

ホリデイの「充実のオランダ・ベルギー」は絵画


でも一口にオランダ・ベルギーと言ってもこの二つの国は全然違う

17世紀はオランダの黄金時代

カトリックでがんじがらめのスペインから独立し



貧乏は神様から与えられた罰である


が合言葉のプロテスタントを支持し
商人たちが初めて国を率い

大海原に出て行き


東インド会社という利益




一躍世界のトップに躍り出た



その時まだベルギーは国として存在せず

カトリックを支持しスペインの一部にしか過ぎなかった


だ・か・ら
オランダの絵画が静物画や人物画や風景画などに対しリビングルームにぴったりね~
ベルギーは相変わらずの宗教画教会に飾るからおっきい聖書画がいいなぁ~
で今日の主役はフェルメール


17世紀オランダ黄金時代にまさにデルフトで生きた画家だ

フェルメールに関してはあまりよくわかっていないが

多分この辺りで1632年に生まれて

新教会で洗礼して

8歳でメッヘレンへ引っ越し

20歳でカタリーナと結婚するため市庁舎に公告を出し

同じ年に聖ルカ組合に入り画家として一人前に独立し

36点

43歳で亡くなり旧教会のどこかに葬られこの塔傾いているのわかっていて最後まで作っちゃったの

翌年には奥さん自己破産

これみんな歩いて数分の距離ですから

まさしくデルフトで産まれて生きて死んだ画家

でも奥さん自己破産って・・・尋常じゃない

まさかね


ウルトラマリン


このフェルメールブルーとも言われるウルトラマリン


天然ウルトラマリン


デルフトには東インド会社の港があるからそこで仕入れたのかしら


でもこのウルトラマリン


普通の画家はもったいないから聖母マリアのマントくらいにしか使わないのに
フェルメールったら少女のターバンだの

女中さんのエプロンだの

あ~あたくさん使っちゃっているもの


だから奥さんフェルメールが亡くなってから自己破産しちゃったのかな


芸術家の奥さんも楽じゃないのね




フェルメールの絵画もデルフトの町も思う存分楽しめますよ












