ホリデイ現役添乗員日記

近畿日本ツーリスト ホリデイ現役添乗員が新鮮な情報をそのまま皆様にお伝えします

グローバルでローカルなイギリスを見直そう

2011-08-28 00:17:32 | ホリちゃんイギリス
ホリちゃんです。昔から長く海外添乗の仕事を長くやっているベテランの添乗員なら誰もが知っているイギリスの魅力を見直してみたいと思います。というのも、EU先進国のドイツやフランス、そしてイタリアやスペインあたりは世界遺産も多いせいもあって順調にツアーが出ていますが、それに比べて、歴史と伝統に裏打ちされた観光資源とその魅力では事欠かないイギリスのツアーに行く人が減ってきて、何か、実力を過小評価されているような、不当に扱われているような矛盾を感じることが多くなったからです
各社とも、汲めども尽きぬ魅力をもったイギリスの宣伝にもっと努めて頂きたく切に願う次第なのです

   

言わずと知れたロンドンのタワーブリッジです。この近くにロンドン塔があって、他にビッグベン(国会議事堂)やバッキンガム宮殿、大英博物館を含むロンドンの市内観光は昔、何回行ったか数え切れないほどです。ヨ-ロッパへ行くツアーの中で、イギリスへ行くツアーも星の数ほどありましたから。ところが、最近はあまりイギリスツアーが出なくて、「吾輩」は何故だろうか?と考えてしまうのです。

   

ブログを始めてからもイギリスへ行っていないので、手元に写真がありません。ごめんなさい。それで、最近イギリスに行ったマチルダの写真の一部を使わせてもらうことにします。

   

ロンドン近郊では、大学都市として知名度抜群のオックスフォードですが、大聖堂の様子が写っています。ゲンブリッジもそれと双璧ですね。確か、アメリカへ行ったときも、ボストンにケンブリッジという同じ名前の町があって、イギリスの影響に目をみはったものです。 ホリデイツアーでは、通常、スコットランドからイギリスツアーが始まります。グラスゴーという大都市もありますが、観光的に魅力があって古都であるエディンバラからスタートします。スコットランドのイメージはなじみがない人もいるかもしれませんが、スコッチ・ウィスキ-の本場、タータンテェックやカシミアの本場といった方がなじみがあるでしょう。ツアーによっては、スコットランドとイングランドの境界で、万里の長城のような「ハドリアヌスの長城」に立ち寄るツアーもあるのです。ローマ帝国軍団の勢力はこんな北まで及んだのだと、わかります。

   

それから、スコットランドとイングランドの境目あたりにあるセント・アンドリュースという町は、ゴルフ好きにとっては、あこがれの町でしょう。

   

   

   

イングランドに入ってきていちばんの見どころは、湖水地方(レイク ディストリクト)ですね。ウインダミア湖やグラスミアという氷河湖起源の美しい湖が★の数ほどあるところです。家並みも水成岩の一部であるスレートでできていて、統一感のある家並みは絵のように綺麗です。ここでは、ロマン派の詩人ワ-ズワ-スと、ピーター・ラビットの物語を生んだビアトリクス・ポタ-のゆかりの地ですね。この地域では、観光地といえば、ワ-ズワースかピーターラビット&ビアトリクス・ポタ-にちなんだところがほとんどです。それと、もうひとつ忘れてならないのは、国の自然環境保護団体、ナショナル・トラストの創立者と深いつながりがある地域だということです。その影響から、産業革命後も、この地域に蒸気機関車が乗り入れることはありませんでした。そのナショナル・トラストに深く共鳴したビアトリクス・ポタ-は自分の印税収入のほとんどを死後、ナショナルトラストに寄付して、イギリスの環境保護と景観維持に貢献しているのです。

   
 
 さて、湖水地方以外でも、ホリデイツアーでは、イギリスの地方の魅力を堪能できる地域へご案内します。例えば、ハニーカラーすなわち蜂蜜色の家並みが鄙びた美しさを醸し出すコッツウォールズ地方、そこでは、家と丘陵地帯と放牧地と羊の群れと、小川のせせらぎと、小じんまりしたホテルやパブレストランなど、目に見えるものすべてが、絶好の写真スポットとなって、イギリスの田舎の散策を心いくまで楽しむことができます。他にも、劇作家シェークスピア生誕の地、ストラトフォード・アポン・エイボンや
古代ローマ人が、熱い温泉が沸くことに目をつけてイタリア本国に負けないローマ風呂を建設したバースの町、そういった個性的な都市を効率良く回ります。ロンドン都心部でも、地方都市でも、「緑」はとても大切にされています。ロンドンの都心部でも、グリーンパーク、セント・ジェームズパーク、ハイドパークといった大きな公園の緑地がかなりの面積を占めています。古い建物は大切にされ、200~300年たった建物が幅をきかせています。景観保存のための土地や建物の法律によって環境が守られ、ナショナルトラストの精神は不滅であるかのようです。それにしても、イギリス人は、理想的には地方都市に住んで自分のガーデンを持ち庭いじりをするような生活を望んでいます。特に、老後は地方都市での生活が夢であるそうです。イギリスの魅力は地方にあるともいわれ、その美しさは、誰をも納得させる普遍的なものです。その意味で、「グローカル」(グローバル+ローカルの造語)という言葉がありますが、グローバルにして、ローカルなイギリスの魅力がもっと見直され、もっと多くの方がイギリスのツアーに出るようになる日を夢見ています。

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好奇心大満足!カッパドキアの奇岩

2011-08-26 23:50:53 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです。人はもともと好奇心のかたまりです。怖いもの見たさとか、息を飲む体験とかを楽しみにされているのであれば、カッパドキアの奇岩群はその期待に応えるものでしょう

   

カッパドキアでは、視界に入る範囲でも十分に奇怪な景観を堪能できますが、今回は、カイマクルという地下都市から見学が始まりました。世界中でも決して例外的ではない、地下の隠れ家、支配者・侵略者から身を守る地下の居住空間はここにもあるのです。

   

   地上気温は38℃くらいの猛暑なのに地下に入ると、真夏でも14℃くらいで天然のクーラーです。ワインセラーも当然、条件的にぴったりなので何か所かあります。地下は迷路になっていて、わざと解りにくくなっています。

   

地下都市の見学を終えて、外を走ると、珍しいことに羊の大群と遭遇しました。内陸の遊牧民の世界にいることを臨場感をもって味わえます。

   

   

外には引き続き奇岩の景観が広がり、観光客が降りる展望ポイントには、ラクダも待機しています。

   

   

   

ホテルは、ホリデイツアーの場合、洞窟ホテルを使うので、回りの景観とマッチさせて、もともとある洞窟をうまく「再利用」してホテルに仕立てていますが、これが、4つ★クラスの立派なホテルになるのです。

   

   

   

ホテルのレストランにテラスがあって、そこからもホテル周辺のギョレメという街の奇岩が楽しめます。

   

ギョレメの奇岩群には、30以上の洞窟教会がありますが、中でも、フレスコ画やモザイク画など美術品が見事な洞窟教会が集まっているところがあって、野外博物館の扱いです。

   

   

ここでも、観光客目当てのラクダが待機しています。

   

   



キノコ岩の他に、ラクダの頭に見えるラクダ岩という名の岩もあります。

   

何とも奇妙に見える、この世的でない、宇宙的な奇観に目をみはるものがありますが、ちゃんと自然の原理に基づいているのです。

   

数千年の昔、この地域で火山が繰り返し噴火を繰り返していたのがいちばん大きな要因です・ごく簡単に言ってしまうと、浸食作用で長い年月をかけて、下の方の柔らかい凝灰岩は早く浸食されて、上に残っていた堅い溶岩が残るかたちとなって、今のキノコ岩や奇岩ができたというのが真相らしい。

   

スリーシスターズ(3姉妹)と呼ばれる3つきれいに並んで見える岩もあります。夕日の名所といわれるローズバレーもその名の通り、岩肌が赤みを帯びて見えます。

   

ホリデイでは、ふだんの移動用の大型バスに加えて、カッパドキアでは、4WDを使います。これによって、大型が通れないショートカットやよりダイナミックな見学ポイントの確保も期待できます。

   

   

最後にハトの谷を見学して約3時間の4WDによるドライブと見学を終えた後は、充足感に満たされました。

   

夕方、改めてまたローズバレーへ繰り出してみることで、見事なサンセットを見ることもできました。百聞は一見に如かずで、カッパドキアの奇岩については、ブログの写真や文章によるイメージでは限界があります。ぜひいちどトルコへお出かけになり、ご自身の目でカッパドキアをご覧下さい。コンサートホールできく生の演奏と、テレビで見る演奏に匹敵する差がありますよ
   

   

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トルコ料理は奥が深い

2011-08-24 23:10:02 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです。トルコへ行って、トルコ料理を堪能してきました。トルコは「東西文明の十字路」と言われるように、東洋と西洋が混在するところです。料理についてもそれが言えて、ヨーロッパのもの、中東のもの、アフリカのもの、東南アジアのもの、中国のもの、日本のものが何でもあって、お互い、意識しないうちに影響を与えあっている感じなのです。例えば、サラダのドレッシング1つとっても、その種類の豊富なことに、目を見張ります

   

   

   

普通にオリーブオイルや酢が置いてあるのはもちろんのことですが、このときは、セルフサービスのヴァイキング! このときの種類の豊富さにびっくり!!レモン、ザクロ、バシルなどの文字が踊っています。

   

   

   

さらに、タイム、ミント、ホットペッパー等、南仏プロヴァンスで良く見るようなハーブや薬草の名前も見えます。もちろん、オリーブは、エキストラ・ヴァージンオイルやヴァージン・オイルといった質の高いものです。サラダビュフェも魅力的で、普通の野菜の他に、食欲をそそる食材が目をひきます。

   

   

チーズやオリーブの実もトルコ人の食生活に欠かせないものです。

   

   



次いでデザートコーナーを覗いてみましょう。

   

   

   

トルコ人も、欧米人と同じで「甘いもの好き」は半端ではありません。アーモンドやナッツを素材に使った、見かけはおまんじゅうやケーキのショートカットに似たものが多いです。それから、蜂蜜もよく使います。ハチミツを使ったパイとか、揚げ物の料理にも見える、ドーナツにシロップやハチミツを浸したものもあります。

   

朝食のときはもっともっと、種類豊富に出ますが、トルコのパンが美味しいのに、またびっくりします。

   

   

メインディッシュは、インターナショナルな、トルコ的なものは少なかったですが、それは外のレストランで様々味わうことになります。

   

例えば、このような牛肉と野菜の煮込み料理は特別トルコ的なものではありませんが、トルコ的な特徴を一つあげるとすれば、ヨーグルトを良く使うということですね。前菜やスープ、メインの味付けや付け合わせ、さらにデザートや飲物にも盛んにヨーグルトが使われ、酪農も優秀で盛んであることがわかります。ブルガリアでも、何にでもヨーグルトを使ってましたが、トルコも負けずにヨーグルトを使います。飲物オーダーのメニューに「飲むヨーグルト」があるのは、ブルガリアとトルコくらいでしょう。

   

ふと、同じテーブルで食事していたバスのドライバーの持っていたタバコのパッケージが気になったので紹介します。トルコでは、何種類もの警告表示があるそうですが、「タバコの吸いすぎは、様々な健康の害をもたらします」ということを言いたいのに、このパッケージは、男女カップルがいっしょに寝ているところを写し出し、「そうした営みが弱くなりますよ、吸いすぎに注意しましょう!」という警告表示です。

   

いちど食べたキョフテというトルコ風ハンバーグも美味しかったです。町を歩くとファーストフードも気になりますが、

   

このような肉と野菜をインドのナンのような皮で巻いた「ココレッチ」というファーストフードは格別の味でした。ケバブのお店もたくさんありましたが、あまりお客さんは珍しがりませんでした。また、日本人なら大好きな「サバの味噌煮」とか「サバの塩焼き」にして食べるあのサバをサンドイッチにはさんだ「サバサンド」は、トルコ旅行中食べたファーストフードでNO.1だと皆さん言ってました。

   

バールや飲物を売る屋台では、絞りたてといった感じのフレッシュ・オレンジジュースがいつでも飲めます。また、マーケットでも、ドライブインでも覗いてみると、スパイス王国と言ってもいい、充実のラインアップです。

   

地中海側の海沿いの都市では、魚のグリルとか、イカのリング揚げを食べましたが、ローマから南のイタリアの料理を感じさせましたね。

   

   

そして、いました、いました、魚料理にぴったり寄り添ってくる近所でなじみネコたちです。

   

   

   

他にも、ドルマデスといって、ブドウの葉で具を巻いたもの、ナスやズッキーニで肉・野菜を巻いたものは、ギリシャ料理にも似て、東欧料理にも似て非なるトルコのオリジナルを感じました。

   

   

トルコ人の食生活に欠かせないトルコティー(お茶)ですが、食事の間のティータイムにもひんぱんに飲まれているのが、「チャイ」です。

   

バスでドライブしていると、山道でよく美味しそうな果物屋さんに遭遇します。

   

   

ほとんどの果物を自給できるトルコでは、バナナなんかも、何の不自由もなく人々がほおばっているのを見ると、失業率が高いとか、貧富の差が激しいとか言われながら、トルコ人全体が豊富な食材の恩恵に浴し、あまり、食べるものに困っている人はいないのではないか?失礼ながら!と思うのです。

   

この黒い豆も見かけが珍しかったので食べてみましたが、「イナゴ豆」という血流を良くする優れものの健康食だそうです。その日泊まったホテルでも、サラダビュフェは充実していましたが、朝食のときに、トルコ人に欠かせないものとして、パンとオリーブの実と、ヨーグルト、チャイではないかと感じました。朝はパンが主役で、他はみなパンを美味しくたべるための引き立て役のように感じました。

   

サチュルカブルマという鉄板料理や

   

ドネルケバブという肉料理では、近隣のスペインやイタリアのセンスと、中東のイスラム教徒の嗜好を感じました。トルコの豊富な食材を通じて出来あがったトルコの食文化は、料理としての「東西文明の十字路」だし、詳しく追求すれば汲めども尽きぬ奥の普深いものだと実感しました。いっしょに、ホリデイツアーでトルコ料理を堪能しに行きたいですね。今度ぜひね!

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暑いトルコで、スキー場のような銀世界

2011-08-22 22:10:18 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです。一服の清涼剤をお届けしましょう。ホリちゃんが帰国した日は、土砂降りの雨でそれから秋さながらに気温が下がりましたが、またまた、暑さが戻って来るという話し ここは一緒に、トルコの石灰棚と古代人のプールで水浴する人々の水着姿で涼むことにしましょう

   

パムッカレというトルコ語で「綿の城」を意味する世界遺産の古代都市があります。温泉保養地でもあって、温泉好きの古代ローマ人の頃から、温泉が利用されたようで、周辺にパムッカレ遺跡というローマ時代の遺跡もあるのです。

   

   

パムッカレ温泉で泳ぐのに、入場料を払って入る入口には、「古代人のプール」と書いてあります。欧米と同じで、温泉は日本人的ではないのです。水着を着けて泳ぎ、他の人と社交するアクティヴな場所です。ゆっくり、「湯船」につかって、その後浴衣に着替えて、酒を飲む保養の地というイメージとはちょっと違います。疲れを癒すのが、日本の温泉、それに対して、緊張感をもって疲れに行く社交場が欧米の温泉ですねでも、日本のスキーリゾートのような、温泉地を一歩出たら、一面の銀世界でもあるのです

   

白く見えるのは雪ではなくて石灰だという点が違いますが。そして、周辺はパムッカレ遺跡というローマ時代の遺跡の跡もあるのです。

   

ほとんど瓦礫と化した外側と違って、ヒエラポリス博物館には「オリジナル」がいっぱい残っています。このあたりに来ると、昔、世界史で習った、否、世界史の教室以外ではあまり耳にすることのない「小アジア」とか、「ペルガモン王国」とか、「アナトリア」といったノスタルジアのある懐かしい地名がガイドさんの口からボンボン飛びだします温泉と石灰との間には実はつながりがあって、気の遠くなる年月をかけて、凝結した温泉の石灰分があの見事な石灰棚の景観を生み出したのです。

   

遠くから見ると、人が小さな点に見えます。

   

よく見るとスキー場のリフトやゲレンデの景観とあまり変わりません。見ているだけで涼しくなります。

   

   

   

白とブルーのコントラストで光がさすと映える場所もありますもちろん、世界遺産ですから、ユネスコが金も口も出します。景観保護は国を挙げての事業です。石灰棚には遊歩道を設け、また、人が侵入していい場所では、靴を脱いで、裸足で入るのが原則です。

   

   

   

   

   

この努力で、あの「綿の城」の景観を保っています。少し滑りやすいところもあり、それさえ注意すれば、真夏でも涼しい、少し冷たい感触を味わえます。

   

石灰棚から上がってきて周辺を歩くとペルガモン王国時代の古代遺跡の跡が点在します。

   

   

   
   
城壁跡もあり、城壁内には古代都市の機能があった、神殿や、行政府や、アゴラ(市民の広場)や、マーケットがあったことが想像できますあらためて距離を置いてみると、麓から大地や雪山を見るような均整のとれた美しさです。そして、この地でみた日没は忘れない想い出として残るでしょう。

   

まだまだ暑いトルコですが、ホリデイツアーでは、エアコンのきいて、ゆったりしたデラックスバスで快適な旅が約束できます。一緒に涼みに行きませんか?

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ほんわかホリちゃんとブラックデイちゃん

2011-08-20 01:40:08 | デイちゃんその他
デイちゃんです

ホリちゃんがホリデイの添乗から帰ってきた
頼まれたことちゃんとやってきたよ
えらいねホリちゃん
えらいって言っても本当はデイちゃんよりかなりの先輩なんだけどね

デイちゃんがどうしても欲しかった写真を撮ってきてと頼んだんだけど
ガイドさんがそんなの知らないって言ってるどうしたらいい
モグリじゃない限り知らないってことはないだろう
何が何でも撮ってきてと頼んだくせに
デイちゃん気が乗らなくてその写真使ったブログ今書く気しないなんてヒト

そんなホリちゃんにもブログの悩みはあるようで
デイちゃんはいいよね~食べ物ネタが書けるもんね~
ホリちゃんも書けばいいのにほっとけばいつも食べ物ネタばかりだよ
でもどうやって書けばいいのかわかんない
・・・

以前ホリちゃんとデイちゃんでご飯食べにいった時
そこはすごく豆腐が美味しいところだったので
私は豆腐御膳
え~とじゃあレディースセットでお願いします
・・・

一応ホリちゃんは先輩だから
その場は平静を装っていたがだってホリちゃんって男の添乗員さん
ごめんホリちゃん
デイちゃんは思い出しては大爆笑してます
つぼにハマったんだね

本当はデイちゃんはこういう真面目なブログじゃなくて
ブラックデイちゃんのブラックな一日とか
そしてホリちゃんは
ほんわかホリちゃんの本日も晴天なりなんて
我ながらグッドなネーミング
スピンオフ企画でやってみたりして現実逃避したいんだね

明日からデイちゃんは添乗で~す
ホリちゃんの撮ってきてくれた写真のブログは
そのうち気が向いたらアップしますご迷惑かけてごめんねホリちゃん

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サンモリッツは太っ腹

2011-08-17 00:06:57 | デイちゃんスイス
デイちゃんです

このカード

なんの変哲もないカードだけど
失くすと250フランの罰金
だから心して持たないといけないのである
なぜなら
サンモリッツ周辺のバス鉄道ロープウェイやらケーブルカーなど
13路線の山岳交通が全部無料
名付けて必殺ベルグバーネンパス

もともとサンモリッツは冬の超・超高級スキーリゾート地であって
夏のお客なんてお呼びでないと
夏は閑散としていたのだが
最近やる気が出てきて
夏にサンモリッツに2泊宿泊してくれたら
この必殺ベルグバーネンパスをもれなくお付けしちゃいましょう

こういうおいしい話を旅行会社が放っておくはずがなく
ホリデイでもちゃんと2泊サンモリッツに泊るのである

世界遺産のベルニナ線もカードを見せるだけ

ディアヴォレッツアの展望台へのロープウェイもカードをタッチするだけ

晴れていれば4000メートル級の
ピッツベルニナ(4049メートル)

ピッツパリュ(3905メートル)

パリュ氷河やモルテラッチ氷河

う~ん絶景

こうなったら午後のフリータイムも
絶対ピッツネイルに行かなくっちゃ


なんてったって乗り放題なんだから

ピッツネイル(3057メートル)の展望台でまずはお食事

これエンガディンロールキャベツ地元名物

全食事付きのツアーもいいけれど
自由食もたまにはあると
こういうアレンジが出来てデイちゃん大好き
だってこの景色を見ながらお食事ですよ~




帰りはただ降りるだけでは物足りないので
途中チャンタレラで下車して


ハイジの家に行きました

ここは映画「アルプスの少女ハイジ」の撮影に使われた家

その名もハイジヒュッテ


窓からはサンモリッツ湖が一望

天窓からは青い空

あれ現代版ハイジちゃんがおままごとしてる

恥ずかしがり屋さんだけどとってもかわいい~


ホテルまでだってちゃんとエンガディンバスもこのカードが使えて無料で帰れるし

とっても楽しい一日でした
サンモリッツの太っ腹に感謝

皆さまも是非ホリデイでスイスに行きませんか
アルプスの山と共にお待ちしてま~す

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頑張れマッターホルン君

2011-08-14 04:48:59 | デイちゃんスイス
デイちゃんです

本当に困ったもんだ
何が困るってやる気がないのが一番困る
他の子はみんな頑張っているのに
どうして君だけ皆の期待に応えようとしない
モンテローザ君も

ブライトホルン君も

それなりに具合が悪くても頑張っているじゃないか
それなのにマッターホルン君ときたら

ちょっといい加減に雲隠れしないで早く出てらっしゃい

スイスのハイキングに行ってました
ホリデイではマッターホルンに非常にこだわっていて
ツアーによってはお部屋をマッターホルンビュー指定にしたり
朝焼けマッターホルンを見に添乗員が早朝散歩にご案内したり
あれやこれやと可能な限りの努力をしているというのに
肝心のマッターホルンにやる気がないとせっかくの努力も水の泡
お客様の期待は雲よりも高いので
天気が悪いとデイちゃんも一緒に雲隠れしたくなる



でも日本女子サッカーも最後までゴールを諦めなかったように
デイちゃんも朝焼けマッターホルンを諦めませんでしたよ
このブログを見に来て下さる読者の為にも
何としてもすんごい写真を撮らなければ

朝5時30分に目覚ましをかけ
身支度を整えマッターホルンを一望出来る高台へひたすら急ぐ
今朝の日の出は6時22分
そうしたら6時10分くらいから
















やった~朝焼けマッターホルンだ~

よく頑張ったよマッターホルン君
きっとやれば出来る子だと信じていたよ
皆さまもマッターホルン君に会いに
是非ホリデイでスイスに行きませんか
他にもユングフラウ君もモンブラン君も
みんなでお越しをお待ちしております

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異邦人が似合うコスタ・デル・ソルの顔、ミハス

2011-08-10 05:02:01 | ホリちゃんスペイン
ホリちゃんです。地中海に近いスペインの小さな町の話しです。ミハスという町は、マスコミでもたびたびとりあげられてきたアンダルシアのリゾート地です。私たち、日本人はスペイン滞在の日程が8日間しかなく、しかも、他に見たい都市がいっぱいあるため、ミハスでの滞在は、せいぜい1時間半といったところです。それくらいの短時間をやりくりしながら、多くの都市を効率良く回るのが日本人のツアーには、まだ合っているようです ですが、ペンションやコンドミニアムが立ち並び、「知る人ぞ知る」で長期滞在する欧米人が多いのをみると、ミハスは、まぎれもないリゾートです 

   

「白い家並み」は、アンダルシアを代表するイメージのひとつです。ミハスは、観光客を意識して、「白い家並み」をより念を入れて仕上げた、スイスの手作りの町のような雰囲気です。

   

絵葉書とか、写真でもよくとりあげられる、サン・セバスチャン通りは「白い家並み」の象徴となる美しい通りです。

   

   

アンダルシアは、闘牛の発祥の地でもあります。その意味で、アンダルシアのイメージの一つに闘牛も加わりますが、ミハスの街にも、闘牛場があります。しかも、他では見られない、珍しい「四角い」闘牛場です

   

   

ミハスらしく、観客席の後方にも、「白い家並み」が見えます。

   

   

入場入口は、小さな売店のレジのようなところで、若干分りにくいですが、宣伝のポスターがちゃんと貼ってあります。

   

   

その後、町歩きを続けてみると、トロピカルな雰囲気とともに、展望台からミハスの海岸を見下ろすと、海が近い!、地中海が近い!と感動が沸きます。それまで、バスツアーで内陸都市ばかり回って、スペインに来てから、ようやく海を見たお客さんも喜んで写真をとりまくっています。

   

   

時折出会う、「公共交通機関」が「ロバのタクシー」です。

   

ミハスの風物詩です

   

20~30分ほどで、街の主なところを回ってくれます。料金を見ても、10~15ユーロです

  

   

珍しい洞窟教会も、ミハスの名所の一つです。

  

   

ほこらのマリア様と言って、この土地の人にとっては大切なマリア様であり、願いがかなった感謝なのか、願いをかなえるための祈りなのか、豪華な展示にも、驚きます。

   

   

屋根の上には、どこからでも目立つようなマリア像がのっています。

   

「ほこらのマリア様」と訳せるうんちくも書いてあります。

    

ほこらのマリア様のある洞窟周辺にも、海が望める展望台があります。コスタ・デル・ソル(スペイン語で「太陽の海岸」)が近く、代表都市マラガやトレモリノスなどの高級リゾートも近いのです 海にも近くて、地の利を占め、風光明媚であるため、古来多くの民族たちが、ミハスに定住しました。フェニキア人、ギリシャ人、ローマ人、そしてイスラム教徒、「白い家並み」をつくったのはイスラム教徒ですその白い家が気にいって住んでいる人には、外国人が多くいます。人口12,000人のうち半分以上が外国人といいますから、昔から今に至るまで、コスモポリタン都市であり、異邦人がよく似合う町だと言えますね

   

地元の人は、ミハスの乾燥した大地の恵みである、オリーブやアーモンドで生計を立ててきました。アーモンドを使った甘い砂糖菓子「ガラピニャーダ」を売る屋台もよくみます。

   

   

バス駐車場近くの展望台に観光案内所とトイレもある手際の良い町です。いちど、ミハスの街を散策して、異邦人を体感してみませんか?ホリデイツアーなら、チャーターバスで効率良く行けます

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現場の機転で延命!コルドバのメスキータ

2011-08-07 08:40:30 | ホリちゃんスペイン
ホリちゃんです。昔のスペインは、イスラム教徒に支配されることで、「先進国」になっていました。コルドバも8世紀から11世紀までイスラム教の総本山だっただけでなく、ヨーロッパを代表する学問・芸術の最先端の情報発信地だったのです。今のシリアのダマスカスでは、アツバース朝のもと栄華を誇っていましたが、ヨーロッパでダマスカスに比肩できる都市は、ウマイヤ朝の末裔が開いた後ウマイヤ朝のもと発展したコルドバだけでした。何しろ、ロンドン、パリ、ローマといった西欧を代表するように見える都市も、人口では、数千人から2・3万人というときに、コルドバの人口は100万人を超えていましたイスラム教徒の学問・技術の伝授のおかげで、ルネサンスや近代ヨーロッパが生誕したと言っても言い過ぎではなく、このことはもっと知られても良いと思いますイスラム教寺院は一般にモスクと言われるが、コルドバでは、スペイン語でメスキータとよばれます。

   

   

モスクは★の数ほどあっても、イスラムの総本山、コルドバのメスキータは、まじめな話し、モノが違うのです 8世紀~10世紀、コルドバの発展と歩調を合わせるかのように拡張・充実されたメスキータ1,012本の石柱と、一度に6万人の信者が礼拝できる比類ない規模と、二重アーチのハーモニーや内装も見事なイスラム建築を代表するものだったのです

   

   

   

イスラム教のモスクには、必ずミフラブという聖域があって、聖地メッカの方向を向いた神聖な祈りの空間です。コルドバのメスキータは、ミフラブ一つとっても例外的に美しいのです。

   

そんな繁栄を誇ったコルドバにも、転機が訪れます。キリスト教徒のレコンキスタです。13世紀にコルドバが再征服された後、メスキータもじわじわと変容を遂げていきます。レコンキスタ後のメスキータは、キリスト教の大聖堂に転用されようとする、辛酸をなめた受難の経過期間といえるでしょう。中庭と礼拝堂の間の19のアーチは、そのおかげでオープンになっていたものが、全部壁で塞がれています。特に、破滅的過程をたどるはずだった16世紀の大改装の計画があったのです。あの見事な石柱を取り除いて、
メスキータのど真ん中に巨大な大聖堂を建てようという計画です。さすがに、これは、コルドバの市民大多数や聖職者も巻き込んだ大論争や大反対を引き起こしたものですが、最終的にトップダウン方式で許可を与えたのが、国王カルロス5世です。あの、ゲント生れで、ポルトガル女王イサベラと結婚式を挙げたカルロス5世です。このとき、建築主任を務めた人物がメスキータの建築としての価値を十二分に理解していた人物であったことが、メスキータを破滅から救ったのです。

   

   

彼の機転で被害は最小限ですみ、ミフラブは無事残り、1,012本あった石柱のうち、856本が残ったのです。しかし、イスラム建築の精髄のど真ん中にキリスト教の大聖堂を建てた不自然さは、逃れようもなく残るわけで、後から実際に目の当たりにした国王は、「もし、余がこのようなものだと知っていたら、決して建築許可を与えなかったであろう。どこにでもある建築を建てるために世界に2つとないかけがいない建物を壊してしまった」と後悔したといいます。

コルドバでは、メスキータ周辺に、ユダヤ人街や花の小路という散策ルートがあります。現代人は、イスラム原理主義の印象が強すぎるせいか、イスラム教というと、狭量で戦闘的で、聖戦や自爆テロも厭わないという、一面的なイメージを持ちがちですが、昔のイスラム教徒は、むしろ、他の宗教に寛大で、ユダヤ人がいっぱい住んでコミュニティーを作っていたのも、そこに理由があります。

   

花の小路から振り返ってみた、メスキータやミナレットは絵のような美しさです。

   

ホリデイツアーでは、メスキータ入場見学はもちろん、ユダヤ人街、花の小路も散策できます。ぜひ一緒に「西方の真珠」と称えられたコルドバを見学しましょう。

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タリンクシリヤであざらしを捕獲する

2011-08-05 00:00:39 | デイちゃん北欧
デイちゃんです

昔々太古の昔
まだ地球が氷河時代と言われていたころ
フィンランドやスウェーデンの辺りには
1キロとも3キロとも推察されるど厚い氷が乗っていて
地球はその重みにひたすら耐えておりましたく、くるしい

やがて氷河時代が終わり
溶けた氷はバルト海になり
地球は氷の重しから解放され
押されて凹んだ土地を元に戻そうと
執念かけて年間数ミリずつ隆起しておりますああすっきり~

タリンクシリヤでのバルト海の船旅は
24000とも言われる隆起して出来た小島の間を
12階建の大型客船が
まるで鏡のような海面を静々と進み
高いデッキから小島を眺めるのが醍醐味

心の洗濯には最適な船旅でございます

ところがね
12階のデッキで景色にきゃあきゃあ騒いでるのは日本人を始めとするアジア人だけで
他のお客様はどこ行った今日はほぼ満室の2700人乗船と聞いているぞ
実はこのタリンクシリヤは免税扱いの船

今ではフィンランドもスウェーデンもEUに加盟しているので
本来ならこの船は免税にならないところを
途中寄らなくても良いオーランド諸島にわざわざ寄ることによって
いったん25%の付加価値税領域を離れることにより
タリンクシリヤ内では酒も買い物も全部無税

絶景より酒飲めるだけ飲んで買い物だあ
その意気込みはバイキングなみにすさまじいのでございます


地下の免税店
ラッピンクルタという北極圏のビールは箱ごとカートごと売られているちびちび買ってられっか~

もちろんアクアビットなどの強いお酒もここでは免税痛飲するぜ

このチョコレートは芸者チョコレートと言って
日露戦争で世界地図の片隅から落っこちそうな日本が
散々苦しめられていたロシアになんと勝っちゃって日本に勝てるのならフィンランドだってロシアに勝てるぞ~
どさくさにまぎれてフィンランドは独立した経緯があり
日本に縁のあるとてもおいしいチョコレートナッツが入っていてお土産にぴったり

ムーミンはもちろん人気ものみんな大好き
お菓子から

ぬいぐるみから

タリンクシリヤのスカーフ付きの限定ムーミン

Tシャツから

このミイの小憎たらしさがたまんない

日本のキティもムーミンカップ共々頑張ってるね~

ニョロニョロもお茶会してる

このあざらしはタリンクシリヤのマスコットのサイマーあざらし

氷河時代が終わって土地が隆起してるのに気が付かずだって誰も教えてくれなかったの
そのまま海に戻れなくなったとろいあざらしであれまどうしよ~
仕方がないので淡水あざらしになったのはいいが頑張って変身しました
余りにとろいせいか今現在260頭しか残っておらず困ったな~
絶滅が心配されているのであるみんな助けて

かごの中からこんにちは

目があっちゃうとかわいいね~7.9ユーロだよ買って買って
葛藤・・・葛藤・・・葛藤・・・

・・・そ・の・後
あれなぜかデッキにも

あれなぜかお部屋でも今回タリンクシリヤ海側デラックスルーム指定コース

海見てホームシックにならないでよ~

これからデイちゃんの子になるんだから

皆さまもホリデイで北欧に是非お越しくださいませとろくてかわいいあざらしもお待ちしております


追記
申し遅れましたがタリンクシリヤのデラックスルームは室内はこんな感じ

もちろんトイレ・シャワー付きで快適

デラックスルームならではのアメニティも充実あざらしにも仕事させております

ミニバーのお飲み物も無料デイちゃん喉が乾いてたからファンタ写真撮る前に飲んじゃっただから空いてるんだね

あざらしばかりで肝心の部屋紹介を忘れるところだった困るね

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アルハンブラの想い出、眩いグラナダ

2011-08-02 10:01:15 | ホリちゃんスペイン
ホリちゃんです。暑いスペインから、暑い日本へ帰ってきました。縁は不思議なもので、ホリちゃんの妻のマチルダが、説明会を担当したときに、「スペインがそんなに暑いなら行きたくない」と席を立ってしまったお客様も来ていて、どう対応しようか、悩んでいました。しかし、そのお客様も含めて、みんなスペインにはまって、スペインの魅力を再認識して帰られたのではないか、とひそかに期待しています。好き嫌いははっきり出るけど、一度行ったら、何度でも行きたくなる魔力をスペインはもっています。古来、多くの民族がイベリア半島の地を駆け抜けていった、そして、類まれな混血人種のスペイン人と、混血文化、雑種文化を残していった、エキゾティックといえば、これほどエキゾティックな国はまれではないでしょうか?エキゾティックの原点は?アラブとヨーロッパのミックスであり、イスラムとキリスト教の混在でしょう。では、最もアラブとイスラムの影響と雰囲気を残したグラナダのアルハンブラ宮殿の見学はどのような感じか、見てみましょう。

   

アンダルシアは北部スペインに比べると長くイスラム教徒の支配下にあったのですが、なかでもとりわけ長く、800年間も支配されたのが、グラナダでした。スペインの歴史は、イスラム教徒から領土を奪還しようとするキリスト教徒の国土再征服運動(これをレコンキスタとよびます)と、切っても切り離せない関係にあります。

   

   

   

まずは、王様たちの夏の離宮もあるヘネラリフェの庭園を歩きます。イチジク、糸杉、ザクロ、アーモンド、夾竹桃など、植物に弱いホリちゃんが見てもわかる植物や花が見事で、トロピカルなところもあるグラナダでは、一年通して花や植物が楽しめます。

   

ここからは宮殿も見えるし、写真スポットも多くあります。一日4000人とも言われる団体客を10分刻みで区切って入場させていますし、これに予約のない個人客も合わせると一体一日何人来るのか?、天文学的数字ですね

   

宮殿では有名なライオンの中庭が修復中で、しばらくは見ることができなかったのですが、先週行ったときは、展示室内のライオンが一般に解放されて、目にすることができたので、思いがけない喜びでした。

   

   

中庭からの眺めも見事で、王様たちの目の保養にもなったものだから、私たち観光客も感動します。建物内は、ほとんどイスラムの建築様式そのもので、モザイク画や、寄木細工などで壁面、天井に至るまで目を奪われる鑑賞対象です。

   

宮殿から外を眺めると、サクロモンテの丘が眩いばかりの美しさです。

   

   

実態は、ジプシーたちの居住地で、才能のあるジプシーはフラメンコのタブラオを経営したり、歌や踊りで生計を立てています。しかし、残念なことに、人のものを盗むことに手先の器用さを発揮して生計をたてている者もいるので、洞窟フラメンコなどを訪れるときなんかは、手荷物管理に気を使わなくてはなりません。ホリデイでは、リスクの少ない、もっと安全にフラメンコを楽しめるセビリアの様な大都市で案内しています。

  

    

アルハンブラ宮殿は、ギタリスト、ナルシソ・イエペスの「アルハンブラの想い出」という名曲でも有名です。あの曲は、滅びゆくイスラムの王様・王族たちの哀感を詠っています。日本史上の江戸城明け渡しと同じ、無血開城だったところが、余計に哀感、無常感を誘います。アルハンブラ宮殿が陥落してキリスト教徒のレコンキスタが完結したことになるのです。同じ年、コロンブスの新大陸発見もあったので、1492年という年代は、スペイン人にとって特別な意味をもつ重要な年代ですね

   

ホリデイのスペインツアーでは、これで終わりではありません。あの宮殿の全景写真をとるためにアルバイシン地区へ行くのです。

   

   

   

サンニコラス展望台という眺めの素晴らしい展望台へ行くのですが、そこまで行く途中のアルバイシン地区の散策自体が珠玉のような素晴らしい散策なのです。よく、この辺を歩くと、「地球の歩き方」などを小脇に抱えた日本人が迷って歩いています。あれでは、詳細な地図を表すことは難しいので、現地調達のスペイン語の地図をもって歩かないと駄目です。ホテルなどでもらえるでしょう。日本語のガイドブックだけでは、道案内も安全啓蒙も極めて不十分で、しばしば「地球の迷い方」現象になってしまいます。その点、ホリデイツアーでは、ライセンスをもったスペイン人の日本語ガイドもついて、案内してくれるので、道のことは気にせず、写真のことだけ考えていられます。

   

アンダルシア地方自体が、「白い家」で有名ですが、「白い家」はイスラム教徒の象徴でもあるので、アルバイシン地区というアラブ人街も「白い家」が白眉です。ちなみに白い家はスペイン語で、「カサ・ブランカ」と言います。

   

   

   

サンニコラス展望台へ来ると、さっき歩いてきたアルハンブラ宮殿の全景が見えて、感激です。全体としては、「アルカサーバ(砦)」、「宮殿」、「ヘネラリーフェの庭園」の3つから成っています。もちろん、グラナダの街を見下ろせるスポットでもあります。

   

   

一度はホリデイツアーで、スペインへお出で下さい。眩いばかりのグラナダはじめ、アンダルシア、マドリード、バルセロナと、日本人なら興味しんしんのところをご案内します。治安・交通事情その他の問題で、地図片手に自分で歩くのはかなりハードルが高いところでも、ホリデイツアーなら大船に乗って行けますよ。

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