストランで昼食後、一呼吸おいて出かけた「ビクトリアの滝 ヘリコプター遊覧飛行」は今日の見学のフィナーレを飾るイベントでした 4人~6人乗りのヘリコプターで、上空を飛んでいる時間は正味12~13分ですが、 スパイダーマン気分で、爽快です こんな感じですよ ホリデイツアーでは、アフリカの旅行も充実しています。偉大な滝を体感したい方は ビクトリアの滝からは目が離せません ブログランキングに参加しています。応援のクリック期待しています にほんブログ村ぽちっと 人気ブログランキングへポチッと
ベストショットで綴る回想の2013年 2013-12-23 22:50:07 | ホリちゃんその他 ホリちゃんです この1年 おつきあい有難うございました。 ブログを担当する者として、提供したい素材にベストショットがほとんどなく、唖然としました「提供したかった素材」とは? それは、俗に「季節もの」と言われるものです。例えば、スイスアルプスの山とか、オランダのチューリップとか、北欧のフィヨルドなどです これらは、確かに、天候に左右されるし、写真を撮る条件に色々と制約がある、といったことはあるのですが、そんなことを克服する腕をもっと磨かなくては!と反省しています そこで、2013年の自分にとってのベストショットを振り返ると、アルプスから南のラテン系の諸国が多いと思います。暖かく、自然の採光に恵まれ、対象物や輪郭がはっきり写りやすい地域が多いですね 年末年始は、スペインですごし、2013年の初日の出はスペインのトレドで迎えました ミハスの青い空と白い家も強く印象に残っています 同じラテン系国家のイタリアも季節に関係なく、冬に行っても、写真スポットはカメラマンに優しく、はっきり写ってくれます ピサの斜塔もフィレンツェのミケランジェロの丘も良く写っています 今年の冬は、久しぶりにビジネスマン向けの旅行でロシアを訪れ、観光旅行では誰も寄り付かないような厳寒の2月のショットが撮れました さらに6月にも再度ロシアを訪れ、このときはサーカスを堪能しました いちばん回数多く行ったのは、フランスですが、パリのモンマルトル、サクレクール寺院とロワールのシャンボール城を選びました ドイツ、スイスでは、ノイシュヴァンシュタイン城(新白鳥城)とスイスのルツェルンの写真はどうでしょうか? ショパン大好き人間のホリちゃんにとって、忘れられないのは、8月の真夏に直行チャーター便のフライトで行ってきたポーランドのツアーです ワルシャワの旧市街広場も想い出ですが、シェラソヴァヴォラのショパンの家やショパンコンサートも忘れられない想い出です 今年10月と11月に行った、中欧のツアーでは、日本人好みの風景・景観というものを改めて見直しました。チェコのプラハ、チェスキー・クルムロフの写真で締めますが、2014年度はもっと、技術的にも芸術的にもクォリティーの高い写真を提供することを誓って2013年後のホリちゃんのブログの幕を閉じたいと思います 来年も宜しくお願いします ホリデイツアーに関しては、こちらをご覧下さい ブログランキングに参加しています。クリックお願いします にほんブログ村ポチッと 人気ブログランキングへポチッと
たまに行くアメリカ出張 2013-10-26 19:50:12 | ホリちゃんその他 ホリちゃんです ヨーロッパを離れて、アメリカにも行きます。 そのときは、ホリデイではなくて、仕事がらみの視察旅行です。 アメリカは、世界中から来る旅行者が、「世界標準」の英語を話してあたりまえ!という自分勝手な「中華思想」があるために、入国審査で質問を浴びせる悪習があります。 このため、簡単な英語にも自信のない旅行者はパニックに陥ることがあります。 今回も、上着・ネクタイ着用の正装のおじさん集団が、入国の窓口をくぐる便宜のためとは言いながら、入国目的を「サイトシ-イング」と言うもんだから、「待った」をかける係官が続出! 「そんなはずはない! 観光なんかであるはずはない、本当のことを言え!」と、まるで容疑者扱いです。沈黙を守ってOKになった窓口もあり、また日本語のわかる通訳を窓口に呼んで、事情を明らかにした係官もいた。やれやれ、いつも一騒動です 今回は、福島県の議員さんの視察旅行です。 議員さんの旅行は、大名旅行のイメージがありますが、とんでもない 飛行機も全員エコノミークラス、ホテルも視察先に近いというロケーション優先の あまり設備の良くないホテル、行程も超まじめな視察・公式訪問ばかり! 自慢ではないけど、観光なんて1つもないツアーですよ ちょっとでも楽をしようもんなら、市民の税金を贅沢に使ってという 批判もおきてくるから、議員の先生方、本当に可哀想、お疲れ様でした 視察テーマはというと、2班に分かれたテーマ設定で、A班は、「原発の廃炉・汚水処理」、B班は、「再生可能エネルギー」という、福島県人にとって切実なテーマばかり! 日本からあらかじめ送った質問リストも多岐にわたり、訪問先の選定も外務省ルートで、日本大使館、総領事館を通じて選定されてくるアメリカ政府の関係機関ばかりです。 懸念された通り、ガバンメント・シャットダウン(=政府機関の一時閉鎖)に引っ掛かって、出発前OKだったのに、ダメになった訪問もありました。そんなときは、必ず代替の視察訪問がアレンジされるか、学者やコーディネーターの講義・レクチャーになるから、いずれにしても「お勉強」ばかりです。 議員の先生方の問題意識は、福島県人の切実な問題意識を反映しています。 行く先々で、原発事故処理・メンテナンスを視野においた、これからの具体的な方法論やアイディアを積極的に摂取し、学ぼうとする皆さんの姿に脱帽し、感動しました それにひきかえ!と言いますか、この国の究極のリーダーである阿部首相には、一言言いたくなりました。オリンピック誘致という目標があったことはわかりますが、汚染水処理をめぐる発言で「アンダー コントロール」と世界のメディアに言い放ったのでした。その根拠が希薄であることと、福島県だけでも、未だに避難民が数十万人単位で存在し、仮設住宅暮らしの人で、自分の故郷に帰れる見通しがたった人は少ない、つまり、被災地の復興・避難民のアフターケアーという取り組みもまだまだ、「アウト オブ コントロール」の域を出ていない、これが現実なのです。この現実を踏まえていないせいか、首相の「言葉が軽すぎる」と感じています この1週間、福島県を含めた東北の被災地の復興の問題解決なくして、本当に輝かしい日本の未来はないという視点を改めて思い起こすことができて、感謝しています ホリデイの添乗員のブログという本筋からは、はずれてしまってすみませんこの後の仕事が、中1日で仕事が2本続くという、自分にとっては、非常に過酷なサバイバル・レースのようなスケジュールになるため、ブログを更新する時間が、まじめにありません。でも、11月半ばすぎには、必ずアップします。それまで、さようなら、ごきげんよう にほんブログ村ポチッとクリック 人気ブログランキングへポチッとクリック
マチルダ ブログジャック! 再び勝手に「自慢写真展」 2013-06-10 00:14:07 | ホリちゃんその他 ホリちゃんです昨年に続いて、マチルダが、自慢の写真で個展を開き、ヨーロッパの名所にお連れします1年間沈黙を守ってきましたが、最近はホリちゃんのブログ更新ペースが遅いのにしびれをきらし、私たちのブログ編集の現場へ乱入してきましたさて、実際の「作品」は?お手並み拝見といたしましょう 近所のネコから登場です。順番待ち? 順番が回って来た! イタリアのヴェローナの街かどで、バラの花のとてもきれいな家を見つけました バスの車窓から、フランス ノルマンディー地方の菜の花畑 ここから、フランス ジヴェルニーのモネの家の花の庭です 次はイタリアの世界遺産都市、塔の町、サン・ジミニャーノの遠景です 次の写真にご注目! サン・ジミニャーノで藤棚の壁を見つけましたが、左の下に人が写っている!という専らの話 幽霊!? 南フランス、ポン・ヂュ・ガールの水道橋です プロヴァンス地方、アルルのゴッホのはね橋 ちょっと逆光! 地中海側へ出ると、コート・ダジュール(紺碧の海岸) ニースの展望台から見た、紺碧の海岸 ロワールのお城で最大、最も写真写りの良いシャンボール城 水面に映える「逆さシャンボ^ル城」の撮影に成功! ライン川下り ブドウ畑の景観 スイスアルプスのアイガー北壁 ちょっと逆光!? クライネ・シャイデッグから見たアイガ-とユングフラウ ハイデルベルク城の全景 カプリ島のアウグストゥス公園よりマリーナ・ピッコラへ降りる絶壁の道 マリーナ・ピッコラ(南の海岸) 再び、フランス ジヴェルニーの近くの家 フランス ノルマンディーのブヴロン・アン・オンジュにいたネコ その名はジョゼフィーヌ(ナポレオンの1番目の奥さんの名前)交通事故で足が不自由 今は良い人にもらわれて行って、いません。 こちらは、ブルターニュ地方、ディナンで見つけたネコ ロワールのお城、シュノンソー城のカトリーヌ・ド・メディシスの庭園 フォワグラの産地ペリゴール地方の象徴の鵞鳥 ワインの産地、ボルドーのワイナリー 何と有名なペトリュスです。 3月8日のイタリアの花屋さんー 3月8日は「女の人の日」で、男性は女性にミモザの花をおくる日になっています。 最後にマチルダが好きなイタリアへ再び戻って、カプリ島 アウグストゥス庭園から見たファライオーニ諸島 カプリ島は「青の洞窟」だけではありません。まだまだ、ネタはつきないようですが、マチルダは明日から出発なのでこれくらいにします。 ホリデイツアーに関しては、こちらをご覧下さい。 ブログランキングに参加しています。応援のクリックをお願いします。 にほんブログ村ポチッと 人気ブログランキングへポチッと
ロシアの美的世界 2013-03-30 17:31:19 | ホリちゃんその他 ホリちゃんです最後のロシア・シリーズです。3月ですから寒さのピークは越したと思っていましたが、何と滞在中の最低気温はマイナス17℃に達しました寒い間も、室内で楽しむ芸術やエンターテインメントは、非常に充実しています オペラとバレーの殿堂、ボリショイ劇場はじめ、劇場やコンサートホールはモスクワ市内に星の数ほどあって、昔から洗練されていて質が高いのですしかし、今回のロシアツアーはビジネスマン向けの視察旅行ですスケジュールや時間配分の自由がほとんどありません 行ったレストランでフォークロアの音楽を楽しむのがせいぜいかと思っていました毎日のスケジュールは、企業訪問やマーケット視察、展示会のブース回りが中心でした展示会の締めくくりが「ガラ・ディナー」でしたガラ・ディナーといえば、クリスマスや大晦日にホテルなどで特別のイベントとして催行されるディナー・パーティーを連想しますが、見本市や展示会、国際会議といったビジネスの世界でもよくありますそのときのモスクワの展示会の締めくくりに行われたガラ・ディナーでは、ステージでのエンターテインメント付きの夕食でしたが、ここで素晴らしいショーを楽しむことができました クラシック音楽は、チャイコフスキーはじめ、有名な作曲家が輩出していますが、エンターテインメントとしての歌と踊りをみても、超一流なのです トークショーも洗練されていて、パリの4大ナイトクラブで見たショーと遜色ないレベルです しかし、ディナーも佳境に入った頃始まったサーカスは見事でした そこで見たロシア人の身体能力の高さとショーマンシップ、芸術的感性がサーカスでも音楽でも遺憾なく発揮されていて、まさに「ロシアの美的世界」であり、「美の饗宴」でした ボリショイ・サーカスとまではいかなくても、何か日常行われているサーカスをいちど見たいと思っていた私たちはみな満足できました このガラ・ディナーがなかったら、きっとこのロシア旅行も物足りないものになっていた ことでしょう ホリデイツアーに関しては、こちらをご覧下さい ブログランキングに参加しています。応援のクリック、期待しています にほんブログ村ポチッと 人気ブログランキングへポチッと
ロシア料理開眼 2013-03-24 14:26:17 | ホリちゃんその他 ホリちゃんですロシアは寒さが厳しい国です。ロシア料理をよく観察すると、寒さに対応した生活の知恵と、西欧やアジアの影響を受けたエスニックの特徴がわかります 今回のツアーに同行して、レストランやメニューの選定の相談にのってくれて、おすすめ料理をはじめ、料理の解説もしてくれたイケメンのガイド氏です。彼はイワンといって、日本大好き人間なので、彼に好きに選ばせると、すぐスシバーや日本食レストランに行こうというので、「絶対にロシア料理」という前提で美味しいところを教えてもらいました これは何だと思います? 西欧と違って、ロシアでは紅茶が昔から良く飲まれています。紅茶はアジア風に「チャイ」と言いますが、その紅茶を沸かす「サモワ-ル」というものです。「サモワール」という言葉自体は、ドストエフスキーやトルストイなど、19世紀の文豪の作品の中によく登場するのですが、これがそうだと言ってもらわないとなかなかわかりませんでした 皆がいちどは食べたいと言っていた、「ピロシキ」です。食事のお伴のパンですが、中に甘いものから辛いものまで、素材も肉や野菜、チーズなど様々入っています。また、「ピローグ」とよばれる、もっと大きなものもあります。 スープは総体的に熱いものが、1人分としてはボリュームたっぷりの容器に入ってきます。ボルシチもおすすめの魚や野菜のスープもみな、このかたちで出てきました。 これは、ビーフストロガノフという牛肉の煮込み料理ですが、同じようなものは、ハンガリーでは、「グーヤーシュ」とよばれ、フランスでは「ブッフ・ブルギニョンヌ」とよばれています。この辺は、西欧の影響もみられます。今では典型的ロシア料理ですが、もとからロシアにあった料理スタイルではありません 肉料理も色々ありましたが、羊の肉 鹿の肉 珍しいのは熊の肉です。何でも、ロシアでは、特別に「飼育した熊」の肉がロシアにはあるという話です。食べてみた食感はあまり芳しいものではなかったですが 匂いがするとか言って、1人も美味しいと言わなかったので 次に行ってみたところはグルジア料理店です。コーカサス料理といって、もっと広い範囲で、アルメニア、アゼルバイジャンなどの料理を広く食べさせるところもありますが 今回行ったところはグルジア料理の専門店です。イケメンガイド氏のおすすめで、聞いてみたら、JETRO(日本貿易振興会)の人もよく知っているレストランでした。 看板に、地域の名産品と料理の紹介が書かれています。 スイスの「リベラ」に良く似た甘いソーダウォーターをまずためします。ザク-スカ(前菜)として出て来たものは、野菜たっぷりのヘルシーな内容でした。 ビーフストロガノフや煮込みなどの料理は同じようでした。 このピザパンとナンのミックスのような料理も美味しかったです ロシア料理では、メインの付け合わせや一品料理でもキノコの料理が良く出ます。 メインでも、フランスのヌーベルクイジーヌのような野菜を細かく切って良く煮込んだ料理が多いです。ヘルシー志向で段々とオイルを使う量が減っているようです哀しいかな、男ばっかりの視察旅行なので、みな、甘いデザートには興味がなく、デザートをオーダーして写真をとってくることはできませんでした。そのあたりは次回のロシアツアーでフォローしたいと思いますまた5月末にロシアへ行く予定がありますので。これまでロシア人男性の平均寿命が短かった(59歳)のは、ウォッカの飲みすぎらしいですが、今後、オイルの使用量が減って、料理もヘルシー志向になって、ウォッカからビール・ワインなどへブームが変わって来ると、寿命も伸びるとされています。それにしても、プーチン大統領は強面でいかにも丈夫そうです。とても59歳で死ぬようには見えないなと思っていましたら、とっくに60歳を越していましたね。プーチンは柔道6段の日本通です。モスクワの街中 にもヘルシー志向から日本食レストランが増えて、日本通や日本好きが増えているのは、好ましいことだと思います ホリデイツアーに関してはこちらをご覧下さい ブログランキングに参加しています。応援のクリックお願いします にほんブログ村ポチッと 人気ブログランキングへポチッと
マイナス13℃のモスクワを歩く 2013-03-20 01:21:07 | ホリちゃんその他 ホリちゃんです 衝撃的なタイトルとともに登場ですでもこの厳寒のロシアに旅行に行ったのは、ある業界の視察ツアーです。ホリデイは、最低気温がマイナス20℃になろうかという厳寒の季節に観光ツアーを企画するようなろくでもないことはいたしません 展示会や見本市は、その点季節に関係なく1年中ありますから、ビジネスマン向けのツアーは、真冬のロシアでも何でもありです ノヴォデヴィッチ修道院の感動するほど寒そうな景観ですが、このときの外気温はマイナス11℃です。業界視察のツアーですから、観光地は行きませんが、仕事がらみで色々な場所を訪れます。 ロシアといえばウォッカですが、ツアーの初めのころ行ったウォッカ工場では予想以上の歓待を受けて、ウォッカの試飲もしすぎて酔っぱらってしまいました。 マイナス13℃まで気温が下がると、寒すぎて雪は降らないのです。その代り、ちょっと油断すると凍傷になるくらい、鋭利な刃物と闘っているような刺すような寒さです。耳まで隠れる帽子でないとダメなわけですね そんな寒さのさなか、「丸亀製麺」のうどん屋さんの店舗は嬉しかったです 見ているとけっこうロシア人で賑わっています。 ロシアでは、日本食ブームで数え切れないほどの日本レストランや寿司バーがあります お店のカウンタ-ごしに外を眺めると荒涼たる景観ですふだん良く行くカトリック教会は暖かい場所が似合うと思いますが、ギリシャ正教やロシア正教は何故か荒涼たる景観が似合います モスクワの1~2月は人のなかなか住み難い寒さですが、3月になっても最低気温がマイナス17℃まで下がっています。日中の気温は上がってきてもマイナス6~7℃という寒さは厳しいですが、モスクワという大都市にマッチした景観を作り出すのに欠かせない条件のような気がしてきました モスクワでは、なんの変哲もない普通の大都市の景観が何故かシックです 帰国する日にやっと行けた観光地の「赤の広場」や「クレムリン」も夏より風情があるように感じるのが不思議です。 無名戦士の墓の前では、衛兵の交代式を見学できましたが、これも真夏きたときと違って、雪化粧と切っても切り離せず、厳しい寒さの中でこそ光芒を放っているようなきがします。 ホリデイツアーに関してはこちらをご覧ください ブログランキングに参加しています。応援のクリックお待ちしています にほんブログ村ポチッと 人気ブログランキングへポチッと
説明会は企画の宝庫 2012-10-21 09:00:51 | ホリちゃんその他 ホリちゃんですときどき、「ホリデイツアー説明会」に出席して話をします。講師として、ホリデイツアーの日程や現地事情の説明を行い、納得がいけば、できるだけその場で申し込みも受けたいというのが本音ですね参加者も、これから申し込みをするかもしれない「検討中」の方もいれば、既に申し込み済みの方もいて、一枚岩ではない、様々な思惑が交差している場です 説明会の主催者側は、できるだけ、「楽しさ」の演出とともに、ホリデイツアーの良さと参加した場合のメリットを印象づけて、その場での申し込みに結びつけてもらいたいと思っています。一方、ホリちゃんのような、本職=添乗員の講師は、自分や仲間の添乗員が、そのお客様を担当したときにクレームが出ないように、マイナス要因やデメリットも含めて、あれも言わなければ、これも言わなければという心理になりがちですこの「添乗員目線」も必要なのですが、度が過ぎるとその場の楽しさの演出ができません。また、何より楽しみにして、ワクワクする気持ちで会場にきてくれたお客様のニーズにも合いません。それで、ほど良いバランス感覚をもってお話しするのがベストなのですが、なかなかこれが思ったより簡単ではありません 一通り話が終わった後のQ&Aの時間になると皆さんの本音が出ます。飛んでくる質問を受けると、そもそもそのお客様が何を期待して、何を目的として、説明会に来られたかがよく解ります。同時に、お客様の要求水準がツアーの内容や値段と食い違っていると、参加しても満足が得られないので、そこは、心苦しくても前もって言っておかなければなりません説明会は、大体、国別やテーマ別になっています。テーマ別とは、例えば、「ヨーロッパのクリスマスツアー」とか、「北欧のオーロラ」などなどです。南米の説明会を担当した方からは、こんなことをききました。「これから、11月~3月にかけて、日本が冬のときに行けば、南半球は季節が逆で真夏ですね」と切りだして、現地の気候や服装の話をしようと思っていたら、早速あるお客様が手を挙げて、「成田空港まで着て来たダウンコートは要らないですよね!出発のとき、あずかってくれて、帰ってきたとき渡してもらうと、助かるんですけどね!」と講師が予期していなかった「先制パンチ」なるほど、こういう本音を上手に拾っていけば、企画のヒントになるかもしれない、とのこと。実現可能性は別として、どんなサービスを期待しているか、何をすれば喜ばれるかのヒントになるというのですね ホリちゃんも「オーロラ説明会」では、「何月何日出発がいちばん見える確率が高いのでしょう?」と、ひとたび答えれば重大な責任が発生する質問を受けました。また、別の担当者が、この期間、オーロラ発生率が非常に高いと説明しますと、それだけで、その期間例外なくオーロラが見えると期待されてしまう方がいます。また、「ヨーロッパのクリスマスツアー」の説明会では、「ドイツ5日間、14万4000円」というツアーがあって、正直、すいぶん「勉強しすぎ」で、どうやって利益を出すの?と思う低価格の商品があります。ところが、説明会の参加者の本音の部分では、ちっとも安いと思っていないことがわかります。実態は低価格商品なのに、参加する方は、安いと思っていないのだから、そのことを正面から受け止めて案内にあたっていかなければ!と仕切り直しをしました。 皆さん、ホリデイツアーの説明会は、1年通して行われています。最寄りの近畿日本ツーチストの支店、営業所でもわかるし、パンフレットの裏面などによく説明会の案内が載っています。お得なクリスマスツアーやオーロラツアーは、催行決定していても、まだまだ申し込みの枠はありますので、ぜひお出かけ下さい ブログランキングに参加しています。応援のクリックお願いします にほんブログ村ポチッと 人気ブログランキングへポチッと
モンドセレクションで分った日本の食文化の実力 2012-06-15 00:08:45 | ホリちゃんその他 ホリちゃんです毎年6月になると、ホリちゃんはモンドセレクション授賞式開催都市へ行きます。モンドセレクションとは、食品中心の「製品の品質管理」を審査する政府系民間団体です。本部はブラッセルにあります。日本のお菓子屋さんたちと行ってくるのです。メンバーの中には、K・Y先生のようにNHKの料理番組に登場したりしている著名人もいますちなみに、K・Y先生は、ホリちゃんとマチルダの結婚記念パーティーにも来てくれた気さくな方ですでも、お菓子を中心とした食文化のうんちくは相当なものですよこうしたメンバーに囲まれてホリちゃんは、鍛えられながらも、教わらなければ決して解らないような「食」の勉強ができる喜びがあるのです 昨年50周年を迎えたモンドセレクションも今年で51年目です。毎年の授賞式がどの都市で行われるかは、旅行会社にとっても大きな関心事です。その後、旅行先としてどこへ行くかを提案しなければならないからですちなみに今年は、ギリシャのアテネでしたモンドセレクションの審査にエントリーして、高得点をあげた製品は、得点に応じて、グランド・ゴールドメダル、ゴールドメダル、シルバーメダルなどのメダルを授与されます。その授賞式は、世界中から人が集まる社交の場でもあるのです 授賞式会場は、みんな正装で、男性はタキシードが当たり前です。会場にいる案内嬢も見栄えする人が選ばれています。 展示会場には、所狭しと、受賞製品がカテゴリー別にレイアウトされています。 前は、お菓子や食品、飲料だけだと思っていたら、モンドセレクションの審査領域が広がっていて、いわゆる健康食品や美容のための製品、も入っている感じでした。 今年のアテネの会場は、市民公園の中にあるザピオンホールでした。ホール自体、見事な外観でしたが、アクロポリスが近くにある一等地です。 皆さんも、お店やスーパーでものを買った時、製品ラベルに「モンドセレクション金賞受賞」などと書かれているのを見たことがあると思います授賞式や公式のモンド夕食会といった、オフィシャルなスケジュールが終わってから、モンドの会長、副会長、審査委員長、スタッフとともに、私たち日本人が会食するのも、ずっと前から続いています。それだけ、日本の実力が評価されているのです 今年、アクロポリスが展望できる素晴らしいレストランで会食したときも、モンド側はギリシャ料理に舌づつみをうちながら、盛り上がっていました。もともと、エントリー数も受賞数も日本の製品が圧倒的に多く、麺類や穀物、例えばめんたいこのような地方 名産の食品、「鰻の蒲焼き」のような日本独特の食品、そして和菓子など、日本独自のものを世界に知らしめる役割を、モンドセレクションは持っています。それと、驚嘆するのは、チョコレートや洋菓子のように、日本のものではない食品も、すでに品質・味覚とも本場を上回る評価を得ているものが多くあります自動車は日本の発明ではないのに、世界一高品質のものを作るのは日本だという事情に似ていますね トレンディーな製品を次々とエントリーして、数多くのモンドセレクション受賞作を創りだしていく日本企業の実力を目の当たりにして、ホリちゃんは誇りに思います。 ホリデイツアーに関してはこちらをご覧ください。 ブログランキングに参加しています。応援のクリック、期待しています。ランキング上位にいくと、モンドセレクション受賞のような晴れがましい気分になり、これからもがんばろうというインセンティブになります にほんブログ村ポチッと 人気ブログランキングへポチッと
パリ&ロンドンよりも華麗な「二都物語」 2012-02-16 20:52:16 | ホリちゃんその他 ホリちゃんです相変わらず寒いです。しかも日本だけでなく、ロシアや東欧、北米などで、グローバルな寒波が到来しています。先月行ってきたシカゴでは、マイナス15℃~18℃が当たり前の寒波もゆるんで一時はプラス2℃~5℃くらいにまで回復し、ようやく寒波も去ったかと思ったら、再び、豪雪とともに、かつてを上回る大寒波到来で、高速道路も一般道路も機能不全をきたしたようです。政治が末期的に堕落すると、天変地異が起きると、日本のことを憂えていたら、どうも、天変地異は日本だけではないようです 今回は、ホリちゃんのアメリカ武者修行のフィナーレを飾ったサンフランシスコという暖かい都市を、もうひとつの代表都市、ロスアンゼルスと対比しながら紹介します。 カリフォルニア州だけでも、日本全土を上回る国土面積をもっている、こんなところにも、アメリカの巨大さがみてとれます。そのカリフォルニアを代表する二大都市が、サンフランシスコとロスアンゼルスです。州都はサクラメントという州議事堂だけがある小都市ですが、あまり知られていません。商業的に大きく、外国の駐在員や特派員も圧倒的に多い国際都市は、やはりこの2つです。カリフォルニアまでくると、何故か日本人は安心します。ニューヨークやボストン、フィラデルフィアなどの東海岸はまだ日本から遠く、しかも、イギリス流が言葉や文化でも幅を利かせていて、何となく敷居が高いところがあります。それにひきかえ、西海岸まで来ると、まだまだ何千キロも離れているにも拘わらず、太平洋を隔てて、すぐ向かい側に日本が見えるような親近感がわくのですそれと、カリフォルニアの魅力は、青空と暖かい気候です1年のうち、300日近くは晴天と言っても良く、これをパリ&ロンドンに置き換えると、1年のうち、300日近くはうす暗い曇天ではないかという気がします。 晴天のときも、霧がかかったときも、ゴールデンゲート・ブリッジ(金門橋)は見栄えがします。 周辺には、サンフランシスコ湾のベイエリアの海に、あの懐かしきギャング、アル・カポネが収容されていたアルカトラズ島が見えます。かつての刑務所、現在は博物館です 話は変わりますが、アメリカ西海岸を最初に探検し、入植したのは、大航海時代を背景にした全盛期のスペイン人です。メキシコとの国境まで、車で30分というカリフォルニア最南端の大都市、サン・ディエゴのローマ岬(ポイント・ローマ)に、スペイン人が最初に入植した、記念碑が立っています。そのせいか、カリフォルニアはもちろん、アメリカの西海岸に近い州や地域は、スペイン語が幅を利かせ、地名もほとんど全部がスペイン語です。ネヴァダ、アリゾナ、ニューメキシコ、みんなそうです。ヒスパニックといって、スペイン語とスペイン文化をルーツにもつ人たちが多いという特徴があります。ちなみに、サンフランシスコとは、カトリック教を布教に来た、修道士の名前に由来しますし、あのイタリアのサン・フランチェスコ(アッシジの守護聖人)との関連すらあります。また、ロスアンゼルスとは、「天使(=The Angels)」を表すスペイン語です。 ベイエリアのクルーズ船や、アルカトラズ島まで行くフェリーボートのような大型船以外にも、ヨットが時々優雅に姿を表します。ロスアンゼルスにも、マリナ・デル・レイ、サンタモニカ、ヴェニス・ビーチのような若者文化を発信してきた海のリゾートや街があります。サンフランシスコの海辺は、フィッシャーマンズワーフという一帯が歓楽街です。フィッシャーマンズワーフには、ロブスターや、ダンジョネス・クラブ(名産のカニ)を美味しく食べ、クラムチャウダー(あさりのポタージュ・スープ)をホットにいただけるシーフードレストランがたくさんあります。ピア39のような、ギフトショップやレストランを集めたアミューズメント・ピアもあります。 「Sea Lions」の看板をたどると海辺に出て、ラッコやあざらしを見ることができます。 サンフランシスコは、19世紀半ばのゴールドラシュで発展をとげました。サクラメント近郊で偶然金塊が発見されて以来、一攫千金を夢見る者たちが大挙して押し寄せ、様々な商売人が出てきて、また、偉大な事業家も輩出し、大陸横断鉄道敷設工事で多くの中国人移民がやってきて以来、街の中に、全米でもいちばん大きいチャイナタウンができました。今でも、中国人が多い町です。ロスアンゼルスはメキシコに近いせいか、ヒスパニック(スペイン語を母国語とする移民)、特にメキシコ人が多い印象です。 ダウンタウンという、商業の中心地に行ってみれば、サンフランシスコには、ユニオンスクエアがあり、ロスアンゼルスには、ロデオ・ドライブがあり、高級ブティック始めショッピングを楽しめます。また、どちらも、海に面した港町の雰囲気をもっていて、夜景が綺麗なスポットも持っています。また、ロスアンゼルスにはハリウッドという映画産業のメッカがあり、ビバリーヒルズというセレブの高級住宅地があることも忘れられません。好対照な面もあり、また、よく似た面も併せ持つこの二都市のバックグラウンドには、華麗で多くの人を引き付ける魅力を感じますね ホリデイツアーに関してはこちらをご覧ください。 ブログランキングに参加しています。応援のクリック宜しくお願いします。 にほんブログ村ポチッと 人気ブログランキングへポチッと
真夜中の電話はSOSのサイン! 2012-02-03 00:53:40 | ホリちゃんその他 ホリちゃんです日本も寒い日が続いています。ツアーも1月・2月は少なくて、時間があるときに仲間で集まって情報交換??に名を借りた「愚痴」の言いあいがあるんですが、意外とこの愚痴と他人の体験の中に、貴重な情報やヒントがあったりしますので、やはり、愚痴の言い合いは、立派な情報交換になっています さて、私たち添乗員は、旅程管理者で、予定通りいって当たり前、お客様にとっては、うまくいくのが当たり前なのです。だから、うまくいっていて、何の問題もないときは、「おかげ様で快適にすごしています」などという連絡はないわけで、電話がなると、ほぼ100%の確率で、「何か困ったこと」になるわけですそれも、夜中に鳴る電話は不吉の知らせで、「ああ、何か良くないことが起きている」という直観で跳び起きます 昨年あった夜中の電話もかぞえきれませんが、主なものを挙げてみます。まず、いちばん参ったのは、このブログでも「添乗員が眠れない夜」というテーマでお伝えしましたが、お客様がバスタブで滑って転倒し、骨折したこと救急車を呼んで、病院に通訳を兼ねて付き添いで行って、ほぼ徹夜、フラフラというのがありましたね。 それから、事後処理でいちばん困ったのは、バスタブにお湯を溜めている間に、夫婦二人とも眠ってしまって、お湯が溢れだし、お部屋のカーペットやベッドの回りだけでなく、部屋の外へも溢れだし、フロアのカーペットの一部と、向かいのお部屋の一部にも「浸水」してしまい、ホテルのゼネラル・マネージャーにも呼び出されて、こってり油をしぼられましたから、このときも徹夜!!(ダメージを受けたフロア面積+修復家具・備品)×売り物にならない日数というのが、ホテルの請求額の根拠になります海外旅行保険で処理できたからよかったけど、入っていなかったら、日本円で約50万円の個人負担ですいま、一世を風びしているクレジットカードの保険というのは、死亡と疾病・治療しかカバーしないものが多いから、要注意ですぞ つい最近あったのは、テェックインのときアサインされたお客様のお部屋のすぐ近くにフィットネスセンターとサウナがあって、人の話し声と器械の騒音で眠れないというもの早速部屋を変更してもらう交渉のため、フロントへ一目散しかし、このときは満室で明日の朝まで待てと言います。もともと欧米のサービス業の人たちは「頭が高く」あまりお客様に頭を下げません。「人ごとだと思って!随分だ!」と切れそうになりながら、それでも、表面上は紳士的に、「眠れないとおっしゃっているのだから、明日の朝まで何の対応もしてくれないことによって、業務上の支障が出てきたり、持病もお持ちなので、身体に異変が生じたりしたら、ホテルの責任を問うことになる! その件をはっきり書類に一筆欲しいのでゼネラル・マネージャーと話がしたい」と突っ込みを入れて、ホリちゃんも反撃に出ますすると、しばらくして、普段はグループの人には絶対にアサインされない、スイート・ルームへの変更を追加料金なしで認めてくれたのです言っておきますけど、元来ホリちゃんは、とても遠慮深い性格で、奥さんのマチルダにですら、ものを言うときに色々気を使うのですしかし、この仕事は、図々しく、押しの強いものが勝つ「弱肉強食」の世界でもあるので、ここが勝負だと思ったら、強く言わないとダメですそういえば、かつては大和なでしこみたいだった女性の添乗員さんの多くが、強く、逞しく、図々しくも見えるようになってしまったのもやむを得ないことかも?? もちろん、夜の電話がいつも深刻なものばかりではないわけです。「キーカードを部屋に忘れたままうっかり出かけてしまって、入れない、どうしよう?」とか、「明日の予定をもう一回教えて!」とか、他愛もない(失礼、本人にとってはけっこう深刻なこと)こともあります。他にも色々言いたいことはあるけど、愚痴をこぼすことになるので、これくらいにしておきます ホリデイツアーに関してはこちらをご覧ください。 ブログランキングに参加しています。応援のクリック宜しくお願いします。 にほんブログ村ポチッと 人気ブログランキングへポチッと
豪雪とフライト欠航の危機をのり越え、美味しい食事! 2012-01-31 17:33:01 | ホリちゃんその他 ホリちゃんです何年経験を積んでも、フライトキャンセルと聞くと、「これはただ事ではない」と驚くわけです1人や2人の旅行と違ってツアーでは、大人数の座席やホテルを何とかしなくてはならないからですこの時期のアメリカ中西部、特に5大湖周辺の空港は鬼門ですニューヨークからシカゴへ飛ぶ日、ホリちゃんは、不安でなりませんでした。何故なら、前々日と前日、シカゴの天気が荒れてストームのようになり、シカゴ発着の飛行機が何千便も欠航になったからです当日になって、天気が回復し、夕方から夜にかけて、フライトは再開しつつありましたが、まだまだ、オヘア空港は混乱を極め、ホリちゃんたちのフライトも、小刻みに遅れていく、嫌な流れでした。こういうとき、よく欠航になるのは、過去の経験値から虫の知らせでわかるわけです お客さんとは、シカゴの話しをしながら、なるべくマイナス志向の暗いムードを追い払おうと努力していました。ホリちゃんたちのフライトは何時間も遅れるうえに、後便であるはずのフライトが逆に早く飛び立つことになって、あまり何度もカウンターに質問に行くホリちゃんを疎ましく思ったのか、航空会社も、「3席空きがある。3人だけだったら先に飛ばしてやる」などと言って、揺さぶりをかけてきます。しかし、ツアーとは、全員同じフライトで飛ばないと意味がない。旅程管理上、また追加の費用と余計なトラブルの温床となる!もう、限界かと思った瞬間、目を疑いました。予定の搭乗ゲートに機体が現れ、搭乗予定時刻が表示され、ホッと一息つけたのです。それまで、マイナス15℃くらいの大寒波と豪雪から、一転して気温が上がり、プラスに転じていることもわかっていました。シカゴへは、おかげ様でその後は無事飛べました。 ホテルはシカゴ美術館の近くで一等地でした。ここにも、ゴッホやルノワールの作品があります。周りは、マグニフィセント・マイル(黄金の1マイル)とよばれる、スカイラインの綺麗な高層ビル街です。着いた翌日、ローリーズ・プライムリブという名門店で、シカゴ名物のステーキをいただきました。プライム・リブとは、アメリカ式の言い方で、要は分厚いローストビーフですね。 賞味する前に、ワゴンでデモンストレーションに来て、1人1人、サイズや焼き加減を聞いて、野菜や付け合わせの選択肢も多いため、添乗員は通訳も大変です。 ワインの選定もソムリエが相談にのってくれて、産地はカリフォルニアでもブドウの品種は「カベルネ・ソービニョン」でした。 これで、すっかり元気を回復した団員の皆さんは、ジョン・ハンコックセンターなどの展望台にのぼったり、ジャズを聞きに言ったりして、シカゴをエンジョイしていました 今回はフライト欠航の一歩手前で何とか回避できたケースですが、実際に欠航にあってしまったとき、どう対処したかに興味がある方は、「ポーランド直行チャーター便」とか、「カナダの紅葉ツアー」、「アイスランドの火山灰のときのドイツツアー」関連の過去のブログもぜひ見て下さい! ホリデイツアーに関してはこちらをご覧ください。 ブログランキングに参加しています。応援のクリック宜しくお願いします。 にほんブログ村>ポチッと ポチッと