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ホリデイ現役添乗員日記

近畿日本ツーリスト ホリデイ現役添乗員が新鮮な情報をそのまま皆様にお伝えします

ホリデイのおすすめ

2014-12-25 13:29:42 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです

ご無沙汰しております。

デイちゃんは、長いこと「放浪の旅」に出たことになっていて、消息も不明、報告もなしですみません

無事に帰ってきて、本来の業務に専念していますので、まずは報告させていただきます

ホリちゃんも、「放浪の旅」「いわばブチ切れの旅」とやらに漠然と羨ましさを感じていたところ、

ホリちゃんは性格が違って、「真面目」で通っているのだから、「放浪の旅」などに関心をもってはいけない!とくぎを刺されました


わけは色々あって、しばらくお休みをいただいておりましたが、このブログを再開することにします

勝手に休んでおいてお詫びの言葉もありませんが、来年以降は、気分一新、斬新な企画、新鮮な切り口、読んで良かったといわれる楽しいブログを心がけますので、ご愛読をよろしくお願い致します



さて、今回は私たち添乗員にとっては、親と同じくらい大切な、親友と同じくらい親密な関係にある「ホリデイツアー」について書きます


来年4月以降のパンフレットも市場に出ていますが、読者の皆さんにホリデイをおすすめします


価格は比較・検討すると、もっともっと安い商品が市場に出回っています
でも、安いものほど、現地へ行ってみると、あれは含まれていない、これは別料金ということで、予定外の出費が増えるのです
ホリデイの場合は、「全コース燃油サーチャージ込!!」で、これだけでもお得ですよ
本体価格は見かけ倒しで、現地に行ってみると自己負担が多いという失望感を味わうことはなく、価格の裏付けと信頼性が高いのです

それと、ホリデイの「売り」は当社専属の添乗員です
これまで、海外添乗に出た日数もさることながら、色んな経験を積み、様々なトラブルに対応し、無事に切り抜けてきた経験をもつ
百戦錬磨のベテランばかりなのですもうひとつ大切なことは、自分のツアーに参加したお客様にとことん満足してもらいたいという
ホスピタリティーです。みんなこれを豊かにもっている添乗員ばかりです
日本に帰れば、たまに「放浪の旅」に出たくなるようなことはあっても、添乗業務で行く「本来の旅」は「真剣勝負」であり、「楽しさの演出の場」なのです  このあたりのことは、数字や金額におきかえられない「無形の遺産」的な価値ですよ!

さて、肝心の企画ですが、ここでも、企画担当のスタッフの皆さんが、日夜苦慮・工夫しながら、旅行企画に取り組んでいます


ちなみに、「充実のフランス紀行8日間」をみてみましょう。

パリ以外の地方都市は、自分で行くことがいかに煩雑か、個人旅行を経験した人ならわかりますよね
ここは、貸し切りの専用バスと添乗員の案内つきのパッケージ旅行が、時間をお金で買う意味で、とてもお得です

世界遺産修道院のモン・サン・ミッシェルでも、パリからの日帰り観光は辛いです。宿泊するメリットに加えて、「対岸からの馬車体験」とか、
「幻想的なライトアップ」の鑑賞とか、個人では難しい、モン・サン・ミッシェルを色んな角度から楽しむ工夫がなされていますね

パリでも、ベルサイユ、ルーブルなど主なところは、含まれていますから、パリ初めての方でも安心です

自由行動も1日ゆっくりとれますし、オルセ美術館の希望者の案内もありますね

セーヌ川のディナークルーズは、昼間のクルーズと違って、夜のイルミネーションが楽しめて、クオリティーの高い食事もついてるので

一石二鳥ですね。総合的に考えて、20万や25万のツアーと一緒にしないで下さいよ!と言いたいコストパフォーマンスをもっています


こういうしっかりしたツアーにいちど参加しておいて、次回からは、フリータイムを多くとってみると、とても有意義ですね



ホリデイに関しては、こちらをご覧ください。

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モンサンミッシェルで思ったこと

2014-07-19 17:48:50 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです

7月のフランスは、さわやかでした

今の日本から行くと、避暑地のパラダイスに行ったみたいでした

             


観光地で賑わっているモンサンミッシェルです。いつ行ってもすごい人で、旅行会社にとっても「集客の頼みの綱」として存在感抜群です

今の時代、観光地として多くの人を引き付けるのは、正直な話、昔、世界的な巡礼の地だったということと、あまり密接な関係はないと思っていたのです


でも、最近のホリちゃんは、スペインのサンチアゴ・デ・コンポステーラへも行く機会があって、モンサンミッシェルを見直すようになったのです


             


世界的な巡礼の地は、現在も世界的な観光地であることに気が付いでたのです

巡礼地は、昔の人なりに選ぶことができました

お金も暇もない人たちは、近場の巡礼地で満足したり、妥協したりしていました

天国と地上との橋渡しをする「大天使ミカエル詣で」や、そのことで天国に導かれたいという強い願望をもっていた人たち、、

永遠の都ローマを視野においていた人たちは、程度の差はあれ、困難を乗り越えて巡礼に旅立っていきました

巡礼地としての普遍性が、大勢の人をよぶスケールの大きさに結びついているのです

スペインのサンチアゴ・デ・コンポステーラも、巡礼地としての普遍性が、現在、観光地としてのスケールの大きさに直結しています



             


しかし、モンサンミッシェルが見せる表情は豊かで、あらゆる人を満足させる包容力と懐の深さをもっています

神秘的で、現実的で、幻想的で、臨場感あふれるモンサンミッシェルへ出かけて、時空を超えて人をとりこにしてきた大天使ミカエルの


息吹きにぜひ触れてみて下さい。ホリデイツア-は1年通して門戸を開いています


             



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パリの食通散歩 〜最優秀バゲットとトリュフ専門店〜

2014-07-04 01:37:19 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです

フランスは短い夏を謳歌しています

風はそよぎ、花は咲き乱れ、カフェのテラスは路上の風物詩です


             


チョコレート専門店を見るツアーでしたが、途中脱線して、各種食べ物屋さん巡りをします


             


             


この脱線が楽しみです。意外性と思わぬ発見の宝庫です

でも、今回は、「本命」というか、脱線する前からの楽しみであった14区のパン屋さんに直行です

2013年 パリ市のバゲット・コンクールで優勝した「最優秀のパン屋さん」の名誉に輝いたところです

             

14区の何の変哲もない住宅街に出てくるこのパン屋さんは、外見はどう見ても「庶民のパン屋さん」です

でも、このグランプリで最優秀賞をとったときから、大統領府であるエリゼ宮に1年間バゲットを卸す名誉が独占して与えられ、

普通のパン屋さんの位置づけからステータスが変わるのです


             

場所柄は、14区でパリ市の南、地図で見ると、セーヌ河の南側に位置していて、モンパルナスが近いですが、パン屋さんの近隣は至って庶民的です

日本だったらもっと大騒ぎされて、人だかりも凄く、パン屋のスタッフも芸能人扱いになるところですが、雰囲気はとても静かで普段と変わったところはなさそうです。路上で大統領や芸能人と出くわしても、あまり大騒ぎしないフランスの大人ぶりを感じます


オー・パラディ・デュ・グルマン  というパン屋さんです。バゲットも1ユーロ〜2ユーロという値段で、焼き立ての美味しいバゲットが買えます


パン屋さんで話題のバゲットの試食をした後は、オペラ界隈へ向かいます。マドレーヌ寺院の回りで、お菓子・チョコレート・コーヒー・紅茶を見て回ります。その中で、ちょっと目を引いたのが、トリュフの専門店です。店舗の入口付近は、高級食材で世界3大珍味であるトリュフをお土産として売っています。奥のほうはレストランになっていますので、試しに入ってみました

店は一見カフェレストランのようなアットホームな雰囲気がありますが、テーブルに置かれたオリーブオイルからして、トリュフ入りのオリーブオイルで、特徴が出ています。

              


メニューを見ると、前菜、サラダ、魚料理、肉料理すべてにトリュフが入っています。また、加えるトリュフが、黒トリュフか、シーズン・トリュフ(白
トリュフ)か選べます。

              


             
パスタ(ペンネ)やラザニアといったイタリアン。メニューにもトリュフが入っています


              


メインの中に、ひれステーキとフォワグラのセットにトリュフも加えたものを「ロッシーニ風ステーキ」とよぶようです

面白いイタリア料理とフランス料理のデユエットです。ふだんは相性悪く、日本のお客様がカフェに入ってスパゲティーやパスタを食べたいと思っても、食べられないことが多く、イタリア・レストランを探さなければならないのですが


パリも自分の時間に自分のプランで歩くと、人により発見がまちまちで面白いです


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5月のフランスは光が主人公

2014-04-24 21:17:39 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです

5月のフランスは魅力的です

木々は色づき、庭園は花盛りで、太陽はフランス自慢の自然やオブジェをくっきりと描きだします

           

ノルマンディーはセーヌ川沿いの景勝の地が繊細な美しさに満たされます。

ジヴェルニーのモネの家も庭園が花盛りです。

           

           

あまりに左右対称な幾何学的レイアウトをみていると、モネの理想とした日本風庭園ではなく、フランス風の庭園に仕上がっているのがわかります。

           

5月になれば、睡蓮の池も、作品の舞台そのものの雰囲気となるでしょう。

           

           
ジャポニスムの影響を受けて、意図した「日本橋」も、まわりのオブジェとのロジカルな一体感は、やはり「フランスの橋」です。

           

モネの作品では、「光」が主人公でしたが、光にスポットをあてた対象の描き方を追求すると、「ルーアンの大聖堂」や「睡蓮」のような連作が生まれるのでしょう

モネというジャポニスムの影響を受けた日本びいきの画家の発想と表現は、やはりロジカルな西洋的なものでした

           

左右対称は、エキリーブル(均衡)というフランス人の志向性とマッチしますヴェルサイユ宮殿へ行っても、コンコルド広場をみても、シャンゼリゼを歩いても、左右対称でなければ落ち着かないフランス人のメンタリティーがみてとれます

           

モン・サン・ミッシェルまでいくと、ノルマンディーとブルターニュの境界です。

           

5月になると、ずいぶんと日が長くなります。日没は21:30をすぎ、フラッシュなしで写真を撮れる時間帯が長くなります。

           

夜ふかししなければなりませんが、夕食後一息ついて、暗くなってから、ライトアップを見に行く楽しみもあります。

           

ホリデイツアーのフランスの選択肢は豊富です

光が主人公となる5月のフランスにぜひ出かけてみて下さい

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バトーパリジャンで気分はパリジャン

2014-04-05 17:36:26 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです

パリの街歩きはとても目の保養になりますが、石畳の道を長く歩くと、
当然、歩き疲れます

動かなくてもすむセーヌ川クルーズは
コンパクトで、なおかつエッセンスに満ちた中味の濃い目の保養
として、おすすめです

            

1時間のクルーズで、パリの見どころをぐるっと回れます。
既に市内観光をすませた人にとっては、セーヌ川沿いに街を違った視点から見直す「パリの魅力再発見」のチャンスに満ちています

           

今回は「バトーパリジャン」に乗りこんでみましたが、クルーズしながら、
もうひとつの老舗クルーズである「バトームーシュ」の発着所を通過します

           

クルーズにも、色々な種類があって、例えば、夕食付のディナークルーズは、予約が必要で、服装も、ドレスコードがあって、全くのカジュアルというわけにはいきません。 食事は付いていない、夜のイルミネーションを楽しむクルーズもあります

           

昼間の1時間のクルーズも、予約なしでとび乗れて、有効に時間を使えるので、
自由行動のおすすめの過ごし方でもあります

道路上から見えたコンコルド広場、オルセ美術館、ルーブル美術館も、セーヌ川沿いに見ると新鮮な驚きです。オルセ美術館はフランス国鉄の駅を改装してできた美術館で、もとは、印象派美術館という名前でした。

           

やがて、ノートルダム寺院が見えてくると、パリ発祥の地、シテ島です

           

マリー・アントワネットが革命時、処刑されるまで収容されていたコンシェルジュリーも、眼前に迫って来るダイナミックな景観です

           

セーヌ川沿いに見ることは路上とは異なった角度で面白いです

          

エッフェル塔が見えてくると、クルーズもそろそろ終わりです

           

           

1時間のクルーズでリフレッシュした後は、再びパリの街を歩く気力・体力がみなぎってくることでしょう

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遥かなコート・ダ・ジュール~添乗員のバブル時代回想~

2014-03-19 11:10:28 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです

地中海に面したリゾートは、どこも華やかな雰囲気があります。
南フランスのコート・ダ・ジュール、スペインのコスタ・デル・ソル、
それに、イタリアのリビエラ

今回、コート・ダ・ジュールに行ってきました。
学生さん中心のフランス周遊ツアーで、コート・ダ・ジュールから入ったのですが、
何故か昔の想い出が蘇ってきました

昔の想い出を語りたくなるということは、それだけ歳をとったということかと言われそうですが、若い人にもあることなので、良しとしましょう
そんなに昔でもありませんが、1980年代の後半~1990年代の前半、日本がバブル時代と言われた頃、日本経済の数字も、企業や国民の消費マインドも活発で勇ましかったのです 安部首相は、脱デフレに躍起になっていて、あの時代の再現までは視野にないみたいですが

あの頃、旅行業界でもインセンティブ・ツアー(=お得意様招待旅行)、それもとびきりデラックスで、今では考えられないような旅行代金と内容のツアーがたくさん出ていました 

             

モナコの駐車場を出て、海洋博物館の前を通り過ぎて、海をみながら、この道でよかったかな?と、時々迷いながら案内していきます。ホリちゃんは、この仕事をしているわりには方向感覚が良くなく、以前見た景観と少し違っているだけで、この道で良いのか不安になることがあります

             

悔しいことに、マチルダ(=現役添乗員、ホリちゃんの妻=天)は、土地勘がとても良いのを自慢していて、基本的にいちど通った道は全部覚えているそうです どうやら、大聖堂まで来ました。グレース・ケリー大公妃のお墓を見たいと言われて、よく訪れたところです

             

少し先まで歩くと、モナコ大公宮殿です

             

モナコ地区も旧市街の雰囲気で、落着きと気品がありますが、バブル時代の想い出が詰まっているのは、モンテカルロ地区です

             

グランカジノで遊んだり、ルイ・ヴイトンやシャネルのブティクで買物につきあったり、「ルイ14世」という名の高級レストランで食事をしたり、F1-グランプリを楽しんだり、とにかく派手な話題には事欠きませんでした 今では信じられないことですが、1人分の旅行代金が100万~150万円という招待旅行すら、1年に何本も出ていた時代です

             

エズ村でもミシュランの星付きのレストランで食事しました。ここでは、熱帯植物園まで坂道を上がりきると、コート・ダ・ジュールの展望が素晴らしいのです。

             

             

カンヌ映画祭の季節に合わせて、カンヌの町を訪れたこともあります
今だったら、わざわざ混雑と混乱の中に迷い込んで行くので嫌われるような企画が、当時は、お金さえ出せば何でもできるというような風潮もあったのです

それと、これも今では考えられないことですが、私たち添乗員も、お客様の要請で飛行機はビジネスクラスに座って往復するツアーもありました。マチルダ(=現役添乗員=天)も、ビジネスクラスに乗った回数ではかなわないでしょう

ニースのプロムナード・デ・ザングレを欧米人のお金持ちに交じって、日本の人たちも優雅に歩いておりました と回想にふけっていたら、目の前を黒ネコが一匹横切って行きました。マチルダ(=天)もネコ好きなので、もっと近くによって写真をしっかり取って来ることでしょう。

             

今の時代は、皆さん忙しく、なかなか休暇がとれない、それと昔みたいに10日も12日間も休めないという人が多いですね。8日間でフランスを一通り周り、なおかつパリでの自由時間やお買物時間もとるという行程では、コート・ダ・ジュールの滞在も1日だけになるのはやむをえません。今回は、それでも、日本の1.5倍も大きいフランスの観光名所を要領よく見て回る「良いとこ取り!」というツアーでしたが、行ってきた皆さんの表情をみると、充足感があって、にこやかでした。

4月以降のホリデイでも、フランスのツアーには選択肢が多くあります。羽田空港から出て、短い日数でも効率良く回れるツアーもあるので宜しくね

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フランスらしいクリスマスとは?

2013-12-18 23:06:00 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです
いつも行き慣れている北フランス周遊のツアーに行ってきました
さすがに、どこへ行ってもクリスマスの町創りとデコレーション華やかです

           

ノルマンディーの中心都市、ルーアンです。
救世主ジャンヌ・ダルクが旧市街広場で悲劇的生涯を終えた町、などと歴史の講釈をしている間は、子守唄を聞きながら寝入る子供さながらだった皆さんでしたが、歩きだして旧市街広場のクリスマス・モードに触れてみると、俄然、目が輝いてきました

           

           

クリスマス・マーケットの屋台は、ドイツとそんなに違わないけど、その町でいちばん中心となる広場に、構図的にバランスのとれない移動式遊園地を持ってくるところなんかは、フランス人的だと思う

           

そういえば、パリのコンコルド広場にも同じようなメリーゴ-ランドがあった
保守的な反面、何か奇抜なアイディアや斬新なデザインで世間をあっと驚かすのが、フランス人は好きだった

エッフェル塔やルーブルのピラミッドも、全体との調和や景観の問題で、最初は大反対にあったことを思い出します

           

でも、時期がたつとその奇抜さが広場の全体的景観と折り合って、居心地よさそうにしている、それどころか欠かせない景観の一部として広場に溶け込んでいる、そのようになるのも、フランス的だと思いますね

           

今度は、ロワールのお城巡りの基点となる、トゥールの町です
ここでは、色彩や、イルミネーションの方法、ライトアップの強度なんかに、フランスらしいデザインのセンスを感じました

           

           

           

決して、贅沢はしていない、派手さはないけれども、自分に合った着こなしをしているお洒落なフランス人の側面が出ています

その意味でベストドレッサーのフランス人を代表するのが、パリの町、そして、シャンゼリゼ通りでしょう

           

             

シャンゼリゼ通りには、コンセプトの統一があります
イルミネーションは白と青を基調としていますが、このコンセプトに合うように、看板でも企業のロゴでも、ファサードでもイルミネーションに一体感がみられます

         

ホリデイツアーで12月、フランスへ行った人には、クリスマスのイルミネーションを見せることをモットーとしていて、その時間を大切にしています

          

ホテルへ帰っても、クリスマスツリーの写真を撮りながら、癒されます

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カトリーヌの倍返し ~シュノンソー城愛憎物語~

2013-09-15 23:10:05 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです話せば長くなることですが、ロワールのお城めぐりに行くと、必ずシュノンソー城に行きますから、宮廷をめぐる三角関係と不倫物語にどうしても触れざるを得ませんこの話をすると、ホリちゃんは興奮を抑えられず、つい過剰に感情移入してしまいがちなのですが、最近はセルフ・コントロールも上手になって落ち着いて話をします。やはり、親の都合で、14歳にして、政略結婚のため、フィレンツェのメディチ家からフランス王家に嫁ぐことになったカトリーヌ・ド・メディシスを不憫に思う気持ちが潜在的にあるのかもしれません

             

当時、ローマ法王のお膝元で先進国だったイタリアと仲良くして拍をつけるために、フランソワ1世は、息子で跡継ぎの国王となる、アンリ2世の嫁として、カトリーヌを迎えることになったのですこのとき、コック長や料理人を多数引き連れてきたため、イタリア料理やテーブルウェア、作法やマナーまでフランスに伝わって、フランス料理の伝統ができたといわれていますイタリアから恩恵に浴した点は多々あったはずですが、しょせんは貴族と王室の身分違いの結婚です。当時としては、前代未聞の常識外の結婚でした。格が上のフランス王室に嫁に来たカトリーヌにとっては、右も左もわからない未知の世界、立ち居振る舞いの要領を得ず、いじめにもあったことでしょう

              

14歳で嫁に来たカトリーヌの不安は察するに余りがあります。夫のアンリ2世は、正妻カトリーヌには目もくれず、自分の気にいった愛人とべったりの体たらくです。そんなとき、助け船を出して、要所要所でカトリーヌを救った人が、ディアンヌ・ド・ポワチエでしたその母親のような、実の姉のような、宮廷内では欠かせない恩人が実は夫の愛人であるとわかったときのショックはとても言葉に尽くせるものではないでしょうそうです!夫の愛人とは、ディアンヌ・ド・ポワチエでした!見かけよりは20歳は若く見えるという若さと美貌を誇るディアンヌとアンリ2世が並んで歩くと実際はディアンヌが20歳も年上だったのに、ちょうど年齢差のないお似合いのカップルに見えたそうです。容貌に恵まれなかったカトリーヌ・ド・メディシスはどれだけ内心憎しみと嫉妬で気が狂う思いをしたことでしょう。カトリーヌから見れば母親と娘くらいの年齢差のあるディアンヌが、宮廷内では自分を守ってくれる恩人であり、なおかつ夫の愛人である、という事実

             

しかし、カトリーヌには、先見性と深謀遠慮がありました。そのおかげで、受け入れがたい事実を、ディアンヌに対する笑顔と礼儀正しさで本心をカムフラージュしながら耐え忍んだからこそ、自分の時代がもてたのです。シュノンソー城の主人公となれたのです。

       

ディアンヌはご覧のように男性好みの女性です。

       

フランス王室の愛妾物語にも登場する「華のある」愛妾です。カトリーヌ・ド・メディシスは、歴史の上では、権謀術数の固まりであるとか、新教徒の虐殺にからんだ冷徹で冷酷な人物だと!、人気はイマイチです。
しかし、カトリーヌの名誉のために言わせてもらえば、14歳で異国の地に嫁いで、人脈も後ろ盾もなく生活し、なおかつ夫のアンリ2世はあの体たらくという情けない夫である、そんな過酷な現実を生きたカトリーヌを生かした原動力として、自分の「深謀遠慮」と自分の「知恵」以外、何を頼れば良かったのでしょうか?カトリーヌの時代は、王様の事故死の後すぐやってきました。すかさず、カトリーヌは、「神の喜び給わぬ不倫が宮廷内にあってはなりません。」という名言を残して、ディアンヌをシュノンソー城から追い出し、ショーモン・シュル・ロワール城に追いやります。

             

夫を亡くして後ろ盾を失いうろたえるディアンヌから住居を奪い、権力をはく奪し、カトリーヌの倍返し は完結するのです


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古き良きパリを味わうならモンマルトル

2013-08-12 22:22:57 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんですパリっ子たちはよく「パリ パール アロンディスマン」という小冊子を持っています。エスカルゴのように渦巻き状にセーヌ川を挟んで20の区(=アロンディスマン)に分かれるパリのまちを、まさに20の区ごとに詳細な地図であらわしたものです。パリの中心からは遠いものの、18区には、観光客の大勢やってくるモンマルトルがあります。観光客をひっかけようとする「誘惑の甘い罠」もあります。テルトル広場のしつこい似顔絵描きたちだったり、モンマルトルの丘のふもとで営業する「ボッタクリ」のバーやキャバレーがそれです。ホリちゃんも「探検」に行って、見事、ひっかかりそうになったこともあります。そうした体験も「仕事」のうちですけどね

       

下町だけどどこかシックでレトロ趣味を満足させてくれるのがモンマルトルです。

       

「ジュテームの壁」がある公園は、若者やカップルの憩いの場にもなっています。19世紀から20世紀のはじめにかけて、オスマン男爵が行政を行ってから、今のパリの都市計画の基本ができましたが、その当時のパリは、労働者がたむろするだけの「ド田舎」でした。しかし、アポリネールなどの詩人や、トゥールーズ・ロートレック、マティス、ピカソなどの画家がたくさん入ってきて、この界隈は変わったのです。「芸術家の町」であり、「画家の町」になったのです。その頃は果樹園やブドウ畑で覆われ、風車もある牧歌的な景観でした。今でもブドウ畑が残っています。丘の上には、昔さながらの雰囲気をもった「ラパン・アジル」というシャンソニエがあります。丘の下には、昔から変わらずフレンチカンカンのショーを見せてくれる「ムーランルージュ」があります。ああいう大人向けのショーをシャンペングラス片手に楽しむところをフランス語では「キャバレー」というのです。男女カップルで本来楽しむところで、「ペアシート確約」がお似合いのところです。日本語と化した「キャバレー」には男性天国のニュアンスがありますが、恥ずかしいことです

       

丘の上にはサクレクール寺院があります。「北のパリ」の象徴でもある名所で、ビザンチン様式の教会も見事ですが、ここからみたパリの眺めが最高です。丘の上り下りが大変な方には、フニクラがあります。モンマルトル墓地では、ドガやユトリロなどの画家やスタンダール、アレクサンドル・デュマ・フィスといった文豪のお墓参りもできます。パリではぜひモンマルトルを歩いて、レトロなパリを体感しましょう。その時限りのサプライズや「発見」、新鮮な驚きが期待できます

       

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星の数ほどのパリのレストランも話題性が大切

2013-07-27 21:37:13 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんですパリのレストランは星の数ほどあっても、限られた滞在中にどこで食事するかは、大きな問題ですよね話題性で選ぶとこんなレストランもありますよ、というテーマです

       

ルーブル美術館の中は、バカンスシーズン中、人でいっぱい!宮殿3棟分あるルーブルでも、意外と知られていないリシュリュー翼の中は、モナリザやミロのヴィーナスなどの「目玉」がある他の棟に比べると、観光客でごったがえしていることはなく、「ナポレオン3世の間」などに行ってみても、楽に写真が撮れますね

       

カフェレストランで一休みしても、意外と穴場で、目を向ける人が少ないわりには、落ち着いたシックな雰囲気で質の高い食事ができるのが、ミュージアムの中のレストランなのです

       

「カフェリシュリュー」に入ると、テラス側では、外を眺めながら食事できます。

      

「カフェリシュリュー」は、パリ市内の名門「アンジェリーナ」のメニューを提供するため、「食通の御用達」の名に恥じない美味しい食事ができます

       

       

世界3大珍味のフォワグラ付き、アンジェリーナ風サラダから始まり、

       

仔牛肉のクリームソース付きのメインで充足感で満たされますが、

       

モンブランで有名になった「アンジェリーナ」のモンブラン・ケーキを最後に味わいます。砂糖をたっぷり使うことに高級感の基準を置くフランス風のスタンダードにならっていますが、そこは「郷に入れば郷に従え」で思い切り楽しむことです

       

エスプレッソのコーヒーで締めて、レストランを出ます。

       

美術館の中のレストランもお勧めですが、晴れて視界の良い日には、展望台レストランもぜひ行ってみて下さい。

       

写真はあまり良くないですね!すみません!でも、このモンパルナスパーク・タワーの56階にある「ル・シエル・ド・パリ」(「パリの空」「パリの天井」といった意味)というレストランはお勧めです。エッフェル塔より高さで優るモンパルナスパーク・タワーの最上階は、「展望台」としてだけでも価値がありますが、エッフェル塔と向かい合うようにして建っていて、エッフェル塔の眺めも良いのです

       

エッフェル塔に上っていては、エッフェル塔は見えませんからね

       

野菜のポタージュスープと、

       

       

肉や魚のメイン、

       

デザートはレモンのタルトで楽しんできましたが、もちろん選択肢は豊富ですホリデイツアーで行くと、こうしたお勧めの話題性あるレストランに案内されます モン・サン・ミッシェルやロワールのお城めぐりなど、地方のみどころも効率良くしっかり押さえて、肝心のパリでは同じホテルに3連泊、ルーブルやヴェルサイユもしっかり入ったうえで、1日自由行動もある、フランス行くなら絶対お勧めのホリデイツアーで、ぜひお出かけ下さい


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フランス語に強くなろう‐③ 

2013-05-10 16:24:55 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです
今回は、引き続き日常の挨拶の表現を見直してみましょう。英語でも、日常会話の最初に教わる表現が、How are you? - I'm fine ,thank you.にあたる会話ですね。フランス語では、Comment allez-vous? (コマン タレヴー)というと、「お元気ですか?」若しくは、「ごきげんいかがですか?」にあたります。
Comment ca va?(コマン サヴァ)とも言います。これを、もっと簡単にした表現も有効で、単純に、Ca va?(サ ヴァ)とだけ言ってもOKです。この、Ca va? という表現は、日常会話でよく使われ、しかも、とても大切な表現です。何故なら、相手が元気かどうか聞く以外にも、相手の意向をきいたり、心理状態をうかがったり、ものごとの進捗状況を聞いたりするときに、とても有効な表現だからです。

色々なシチュエーションが考えられますが、状況に応じて、Ca va?の意味するニュアンスが違うのです。例えば、

カップルが夫婦げんかをして、奥さんのご機嫌が直ったかどうか、確かめたくなったら奥さんに向かって、Ca va? と聞くと、「まだ 怒っているの? 大丈夫?」と、ご機嫌を伺う大切な表現になります。ホリちゃんが、マチルダ相手にご機嫌を伺う表現としても有効です。もし、マチルダの機嫌が直っていれば、Bon,ca va.(ボン サ ヴァ)と言ってにっこりし、機嫌が直っていなければ、無言の抵抗を続けます。

レストランのウエイターが、誤ってお客さんの洋服に水をかけてしまって、あわててふきとります。お客さんも怒ってはいないけど、一応、「その対応で良いですか?」と意向を伺うベストの表現です。そう考えると、サービス業の人たちの接客表現としての万能表現ともいえるCa va? は、非常に大切な表現ですね。

さらに、会社で、上司が部下たちに仕事の進捗状況を聞いたり、「どう、うまくいってる?」と聞きたいときにも、Ca va? が有効ですね。学校で、先生方が課題に取り組む生徒たちの間を回りながら、よくCa va? と言って様子を聞いているのも、頷けますね。小さくてもとても応用範囲の広い、Ca va? をぜひ使いこなしてみて下さい。ただし、これを使うと、フランス人から一目おかれて、フランス語でぺらぺら話しかけられやすくなりますね。

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フランス語に強くなろう‐②

2013-04-26 00:34:58 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです 今日は、フランス語の敬称の使い方をみてみましょう。英語でも, MR MRS MSの区別があります。フランス語ではどうなるでしょう? まず、男性(MR)は,フランス語では、MONSIEUR(ムッシュ)ですね。レストランでウエイターをよんだりするときも、「ギャルソン」などとよぶのは、こちらの年齢が若かったりしたときは、失礼になるときもあります。また、名前を知らない他人に声をかけるときも、意外と失礼にならない表現は難しいのです。そこで、どんな場合でも、、MONSIEUR(ムッシュ)とよびかければ、無難なわけです。

次に、女性(MRS)は,フランス語では、MADAME(マダム)です。MADAMEの省略形でDAME(ダム)ともいいますが、名前を知らない女性へのよびかけは、MADAMEで決まりですね。

未婚女性(MS)は、フランス語では、MADEMOISELLE(マドモワゼル)となります。では、相手の女性が既婚か未婚かわからない場合はどうしますか?既婚か未婚かは外見や年齢だけではわかりませんね。その場合は、MADAMEとよびかけます。もし相手が、仮に未婚だったとしても失礼になりません。「成熟した大人の女性」としてよびかけるので、MADAMEの方が、かえって礼儀にかなっているのです。このあたりが、日本の常識と違うところですね。日本では、いくつになっても「可愛い娘」がもてはやされる風潮があり、よばれる本人が既婚であっても「お嬢さん」と呼ばれると、若く見られたと言って喜ぶ、日本とは違います。とりあえず、MADEMOISELLEと呼びかけたら、思わぬ失礼につながることだってあるわけです。原語の事情は難しいものですね。

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フランス語に強くなろう‐①

2013-04-11 21:00:30 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんですフランス語に興味のある人集まれ!気分転換に、ツアー中のフランス語講座やフランス語にまつわる興味深い話題に触れてみましょう。普通、ツアーに参加しますと7日間~8日間ですから、知ってて役に立つ選りすぐりの単語や表現に限定してレクチャーします。初歩のフランス語を一通りマスターするだけでも1年や2年かかりますから、息の長い話です。短期間の旅行者に必要な表現は限定されています。

MERCI 「メルスィー」と読みます。日本人はたいてい「メルシー」と読みますが、そうするといかにも日本人的なジャパニーズ・フレンチになってしまします。何かしてもらってお礼を言いたいとき、「ありがとう」を現地語で言えることはとても大切なことです。一般的に英語嫌いのフランス人ですが、確かに「サンキュー」と英語で言われるよりは、表情も態度もリアクションが良くなります。

MERCI BEAUCOUP「メルスィー ボク」というとより丁寧になって
英語でいうThank you very much. のニュアンスになります。

では、人に何かお願いする時の、「すみません、お願いします」つまり英語でいう
Please はどのように表現したら良いでしょうか?これは、
s'il vous plait 「スィルブプレ」と読みますね。これがおぼえにくいということから、現地ガイドさんの中には、「シモブクレ」とか「シンブンクレ」とか、語呂合わせで覚えさせていた人もいましたが、ホリちゃんは反対です。いざというとき、語呂合わせの日本語しか頭に残っていないからです。これは、とても応用範囲が広く、トイレがわからないときは、Toilet ,s'il vou plait 「トワレ、スィルブプレ」と聞けばいいし、レストランやカフェでメニューを指さししながら、単独で「スィルブプレ」と言っても立派に通用します。自分の望むもの(あるいは目的)+スィルヴプレ!でちゃんと用が足りるのです。

つまり、人に何かお願いしたいときは、「スィルブプレ」と声をかけ、用が足りてお礼を言いたくなったら「メルスィー」で決まりです。この2つさえ知っていれば、あらゆる表現に先だって知っていなければならない「サバイバル編」のフランス語はOKです。今、ホリちゃんのカメラが調子悪いので、まともな写真をアップできるようななったら、いつものブログに戻しますが、しばらくはフランス語ネタに付き合って下さい。
見て面白く役に立つレクチャーにしていくつもりです。

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ジュテーム!パリ散歩

2013-03-09 17:38:47 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんですパリのモンマルトルの丘の麓に今ホットな
話題をよんでいる公園があります。

       

       

100段くらいの階段を上がってきて、地下鉄の駅を出るとすぐ問題の公園がみえる。回りは閑静な住宅地を思わせる雰囲気。

       

だけど、実はモンマルトルの丘という観光名所がすぐ近くにあります。喧騒雑踏と表裏一体といったところです。

       

この一角にあるじゃん・リクチュス公園が何で話題になっているかというと、数十できかない、数百の原語で「愛してます」が描かれている「ジュテームの壁」があるからです。

       

       

「ジュテームの壁」の壁面の上の方を眺めると、何か興味深い格言めいたことが書かれています。この格言は、「愛とはふしだらなこと、さあ、愛し合おうよ!」とフランス人特有の諧謔、ユーモアとエスプリが効いた言い回しですね

       

日本語も目立っています。「愛しています」はどこにいてもよくわかります
他に「アイ ラブ ユウ」も英語だからすぐわかります。中国語やハングル文字も躍っていますまさに愛の告白のオンパレードですだから、
ホリデイツアーでも新婚カップル向けの「ロマンティック・ジャーニー」というツアーにここへ案内すると書いてあります

       

では、肝心のフランス語はどこにあるかな?とホリちゃんはあまり良いとは言えない眼をしっかりこらして(最近視力の衰えがすすんでいる、とはマチルダも指摘するところ) 意外と苦戦したのですがあった!あった!

       

ここに小さく、そしてここに大きく

       

「Je t‘aime」と書いてありました喜んでいたら、カップルではなく若い女性たちがやってきて写真を撮り始めました。

       

ホリちゃんたちグループが行ったときは、珍しいことにカップルは一組も来なかったけれど、普段はAVEC(アヴェック)のメッカらしいですよ!ハネムーナーの方から結婚後数年たって、そろそろ倦怠期だとか「アンニュイ(退屈を意味するフランス語)」がささやかれるカップルも、もう一度ジュテームの壁を見ながら、改めて愛をささやくことにしたらいかがでしょうか? 若かりし頃の恋愛に夢中だった自分たちが原点に帰れる、そんなパワーを実感できる場所だと思いました

       

気分がのってきたら、モンマルトルの丘へむかえば素敵ですね

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スキャンダラスだったエッフェル塔物語

2012-09-10 00:09:48 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです

       

今でこそパリの象徴となって、街に不可欠な存在となったエッフェル塔ですが、完成前に大反対にあい、できた当初も評判はあまり芳しくないものでした1889年のパリ万博のためにできましたが、昔から、古い伝統的なものを守る保守的な一面と、これまでに前例のない、革新的なものを創造するのが好きな一面があるのですね、フランス人には

       

できる前のエッフェル塔論争も、そうしたフランス人の二面性を表す論争でした。「無用にして奇怪」と批判する知識人も多かったのです。でも、大衆に大受けしたことがエッフェル塔のその後の延命と存続につながっていったのです万博の1週目に、エレベーターなんか、まだ動いていなかった頃、2万8922人が1665段もの階段を歩いて上ったのです!こうした大衆の「武勇伝」やエピソードの積み重ねにより、エッフェル塔の取り壊し計画は見送られ、延命できました今のところ、7年に一度、塗りなおされて色が変わります。照明のおかげですね。2000年には金色になりました。2004年の旧正月を祝う際は、赤色になりました。2006年5月9日のヨーロッパの日には青色になりました。2007年のワールドカップのときは、緑、白、金になりました。時代の節目節目で世界的なシンボルになって、話題を提供しています

      

万博の後も、ノルウェー人が、2階からパラシュートで飛び降りて死んだとか、自転車乗りがエッフェル塔の駆けあがりに挑戦し、2階まで13分58秒で上がったとか、エピソードには事欠かずでした。

       

       

しかし、最大のスキャンダルは、エッフェル塔を売りに出す計画でしたヴィクトール・ルースティックというテェコ生れのフランス人詐欺師の画策で、偽の書類をでっちあげ、1925年に、エッフェル塔をある実業家に一時、売却することに成功したのです後から、「エッフェル塔を売った男」というタイトルで映画にもなりましたし、「フランス詐欺物語」という出版物にもなりました。もちろん、売却計画は、見破られて頓挫したから、今のエッフェル塔があるわけですが、ここまでくるには、これほどのスキャンダルを持ち、話題をさらった観光地は他にありませんね

      

9月に入ってからのフランスは、何か急速に秋が深まったかのような朝晩の寒さですが、日も短くなってきました。暗くなると提示に点滅がみられるイルミネーションもエッフェル塔の象徴ですね。秋から冬にかけては、夜が長く、イルミネーションの楽しみも増えますね。

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