ホリデイ現役添乗員日記

近畿日本ツーリスト ホリデイ現役添乗員が新鮮な情報をそのまま皆様にお伝えします

スペインの歴史は女が主役4~グラナダは命よりも愛した町~

2013-06-28 00:45:25 | デイちゃんスペイン
デイちゃんです

グラナダ

イサベル女王が私の命よりも愛した町と
800年居座ったイスラムをアルハンブラ宮殿からやっとこさ追い出し
心に余裕が出来たのでしつこいコロンブスにうっかりお金を渡したら

上手い具合に新大陸を見つけてきちゃったという
スペインとんとん拍子の歴史の舞台になった町


今回ひょんなことから午後時間が出来たので
グラナダと言えばアルハンブラ宮殿、アルハンブラ宮殿と言ったらアラブだなと

アラブ街に行ってみました三段論法

ヌエバ広場からちょっと入るともうそこはアラブの世界

昼下がりの暑いなか
頭が朦朧とする前にお茶でも飲もうかと思ったら
一軒の怪し過ぎるカフェが

こんなところで人さらいにあったらどうしようと誰もデイちゃんをさらおうとは思いません
ドキドキしながら入ったら中はアルハンブラ宮殿そのもの


メニューはスペイン語と英語があって観光客には解り易く
ミントティーとピスタチオのお菓子を頼んでみました
運ばれてきたのはかなり本格的なアラブのティーセット

生のミントが入っているガラスのコップにお湯を注ぐ兄ちゃん入れてくれたんだけどかなりこぼしてる

甘くてミントの香りがとてもさわやか
そしてこのピスタチオのお菓子がこれまたびっくり

これたったの1ユーロなんですけど
シロップ漬けのお菓子なのに甘すぎず外側がパリッとしていてめちゃくちゃ美味しい
こうなったらこのブログの為に他のも頼んでみなければとブログの為に?
次はアラブコーヒーとナッツのお菓子を注文すると
やはり目の前でかなりこぼしながらコーヒーを注いでくれ

このナッツのお菓子は1.5ユーロだったが

これまたいくつでもいけるような美味しさ

名前はTETERIA BAGDADさすが元アラブの町だけのことはありました


美味しいお茶を飲んだら元気が出て
今度はぶらぶらと王室礼拝堂の方へ歩いてみる

ガイドさんは日曜日は16時からしかオープンしないと言っていた
王室礼拝堂がなぜか無料で開いていたので

デイちゃん偶然に喜んで中へ入ってみる

グラナダは私が命よりも愛した町だから

本来ならば筋として
カスティーリャの女王イサベルはトレドの王室礼拝堂に眠るはずだったが
そこはコロンブスに懸けてみなされと助言をしたメンドーサ枢機卿に場所を譲り
自分はグラナダに新たに王室礼拝堂を作りそこに眠っている

地下に降りて行くとお棺がある

デイちゃん念願だったイサベル女王にやっと会えた
このまさに男の中の男のイサベルがいなかったらこの方女王さまなのに失礼
スペインは大航海時代の主役に躍り出ることもなく
ポルトガルに吸収されていてもおかしくなかったし
コロンブスにお金を渡していなければ
今頃南米ではスペイン語ではなく英語かフランス語が話されていたかも


イサベル女王が最後にイスラムと闘ったグラナダでアラブのお茶を飲む
偶然とはいえなんだかとっても楽しめた一日でした

皆様も是非スペインにホリデイで行ってみませんか
800年イスラムに占領されていたスペインは
他のヨーロッパと一味も二味も違う魅惑な国ですデイちゃん一押し

「スペインの歴史は女が主役」シリーズが書きかけのままだったのを思い出しました
シリーズ1から3はデイちゃんのスペインカテゴリーから是非読んで下さいね
今日から北欧へ行ってきます相変わらずの徹夜更新です
去年は夏に行っていないので楽しみです
にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村ぽちっとクリックよろしくね

人気ブログランキングへぽちっとクリックまた来てね
ホリデイツアーに関してはこちらをクリックたまには連れてけ~

サグラダファミリア地下礼拝堂

2013-06-25 07:14:32 | デイちゃんスペイン
デイちゃんです

このブログの一番始めの頃にも書いたけど
デイちゃんは不思議だった
なぜサグラダファミリアに爆弾を持つ若者の像を
わざわざガウディは彫ったのか

スペイン市民戦争の時に壊されたその像は
日本人の彫刻家外尾悦郎さんによって修復されているが
若者の指はほんのちょっと爆弾から浮いて彫られており

悪魔から受け取った爆弾をどうしたものか
本当に無実の人を殺していいのか
天を仰いで躊躇しているかのように見える
時代は19世紀の後半
産業革命によって途方もない大金持ちが生まれた一方
社会に絶望している労働者もたくさんいたわけで
サグラダファミリアはそういった不安な時代に建設が始まった

サグラダファミリアとは聖家族
聖家族とはイエスとマリアとヨゼフのこと

今回デイちゃんはホリデイの特別企画で生まれて初めて地下礼拝堂に入って
ガウディの気持ちがほんの少しわかったような気がした

主祭壇をよく見ると

聖家族のレリーフがある

まだ少年だったイエスがお父さんのヨゼフの手にキスをしている
お母さんのマリアもそれを優しく見守っていて
頭の光輪さえなければ
どこにでもいる普通の家族のようだ

あの爆弾を投げる若者も
少年の時は未来を信じて生きていたはず
大人になって社会の矛盾を感じて
生きる希望を失ったとしても
爆弾を投げる前に家族を思い出してさえいれば
また希望を取り戻せていたのかも

これがガウディの墓

最晩年のガウディはほとんど無一文だった
サグラダファミリアの建設費用に自分のお金を全て注ぎ込み
それでも足りないと思えば町に出て人々から寄付を募り
頭の中は毎日サグラダファミリアのことばかり
そして浮浪者のような身なりで市電に轢かれ
浮浪者だと思われて満足な治療も受けられず
突然この世から去ってしまった

バルセロナの市民は自分の家族が亡くなったかのように悲しみ

サグラダファミリアの建設は次の世代に受け継がれ今に至る

幸せというものは現在どれだけ持っているかより
未来にどれだけ希望を持てるか
その支えになるのが家族ではないか


ガウディはそう思ってサグラダファミリアの建設に打ち込んだのかも

皆様も是非ホリデイでバルセロナに行きませんか
本物は感動します

いつも遊びに来ていただきありがとうございます
それにしてもバルセロナって楽しいところ
ホリデイではバルセロナにすごく力を入れているので
通常のツアーでは行けないところもホリデイなら行けます美味しいものもたくさんあるし
にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村ぽちっとクリックよろしくね
人気ブログランキングへぽちっとクリックまた来てね
ホリデイツアーに関してはこちらをクリック今回出番が全然なくてつまんない次回よろしくbyデイちゃん

ストックホルム 夏の風物詩

2013-06-23 22:41:39 | ホリちゃん北欧
ホリちゃんです北欧の「賞味期間」は短い夏が短く、観光シーズンがあっという間に終わってしまうからでも、今年すでに2度行ったストックホルムは、北欧らしくない快晴の、だからこそ、最高に美しく輝く晴れ姿をみせてくれました

       

北欧のヴェルサイユ宮殿とたたえられるドロットニングホルム宮殿は現国王がいらっしゃるところですが、宮殿だけでなく、劇場もまた見事でした

       

ドロットニングホルム宮殿まで楽しんだクルーズ船ですメーラレン湖がやがてバルト海とつながっている事実を体感しました

       

ノーベル賞授賞式の後の晩餐会で有名な市庁舎も、今がベストシーズンのため、観光客でいっぱいでした

       

       

昨年、山中教授がIPS細胞の発見で日本物理学のレベルの高さをまたまた世界に知らしめたので、日本人観光客も誇らしげに歩いています

       

       

市議会の様子も想像できるところですが、さすがに興味深いのは、ノーベル賞授賞式の後の晩餐会が行われる現場である「黄金の間」です。

       

今年5月の末に、市庁舎で、食品・飲料などの国際品質コンクールである「モンド・セレクション」の授賞式が行われました。このときは、貸し切りで、夕方から、授賞式セレモニーとノーベル賞の晩餐会に習ったガラ・ディナーがありました

       

       

ふだんも、予約すれば、市庁舎の地下のレストランで、ノーベル賞の晩餐会の年度別の
ディナーのヴァリエーションを楽しむことができます。

       

市庁舎の中庭からみたメーラレン湖の景観も美しく、モンドセレクションのときは、社交場になっていました

       

市庁舎の外に出て、散策するときも、新市街地の中央駅周辺や、デパートやショッピング・モールの充実したセルゲル広場周辺も良いですが、何といってもストックホルムの発祥の地、ガムラスタンを忘れてはいけません

       

ガムラスタンは、旧市街そのものですが、本来の王宮はガムラスタンの中にありますホリちゃんは、この日、あるお菓子屋さんと入ったカフェと、そこで偶然出会ったシナモンたっぷりのドーナツタイプのお菓子を忘れられません

       

       

       

       

ホリデイツアーに関しては、こちらをご覧ください

ブログランキングに参加しています。応援のクリックお待ちしています

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村ポチッと

人気ブログランキングへポチッと


トルコを憂う

2013-06-12 05:55:46 | デイちゃんその他
デイちゃんです

トルコが揺れている

このブログを始めてからはまだ一度もトルコへは行っていないが
昔々太古の昔
まだ恐竜が闊歩していたど新人の頃はまるで自分の庭のごとく
個人的にももちろん添乗でも何回も何回も行った思い入れが強い国

そのトルコが今揺れている

トルコはイスラムの国ではあるが
国是として政教分離をしているので
他のイスラムの国とはちょっと違う
昔から顔は西側に向いている世俗主義の国

イスラムが入ってくる前から酒を飲んでいたもので
水を加えると白く濁るラクという酒もよく飲むし
れっきとしたNATOの加盟国で西側と仲良しこよしだし
いずれキリスト教徒の仲良しクラブであるEUにも入りたいと熱望している

政教分離だけは絶対に譲れない
トルコではそれが国の基本姿勢だとずっと思っていたのだが
いつのまに政府に変化が起きたのか

事もあろうに警官隊が催涙弾や放水を容赦なく浴びせているのは
昔デイちゃんが毎日歩いていたタクシム広場
そんな場所で信じられない暴力が起こっている
デモ隊の中には普通の人々も多いはず
ただ政治に口出しされたくないと思っているだけなのに

昨日のNHKニュースで2013年6月11日
トルコ政府がデモの排除に乗り出したのは
デモによる混乱が2020年のオリンピックの招致活動や
経済に及ぼす悪影響を懸念したためとみられます



オリンピックや経済が自国民を傷つけるよりそんなに大事なら
デイちゃんははっきり言いたい
今すぐ催涙弾やら放水はやめて
丸腰でエルドアン首相はタクシム広場に歩いて行き
デモ隊の代表者と膝を詰めて話し合うこと
君にその勇気があるか

そうすれば民主国家としてまわりの国々も安心しデイちゃんも安心し
オリンピックだって投資だってそれこそ観光だって思いのまま
国が平和でなければ金は儲からない旅行会社も儲からない
なぜこんなデイちゃんでもわかるような経済の基本がいつまでもわからないのかホント不思議

早くトルコが以前の魅力的な国に戻れますように
今までデイちゃんが添乗でトルコへ行くと
あまりにあーしろこーしろとうるさいのでスルーガイドさんの胃が心配と遠慮していたのだが
事態が収拾したらまた行きたいな
だって本当に食べ物も美味しい国ですから最後はやっぱりこう来たか


いつも遊びに来ていただきありがとうございます
じつは昨日はデイちゃんの○○回目の誕生日だったのですが
別段何をするわけでもなく家でぼ~としていたら
ホリちゃん始め仲間の添乗員さんたちから
いきなり電話ではっぴばーすでーとぅーゆーの歌声
たとえ酔っぱらいからとはいえ
デイちゃんとっても嬉しかったです
ホリちゃんからは以前にオランダで助けたお礼に
キティちゃんのバックをいただいているのですがしかも郵送で来た


これと誕生日プレゼントは別だと思っております

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村ぽちっとクリックよろしくね

人気ブログランキングへぽちっとクリックまた来てね
ホリデイツアーに関してはこちら今年の夏もやっぱりホリデイ

マチルダ ブログジャック! 再び勝手に「自慢写真展」

2013-06-10 00:14:07 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです昨年に続いて、マチルダが、自慢の写真で個展を開き、ヨーロッパの名所にお連れします1年間沈黙を守ってきましたが、最近はホリちゃんのブログ更新ペースが遅いのにしびれをきらし、私たちのブログ編集の現場へ乱入してきましたさて、実際の「作品」は?お手並み拝見といたしましょう

       

近所のネコから登場です。順番待ち?

       

順番が回って来た!

イタリアのヴェローナの街かどで、バラの花のとてもきれいな家を見つけました







バスの車窓から、フランス ノルマンディー地方の菜の花畑

       

ここから、フランス ジヴェルニーのモネの家の花の庭です

       

       

       

次はイタリアの世界遺産都市、塔の町、サン・ジミニャーノの遠景です

       


次の写真にご注目! サン・ジミニャーノで藤棚の壁を見つけましたが、左の下に人が写っている!という専らの話 幽霊!?

       



南フランス、ポン・ヂュ・ガールの水道橋です

       

プロヴァンス地方、アルルのゴッホのはね橋 ちょっと逆光!

       

地中海側へ出ると、コート・ダジュール(紺碧の海岸)

       

ニースの展望台から見た、紺碧の海岸

       

ロワールのお城で最大、最も写真写りの良いシャンボール城 水面に映える「逆さシャンボ^ル城」の撮影に成功!


       

ライン川下り ブドウ畑の景観


       

スイスアルプスのアイガー北壁 ちょっと逆光!?

       

クライネ・シャイデッグから見たアイガ-とユングフラウ

       

ハイデルベルク城の全景

       

カプリ島のアウグストゥス公園よりマリーナ・ピッコラへ降りる絶壁の道

       

マリーナ・ピッコラ(南の海岸)

       

再び、フランス ジヴェルニーの近くの家

       

フランス ノルマンディーのブヴロン・アン・オンジュにいたネコ

       

その名はジョゼフィーヌ(ナポレオンの1番目の奥さんの名前)交通事故で足が不自由
今は良い人にもらわれて行って、いません。

       

こちらは、ブルターニュ地方、ディナンで見つけたネコ

       

ロワールのお城、シュノンソー城のカトリーヌ・ド・メディシスの庭園

       

フォワグラの産地ペリゴール地方の象徴の鵞鳥

       

ワインの産地、ボルドーのワイナリー 何と有名なペトリュスです。

       

3月8日のイタリアの花屋さんー 3月8日は「女の人の日」で、男性は女性にミモザの花をおくる日になっています。

       

最後にマチルダが好きなイタリアへ再び戻って、カプリ島 アウグストゥス庭園から見たファライオーニ諸島  カプリ島は「青の洞窟」だけではありません。まだまだ、ネタはつきないようですが、マチルダは明日から出発なのでこれくらいにします。

ホリデイツアーに関しては、こちらをご覧下さい。

ブログランキングに参加しています。応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村ポチッと

     
人気ブログランキングへポチッと