ホリちゃんです。昔から長く海外添乗の仕事を長くやっているベテランの添乗員なら誰もが知っているイギリスの魅力を見直してみたいと思います。というのも、EU先進国のドイツやフランス、そしてイタリアやスペインあたりは世界遺産も多いせいもあって順調にツアーが出ていますが、それに比べて、歴史と伝統に裏打ちされた観光資源とその魅力では事欠かないイギリスのツアーに行く人が減ってきて、何か、実力を過小評価されているような、不当に扱われているような矛盾を感じることが多くなったからです
各社とも、汲めども尽きぬ魅力をもったイギリスの宣伝にもっと努めて頂きたく切に願う次第なのです
言わずと知れたロンドンのタワーブリッジです。この近くにロンドン塔があって、他にビッグベン(国会議事堂)やバッキンガム宮殿、大英博物館を含むロンドンの市内観光は昔、何回行ったか数え切れないほどです。ヨ-ロッパへ行くツアーの中で、イギリスへ行くツアーも星の数ほどありましたから。ところが、最近はあまりイギリスツアーが出なくて、「吾輩」は何故だろうか?と考えてしまうのです。
ブログを始めてからもイギリスへ行っていないので、手元に写真がありません。ごめんなさい。それで、最近イギリスに行ったマチルダの写真の一部を使わせてもらうことにします。
ロンドン近郊では、大学都市として知名度抜群のオックスフォードですが、大聖堂の様子が写っています。ゲンブリッジもそれと双璧ですね。確か、アメリカへ行ったときも、ボストンにケンブリッジという同じ名前の町があって、イギリスの影響に目をみはったものです。 ホリデイツアーでは、通常、スコットランドからイギリスツアーが始まります。グラスゴーという大都市もありますが、観光的に魅力があって古都であるエディンバラからスタートします。スコットランドのイメージはなじみがない人もいるかもしれませんが、スコッチ・ウィスキ-の本場、タータンテェックやカシミアの本場といった方がなじみがあるでしょう。ツアーによっては、スコットランドとイングランドの境界で、万里の長城のような「ハドリアヌスの長城」に立ち寄るツアーもあるのです。ローマ帝国軍団の勢力はこんな北まで及んだのだと、わかります。
それから、スコットランドとイングランドの境目あたりにあるセント・アンドリュースという町は、ゴルフ好きにとっては、あこがれの町でしょう。
イングランドに入ってきていちばんの見どころは、湖水地方(レイク ディストリクト)ですね。ウインダミア湖やグラスミアという氷河湖起源の美しい湖が★の数ほどあるところです。家並みも水成岩の一部であるスレートでできていて、統一感のある家並みは絵のように綺麗です。ここでは、ロマン派の詩人ワ-ズワ-スと、ピーター・ラビットの物語を生んだビアトリクス・ポタ-のゆかりの地ですね。この地域では、観光地といえば、ワ-ズワースかピーターラビット&ビアトリクス・ポタ-にちなんだところがほとんどです。それと、もうひとつ忘れてならないのは、国の自然環境保護団体、ナショナル・トラストの創立者と深いつながりがある地域だということです。その影響から、産業革命後も、この地域に蒸気機関車が乗り入れることはありませんでした。そのナショナル・トラストに深く共鳴したビアトリクス・ポタ-は自分の印税収入のほとんどを死後、ナショナルトラストに寄付して、イギリスの環境保護と景観維持に貢献しているのです。
さて、湖水地方以外でも、ホリデイツアーでは、イギリスの地方の魅力を堪能できる地域へご案内します。例えば、ハニーカラーすなわち蜂蜜色の家並みが鄙びた美しさを醸し出すコッツウォールズ地方、そこでは、家と丘陵地帯と放牧地と羊の群れと、小川のせせらぎと、小じんまりしたホテルやパブレストランなど、目に見えるものすべてが、絶好の写真スポットとなって、イギリスの田舎の散策を心いくまで楽しむことができます。他にも、劇作家シェークスピア生誕の地、ストラトフォード・アポン・エイボンや
古代ローマ人が、熱い温泉が沸くことに目をつけてイタリア本国に負けないローマ風呂を建設したバースの町、そういった個性的な都市を効率良く回ります。ロンドン都心部でも、地方都市でも、「緑」はとても大切にされています。ロンドンの都心部でも、グリーンパーク、セント・ジェームズパーク、ハイドパークといった大きな公園の緑地がかなりの面積を占めています。古い建物は大切にされ、200~300年たった建物が幅をきかせています。景観保存のための土地や建物の法律によって環境が守られ、ナショナルトラストの精神は不滅であるかのようです。それにしても、イギリス人は、理想的には地方都市に住んで自分のガーデンを持ち庭いじりをするような生活を望んでいます。特に、老後は地方都市での生活が夢であるそうです。イギリスの魅力は地方にあるともいわれ、その美しさは、誰をも納得させる普遍的なものです。その意味で、「グローカル」(グローバル+ローカルの造語)という言葉がありますが、グローバルにして、ローカルなイギリスの魅力がもっと見直され、もっと多くの方がイギリスのツアーに出るようになる日を夢見ています。
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各社とも、汲めども尽きぬ魅力をもったイギリスの宣伝にもっと努めて頂きたく切に願う次第なのです
言わずと知れたロンドンのタワーブリッジです。この近くにロンドン塔があって、他にビッグベン(国会議事堂)やバッキンガム宮殿、大英博物館を含むロンドンの市内観光は昔、何回行ったか数え切れないほどです。ヨ-ロッパへ行くツアーの中で、イギリスへ行くツアーも星の数ほどありましたから。ところが、最近はあまりイギリスツアーが出なくて、「吾輩」は何故だろうか?と考えてしまうのです。
ブログを始めてからもイギリスへ行っていないので、手元に写真がありません。ごめんなさい。それで、最近イギリスに行ったマチルダの写真の一部を使わせてもらうことにします。
ロンドン近郊では、大学都市として知名度抜群のオックスフォードですが、大聖堂の様子が写っています。ゲンブリッジもそれと双璧ですね。確か、アメリカへ行ったときも、ボストンにケンブリッジという同じ名前の町があって、イギリスの影響に目をみはったものです。 ホリデイツアーでは、通常、スコットランドからイギリスツアーが始まります。グラスゴーという大都市もありますが、観光的に魅力があって古都であるエディンバラからスタートします。スコットランドのイメージはなじみがない人もいるかもしれませんが、スコッチ・ウィスキ-の本場、タータンテェックやカシミアの本場といった方がなじみがあるでしょう。ツアーによっては、スコットランドとイングランドの境界で、万里の長城のような「ハドリアヌスの長城」に立ち寄るツアーもあるのです。ローマ帝国軍団の勢力はこんな北まで及んだのだと、わかります。
それから、スコットランドとイングランドの境目あたりにあるセント・アンドリュースという町は、ゴルフ好きにとっては、あこがれの町でしょう。
イングランドに入ってきていちばんの見どころは、湖水地方(レイク ディストリクト)ですね。ウインダミア湖やグラスミアという氷河湖起源の美しい湖が★の数ほどあるところです。家並みも水成岩の一部であるスレートでできていて、統一感のある家並みは絵のように綺麗です。ここでは、ロマン派の詩人ワ-ズワ-スと、ピーター・ラビットの物語を生んだビアトリクス・ポタ-のゆかりの地ですね。この地域では、観光地といえば、ワ-ズワースかピーターラビット&ビアトリクス・ポタ-にちなんだところがほとんどです。それと、もうひとつ忘れてならないのは、国の自然環境保護団体、ナショナル・トラストの創立者と深いつながりがある地域だということです。その影響から、産業革命後も、この地域に蒸気機関車が乗り入れることはありませんでした。そのナショナル・トラストに深く共鳴したビアトリクス・ポタ-は自分の印税収入のほとんどを死後、ナショナルトラストに寄付して、イギリスの環境保護と景観維持に貢献しているのです。
さて、湖水地方以外でも、ホリデイツアーでは、イギリスの地方の魅力を堪能できる地域へご案内します。例えば、ハニーカラーすなわち蜂蜜色の家並みが鄙びた美しさを醸し出すコッツウォールズ地方、そこでは、家と丘陵地帯と放牧地と羊の群れと、小川のせせらぎと、小じんまりしたホテルやパブレストランなど、目に見えるものすべてが、絶好の写真スポットとなって、イギリスの田舎の散策を心いくまで楽しむことができます。他にも、劇作家シェークスピア生誕の地、ストラトフォード・アポン・エイボンや
古代ローマ人が、熱い温泉が沸くことに目をつけてイタリア本国に負けないローマ風呂を建設したバースの町、そういった個性的な都市を効率良く回ります。ロンドン都心部でも、地方都市でも、「緑」はとても大切にされています。ロンドンの都心部でも、グリーンパーク、セント・ジェームズパーク、ハイドパークといった大きな公園の緑地がかなりの面積を占めています。古い建物は大切にされ、200~300年たった建物が幅をきかせています。景観保存のための土地や建物の法律によって環境が守られ、ナショナルトラストの精神は不滅であるかのようです。それにしても、イギリス人は、理想的には地方都市に住んで自分のガーデンを持ち庭いじりをするような生活を望んでいます。特に、老後は地方都市での生活が夢であるそうです。イギリスの魅力は地方にあるともいわれ、その美しさは、誰をも納得させる普遍的なものです。その意味で、「グローカル」(グローバル+ローカルの造語)という言葉がありますが、グローバルにして、ローカルなイギリスの魅力がもっと見直され、もっと多くの方がイギリスのツアーに出るようになる日を夢見ています。
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