ホリデイ現役添乗員日記

近畿日本ツーリスト ホリデイ現役添乗員が新鮮な情報をそのまま皆様にお伝えします

春らんまん オランダの風車とチューリップ

2011-04-28 08:50:25 | ホリちゃんオランダ・ベルギー
ホリちゃんです。1年のうち、主に今しか、つまり4~5月しか行かないオランダ・ベルギーに行ってきました。その牧歌的光景とチューリップ畑に癒されてきたので、今回はいつものように口数を多くしないで、花が満開になったらどうなるか!を写真を通して徹底して伝えるようにしましょう。

   

まずは、風車。オランダのイメージそのもの。

   

オランダ全土にまだまだ風車は、分散して残っているものの、キンデルダイクは、19基まとまって残っている景観も評価されて世界遺産になっている希少価値の高いところです。

   

クルーズもできるし、また、風車のすぐ近くで食事もできます。

   

   

   

さて、今度は、キューケンホフです。アムステルダムから行ってもそう遠くないリッセの町に、チューリップやヒヤシンスや水仙、八重桜などが咲き乱れる32haの花公園があります。

   

公園内の風車の2階に上がってチューリップ畑を見渡せば、まさに花の絨毯!圧巻です。

   

   

場内のメインルート中心にこのような大きな案内標識が出ていて迷うことはありません。

   

メインルートを歩きながら、このような花畑や花壇を堪能するのです。

   

   

   

   

   

各パヴィリオンの中は、オランダ式フラワーアレンジメントも見られ、洗練された芸術性を鑑賞できます。

   

   

   

   

   

   ふと、外に出て歩くとまた、花が咲き乱れる。

   

   

   パヴィリオンは温室でもあり、エキシビジョンもある。

   

   

出入り口はいつもにぎわっています。

   

子供も大人も楽しめるアトラクションもあります。

   

オランダ人に言わせると、高齢者と外国人が多い、若者は少ないということですが、どうしてどうして、歩いていると若いカップル、それもベビーカーを引いたカップルにもよく出会った。バリアフリーにも気を使っているからです。

   

今年でなくても良いから、春らんまんの4~5月を狙って、チューリップ満開のオランダへぜひ、ホリデイツアーで来て下さい。

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ただいまメムリンクと格闘中

2011-04-27 20:10:21 | デイちゃんオランダ・ベルギー
デイちゃんです

昔々太古の昔添乗員になったばかりの新人デイちゃん
今と同じように日々不安を感じていた
いったいいつになったら暮らしが楽になるのだろう
じっと手を見て溜息をつく

お金のことじゃありませんよ
お金持ちになりたかったのなら
初めからこの仕事は選んでおりません旅行業はお金には縁はございません
そうじゃなくてこの仕事難し過ぎるの頭も悪いんだけどね
初めのうちは5年位したら安心して次の添乗に行けるのかななんて甘い妄想を
もう○○年もやってるのにまだ次の添乗が不安
泣きごと言っても誰も助けてくれないので
不安を打ち消すためにはただひたすら勉強するのみ
最近毎日徹夜で勉強してます昼間は寝てます

ところが時々勉強にはまっちゃったりして・・・どうせだったら学生の時に勉強にはまれば違った人生だったのにバカ
なんと言っても中世のフランドルの絵画は特に絵解きがわかるとはまる
まるで算数決して数学とは言わないの難しい問題を解いたようなめくるめく快感

例えばこれメムリンクの聖カタリナの神秘の結婚


ブルージュにはブルゴーニュのマリーさんという大変美人な公国跡取り娘がいたのだが
25歳で落馬してあえなく天に召され
たまたまハプスブルグのマクシミリアンと結婚していたので
それからフランドルはハプスブルグに支配されるとんだ災難

その絶世の美女マリーさんのデスマスクからお顔を描いた聖カタリナ
やはり大変な美人でもてるもてる
でも夢の中で赤ん坊のイエスからあなた美人じゃないから結婚しないと断られ
そんな馬鹿なと大変ショック私以上の美人がどこにいる
でも後にキリスト教の洗礼を受けたら
夢の中で晴れてイエスから婚約指輪を貰ってる赤ん坊なのにとか言わない
でも当時キリスト教徒は迫害されていたから
車輪にひかれて後に殉教
だから聖カタリナの足元には車輪が置いてあるわかりやす~い

マリアの右側の美女は聖バルバラ
彼女もお父さんに悪い虫がつかないように悪いキリスト教にかぶれないように
高い塔に閉じ込められた
でも駄目と言われると惹かれるの内緒内緒でもキリスト教徒になっちゃった
後にお父さんに殺され殉教したから聖バルバラの横にも一目で彼女とわかるように高い塔

この画はブルージュの聖ヨハネ病院の為に描かれたので
聖ヨハネもふたり描かれている名前は同じだけど違う人

ひとりはマリアの左側の洗礼者ヨハネ
となりにいる子羊彼がヨルダン川で洗礼したイエス時々子羊で表わされるの

左の画にはヘロデ王に切られた洗礼者ヨハネの首を
サロメが嫌々受け取っているだってママが踊りのご褒美にヨハネの首がほしいって言ったから
でも大丈夫よく見てちゃんと天から神が見守っているヨハネちゃん天国で待ってるからね~

もうひとりはマリアの右の使徒ヨハネ
異教徒から毒を盛られてもなんともなかったので
これみよがしに毒杯を持ってるやーいやーい俺は不死身だぞ~

右の画には使徒ヨハネが何やっても殉教してくれないのでいい加減に死んでくれないかな~
面倒なのでパトモス島に流しそこで黙示録を書いているところこれがヨハネの黙示録

使途ヨハネが見ている夢の中で神の封印をなんと子羊がせっせと解いちゃってる困るな~
ところが出てくるのは希望じゃなくて災いばかり
1つめの封印を解くと侵略を表す弓を持つ騎士が乗る白い馬
2つめの封印を解くと内乱を表す大きな剣を持つ騎士が乗る赤い馬
3つめの封印を解くと飢餓を表す秤を持つ騎士が乗る黒い馬
4つめの封印を解くと青白い馬には死そのものを表す黄泉が乗っていたきゃあ~怖~い

こんなの見させられちゃ使徒ヨハネだってさぞかし夢心地は悪かったと思うが
正確に著述して人々に伝えないとねじゃないと神様に怒られちゃうしね

フランドルの宗教画って面白いでしょう

皆さまもホリデイの「充実のオランダ・ベルギー」で実物のメムリンクの画を見てね~
お待ちしております

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シャトーホテルで黒猫と優雅なひととき

2011-04-25 18:22:21 | デイちゃんフランス
デイちゃんです

ホリデイの「美しきフランス8日間」
昔からフランスの王侯貴族もたくさん城館を構えたロワール川流域にあるシャトー・ド・ロシュコットに泊る

シャトーホテルよシャトーホテル
一度は泊ってみたい憧れのホテルじゃないですか

そしてら運転手さんたら
な~に言ってんだぁフランス人に騙されちゃなんね本当のシャトーホテルなんて滅多にないんだ
CHATEAUじゃなくてMANOIR小さめの古城とでも訳しましょうかだぜきっと

運転手さんいわくシャトーホテルなら塔があるはずだ
そうじゃなきゃ俺は認めねけっけ

あっそうふ~んでもね
塔があるようなシャトーホテルじゃ困るのよデイちゃんの長年の経験

だってそしたら本当の本当の中世の古城
城主はひとり奥方もひとり
その他大勢は召使いとか下手すれば罪人でしょ
部屋に格差がありすぎてとても団体向けじゃないのおまけにお化けでも出たらどうする

そうこうするうちにバスはシャトーホテルの門に到着~
さてシャトーホテルはどこどこどこどこ~
バスは進めどシャトーホテルは見えず
お庭を5分くらいどんどん上って行くと
こりゃ本物だぜ運転手さんも認めた

こんなところでおしゃべりした~い

こんなところで新聞でも読みた~い

こんなところでお食事した~い

お部屋はそれほど広くはないけど充分なつくりベッドカバーを外すとツインベットです

それぞれのお部屋は広さや色彩から家具から全部違うけどどれも素敵

ロマンチックぅ~優雅におやすみなさ~い


・・・翌朝
朝食を食べていると足元で何やらごそごそうごめいている

黒くて生温か~い・・・ぎゃ黒猫

はよ食べや

はよこっち来い


遊びたいのはわかるけど添乗員ってこれでも忙しいの特に朝は

知らん知らん

はよこっちはよこっち

どこに行くの~待って~あまりのかわいさに仕事を忘れ猫を追う馬鹿なデイちゃん

すると・・・そこには見事な藤棚が

高台からの景色もきれい


ありがとう黒猫ちゃんデイちゃんに教えてくれたのね~

いんやただ喉が渇いただけや・・・なぜ関西弁・・・

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ブヴロン村でブヴロンを食べる

2011-04-23 17:58:13 | デイちゃんフランス
デイちゃんです

ホリデイの「美しきフランス8日間」でフランスの田舎に行ってきた
もちろんパリとか都会もそりゃそれで魅力的だけど
フランスはやっぱり田舎がいいな

で行ってきました本当に何にもない田舎の村
でもフランスで最も美しい村ブヴロン・アン・オージュ


時は春まっさかり
ブヴロン村に近づくにつれりんごの花が咲き乱れ

や羊もりんごの木の下でのんびり草を食んでいる

そうここはシードル街道


ノルマンディーは一年365日のうち
400日雨どんよりんなわけない
だからせっかくのおいしいフランス料理にあうワインが作れない太陽がないとぶどうが育たないの
なんとかならないなんとかしなくちゃ
そこで雨どんよりでも頑張って育つりんごを使ってお酒を作ったのが

ノルマンディー名物生シードル
アルコール分は3%位なのでシードルは変質しやすい
長い距離を移動させると味が変わってしまう
本当の本物の生シードルはノルマンディーでしか飲めない
りんごをすりつぶして発効させて粕をしぼりとっただけなので
の中にかすかなオリがよどんでいて
甘くてちょっと酸っぱくてさわやか~

そのシードルを蒸留して樽に寝かせたのがカルヴァドス要はりんごのブランデー
デイちゃんお酒に弱いんだけどカルヴァドスは香りがとってもいい~

ちょっと早めにブヴロン村に着いたので
デイちゃんたち一行は町にただ一軒しかないパン屋に直行

狙いはただ一つ
ブヴロンケーキが食べた~い売り切れだったらどうしようドキドキ

まっホリデイはシードルの試飲をするためにブヴロン村に行くのだが
デイちゃんはブヴロン村にはブヴロンケーキを食べるために行くきっぱり


りんごのケーキをクレープで包んでカルヴァドスの香りがとってもさわやか
お・い・し・い~
本当に田舎で何にもないところなのに
このレベルの高さったら驚きしかも普通のパン屋ですよ
パン屋のお姉さんも日本人がよく二人で半分こにするのを見ているせいか
切りましょうかと言ってくれるが

でもひとりで全部食べられますからデイちゃんの場合食べやすいから切ってもらうだけ


もちろんシードルの試飲もしましたよ忘れてませんよ~

小さいアップルパイとかりんごも用意してくれて

シードルもお・い・し・いさっぱり中辛お食事に合いそう~

フランスで最も美しい村の楽しい午後のひとときでした
次は皆さまもホリデイでフランスに来て体験してみて下さいねお待ちしております

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フランスからの切なる願い

2011-04-21 18:16:49 | デイちゃんフランス
デイちゃんです

春が来てホリデイ新作パンフレットの一本目「美しきフランス8日間」に行ってきた

期待が高まるが何せ一本目なので
時々ちょっとしたハプニングがおきるそれもひとつの旅の楽しみってそんなわけない

今回は昼食がジベルニーのモネの家に行く途中の田舎のクレープリーで手配されていた
画家のモネは変わり者デイちゃんの前のブログも読んでね~

楽しみだな~ガレット要はそば粉のクレープなんだけど
いかにもフランスのおっしゃれ~な昼食じゃないですかうきうき



ところが・・・住所がね・・・本当に観光地じゃなくてど田舎
観光の時ガイドさんに聞いてももちろん運転手さんも誰も知らない行ったこともない
まあ大丈夫そのためにナビがありますからこれさえあればどんな方向音痴でも平気~

さあ~やっと着いた店名も合ってる多分ここだ

でも・・・レストランの人いきなりぞろぞろ入ってきた日本人に・・・あなたたち何?

はあグループなんですけど・・・予約がないとは言わせないあーだこーだどーしたこーしたデイちゃん悪戦苦闘
するとその時颯爽と間に入ったのはお客で来ていたおじいさん
大丈夫わたしにまかせなさい
流暢な英語フランスでは滅多にいないでデイちゃんにそう言うと
レストランの人とあーだこーだどーしたこーしたなぜかデイちゃんの代わりに奮闘
君たちの席はここでいいかな?メニューはこれとこれと・・・あっデザートはねなんかお好みのものを何でもどうぞと言ってるよ

そんなわけないだろうって再度聞いてもみんなにこにこしてうなずくばかり
ではお言葉に甘えて~こんなに食べたうまかったうまかった




お腹がいっぱいになって超満足
そこへさっきのおじいさん
どっから来たのそうか日本か今回の地震は大変だったね実は・・・
そうこのおじいさん元フランスの原発の技術者で何回も日本に来ていた人だった

フランスは第二次世界大戦でドイツに占領されたのを苦い教訓とし
国策としてエネルギーを一部の産油国に依存しなくて済むように
国家自立の為に原子力発電を推進している弱みを握られて産油国のいいなりにはなりたくないの
その率80%世界一高い比率だ
また原子力発電所は温水を周りの農家に供給出来るので
とか羊とか草を食んでるのどかな風景の中に
突然原子力発電所の蒸気があがってびっくりしたりする

おじいさんの日本の思い出話なんかを聞いていると
突然もう我慢出来ないと言わんばかりにおじいさんの妻が切々とフランス語で割り込んできた
お願いだから日本の原発で危険な作業をしている人を何とかして

フランスでもNHKニュースが国営テレビでも放映されていて
一般の人でもよく原発事故のことを知っている
自分のご主人もかつて同じ仕事をしていたからとても他人事ではないんだろう

なぜ日本は文明国なのにベットもない雑魚寝で食事はレトルトおまけにシャワーもない状況でいつまでも危険な作業をさせているのフランスだったら暴動が起きるぞ

いつのまにか店内は大盛況地元で人気のクレープリー

そのほとんどの人が大きくうなずいて話に割って入ってくる
なんとかすべきだ気の毒過ぎるそーだそーだひどいぞ~

・・・このブログはホリデイをもっとよく知っていただく為に書いているのだが
デイちゃんも今回ばかりはそんなこと言ってはいられない最近いつもだけど

東電の皆さま!作業員のかたは文字どうり命懸けで働いています
せめてきちんと寝かせて食べさせてお風呂にも入れてあげて下さい
世界が見ていますこのままでは日本の恥です

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セーヌ河左岸で頭を使い右岸でお金を使う

2011-04-19 04:30:44 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです。パリの街の散策は、その都度発見があって楽しいものです。良く知っているものを実際に自分の目で見たときの「確認」の喜び、それから、知らないもの、予備知識がなかったものとの出会い、知っているものが、違った角度から視界に入ってきて再発見する喜び、こうしたことが、パリの散策では、日常的にかなり高い確率で起こるのです。ところで、フランスで昔から言われてきた言葉の中に、「人はセーヌ河左岸で頭を使い、右岸でお金を使う」というコメントがあります。フランス語原語では、
On pence et depenses という格言になっています。

   

パリの発祥の地、シテ島には、フランス人すなわち全カトリック教徒の心のふるさとであるノートルダム寺院が建っています。ここは、ゼロマイル地点でもあり、パリから他都市への距離を算出する起点として、日本橋の役割を果たしています。ここから、セーヌ河左岸に渡ると、本当に知的で「頭を使う」雰囲気があります。

   

サン・ミシェル大通りやサン・ジェルマン大通りが近く、カルティエ・ラタンという学生街にすぐ入るからです。パリ大学、そしてその中でも神学と哲学を中心に扱う人文学部はソルボンヌとよばれます。そうした学生が立ち寄るだろうと思われる古風な本屋さんが軒をならべ、このデジタルの時代にあっても、何の違和感もなく周りの景観に溶け込んでいます。

   

また、パンテオンやフランス人にとっての聖地であるサン・ジュヌビエーブの丘があります。

   

カルティエ・ラタンの近くには、学生の絶好の散策と憩いの場であるリュクサンブール公園があります。

   

サンジェルマン・デプレ教会の界隈に来てみると、ルイ・ヴィトンのブティクがあったりして、観光客がいっぱいいますが、かつて、サルトルやボーヴォワールなどの実存哲学者たちが通った有名なカフェがあって、基本的には「頭を使う」雰囲気です。

   

カフェ「ドゥーマゴ」やカフェ「フローリアン」は、そうした哲学者ゆかりの代表的なカフェです。ただ、サルトルなどは、エスプレッソかカフェ・クレーム(カフェオーレ)一杯で3~4時間も粘って、床には、煙草の灰をいっぱい落として帰るので、あまり評判は良くなかったようですが、ここで彼らが執筆したり議論したりしていたという事実から知名度が上がってお客さんが大勢来るようになったので、お店はもとを取れているはずですけどね。今でも、コーヒー一杯で2~3時間居ても、文句を言われない、というのが、パリのカフェの伝統であり良さですね。

   

セーヌ左岸の地元の人にとっては、静かに祈りまたミサに出席する神聖なる教会であるサン・シュルピス教会もあります。3年前くらいに、ダヴィンチ・コードがブームになったときは、映画や小説の舞台となって、祈りやミサとは無関係の観光客が大勢訪れて迷惑したことと思いますが、そのブームはすぐ終わってホッとしました。確かに、こうしてみると圧倒的に左岸では、頭を使う場所が優勢で知的な雰囲気がありますね。でも、そればかりではなく、エッフェル塔のような代表的観光地もあります。国鉄モン・パルナス駅界隈に行くとデパートやブティクが立ち並び、お金を使う場所には事欠きません。

  

一方、セーヌ河右岸は、商業施設が多く、買物したり、夜も歓楽街として有名な場所があります。モンマルトル界隈は、その一つで、丘のふもとには、フレンチ・カンカンの踊りをみせてくれる「ムーランルージュ」があり、ロートレックやユトリロの時代から「赤い風車」のシンボルとともに良くしられたナイトクラブでした。

   

シャンペンを飲みながら、大人のエンターテインメントとしてのショーを楽しんだり、
カップルでダンスを楽しんだりするところが、フランス語で言う「キャバレー」です。

    

同じようなナイトクラブがシャンゼリゼ大通りにもあります。「リド」と言います。ムーラン・ルージュと並んで、パリの2大ナイトクラブです。リドでは、ブルーベルガールズというスリムで長身の女性ばかり集めて、アメリカンスタイルのレビューショーを見せてくれます。

   

もともと高級ナイトクラブですから、入場もそんなに安くありませんし、好きなように飲んでいると、とんでもない金額になりがちです。昼間、買物でにぎわうところは実にたくさんあります。オスマン通りのデパート街、オペラ座界隈、サントノレ通り、マドレーヌ寺院周辺、等々まだまだあります。しかし、お金を使うところは右岸では優勢ですが、ルーブルやオランジュリーといった美術館をはじめ、カルチャーに触れるところもあるのは言うまでもありません。下の写真はオルセーで、左岸です。

   

セーヌ河の流れる進行方向に沿って、左側を左岸、右側を右岸と言いますが、雰囲気が違うことは良く分りますね。パリの街は懐が深く、何度行っても飽きることはありませんから、一度行った方も、それで満足していないで、ぜひリピートして下さい。皆さんとホリデイツアーでパリに行くのを楽しみにしています。フリータイムもしっかり取れるツアーが多いですよ。それに、添乗員がついていれば安心ですね。

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時間の止まった街、アッシジ

2011-04-17 19:12:38 | ホリちゃんイタリア
ホリちゃんです。日常忙しく、時間に追われている方にとって、時間を忘れることが「癒し」になります。そして、海外旅行の楽しみは、「非日常」体験です。分刻みに時間に追われることが「日常」とすれば、時間を忘れることが「非日常」になる。そんな体験ができそうな街が、アッシジなのです。イタリアのウンブリア州には、小さくても個性ある小都市がいくつもあります。中でも、ブドウ畑やオリーブの林、糸杉などを眺めながら行ける、丘の上の街、アッシジは特異な魅力を放っています。街中に一歩入り込んだとたんに、13世紀のイタリアにタイムスリップし、あたかもそこで時間の流れが止まったかのような錯覚に陥ります。

   

   

そんな個性的な街の現在の姿は、昔の修道院の創始者、サン・フランチェスコの生涯と深く拘わっています。サン・フランチェスコ大聖堂を「観光地」として見るだけで終わってしまうのは、もったいない話しです。

   

メインストリートは一本だけですが、脇道と合わせて、歩けば歩くほど発見があるところです。アーチ型の門をくぐってから、振り返ってみたり、階段を上がってから下を見たりすると時々、ハッと息を飲む美しさ! そんな歩きながらの写真スポットの発見にも事欠かないところです。

   

イタリアは、イギリスやフランスと違って、国が一つにまとまるのが遅く、ようやくまとまったのは19世紀になってからでした。11世紀から12世紀にかけて、イタリアにはコムーネとよばれる独立都市国家が多数乱立して、お互い、覇権争いをしていました。ウンブリア州の州都はペルージアという隣町です。こちらは、州都ですから、行政的にはミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマと全く対等です。しかし、多くの観光客が訪れるのは、アッシジの方です。アッシジのかつての富裕な商人の息子だったサン・フランチェスコは、当時の青年の嗜みである武芸に熱心で、「いつかは戦場で武功を立てる」という当時の青年らしい夢をもった若者でした。それが、宿敵ペルージアとの闘いで負傷し、敵に捕虜として捉えられてから、人生観が180度変わってしまったのです。もうそれは、回心と言っても良いものでした。裕福な父親が払った身代金のおかげで、開放されて帰って来てから熱病にかかり、生死の境を彷徨い、どうも、そのことが回心と深い関係があるようです。とにかく自分の夢である、戦場の勇士になるのでもなければ、父親が望んだような立派な商人としての跡取りになるのでもない、祈りと信仰、そして貧しき者への奉仕活動や救済活動に生涯を捧げると決めたのです。そして、彼に共鳴した聖キアラと行動をともにし、ローマ法王の認可まで得て聖フランチェスコ修道士会を創始するのです。

   

聖キアラは名門貴族の令嬢だったのに、周囲の期待とは全く逆の女性修道士として、信仰と奉仕の生涯をおくるのです。この二人は、聖人君子しかできないことを行ったために、後世、世俗的な意味でも「聖人」に祀り上げられるようになるのです。

   

旧市街の中心、コムーネ広場は、今でも、13世紀、聖フランチェスコが生きて活動していたときの雰囲気そのものです。

   

今でも、黒装束で縄の帯を締めた修道士に街で出会うこともあります。縄の帯の3つの結び目は、「清貧」「貞潔」「服従」を表します。丘の上にあり、急な坂や階段の多いアッシジの街は、歩くのは少し大変ですが、起伏と景観の変化を楽しめます。

   

  

そして、歩いていると映画の中にいるか、絵画の世界に引き込まれた陶酔感を感じることもあります。

   

   

   

宗教都市につきものの抹香くささはあまり感じることなく、そのような聖人君子が存在したこと自体、なるほどと素直に信じられる、それだけ聖フランチェスコの活動や生涯が、臨場感をもって体験できる魅力をもった街です。

   

聖フランチェスコ大聖堂の中に入ると、その生涯を描いたジョットやチマブーエの壁画
がありますが、小鳥にも説教をして、隣人愛を説いたという高潔な聖フランチェスコがまるで今でも生きているかのような感動があります。そして、アッシジの街を出る頃、確実に頭脳の洗濯を終えて心が洗われたような感想が残るのです。普段だったら、とうてい信じられず、うさんくさい疑惑に捉われる私達を納得させ、実際にあったに違いないと信じさせる力がアッシジにはあります。ぜひ一度、ホリデイツアーでアッシジに行ってみて下さい。

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日本も「エコ・フレンドリー」になれる

2011-04-14 20:38:49 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです。毎日のように、余震が続く東日本ですね!中には、余震とは思えない
また、大がかりなのが来た!!と、怖気づくのもありますね もうこれは、長期戦しかない。せめて、政府やマス・メディアには、情報を操作して「楽観的な」報道で、安心させるふりをして、国民を欺くのではなく、国民にとっては、たとえ聞きたくないことであっても、「真実」を伝えて欲しいと要求したいのです。今起こっている本当のことと、考えられるリスクを国民の前に明らかにしてもらうのでなければ、原発事故処理に向けての抜本的対策は、進むことにはならないでしょう

前に計画停電の発表があってからは、日本全体で「節電」モードになり、駅でも、商店でも役所でも、会社でも、「前に比べて暗くなったな~」と実感します。照明を明らかに落としていますし、電力消費量も目に見えて減ったようですね。結果として、計画停電は行わない、という結論になったようです。やればできるではないですか 国民の創意工夫の力を侮ってはいけません。鉄道をストップさせて、帰宅難民を生み出したことや、生産・物流機能を後退させたことは、事故後にとった対応としては最悪だと思います。病院など、「本当に」一瞬といえども停電が大問題になるところまで、無差別に止めてしまったのでは、「無計画停電」であり、「強制的致命的停電」ではないですか

プリプリしているだけでは、仕方がないですから、前向きな話をしましょう。以前から、ヨーロッパに行って、「環境に優しい」と感心したことをお話ししましょう。昔の話になりますが、自動車というものが世の中に広まり始めた頃から現在に至るまで、排気ガスによる大気汚染を恐れて、自動車の乗り入れを徹底して規制している、スイスのツェルマットのような町があることはご存知かもしれません。しかし、街中の色々な条例以外でも、民間で実施されている省エネ対策で、素晴らしいものがあります。

   

ツェルマットに限らず、また、スイスに限らず、広くヨーロッパのホテルで実施されている節電方法があります。まず、ホテルの廊下を歩いてると「あれ、電気がついていない、暗い」と一瞬思うのですが、センサーが人を感知すると、人が歩いている間は、電気が灯ります。そして、数分、無人の時間があると自動的に電気が消えるのです。また、部屋に入ると、壁にボックス型の装置があって、キーカードを入れると、マスタースイッチとなって、電気が灯るのです。当然、外出して部屋に人がいなくなるときは、キーカードを持って出ますので、自動的に電気は消えています。何とも賢い節電ですね。地方のリゾートホテルだけでなく、大都市のシティホテルでも良く採用されています。

   

ヨーロッパのホテルで、感心させられるのは、それだけではありません。バスルームで良く注意事項として貼り出してあるのですが、タオルを取り替えて欲しい場合は、床に置くか、バスタブの中に突っ込んでおいて下さい、という注意です。日本人的几帳面さで、畳んでもとの位置にタオルを掛けておくと、必要ないと思われて、取り替えてくれていないことが良くあります。日本的な至れり尽くせりのサービスに慣れたお客様がとまどうことですが、これは「サービス低下」ではなくて、「環境保護」なのです。「ケチ」ではなくて、「エコ」なのです。なぜ、環境保護になるのかというと、総体的に洗剤使用量を減らすことができるので環境汚染対策になるからです。

ホテルの外へ出ても、省エネ、節電はあちこちで見られます。例えば、フランス新幹線(TGV)が発着するれっきとした国鉄の駅の照明で、この程度ですよ!

   

シュトラスブール駅のプラットホームの様子ですが、もちろん「明るさ」がもっと求められるところでは、しっかり明るくしています。合理的です。

   

ウィーンの地下鉄駅の構内ですが、一般道路と同じく人がただ通り過ぎるだけのところは、日本の常識より、ずっと暗いです。

   

ホテルやレストランも間接照明を好み、高級感やシックな雰囲気をかえって演出できるのです。レストランにしても、ブティクにしても、不必要に明るくしてありません。それと、最大の省エネ・節電は、お店の営業時間が限定されていることです。夜20:00以降は、ほとんどのお店が閉まっています。日本のように、深夜でも、日曜でも、早朝でも、祭日でも、関係なく「顧客ニーズ」に応えるという名目で、のべつ幕なしに買物ができる商業環境ではないわけです。当然、24時間営業やそれに近い営業をモットーとするコンビニエンスストアという業態は、ヨーロッパのライフスタイルと合わなくて、ほとんどみかけません。騒音・排気ガスなど、ちょっとでも、自分の住宅地周辺が、夜うるさくなる、環境が悪化すると思えば反対されます。本当はコンビニなどは、あった方が便利なのでしょうけれども、24時間ものが買える「利便性」を放棄するかわりに環境保護の方が大切と考えています。環境に対する意識が高いのです。

   

公共交通機関も発達して、排気ガスをまき散らさないものが奨励されています。街ぐるみで、中世的な景観を保つために、もっともっと、目に見えない市民の協力があって、法律や条例が生きて、世界遺産の地位を保っているドイツのバンベルクのような都市はヨーロッパにたくさんあります。

   

これからの日本では、原発をいきなり全部使わないということは不可能ですが、環境に優しく、クリーン・エネルギーになるような発電方法や節電の素晴らしいアイディアが民間や企業の中から続々出てくるような気がします。原始的にみえても、ヨーロッパで日常行われている省エネ・節電を参考にすることで、これから日本がエネルギー政策上進むべき方向性と政策の原点が見えるような気がします。そのためにも、すすんで、ホリデイツアーでヨーロッパを旅行して下さい。日本を侮るな!蘇る能力とアイディアと底力を世界に見せてやれ!
そのとき、日本はエコ・フレンドリーなクリーン・エネルギー大国として、世界が日本のアイディアや技術を必要とする日は必ずやって来るのだ

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フランスの「自己中」に学ぼう

2011-04-10 18:41:31 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです。大震災・大津波から、3週間以上たちました。依然として、被災者の皆様は不自由で、心細い生活を余儀なくされている方が多いはずです。心より、お見舞い申し上げます。以前のブログで、フランス人の親切にふれて、航空券の日付をスムースに変えて帰ることのできた方がいたという話を載せました。 その一方で、日本人に対しては、心から同情しているものの、自分自身が、今の日本の現状と向き合ったときに、フランス人として、リスクを負うべきでない、と考えている人が多いです。人がなんと言おうと、危機管理は、自分の裁量と責任で行われるべきだと、国家も国民も考えているのが、フランスなのです。 東日本大震災が起こってからは、しばらくパリにいましたが、メディアが報道する中で、日本人に対する称賛の意見や発言がたくさん出ていました。あの無秩序と混乱の中で、もし、これがフランスだったら、もっと、火事場泥棒的な犯罪が横行していただろう、そして、現状に我慢しないで、個人的要望をこれでもか!とばかりに、ぶちまけるだろう、それを、日本人は、「仕方がない」の一語で片づけて、まるで、統制された軍隊の様に、他人を思いやりながら、一糸乱れず、文句を言わず、整然と行動しているではないか!という報道が目立ちました。                 

それから何日かたって、事故や被害の分析に焦点が移ったとき、偉大なる「個人主義」大国フランスらしい視点や行動が目立ってきました。

  

あのジャンヌ・ダルクですら、魔女裁判と火刑が終わって何百年もたってからですからね、フランスが裁判の誤りを認めたのは。今では、「英雄」で、「救世主」で、「聖人」ですが、それを公式に認めるまでは、フランス人らしく頑固でした。ドラクロワの「自由の女神」はフランスの三色旗を描いていて、「自由」「平等」「友愛」を表しています。
  

理念は美しいですが、その後のフランスの歴史をみると、「自由」「平等」「友愛」を守ることとは、激しい反権力闘争、革命そのものでした。まさに、「自由」とは、勝ち取るものであって、「権利を得る」ということは、レジスタンスそのものでした。もし、原発事故の後の放射線の問題で、フランス政府や原子力関係機関が、「直ちに、人体に影響が及ぶ数値ではない」などと発言したら、国民は大騒ぎし、デモ行進や抗議集会で街は麻痺してしまうでしょう。責任追及の論点は明確です。より詳細な現状分析と今後の処方箋、将来の保障などを詳細に要求し、納得いかなければ、政府転覆まで行きかねません。たとえば、タクシーの運転手には、「乗車拒否権」が認められていて、そんな、我々日本人からみれば、ろくでもない権利獲得のために、毎年、ストライキも辞さないのが、フランス人なのです。日本人が「仕方がない」と言って、誰も恨まず、憎まず、時の政府に対する抗議や怒りの声をもっとあげないのがもどかしいようです。

そんなフランス人も、外交や外国相手の視点で自国をみたときは、「ナショナリズム」でまとまります。サッカーの試合はその最たるものでしょう。フランス学士院は、「美しいフランス語」を維持し、外来語や外国語なまりの「不純な」フランス語を排除しようとする国家機構です。

   

個人主義が徹底している様でいて、公共のために大切とされるものは、それを守り抜くために、命がけにもなります。

   

エッフェル塔も出来る前は、市民の大反対にあったのは有名な話です。市民にとっては誇るべき「街の景観」を壊すからという理由でした。

   

ルーブル宮殿の中庭にピラミッド型の建物を建てるのも、当初は景観の問題で、大反対にあいました。結局は国の意向で決まってしまうことでも、決定のプロセスでは、多くの反対運動やデモを生み出しています。

   

現在の整然とした街づくりは、建築基準法や、建物の高さ規制、色規制、ファサード規制などで厳しく景観が守られています。また、デファンスなどの高層ビルが林立する副都心地区は、環状線の内側の中心部には許されないとか、公共の決まりごとを自分たちの享受すべき「権利」として認めているから、お上から授かった法律とはちょっと違った視点で、自分たちが守り抜くべきものと考えています。

   

フランス語には、「ノブレス・オブリージュ」という言葉があります。1国の指導者やエリートも含まれますが、高貴な生れの者、すなわち貴族は、それにふさわしいリーダーシップと教養を兼ね備え、一般庶民を勇気をもって、導いていかなければならないという思想です。ところが、フランス人が日本の史上まれにみる災害に際してみたものは、ノブレス・オブリージュを全く発揮しない政府と、同時に、国の指導者よりもずっと高貴な日本人の「モラル」でした。

フランスはこれまで、ドイツと並んだ原発推進国でした。だから、人ごとではないと思い、サルコジ大統領や原子力発電会社のCEOが技術援助に来たりしています。一方、
ナショナルフラッグキャリアである、エールフランスは、成田を避けて、給油や乗務員交代を韓国でやったりしています。とちらも、単なるエゴイズムではすまされないでしょう。日本という国の危機管理のあり方に疑問符を投げかけ、技術提携や援助を申し出ると同時に、自国民のフランス人や企業に対しては、日本退避勧告をはじめとして、可能な限り、放射線のリスクを回避させる、合理的「身勝手」、「自己中心主義」が光ります。日本人としての「高貴さ」を失わないようにしながらも、ときの権力者にもっと、正論としての抗議の声をあげるフランス流「自己中」をもっと見習ったら面白いと思います。その合理主義の流れは20世紀の哲学者に受け継がれ、もし、サルトルやボーヴォワールが健在だったら、カフェ「ドゥ-マゴ」で、談論風発しながら、今の問題を議論していたかも知れません。 

話は違いますが、イースターのシーズンとともに、ヨーロッパが急に暖かく春めいてきました。ぜひ、ホリデイツアーでフランスへお出かけ下さい。

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ドイツの夜は真っ暗け

2011-04-09 05:01:46 | デイちゃんドイツ
デイちゃんです

昔々太古の昔最近そればっかり
学生だったデイちゃんがドイツ料理のレストランでアルバイトをしていた時のことあの頃はかわいかった
オーナーのママはドイツ人で
なんでもかんでもドイツ流で
地下のレストランは日本人にはほとんど真っ暗何にも見えない
地下に降りて行く階段であまりの暗さにすっころんでいるお客様も大勢いたデイちゃんもその一人

すっころんで痛かったデイちゃんはママに直訴
こんなに暗くちゃ危ないですもっと光をbyゲーテ
そしたらママったら
日本人には見えなくてもドイツ人には見えるの何か文句でも?
・・・さすが太古の昔は森の民
赤ずきんちゃんだって森で狼に食べられそうになっただけのことはある狼がおばあさんに見えたの~
ママの青い目には暗くても見えるセンサーでも付いているのかと
妙に納得してないけどした覚えがある

あれから時が流れ
デイちゃん添乗でよくドイツに行くけどホリデイのドイツはこちらをクリック
ドイツの夜は本当に暗いもう想像を絶する
幹線道路にも灯りはないのが普通だから
鹿とかがよく車に勢いよく飛び込んできて
お互いびっくりなんてよく聞く話
日本人がよく行くローテンブルグなんかも

窓あけっぱなしにしておくとこうもりなんかが入ってきて
お互いびっくりどころの騒ぎじゃない
とにかく無駄と思われる照明は一切無いので
きゃあろうそくのあかりだけで食事なんてロマンチックぅ~
時々お客様が歓声を上げるが
デイちゃん密かにそれはドイツ人が節約家だから訳してケチとも言う
心の中でつぶやいていた・・・

でも今はわかるごめんなさいデイちゃんが間違っていた
今駅でもお店でも必要最低限の照明しかついていないけど
いかに今まで無駄に明るかったかよくわかる反省
慣れてみれば全然平気
ドイツ人のママの言うように日本は今まで明るすぎた

デイちゃんの家もウォシュレットの電気を切ったので
最初は心臓まひを起こすかと思う位冷たい水にびっくりしたけど
今は・・・
冷たい水が来る冷たい水が来る冷たい水が来る冷たい水が来る
気合いを入れれば度胸がすわり大丈夫になったおしりだって慣れるの

東電も計画停電しなくてすみそうな方針を出したけれど本当に大丈夫?
私たちに出来ることは節電
節約じゃなくて経済まわさないと復興のお金も出ないから節電そこんとこ間違わないで~重要
みんなでこの危機を乗り切ろう~負ける気ないぞ~

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ホリデイトモダチ作戦

2011-04-07 22:41:11 | デイちゃんその他
デイちゃんです

すっかりご無沙汰している間になんと桜が満開
何があってもこうしてきちんと春が来る
ホリデイも4月から上半期のパンフレットに衣替え
ピカピカの1年生のように気持ちも新たに引き締まる

太古の昔から添乗員をやってはいるものの
毎年新しいツアーが作られるので
行ったこともない場所も当然出てくる
そういう時はどうしたらいい不安で夜も眠れない・・・でも熟睡

添乗員として伸びるか伸びないか
偉そうなこと言えないけど
やっぱり初心を忘れない謙虚な気持ちとこれが案外難しい
いつも勉強し続けることだとつくづく思うこれも相当難しい

添乗員なんて現地へ行けば
後は何でもひとりでやるしかない
自分のツアーは自分の責任
わかっちゃいるけど時々その責任の重さに押しつぶされそうになる

でもそんな時頼りになるのが最近流行りの
トモダチ
そう添乗員はひとりぼっちじゃ生きていけない

時々いますけどね一匹狼
自分の知識は自分だけのもの大した知識じゃないくせに
苦労して得た知識をなぜ分かち合うケチな添乗員

でもホリデイの添乗員は違う
知識や情報はみんなで共有みんなでホリデイを盛りたてる
初めて行く場所も安心して行ければ
心に余裕も出来てツアーも楽しくなる
結果お客様も満足して
また次もホリデイで行きたいなすぐ来て早く来てもっと来て
そこまで思っていただけて初めてツアーは成功なわけだから
情けは人のためならず廻り回って自分のため
だからみんなで広げるトモダチの輪
4月からますますパワーアップしてトモダチの輪を充実させるため
今デイちゃん頑張っていますだからなかなかブログ更新出来なかったの・・・言い訳ゴメン

東日本大震災では米政府は約2万人の兵員さんや20隻以上の艦船を救援活動に投入してくれるという
日本のためにトモダチ作戦ありがとう

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それでも海外旅行を勧める理由

2011-04-02 16:25:31 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです。政府やメディアを通じて流れる情報に、いまいち信頼感が持てない日本人が多いから、思考も行動も、ネガティブな方向へ行ってしまうのでしょうね ミネラルウォーターの買占めなんかも、与えられた情報への不信感から来る自己防衛本能というものでしょう。などと、偉そうに言うつもりはありませんが、昨今、さしたる根拠もないのに、せっかく申し込んだ旅行(国内も海外も)をキャンセルする人が後を絶たない情勢を前にして、ひとこと言わせて頂きたいのです。

大地震、大津波、原発事故、いずれも、過去最大&同時進行で、気分的にカタストロフに向かうのは、不思議でも何でもない。原発事故の後処理も解決の突破口が見えた気がしないし、被災地・被災者は今も、悲惨な生活を強いられているだからといって、日本人全体が、マインド・コントロールされたように、楽しいことや、祝祭行事や、旅行、娯楽を自粛するようなムードはおかしいと思う。だって、国民が悪いわけではないのだから、連帯責任のように、自宅謹慎化しなくたって良いではないか? 自分のお客様の話を聞いて、自分では海外旅行に参加したかったのに、親や家族、知人に反対されてやめたという人がいる。納得がいかない話である家族や知人に被災者がいる、というならわかる。でも、漠然と「こんな時期だからやめときなさい」というアドバイザーに問いたい。海外旅行をやめて日本に留まることの、どこが安全でどこが安心なのですか?外国との比較論で言うと、日本にいるよりむしろ安心ということになりませんか?また、プロ野球は開幕を延期したが、世の中、エンターテインメントやスポーツ、芸能は必要だし、それらの業界も自粛しなさいと勧告が下っているわけではないのだ人が災害にあっていても、旅行したいという自分の願望まで、周りを気にして封印しなくても良いのではないですか?

前置きが長くなりすぎたけど、このホリちゃんのブログに怒りを感じた人は、もう読んでくれなくなるかもしれないので、最後だと思って、こんなときでも、何故、海外旅行をやめるべきではないと、考えるか、その根拠をお話しさせて下さい。

1 日本経済、日本のGDPに貢献する
日本人全体に、外食しない、遊ばない、旅行にも行かない、家にいる、というような「縮み志向」が蔓延すると、経済が停滞して不況を加速させる。旅行業は関連産業が多い。航空、ホテル、レストラン、交通機関、人材派遣、ギフトショップやマーケット、旅行に行きたい人が素直に行くことで、こうした関連業界は生活が成り立っている。それが、行かない人が何割か増えるだけでも、死活問題なのだ。どこかの民間電力会社がやり始めた計画停電で、減産したり、減便したりした業界の関連業界も、みな「負の連鎖」にとりつかれているではないか!海外旅行に行きましょう!それが当たり前になれば経済は活性化する。

海外旅行の意義は異文化に触れること
日本は必ず復興する。その論拠は日本人は優秀だから、という。その論拠にホリちゃんも賛成だ。幕末や明治の日本人を見ても、外国から、有形・無形、色んなものや知識を吸収して、日本も成長した。日本人の優秀性の源は、外国に対する「健全な知的好奇心」だ。知的好奇心の良薬は、「異文化に触れる」ことのできる海外旅行である。

今や、世界は日本と日本人に親切だ 
海外のメディアの報道に接しているとわかる。彼らは、日本政府、特に首相の今の対応や危機管理のあり方に手厳しい批判を加えている。しかし、日本国民に対しては、とても最近同情的で親切です。日本在住の日本人には、何とかして援助できないか?と考えている。そして、海外旅行で自国にやってきた日本人には親切に対応する、そんな印象をあちこちで持った。だから、日本人としての旅行環境は、今悪くない。

他にも言いたいことはたくさんあるけど、あくまでもホリちゃん個人の意見なので、これくらいにします。ツアーに申し込んでいるお客様も大勢いらっしゃるので、今日から添乗の仕事に行ってきます。 そして、帰って来たときには、観光地情報と良い写真の提供という、ブログ担当者の本来の姿に立ち返ろうと思います。こんなときでも、海外旅行に行きましょう、と勧めた責任も大きく感じているから、ぜひ、約束を果たすつもりでいます。

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