ホリデイ現役添乗員日記

近畿日本ツーリスト ホリデイ現役添乗員が新鮮な情報をそのまま皆様にお伝えします

ダ・ヴィンチの求心力:ミラノの発信力

2012-02-29 22:30:06 | ホリちゃんイタリア
ホリちゃんです 北イタリアの代表都市、ミラノは、経済と金融を牽引する日本でいうと大阪みたいな都市です。実際、姉妹都市です。ただ、ミラノ・ファッションやミラノ・コレクションという言葉が普及している通り、「今日的な美の概念」を世界に向けて発信しているお洒落な都市であることがわかります。そして、昔に遡れば、ミラノの名声は、ルネサンスの巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチと切っても切れない関係があることに気付きます。

       

実際、ミラノ市がいかにダ・ヴィンチに敬服しているかを物語るように、街の至る所にダ・ヴィンチの立像がみられます。いちばん中心になるものとして、市庁舎前の広場があります。だ・ヴィンチの出生は、フィレンツェ近郊のダ・ヴィンチ村で、芸術家として頭角を現したのは、フィレンツェのヴェロッキオの工房です。

       

      

しかし、芸術家としての名声をはっきりと確立したのは、ミラノです。ヴィスコンティ家の後を受けたスフォルツァ家というパトロンであり、理解者がいたからです。「岩窟の聖母」のように、パリのルーブルにある名作、ポーランドのクラクフで、みんなこれを見るためにやって来る、「白てんを抱く婦人」のような外国の美術館に収められているいる作品も多いですが、

       

イタリアにも、ウフィツィ美術館の「受胎告知」などの名作が数多くあります。

       

しかし、何といってもサンタ・マリア・デレ・グラツィエ教会付属の修道院の壁画として描かれた「最後の晩餐」とミラノのイメージは切り離せません。

       

       

実際の壁画の前では「写真撮影厳禁」のため、ポスターなどからの転用であることは勘弁して下さい。

       

「最後の晩餐」のテーマ自体は珍しいものではなく、多くの芸術家が手がけました。しかし、「汝らのうち、ひとりが私を裏切るだろう!」というイエス・キリストの発言を受けとめたときの、驚愕・不安・不信感・ためらいなどの細かい、生き生きとした感情表現が普遍的とされて、今でも、ここ一か所だけで、1年中多くの人を呼べる名所になっているのは、よく知られています。

       

非常に難しい修復作業を4度も経て、厳しい入場制限を行いながら、予約を取るのがとても大変な教会として、今も一般公開されています。ダ・ヴィンチは、飛行機の模型を作ったり、正確無比な人体解剖図を作ったりして、自然科学の分野でも、現代社会に多大な貢献をしましたので、ダ・ヴィンチ科学技術博物館もあって、ヨーロッパでは、「知る人ぞ知る」存在になっています。また、フランチェスコ・スフォルツァの時代にダ・ヴィンチがミラノで最も活躍したことから、スフォルツェスコ城とダ・ヴィンチの関係も取り沙汰されることがあります。ルネサンスは、フィレンツェで開花しましたが、ルネサンスの巨匠、ダ・ヴィンチが花開いたのは、ミラノとも言えるのです。

       

大聖堂、ドゥオモの設計にもダ・ヴィンチは携わっていたのです。彼のメイン・アイディアとしての建築デザインは採用にはならなかったですが、後進への道しるべとして、やり多大な貢献をしています。

       

今でも、「ダ・ヴィンチの求心力」で多くの観光客をよぶことができます。また、いわゆる「遠近画法」を絵画表現として普遍的にしたということで、多くの画家や芸術家にも求心力をもっています。そうして出来上がった現代のミラノは、芸従的感性に溢れ、その美的センスを世界に向かって発信できるファッション情報都市です。建築デザインも多くの人の目を引きます。例えば、オペラの殿堂、「スカラ座」

       

スカラ座の前からドゥオモ広場へ抜けるとき必ず通る、ヴィットリオ・エマヌエル2世アーケードもそうですね。

       

       

ここでは、高級ブティックだけでなく、マクドナルドのようなファーストフード店、あらゆるショップやカフェ・レストランも、このアーケードのコンセプトに合った色彩やデザインしか認められていません。

       

       

       

そして、ドゥオモ広場の登場です。

       

しばらく散策を続けると、高級ブティック街のモンテ・ナポレオネ通りも出てきます。ミラノの町は個人用のファッションでも有名なデザイナーを輩出していますが、一方で
企業のロゴやコーポレート・デザインのような「インダストリアル・デザイン」の分野でも多くのデザイナーをもっています。そうした奥の深い情報やセンスの集積が世界に向けた「発信力」となっているのです。

ぜひ、。ホリデイツアーでイタリアへ行き、ミラノの魅力を体感して下さい。

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スペインの歴史は女が主役3~女王様臭くて臭くてたまりません~

2012-02-26 04:37:25 | デイちゃんスペイン
デイちゃんです

久しぶりにコルドバからグラナダへバスで向かう
この道はデイちゃん流に言えばスペインの古城街道

眠るのはもったいないくらい車窓から古城が見える
イサベルはカスティーリャの女王だが
カスティーリャとはそもそも城という意味があり
どの古城も昔キリスト教徒とイスラム教徒が闘った時に使われたものだろう

イサベル女王は結婚したくらいで満足するような女性ではなかった
なにしろ当時はまだイスラム教徒がイベリア半島に居座っていたのだ
夫のアラゴン王フェルナンドは男前の上に戦争に強い
このイベリア半島に800年間居座り続けるイスラム教徒を追い出すには
絶好のチャンスだ

一方のイスラムの王様はボアブディル
アルハンブラ宮殿があるグラナダ王国の王様だが
その当時グラナダ王国は内紛に揺れていた
なにしろイスラムは4人まで正妻を持てるので
1番目のあれこれうるさい年増の妻より
4番目の若くてピチピチ妻の方が可愛くなっちゃうのは人間の性
そうなると1番目の妻も長男も面白くないので
親子間でも争いが絶えなかったからである

イサベルは夫を戦場で闘わせている間
自分はスペインの隅々まで行って戦費を掻き集め
兵隊を募り武器を調達した
その間に5人も子供を産んじゃうんだから
たいしたたまげた女王様なのである

思いを巡らすうちにバスはグラナダに近づいてきた
遠くにシエラネバダ山脈が見える

夏スキーも楽しめる3000メートル級の山々からの雪解け水のおかげで
グラナダは水が乏しいアンダルシアの中でも際立って土地が豊か
だからこそどんなことがあっても
キリスト教徒もイスラム教徒も
グラナダだけは命に変えても譲れない

セビーリャからグラナダに行く時は
サンタフェというところでバスは高速を降りるが
ここはイサベルがグラナダを落とすために最後に陣を張ったところ
ある時イサベルのテントが火事になった時
この女王様は自分のドレスや身の回りの物よりも
各地の銀行家から集めたお金の証文を持って逃げたのは有名な話
着の身着のままになってしまった女王様があまりに気の毒と
臣下の妻が女王様よかったらこれを・・・と差し出したドレスを見て
あらあなた家来のくせに随分素敵なドレスを着てるのね
こういう人が女王様だと下は苦労するのである

それでもグラナダはなかなか落ちない
じりじりしたイサベルはあろうことか
私アルハンブラが落ちるまでは下着を変えません
お風呂に入るのはイスラム教徒のやること
由緒正しきキリスト教徒が水浴びなんてとんでもない
・・・ここまでは百歩譲ったとしても
下着を変えないと宣言するのはいくら女王様でもあんまりなお言葉
しかも一説によると3年も・・・オーマイゴット

ここまでくると女王様の健康のため
早くイスラム教徒も降参してやれよと言いたくもなる
まわりも臭くて臭くて耐えられないだろう
フェルナンドもこんな女王様と結婚しちゃって大丈夫だったのかな
なにしろスペインでイサベルカラーといったらその時の下着の色だった
らくだ色のことどんだけばっちかったか

そろそろバスはグラナダへ到着し
翌日はいよいよアルハンブラ宮殿観光

と言うわけでこのブログも次回に乞うご期待
デイちゃん明日からイタリアに添乗に行くから暫く待っててね帰ったらすっかり忘れてたなんて言わせない
皆様もこんなに面白い話わんさかのスペインにホリデイで是非いらして下さいね

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スペインの歴史は女が主役2~やっぱり男は顔が命~

2012-02-24 05:28:56 | デイちゃんスペイン
デイちゃんです

国のために尽くす
国のために身を捧げる

デイちゃんいろんな国に行ったけど
私利私欲に走る王様は腐るほどいても
今自分が国のために何が出来るかを常に考え
自分の信じる道を誠実に実行した王はそうはいない
しかも女性で

そういった意味でカスティーリャの女王イサベルはかっこいいのである

時は15世紀日本でいえば室町時代
カスティーリャの王家に生まれながら
母は発狂兄には幽閉されるという
とんでもない環境で育ったイサベルだが
兄のあだ名がエル・インポテンテ不能王という
王様としては困っちゃう人物だったにも関わらず
なぜか王妃が子供を産んじゃった事から話はおかしくなる

王権とは神から与えられた神聖なものなのに
王妃の浮気で出来た子供に次のカスティーリャの王位は譲れない
妹である私が次のカスティーリャの女王になります
byイサベル

でも兄はそんなイサベルがうっとおしい
お前はポルトガルに嫁に行け
でもポルトガルの王はイサベルよりも20歳も年上
人生50年と言われた時代に20の歳の差は大きい

ここでイサベルは冷静に考える
私は誰と結婚すべき
ポルトガルそれともアラゴン
アラゴンとは今でいうカタルーニャの辺りでバルセロナの辺りだね
地中海のコルシカ、サルディニア、シチリアなどは既にアラゴンのものだった

ポルトガルの王は私よりも20も年上
きっと内政に干渉してくるに違いないおまけにジジイだし
アラゴンの王子は歳も近くおまけに男らしくてかっこいいってスパイが言ってたわ
山の国のカスティーリャと海の国のアラゴンが合併すればきっとうまくいく

私アラゴンの王子フェルナンドと結婚する

そんなイサベルを兄が許すはずがない
幼い時と同じように幽閉しようとするが

それなら駆け落ちしちゃうから

そうと決めたらイサベルは強い
自分の人生兄に決められたら堪らない
決意を固めまだ見ぬフェルナンドに手紙を送る

私と今すぐ駆け落ちしませんか

それを見たフェルナンドはびっくり仰天
こいつ馬鹿なんじゃないか
しかし馬鹿は馬鹿でも将来のカスティーリャの女王
女房が馬鹿の方がカスティーリャを自分の意のままに操れるってもの

もちろん今すぐ結婚しよう

フランスとの戦争の最中だったが
フェルナンドはイサベルとの結婚を最優先する
兄の軍隊がふたりを国中血眼になって探しているなか
商人の姿に身を隠し
イサベルのもとに急ぐフェルナンド馬鹿が好き~

こうしてふたりは出会ってすぐに結婚
神様の前で正式に誓っちゃった後では
いかに兄がカスティーリャの王といえどもどうすることも出来ない

こうしてカスティーリャとアラゴンは結婚してスペインは統一へ向かうめでたしめでたし

いやでもちょっと待ってよ・・・
デイちゃんなんか引っかかったので
いつぞやセゴビアのローカルガイドに聞いてみた

ねえイサベルがブスだったって本当
本当よやっぱりイケ面フェルナンドを選んだってことは国の情勢よりも顔かしらね~
やっぱり男は顔が命まさかこういうオチが来るとは


スペインの歴史って本当に面白い
次回もイサベル女王のお話まだまだ続きますこの女王さまの話には事欠かない
皆様も是非スペインにホリデイで来て下さいね

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スペインの歴史は女が主役1~美しすぎてごめんなさい~

2012-02-22 00:25:47 | デイちゃんスペイン
デイちゃんです

娘が眼も覚めるような美人だと
お父さんは期待する
どこか家柄が良い大金持ちと結婚して
一生幸せに暮らしてほしい
でも娘があまりにも美人過ぎると
お父さんは逆に心配にもなる
どこかの悪い男に騙されるんじゃないか
古今東西人間が考えることはそれほど変わらないデイちゃんはそんな心配なくて良かったね

それは今から1300年位前でも同じこと日本でいえば奈良時代
スペインの古都トレドのタホ川で
それはそれは美しい少女が水浴びをしていた

少女の名前はフロリンダアラビア語ではカーバっていうの
夏の暑いトレドのこと
さぞかし水浴びは気持ちよかったことだろう素っ裸です~いすい
けれどそれを盗み見していたのが
こともあろうに西ゴートの王様ロドリーゴ
フロリンダがあんまり美しかったので
有無を言わさずフロリンダをさらってしまうた~す~け~て~

フロリンダのお父さんはそのころトレドから遠く離れたジブラルタル海峡で
イスラムから西ゴート王国を守る為に孤軍奮闘お父さんたいへ~ん
王様の為に一生懸命闘っていたのに
なにぃ娘があのばか殿にさらわれたぁ
蝶よ花よと大切に育ててきた目の中に入れても痛くないフロリンダを
よりによって自分の王にさらわれるとは
娘を返せいいや知らん早く返せ知らんと言ったら知らん

頭に血が上ったお父さん
ジブラルタル海峡をイスラム教徒から守る役目だったのに
どうぞご自由に渡って攻め込んでやってちょうだい
あろうことかお父さんイスラム教徒の先陣に立ってロドリーゴ王を打ち負かし
ついでにイスラム教徒はあっという間にイベリア半島を占領し
そしてそのままスペインに800年近く留まることになるだって居心地いいんだもん

もしフロリンダがあんまり美しくなかったら・・・
ロドリーゴも誘拐なんて考えつかなかったし
お父さんもジブラルタル海峡をイスラム教徒からちゃんと守っていたかもしれない歴史にイフはないんだよ

その後スペインは約800年もイスラム教徒との死闘を繰り広げることになるのだから
美しすぎてごめんなさい
美人も時には罪になる繰り返すけどデイちゃんには縁のない話

犬も歩けば歴史に当たるいたい
これからしばらくスペインの歴史を女性と絡めて綴りましょう気長に更新待っててね

皆様も是非ホリデイでスペインに来て下さいね

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モネが創造した地上の楽園~ジヴェルニーの庭~

2012-02-19 10:00:35 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです3月のいちばん最後の日曜日をさかいに
冬時間から夏時間に切り替わります。4月の初めはまだ冬の延長みたいな日もありますが、だんだんと日が長く、暖かくなってきます。と同時に、冬の間休館していた観光地がいっせいにオープンしてきます。旅行会社の新しいパンフレットとともに、再開する観光地はフレッシュで楽しみですジヴェルニーとモネの家もその1つですね

       

ジヴェルニーは、パリを放射状にとりまく「イル・ドゥ・フランス」という地域の景勝の地であり、また、ノルマンディー地方に一歩入り込んだロケーションです。ノルマンディーには、古都ルーアンがあり、ジャンヌ・ダルクが処刑されたところです。モネは、この地で、大聖堂の正面にカンバスを広げ、時々刻々移り行く外観の変化を、「光」の変化に焦点をあてて描きました。

       

情熱と執念は「連作」というかたちで実を結びました。

       

30点あまりの連作は、「光」が主人公です。モネの作品は、四季の変化に富み、花鳥風月を愛でる日本人の感性に合っていると言われます。素材が何気ない日常の風景を扱っているから、何となく敷居が低く、親しみやすく感じることもあるかもしれません。しかし、移ろうものを透徹した「眼」で見据えて、瞬間の変化を捉えようとした情熱と技術は、やはり天才画家の称号にふさわしいものがあります。

       

       

モネは旅の人でした。時には外国へも行きましたが、主に、フランス国内の、それもセーヌ川沿いが気に行って、住居を転々としました。人生の前半は絵も売れず、苦難の連続でした。人生の後半は、ジヴェルニーとともに始まり、ジヴェルニーとともに終わる生涯でした。愛妻や子供たち、セーヌ河畔の風景、大都市の日常の描写、どれをとっても「光」が主人公でした。故郷の港町、ル・アーブルを描いた「印象・日の出」の頃からそれはずっと変わっていません。

       

その集大成がジヴェルニーです。画家として円熟し、「睡蓮」を筆頭とする数々の連作を発表したのも、ジヴェルニー時代です。

       

当時、一世を風びしていた日本の浮世絵や版画の影響を受けたモネは、そのコレクションを情熱をもって集め、自分のアトリエ&家の中をそのコレクションでいっぱいにしました。作品にも、「ジャポニスム」という「日本流」、すなわち日本からの影響が見られます。自らの理想を具現化するために、モネは、庭いじりや花・植物を育てることをジヴェルニー時代に始めています。まるで、野良仕事のような作業と「作品」とを同時並行で行っていきます。庭作りには飽き足らず、隣人の土地まで買い取って、人工の池を作り、睡蓮を浮かべたのが、あの「睡蓮の池」です。

       

       

       

家も庭も、そして睡蓮を浮かべた池、その全体がモネにとっては、「地上の楽園」であり、「理想郷」だったのです。

       

       

       

太鼓橋とよばれる日本的な橋は、いつでも、日本人よりも、フランス人観光客で賑わっています。

       

ジヴェルニーは4月からオープンします。ホリデイツアーでぜひ、ジヴェルニーへお出かけ下さい。

       

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猫がいっぱい! オンフルールの個性派レストラン

2012-02-17 20:56:34 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです中々寒さが終わりません。あのイタリアでも寒波がきて、最近帰って来たマチルダによると、ローマでも雪が降って、ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院もすっぽり雪を被って、広場の前の通りも雪景色だったそうです。そして、極めつけは、カプリ島で、雨に降られ、何と雷が自分の首筋に落ちてきてそれでも生きていること。何か、電気ショックが走った感触があったそうで、日本に帰っても、ハイテンションが止まりません

       

話題は打って変わって、フランスです。オンフルールというノルマンディーの都市で、ツアーで行ったレストランの中に個性派がありました。

       

       

       

周りは旧港、そして市庁舎の真裏にレストランがあります。このレストランは、「魚を獲る猫」という名前のレストランで、店内はネコの看板とネコの置物ばかり!

       

例えば、こんな感じ

       

       

       

       

肝心のお料理はどうか?前菜のテリーヌです。

       

メインのムール貝です。

       

       

デザートのケーキです。

       

という具合で、店内のレイアウトやオブジェの個性的な雰囲気に隠れて目立ちませんが、味も中々のものです。ランチで使うレストランだから、そんなに高級なところではありません。どちらかといえば、カジュアルなレストランです。それでも、中々うまく、ノルマンディ-の雰囲気を出しています。

       

看板やオブジェだけでなくて、本物のネコがちゃんといるのも気に入りました。ギリシャでも、スペインでも聞いたことがありますが「ネコが寄って来る、住みついているレストランは美味しい」のです。

       

       

       

レストランのまわりには、画廊があったり、またまた、美味しそうなレストランがあったりして、芸術と美食追求の雰囲気です。

       

       

今は寒くて日も短いので、暖かくなって、できれば5月すぎたら、ホリデイツアーでぜひオンフルールへ行ってみて下さい

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パリ&ロンドンよりも華麗な「二都物語」

2012-02-16 20:52:16 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです相変わらず寒いです。しかも日本だけでなく、ロシアや東欧、北米などで、グローバルな寒波が到来しています。先月行ってきたシカゴでは、マイナス15℃~18℃が当たり前の寒波もゆるんで一時はプラス2℃~5℃くらいにまで回復し、ようやく寒波も去ったかと思ったら、再び、豪雪とともに、かつてを上回る大寒波到来で、高速道路も一般道路も機能不全をきたしたようです。政治が末期的に堕落すると、天変地異が起きると、日本のことを憂えていたら、どうも、天変地異は日本だけではないようです

今回は、ホリちゃんのアメリカ武者修行のフィナーレを飾ったサンフランシスコという暖かい都市を、もうひとつの代表都市、ロスアンゼルスと対比しながら紹介します。

       

カリフォルニア州だけでも、日本全土を上回る国土面積をもっている、こんなところにも、アメリカの巨大さがみてとれます。そのカリフォルニアを代表する二大都市が、サンフランシスコとロスアンゼルスです。州都はサクラメントという州議事堂だけがある小都市ですが、あまり知られていません。商業的に大きく、外国の駐在員や特派員も圧倒的に多い国際都市は、やはりこの2つです。カリフォルニアまでくると、何故か日本人は安心します。ニューヨークやボストン、フィラデルフィアなどの東海岸はまだ日本から遠く、しかも、イギリス流が言葉や文化でも幅を利かせていて、何となく敷居が高いところがあります。それにひきかえ、西海岸まで来ると、まだまだ何千キロも離れているにも拘わらず、太平洋を隔てて、すぐ向かい側に日本が見えるような親近感がわくのですそれと、カリフォルニアの魅力は、青空と暖かい気候です1年のうち、300日近くは晴天と言っても良く、これをパリ&ロンドンに置き換えると、1年のうち、300日近くはうす暗い曇天ではないかという気がします。

       

晴天のときも、霧がかかったときも、ゴールデンゲート・ブリッジ(金門橋)は見栄えがします。

       

周辺には、サンフランシスコ湾のベイエリアの海に、あの懐かしきギャング、アル・カポネが収容されていたアルカトラズ島が見えます。かつての刑務所、現在は博物館です

       

話は変わりますが、アメリカ西海岸を最初に探検し、入植したのは、大航海時代を背景にした全盛期のスペイン人です。メキシコとの国境まで、車で30分というカリフォルニア最南端の大都市、サン・ディエゴのローマ岬(ポイント・ローマ)に、スペイン人が最初に入植した、記念碑が立っています。そのせいか、カリフォルニアはもちろん、アメリカの西海岸に近い州や地域は、スペイン語が幅を利かせ、地名もほとんど全部がスペイン語です。ネヴァダ、アリゾナ、ニューメキシコ、みんなそうです。ヒスパニックといって、スペイン語とスペイン文化をルーツにもつ人たちが多いという特徴があります。ちなみに、サンフランシスコとは、カトリック教を布教に来た、修道士の名前に由来しますし、あのイタリアのサン・フランチェスコ(アッシジの守護聖人)との関連すらあります。また、ロスアンゼルスとは、「天使(=The Angels)」を表すスペイン語です。
   
       

ベイエリアのクルーズ船や、アルカトラズ島まで行くフェリーボートのような大型船以外にも、ヨットが時々優雅に姿を表します。ロスアンゼルスにも、マリナ・デル・レイ、サンタモニカ、ヴェニス・ビーチのような若者文化を発信してきた海のリゾートや街があります。サンフランシスコの海辺は、フィッシャーマンズワーフという一帯が歓楽街です。フィッシャーマンズワーフには、ロブスターや、ダンジョネス・クラブ(名産のカニ)を美味しく食べ、クラムチャウダー(あさりのポタージュ・スープ)をホットにいただけるシーフードレストランがたくさんあります。ピア39のような、ギフトショップやレストランを集めたアミューズメント・ピアもあります。

       

       

「Sea Lions」の看板をたどると海辺に出て、ラッコやあざらしを見ることができます。

       

       

       

       

サンフランシスコは、19世紀半ばのゴールドラシュで発展をとげました。サクラメント近郊で偶然金塊が発見されて以来、一攫千金を夢見る者たちが大挙して押し寄せ、様々な商売人が出てきて、また、偉大な事業家も輩出し、大陸横断鉄道敷設工事で多くの中国人移民がやってきて以来、街の中に、全米でもいちばん大きいチャイナタウンができました。今でも、中国人が多い町です。ロスアンゼルスはメキシコに近いせいか、ヒスパニック(スペイン語を母国語とする移民)、特にメキシコ人が多い印象です。

ダウンタウンという、商業の中心地に行ってみれば、サンフランシスコには、ユニオンスクエアがあり、ロスアンゼルスには、ロデオ・ドライブがあり、高級ブティック始めショッピングを楽しめます。また、どちらも、海に面した港町の雰囲気をもっていて、夜景が綺麗なスポットも持っています。また、ロスアンゼルスにはハリウッドという映画産業のメッカがあり、ビバリーヒルズというセレブの高級住宅地があることも忘れられません。好対照な面もあり、また、よく似た面も併せ持つこの二都市のバックグラウンドには、華麗で多くの人を引き付ける魅力を感じますね


       

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人はそれをあざらしと言う

2012-02-13 00:01:33 | デイちゃん北欧
デイちゃんです

今年の冬は寒い
きっちり几帳面なデイちゃんは
この冬添乗から戻ると毎回きっちり風邪をひき
次の添乗までに毎回きっちり回復するの繰り返し馬鹿でも風邪ひくんだ

インフルエンザも怖いし
ただの風邪だって辛いし
寒い冬は用が無ければ外出しないで家に引きこもるのが一番んでだんだん性格も鬱になる

でも世界は広い

前回フィンランドに行った時
タンペレのガイドが約束の時間よりいやに早くホテルに来て
用意が出来たらとっとと出発しましょう
外は朝8時過ぎとはいえ北国なのでまだ真っ暗
やる気があるのは結構だけどいくらなんでもまだ早い
早く早く急いで急いで
はいはいわかりましたよんで一番最初はどこから周る
ん~それは内緒
めずらしいガイドにあたったものだと言われるがままにバスを出す

そうしたらどこに行くんだか住宅地でバスを止め
ここからは歩いて川沿いを散歩するという
ちょっと待ってここはフィンランドのタンペレ
北極圏からは幾分南に下がってきたとはいえ
この寒さの中を何が悲しくて早朝散歩
でもフィンランド人のガイドはうれしそうに
早く早くこっちこっち
こりゃ日本に帰ったらまた風邪で寝込むわ
でも寝た子とガイドには勝てやしない
仕方がないのでみんなでガイドの後に付いて行ってもどうってことない景色

だから田舎は嫌なんだと悪態つきそうになったその時に
おじさん登場

ちなみに外気温はマイナス20度くらい
おじさん着替えをすませちゃんと泳ぐ場所も着替えの場所も決まってるらしい
お~日本人かぁ写真は有料だぜぃ

と言いながらためらうことなく半分凍った川の中へ

泳ぐ

泳ぐ

気持ち良さそうに寒中水泳

しばし氷とじゃれあい

ああ気持ち良かった

君たちも泳ぐ

んじゃまたね~

ガイドいわくだって予約してるわけじゃないから必ず泳いでいる人がいるかどうかわからないでしょだから内緒にしてたの大体この辺りの人は出勤前にひと泳ぎするのよでも見れて良かったわ

そういえばフィンランド人は冬あっつあつのサウナから素っ裸のまま雪の上でころがったりころころ
凍った湖に穴をあけて飛び込んだりという話は聞いていたがどぼーん
目の前で見て超びっくり
おじさんあざらしみたいおじさんもあざらしも寒さ感じず
フィンランド人のたくましさを垣間見た冬の朝のタンペレでした冬の朝7時くらいに行くと結構な人が泳いでるって

世界にはまだまだ驚き桃の木山椒の木がありますね
皆様も是非ホリデイで世界を見に行きましょう

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幸せのアメジストを探して

2012-02-11 01:07:37 | デイちゃん北欧
デイちゃんです

幸せになりたい
でもどうやったら幸せになれるのか
この歳になってもまだわからない
そのうち考えてわかるほどこの世は甘くはないと悟り
うやむやのまま今日に至る

それがホリデイの「よくばりフィンランド満喫」のツアーでは
なんと幸せの石アメジストを掘りに行くというではありませんか
幸せに憧れているデイちゃんにとってまたとない企画これでホントに幸せになれたら偉い事だね

雪道をただただひたすらルオストまで走る

なんにもない雪と氷の原野でまず昼食場所のサーメ人の小屋「コタ」を探す

天気が晴れてたからよかったようなものの
吹雪だったら「コタ」にたどりつく前に遭難しそうなワイルドさ

「コタ」の中は真っ暗でサーメ人になった気分

まず冷たいベリージュースを貰い
ひざの上にトレイに乗ってるバター付きパンを置き

それからアッアツのサーモンスープこれめちゃ旨い

それから真っ暗でよくわからないけど箱に入ったソーセージ2本が配られ

これを串に刺して焚火で豪快に焼くのだ

ソーセージの表面を焦がすくらいに焼いて
外カリカリ中フワフワ
マスタードとケチャップをたっぷりかけて
運転手さんと半分っこしたのを後悔するくらい美味しかった運転手さんにも食べさせなきゃね

それからいよいよ雪上車にのってアメジスト採掘場へ

雪上車もアメジスト色

山の上は絶景

これを絶景と言わずして何を絶景と言う


小屋の中に入って温かいベリージュースを飲みながらアメジストの説明を聞く

掘ったアメジストは世界でただ一つのあなただけの幸せの石

掌の中に入るアメジストをただ一つだけお持ち帰り下さい


幸せになる決意も新たにいざ採掘場へ面倒くさいからとっとと幸せになれ~

さあ幸せのアメジストを見つけるぞ

かなり真剣に掘って掘って掘りまくる

でもアメジストなんだか水晶なんだかただの石なんだか
係のおじさんが電球に石を宛てて判定してくれる
透き通っていて紫色だったらアメジスト
幸せのアメジストはどこどこどこ
そうしたら土砂の中からキラッ
幸せのアメジストをとったぞ~かなりちっちゃいから幸せもちっちゃい

デイちゃんかなり頑張ったと思うんだけれど何しろ人生がかかっているからね
お客様もとても素晴らしいアメジストを採掘しておりました

外に出てみるとあたり一面アメジスト色の夕焼け

手の中にも幸せの石アメジスト

生きてて良かったこういうのを幸せって言うんだよ

えっアメジスト1個以上持ってるのは何故って
そんな細かい事を気にしてたら
幸せになれませんだからいつまでたっても幸せになれないんだよ

オーロラだけじゃない楽しみもあるフィンランド

皆様も是非ホリデイでお越しくださいみんなで幸せになろう

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サーリセルカでグルメ三昧

2012-02-07 01:22:09 | デイちゃん北欧
デイちゃんです

オーロラのツアーは食事が入っていないことが多い
だからお客様は行く前すごく不安になってしまうかもしれない
けれどデイちゃんに言わせればオーロラのツアーに
食事を入れてはいけないのである昔えらい目にあったもんね

だいたい日本も少子化だ人口減だと大騒ぎしているが
北極圏なんてはじめっから人間よりトナカイの方が多いのであって
なんか文句ある?
そんな僻地で働く人は当然限られ
しかもシーズンが短いから大型団体なんかがレストランに押し寄せたらそれこそ
食事に何時間かかるかわからないすばやいサービスなんて夢のまた夢
もしその間にオーロラが出ちゃったとしたら

食事を取るかオーロラを取るか
当然お客様は100パーセントオーロラを取るので
レストランから飛び出してそのまま行方不明
後に残された添乗員がめっちゃくちゃレストランに叱られるのがオチ
昼間は昼間で夜遅いから寝ているし
オーロラのツアーで食事付きはあり得ないあったらもぐりだねケケ

でもオーロラも見たいけど美味しいものも食べたいそれはデイちゃん
大丈夫です御心配には及びません
フィンランドのサーリセルカには美味しいものが沢山あるんです

まずなんだか疲れたからお部屋で軽く済ませたい場合
スーパーマーケットが無休で9時から21時まで開いてます

例えばスモークサーモンと黒パンを買えば


自分でサンドウイッチも作れちゃう部屋に冷蔵庫もあるしね

ラップ地方のポテトチップスなんかも付け加えれば

ちょっとしたパーティー気分LAPIN KULTAってラップ地方のビール


ホリデイでよく使うサーリセルカのトゥントゥリホテルなら
お部屋に湯沸かしポットもあるので
デイちゃん去年の大晦日は
お部屋で自分で年越し蕎麦作って食べた極寒の地でなかなか旨いぞ

今年も良い年になってねお願い


トゥントゥリホテルのレストランにも
いろんな種類のピザや

トナカイバーガーなど種類も豊富一度は食べなきゃね

この牛肉のミートの上の赤い燻製の肉がトナカイ


サーリセルカには他にもレストランが沢山あって
お昼にはスープランチをどこのレストランでもやっている

フィンランドではこれで軽くお昼を済ませる人が多い
パンも付いて結構お腹いっぱいになります

夜はオーロラに備えるため
早めに夕食をとったほうがよいけれど
例えばKIEPPIというレストランは雰囲気もベリーグッド

窓辺のテーブルでおしゃれ

トナカイの薄切り肉のソテー

甘いベリーのソースと合わせると美味しい

オーロラハンティングでもご案内した
イナリ湖で捕れるマスの料理も美味
ここTEERENPESAのはソースにザリガニが入っていてしゃれた味

とても最果ての地とは思えない

このちっちゃいザリガニが旨い

この時は一緒にスモークサーモンとザリガニのスープまで頼んじゃって

2皿で30ユーロ位したけど美味しかった美味しかったデイちゃんここまた絶対行くって

どこのレストランも日本語のメニューがあって


夜は16時ごろにはもう食べられるし
どこも徒歩圏内だから夜オーロラ見るのにも充分間に合う

サーリセルカで夕食ついてなくても全然問題なしかえって何を食べるかとっても楽しみ

オーロラだけじゃないサーリセルカ
皆様も是非ホリデイでオーロラツアーにお越し下さいね

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でっかいオーロラを捕まえた!

2012-02-05 15:49:32 | デイちゃん北欧
デイちゃんです

この日をずっと待っていた
自分には無理だと諦めてもいた
でもどうしてもどうしても
でっかいオーロラをこの手で撮りたい
馬鹿の一念岩をも通し
苦手なカメラも説明書を熟読し
大枚はたいて三脚まで買い
ついにこの日がやってきた



高まる期待は押さえきれず
しかし天気予報は曇り空
オーロラ予報も非常に弱い
肝心な時に日頃の行いの悪さが出てしまったかぁおみくじも半吉だったしね
もうどうにでもなれ
半分開き直ってオーロラハンティングのバスに乗りました

目指すはロシアとの国境にほど近いイナリ湖
湖周辺は大変暗く視界もひらけているのでオーロラ観測には最適なところ
しかし外は雪まで降ってきて
オーロラどころか星さえ見えない

半分諦めてうとうとしかかったその時
頭上にいきなり北斗七星が見事にキラキラ
そう言われてみたらバスの左手になんか薄ぼんやり・・・

オーロラだぁ

なにせ天気予報もオーロラ予報も両方駄目だったので
これは撮れるうちに撮っとかないと
薄ぼんやりでもオーロラはオーロラ薄いからわかるかな

でも目指すイナリ湖はほんのあと10分
そこまで行けば視界がもっとひらける
迷ったがまたバスに飛び乗り
オーロラ消えないで
祈るような気持ちでバスを走らせ
橋の上まで走っていったところ
まるで天空に舞っているかのようなでっかいオーロラ















ついにでっかいオーロラを捕まえた

これデジタルカメラでISO1600でシャッタースピード10秒で撮りましたいろんな人に教わりました
本当はいろいろオーロラにあわせてカメラの設定を変えればいいのでしょうが
そんな心の余裕は毛頭なく一度設定を動かしたらもう戻せないもんね
ただ夢中でシャッターを切りました下手な鉄砲数打ちゃ当たる

・・・どのくらいの時間橋の上にいたでしょうか
もう手の感覚がなくなるくらいの寒さでしたがマイナス20度くらいだったかな
現実に戻りたくない
寒さなんてどうでもよいくらいの感動の後
暖かい小屋に行って
トナカイのスープと

温かいベリージュースをいただきましたおかわりおっけ

暖炉のまわりは心地よく

心までぽかぽか温まりました

いつ出るかどこに出るかわからないオーロラですが
一度はまると何度でも見たくなるオーロラ
皆様も是非ホリデイでオーロラを捕まえに行きませんか
でっかいオーロラともどもお待ちしております

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真夜中の電話はSOSのサイン!

2012-02-03 00:53:40 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです日本も寒い日が続いています。ツアーも1月・2月は少なくて、時間があるときに仲間で集まって情報交換??に名を借りた「愚痴」の言いあいがあるんですが、意外とこの愚痴と他人の体験の中に、貴重な情報やヒントがあったりしますので、やはり、愚痴の言い合いは、立派な情報交換になっています

さて、私たち添乗員は、旅程管理者で、予定通りいって当たり前、お客様にとっては、うまくいくのが当たり前なのです。だから、うまくいっていて、何の問題もないときは、「おかげ様で快適にすごしています」などという連絡はないわけで、電話がなると、ほぼ100%の確率で、「何か困ったこと」になるわけですそれも、夜中に鳴る電話は不吉の知らせで、「ああ、何か良くないことが起きている」という直観で跳び起きます

昨年あった夜中の電話もかぞえきれませんが、主なものを挙げてみます。まず、いちばん参ったのは、このブログでも「添乗員が眠れない夜」というテーマでお伝えしましたが、お客様がバスタブで滑って転倒し、骨折したこと救急車を呼んで、病院に通訳を兼ねて付き添いで行って、ほぼ徹夜、フラフラというのがありましたね。

それから、事後処理でいちばん困ったのは、バスタブにお湯を溜めている間に、夫婦二人とも眠ってしまって、お湯が溢れだし、お部屋のカーペットやベッドの回りだけでなく、部屋の外へも溢れだし、フロアのカーペットの一部と、向かいのお部屋の一部にも「浸水」してしまい、ホテルのゼネラル・マネージャーにも呼び出されて、こってり油をしぼられましたから、このときも徹夜!!(ダメージを受けたフロア面積+修復家具・備品)×売り物にならない日数というのが、ホテルの請求額の根拠になります海外旅行保険で処理できたからよかったけど、入っていなかったら、日本円で約50万円の個人負担ですいま、一世を風びしているクレジットカードの保険というのは、死亡と疾病・治療しかカバーしないものが多いから、要注意ですぞ

つい最近あったのは、テェックインのときアサインされたお客様のお部屋のすぐ近くにフィットネスセンターとサウナがあって、人の話し声と器械の騒音で眠れないというもの早速部屋を変更してもらう交渉のため、フロントへ一目散しかし、このときは満室で明日の朝まで待てと言います。もともと欧米のサービス業の人たちは「頭が高く」あまりお客様に頭を下げません。「人ごとだと思って!随分だ!」と切れそうになりながら、それでも、表面上は紳士的に、「眠れないとおっしゃっているのだから、明日の朝まで何の対応もしてくれないことによって、業務上の支障が出てきたり、持病もお持ちなので、身体に異変が生じたりしたら、ホテルの責任を問うことになる! その件をはっきり書類に一筆欲しいのでゼネラル・マネージャーと話がしたい」と突っ込みを入れて、ホリちゃんも反撃に出ますすると、しばらくして、普段はグループの人には絶対にアサインされない、スイート・ルームへの変更を追加料金なしで認めてくれたのです言っておきますけど、元来ホリちゃんは、とても遠慮深い性格で、奥さんのマチルダにですら、ものを言うときに色々気を使うのですしかし、この仕事は、図々しく、押しの強いものが勝つ「弱肉強食」の世界でもあるので、ここが勝負だと思ったら、強く言わないとダメですそういえば、かつては大和なでしこみたいだった女性の添乗員さんの多くが、強く、逞しく、図々しくも見えるようになってしまったのもやむを得ないことかも??

もちろん、夜の電話がいつも深刻なものばかりではないわけです。「キーカードを部屋に忘れたままうっかり出かけてしまって、入れない、どうしよう?」とか、「明日の予定をもう一回教えて!」とか、他愛もない(失礼、本人にとってはけっこう深刻なこと)こともあります。他にも色々言いたいことはあるけど、愚痴をこぼすことになるので、これくらいにしておきます

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