ホリデイ現役添乗員日記

近畿日本ツーリスト ホリデイ現役添乗員が新鮮な情報をそのまま皆様にお伝えします

ノルウェー名門ホテルクビクネスに泊る

2011-07-31 05:51:11 | デイちゃん北欧
デイちゃんです

北欧のツアーを選ぶ大事なポイント
ヘルシンキストックホルム間を豪華客船タリンクシリヤの海側の部屋指定
ノルウェーのフィヨルドは名門ホテルのフィヨルド側の部屋指定
この二つの条件は譲れない
お客様から聞かれたらいつもこのようにお勧めしております
だって断然満足度が違うもの

で行ってきましたホテルクビクネス
世界最長のソグネフィヨルドに面している名門ホテルです

名門ホテルといっても4代続く家族経営のホテルで
温かいおもてなしと美味しい食事がとっても評判

お部屋は素朴だけどバルコニーがついていて

フィヨルドの眺めにうっとり

夏の北欧はいつまでも暗くならないので
デイちゃん会社に提出する日報をバルコニーで書いたちゃんと仕事もしているの
だってこの景色を目の前にして部屋の中なんてもったいなくていられない

そしてお楽しみの夕食はもちろんホテル自慢のバイキング

前菜のコーナーには甘エビやら蟹やらサーモンやら
テンション上がる上がる

甘エビは地元の人はバケツ一杯食べてたな頭のみそまで吸いついたる

蟹は争奪戦補充しても補充してもすぐなくなる

鯖の燻製も脂がのってて最高誰かご飯持ってきて~

てんこ盛りだねこれでも写真撮る為控え目に盛り付けてあります

メインディシュの内容は日替わりなので
今日は何かと尋ねたら
コックさん軽くウインク
日本人と俺らが大好きなものさ

本日のメインディシュはなんと


トナカイ


ノルウェー人は鯨を食べる
隣のスウェーデン人からこの野蛮人と言われても食べる何か文句でも
だって元バイキングだもん
スウェーデン人も元バイキングだけど
ノルウェー人はバイキングだった事を大変誇りにしてる
国王の名前もホーコンとかオーラフとかバイキング時代の王の名前だもん
そういうところがかっこいい

トナカイも北欧に来たら是非食べてみて
苔しか食べないから臭みはないし
柔らかくてベリー類の甘いソースとの相性抜群手前が鯨で奥がトナカイ

デザートも迷ってしまう迷ったら全部食べる

チーズもおいしかったブルーチーズが絶品

ノルウェーの名門ホテルの夕食の後のお楽しみは
コーヒー紅茶は別室のラウンジでいただくこと

ホテルクビクネスのラウンジはいろんなお部屋があって


気に行った椅子を見つけてゆっくり語らうのも最高

デイちゃんはフィヨルドに面した外のテーブルで食後のコーヒー

これを贅沢と言わず何を贅沢と言う

ああ最高の気分

日々の生活にちょっと疲れ
心の洗濯をしたいと思っていらっしゃる方は是非
ホリデイで北欧の旅に来て下さいね
大自然が心を癒してくれますよ

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何があってもノルウェーが好き

2011-07-28 22:42:23 | デイちゃん北欧
デイちゃんです

もう何年も前の夏の北欧

オスロ周辺でバスのストライキがあり
デイちゃんたち一行は鉄道を使ってなんとかオスロの脱出に成功
やっとの思いでバスに会えた時デイちゃん運転手さんにマジギレ

だいたいね~ノルウェーで生活するのに何の不満があるわけ
産油国だし国は金持ち医療費も学費もみ~んな無料
年金も万全これ以上何を望むんだええ


ちょっちょっと待ってよ
産油国ったって税金がえらく高くてさ
ビール一杯とタバコ一箱で軽く二千円超えちまうんだぜ
だからもうちっと待遇良くして欲しい・・・
かなと・・・思って・・・

だからって夏のこのくそ忙しい時に
人に迷惑かけてやることか


別名瞬間湯沸かし器のデイちゃんに恐れをなした哀れな運転手さん
でも怒ったことすらすぐ忘れる都合のよい人でもあるのでひどいヒト
それからは仲良くツアーを進め
運転手さんの家族の写真を見せてもらうことに

これが俺の子供こっちが妻の連れ子ノルウェーではよくある話
みんなかわいいね~あれこの子は

どう見ても運転手さんとは似ても似つかない肌の黒い子

あっこの子はね~俺が養っているアフリカの子もっとも写真だけで
会ったことないんだけどね~

聞けば月々いくらか慈善団体にお金を振り込んでその子の面倒をみているのだという

ビールが高いって文句言っても恵まれない子を養うなんて偉い
あんときは怒って悪かったね~
ビールたかだか5杯でこの子の面倒を一カ月もみれるんだぜ~
ビールも飲みたいけどこの子も大事

これこそノルウェーのすごいところじゃないですか

前にイラクから逃れてきたマリアのことをブログに載せたけど世界が平和じゃないとマリアが生きられない読んでね
ノルウェー人は本当に困っている人をほっとけない
よくお客様に「どの国が一番好き」って聞かれるけど
デイちゃん日本人じゃなかったらノルウェー人に生まれたかったなと思ったりする

だからこの前のオスロのテロは本当にショックだった
確かにノルウェーには国を追われた難民が多く住んでいるけど
政府から生きて行くのに困らないほどの生活支援を受け
仕事につけるよう2年間ノルウェー語を無償で勉強
仕事も政府が斡旋
例え難民だろうが言葉の壁や教育の問題で生きていくのに困らないよう
手厚く保護される
産油国なのにガソリン代がヨーロッパ一高くても
ビール一杯とタバコ一箱で二千円超えようともだ


デイちゃんベルゲンの町を歩いていたら

沢山の人が無言で花を持ち
ろうそくを持って
祈りをささげている姿が目に入った

何が起ころうとも
これからも
デイちゃんはノルウェーが大好きだ
その気持ちは変わらない
犠牲にあった方々に心からご冥福をお祈り申し上げます

皆さまも是非ホリデイで北欧に来て下さい
ノルウェーをとっても好きになってくれると思います

トロールともどもお待ちしております

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システィナ礼拝堂の創造者は2人いた

2011-07-24 16:11:05 | ホリちゃんイタリア
ホリちゃんです。バチカン美術館の物語です。この美術館、いや、正確にはバチカン博物館はとても素晴らしいです。前に亡くなったどこかの経済産業大臣が立ち入り禁止区域に思わず入ってしまうほど、国宝級の素晴らしいものでいっぱいです。

   

   

イタリアの他の博物館の例にもれず、入場するには、炎天下で長い列を作って待たなくてはなりません。この点、なでしこジャパンの選手のように鍛えられていない一般観光客は、150mの行列をみただけで、白旗をあげて帰ってしまう人がいました。フィレンツェのウフィツィ美術館やアカデミア美術館に行ったときもそうですが、日本人個人客はとにかく待てなくて帰ってしまう人が多い。日本のサービス業は素晴らしく、どこへ行っても、お客様を待たせない知恵と配慮が行きとどいていますが、この点、配慮がなくて大ざっぱな外国では耐えられない人がいるのも仕方のないことです。いずれにしても、予約があるということはありがたいことです。ウフィツィ美術館でも、コロッセオでも、バチカン博物館でも、ホリデイツアーで行程に含まれているときは、団体で予約してあるので、待たなくてもすむのです。

   

   

内部は屋外中庭も使って、宮殿風の館内を順路に従って進みます。「ラファエロの間」の様に知名度の高い部屋もありますが、「タピストリーの間」や「地図の間」のように個性きらめく展示場もあります。

   

「ラオコーン像」など、ギリシャ・ローマ時代の造形芸術も多く、ギリシャ・ローマ神話やトロヤ戦争などの背景を知っておくとより楽しいのは言うまでもありません。そのバチカン博物館でも、フィナーレを飾るように、最後のクライマックスとして出てくるのが「システィナ礼拝堂」です。ルネサンスの巨匠、ミケランジェロの偉大な作品である、「最後の審判」や天地創造のテーマの天井画があまりにも有名です。裏方さんや弟子のアシストはあったものの、基本的にはミケランジェロ一人で完成させた作品であることが当たり前のようになっています。ですが、ちょっと待って下さい。美術史家の評価としては、必ずしも統一見解ばかりではないのです。

   

システィナ礼拝堂制作構想をめぐるミケランジェロと、それをオーダーしたローマ法王「ユリウス2世」の確執はあまりにも有名です。ミケランジェロは天才ですが、誰よりもミケランジェロの天才を理解していたのはユリウス2世です。ミケランジェロは、気難しい人間嫌いで、また、おべっか使いをすぐ見抜いて全く相手にしませんでした。しかし、ユリウス2世の芸術的感性には共鳴するところが多く、ユリウス2世のミケランジェロ評価にはしっかりした論拠と深い芸術的感性に支えられていて、自分はこの法王様には「理解されている」と感じ、法王の説には一目置かざるをえませんでした。

   

法王は、実はキリストの生涯が中心に来るような天井画をイメージして、自分の構想を実現させるのはミケランジェロしかいないと確信し、制作を命じました。ところが、ミケランジェロは、絵画よりも、彫刻を得意として、彫刻で名声を得ていたので、法王様のイメージするような絵画なら、当時一世を風びしていたラファエロがいちばんふさわしいといって、断ります。法王様はミケランジェロと似たもの同志の頑固もので、ミケランジェロを最大限理解、保護すると同時に自分の命令には絶対服従を要求します。それと、法王様に追い風が吹いたのは、周囲のミケランジェロを良く思わない芸術家連中の誹謗・中傷でした。「どうせ、あのミケランジェロには、そんな壮大なスケールの絵画を完成させることなど、とうてい無理だ」という「風評被害」です。これに人一倍プライドの高いミケランジェロは反応し、「では、やってやろうじゃないか!」となって、結果として、引き受けることになるのです。ミケランジェロは、システィナ礼拝堂に足場を組み、天井すれすれのところで仰向けになって不自由な姿勢で絵を描くという難行を長くこなしました。システィナ礼拝堂の天井画制作は、1508年5月に始まり、1512年10月に終わります。つまり、4年半ほとんど休みなく没頭したことになります。

   

仕上がりは、法王様の趣旨とはずれた、壮大なスケールの天地創造の物語と最後の審判が主要テーマになりました。ミケランジェロもこうと決めたら、法王様の意向を無視しても、自分の感性と構想を優先させるような人物です。フィレンツェからわざわざ呼んだ弟子や裏方さんは、ちょっと気に食わないことがあるとすぐクビにしていたミケランジェロも、毎日のようにやって来る法王様の意見には耳を傾けました。法王様は、ときには、慰め、励まし、議論し、大喧嘩しました。つまり、本物の芸術を理解する妥協のない感性と感性のぶつかり合いの結果生まれたのがあの壮大な天井画だというのです。

   

「審判者キリスト」や「原罪」や「アダムの創造」などを見ていると、法王ユリウス2世の構想からははずれているものの、ユリウス2世なしでは完成しなかった、つまり、創造者は2人いたと考えるのが妥当だということが、美術史上で囁かれているのです。

   

   

完成したとき、37歳の働き盛りのはずのミケランジェロは、長年の消耗のあまり、年老いた老人のようにみえたそうです。ユリウス2世も、天井画完成を見届けるようにしてわずか4カ月後に永眠してしまいました。この意味でも、2人の共同による生涯をかけた力作と言われる所以です。この雄大な構想の天井画をぜひ一度見て下さい。
ホリデイツアーでは、バチカン博物館に入場するイタリアのツアーを1年通してずっと扱っています。

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グラディエーターに現を抜かして、国が滅んだ!

2011-07-21 00:27:25 | ホリちゃんイタリア
ホリちゃんです。「グラディエーター」という映画をみたことありますか?2,000年に公開されて、大ヒットしたハリウッド制作のアメリカ映画です。時代と舞台は、もちろん古代ローマ帝国。街全体が博物館といわれるほど、無尽蔵に古代遺跡と遭遇するローマの街でも、際立ってスケールの大きい遺跡がコロッセオ(円形闘技場)でしょう。

   

遠くからでも目立つし、近づくとその「ド迫力」に呑まれる感じがします。

   

5万人の大観衆が入れたという内部の規模は、現代の東京ドームやサッカースタジアムと何ら変わらない。そして、そこで大観衆を前に何が行われていたのでしょう?一言でいえば、市民の娯楽としての「死闘」であり、「殺戮」でした。そうです!殺し合いを楽しむ場所がコロッセオだったのです。主に、属州や植民地から連れて来られた捕虜や、奴隷たちがスポットライトを浴びる「死闘」の主人公だった。プログラムは多様で、人間対人間(剣闘士対剣闘士)、人間対猛獣、猛獣対猛獣、と目先を変えて、決して退屈させることなく企画され、しかも、どちらかが死ぬまで戦い抜かねばならなかった。まさに、身の毛もよだつ試合を見ることは、観衆の最大の娯楽であり、気晴らしであった。今でも、レトロブームなのか、怖いもの見たさの臨場感欲しさからなのか、観光客に超人気の観光スポットだ。

   

個人で並ぶのも大変、グループで見学するのも、中々予約をとるのが簡単ではないところなのです。だから、いつ行っても超混雑。

   

「ローマ市民」と言ったが、「市民」とは何か?8~9割の奴隷の上にたつ一握りの「貴族」のような存在だ。「市民権」とは何か?それは、日常生活を奴隷労働に支えられ、「働かなくても良い権利」だ。ローマ皇帝は、もちろんピラミッドの頂点に立つ絶対的権力を誇る。しかし、それは、ローマ市民に「パンとサーカス」を保証してやれるからこその「権力」だ。皇帝は、それを可能にするために、属州や植民地から奴隷や物資を略奪し、権力闘争に余念がなかった。

   

   

   

中をのぞいてみると、当時そのままの臨場感が伝わってくる。「パンとサーカス」と言ったが、「パン」とは、食料だ。そして、「サーカス」とはコロッセオで繰り広げられるような「最高の娯楽」だ。最大限、享受したのは「市民」だ。そして、最大限、権力維持のために利用したのは「皇帝」だ。市民は「パントサーカス」が保証される限り、皇帝を支持した。もし、かなえられなくなったら、新しい皇帝と取り替えるだけだ。
皇帝権力は絶対ではあったが、ある意味権力基盤は脆弱だった。

   

ホリちゃんがまだ生まれる前、つまり、昭和時代の始め、世の中が戦争と戦争をけしかける軍部に都合の良いファシズムに傾斜し、民主的な思想や言論が封じ込められた頃、
「エロ・グロ・ナンセンス」という言葉が流行した。今でいえば、エッチなこと、はらはらどきどきする格闘技やスポーツ観戦、愚かなバラエティーショーのばか話といったことに国民の関心を釘づけにしておき、社会問題や政治から関心を遠ざける一種の「愚民化政策」である。これが功を奏すると、国民の士気は下がり、モラルは退廃し、国力は内部からじわじわ衰える。国民全体が「烏合の衆」と化すと独裁権力を維持しやすい。

   

事実、パックス・ロマーナ(ローマの平和)は、この観覧席で気晴らしに応じる市民をしり目に内部から、じわじわと崩壊していった。働かない市民に変わって生活の知恵と生産技術を体得した奴隷、娯楽に現をぬかす市民に批判の目を向けて、ゆるぎない精神力と祈りの力で水面下から勃興しつつあったキリスト教徒、傭兵として雇われているうちに、軍事力でも、人口や組織力でも圧倒的に優るようになった、ゲルマン民族たちの帝国内移住と権力向上。そうしたことの、集大成が紀元後476年、ゲルマン人の傭兵隊長の軍門に下って滅んだ「西ローマ帝国の滅亡」ではなかったか?

   

観光客として写真をとりながら、ローマ帝国の命運に想いを馳せ、日本の行く末をいっしょに考えてみたいな、などと最近考えていますが、共鳴する方は議論を吹っ掛けて下さい。そんなことは、かなわぬ「真夏の夜の夢」であることは百も承知です。せいぜい、ホリデイツアーへきてイタリア旅行を一緒に楽しみましょう。コロッセオに入場するツアーが多く、ホリデイの「売り」ですから。

   

   

コンスタンティヌスの凱旋門をみながら、その後、キリスト教徒を敵に回しては「帝国」が立ちゆかないと判断し、「ミラノ勅令」でキリスト教を国教化した時代の流れに想いを馳せることもできるでしょう。

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恋してジャパン 恋してイタリア

2011-07-18 00:35:33 | デイちゃんイタリア
デイちゃんです

明日からまた添乗です
行く前にデイちゃんには毎度恒例のやるべき儀式がありまして・・・
それは前回の添乗中の新聞に目を通すこと
海外に行っている間に面白い記事があるかもしれないので
必ず隅から隅まで読んで
興味深い記事や添乗に役立ちそうな記事は切りぬいて保存しています

いくつかイタリアに関する興味深い記事もありましたよ

例えば「被災した母子にローマの休日」という記事
イタリアにいる間にもミラノのガイドさんから聞いてはいたんだけど
イタリアの政府や企業が
せめて被災者に
これだけ辛い思いをしたんだから
イタリアで思いっきりリラックスしていただこうと
交通費や宿泊費や食事代など全額無料で招待してくれるという話

誠実で一生懸命な日本人を応援したいと
10万ユーロも寄付してくれた企業や
アリタリア航空やホテルも賛同してくれたそうで
いかにもリラックスするのを重要視するイタリアらしい粋な優しさに感謝

その他これもイタリアに行っている間にも話題になっていたけれど
日本の週刊誌にも載っていた話
イタリアの原発是非国民投票で
94%の有権者がNOを突き付けた時のジョーク

「技術に優れ生真面目な日本人でさえ原発に失敗した
ゴミ問題も処理出来ないイタリア政府に原発が動かせるはずがない」

いかにもという話で思わず納得してしまったが
これで重要なエネルギーをイタリアはフランスにほぼ依存せざるを得ないわけで
それはそれで政府は頭が痛いことでしょう


イタリア人にとって日本人は誠実で一生懸命で技術に優れ生真面目なイメージなのかな

そういえば前回イタリアのホテルで面白い事があった
今ローマでは一人一日3ユーロ宿泊税というものを払わないとならないのだが
他の国にはないシステムなので
うっかり払い忘れたらそれこそ大変と
デイちゃんお客様のチェックインを終え
部屋のチェックを終えたらすぐまたレセプションにとって返し
今宿泊税払ってもいい?って聞いたらびっくりされた

それだけではなくスタッフが皆寄ってきて
「だから私たちは日本人が大好きよ」
「このホテル日本人専用にしてほしいわ」
と口ぐちに言うので
「なんで?だって宿泊者は全員税金を払わないといけないんでしょう?」と聞いたら
「そうだけど、この前スペインの添乗員が出発まで払ってくれなくて
催促したら~私ちょっとタバコ吸ってくるわ~って外に行って
そのままバスで出発しちゃったのよ!」
「・・・それっていいの?」
「良くないわよ!だけど日本人の添乗員はこっちが催促しなくても
みんな自ら払いに来てくれる!やっぱり日本人が一番よ!大好き!愛してる!」

・・・デイちゃんにしてみれば早く払ってすっきりしたかっただけなのだが
それ以降デイちゃんがロビーを通るたびに
スタッフはデイちゃんに手を振ってくれるのでした・・・

なんだか楽しい


イタリアに皆さまも是非ホリデイで行きましょう



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勇気を持って真実を探れ~ガリレオとヨハネ・パウロ2世

2011-07-15 01:01:46 | デイちゃんイタリア
デイちゃんです

夜空を見上げて星を見る
自分が作った望遠鏡で初めて真実を知る
地球が宇宙の中心で
惑星や恒星は神が見えない力で押して動かしているのなら
なぜ木星に衛星が見え
金星は満ち欠けし
太陽には黒点らしきものが動いているのだ
天は不変で月より遠い場所では永遠に変化は訪れないはずなのに・・・

やはりそうだ間違いない
地球は宇宙の中心なんかじゃない
地球が太陽の周りを回っているんだ
コペルニクスが唱えた地動説こそ真実だ
でも・・・それを口にしたら・・・
命がない

ピサに行くと17世紀に生きたガリレオ・ガリレイを思い出す
大聖堂でミサに参加していた19歳のピサ大学の学生だったガリレオは
天井のランプをぼんやりと見ていて
ある法則を導き出す
振り子は大きく揺れる時も小さく揺れる時も往復にかかる時間は変わらない

数年後ピサ大学の数学の教師になったガリレオは
ピサの斜塔で実験を試みる
高さ55メートルの斜塔の上から
重さの異なる2つの砲丸を同時に落してみたら
どっちが先に落ちるだろう
アリストテレスは重いものほど早く落ちるって言ってたけど
実際は同時
重くても軽くても物体が落ちる速度は同じ

アリストテレスは間違いだった
その辺までは教会も黙認した
でもガリレオはもっともっと実験をしてしまう
望遠鏡を夜空に向け天文学への
いや神の領域にまで真実を探りに挑戦してしまう
やってはいけない
教会に刃向かっては命がない
でも真実は真実
ついに1613年コペルニクスの地動説を支持すると発表してしまう

真実を追求したら神に近づけるのではないか
実際は拷問や火あぶりが待っていた17世紀

それでも地球は動いている

最後にそうつぶやいて
ガリレオはコペルニクス支持を生きて行く為に撤回せざるを得なかった
そしてガリレオに異端の焼印が押された

それから379年がたち
ポーランド生まれのローマ法王ヨハネ・パウロ2世により
1992年ガリレオの名誉は回復された
ヨハネ・パウロ2世はバチカンの誤りを認めた
同じくポーランド出身だったコペルニクスの名誉も回復させたかったのだろう

地球が太陽の周りを回っている
ローマ教皇庁が有罪判決を出したのは間違い

今では当たり前のことでも
今までのイタリア人の法王は誤りを認める勇気がなかった

ヨハネ・パウロ2世は闘って闘って闘いぬいた法王だった
ポーランドに1920年に生まれ
学生の時にポーランドにドイツが侵攻してきたので地下に潜り
第二次大戦中に聖職者として生きることを決意
法王になってからもポーランドの民主化を強く支持し
くじけそうになる祖国を励まし続け
おかげで命を狙われたこともある

そのヨハネ・パウロ2世が2011年福者に認定された
異例の早さである
今バチカンはヨハネ・パウロ2世のお写真が大きく展示され
サンピエトロ寺院の中に埋葬された
ヨハネ・パウロ2世のお墓にはたくさんの人が集まっていた

勇気を持って真実を追求した二人の偉人
ガリレオとヨハネ・パウロ2世
皆さまもホリデイでイタリアに来てみませんか
歴史の現場を実際に見ると人生観が変わります


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青の洞窟で愛を叫ぶ

2011-07-13 01:11:05 | デイちゃんイタリア
デイちゃんです

ホリデイの超人気コース「充実のイタリア」に行ってました
デイちゃん何を隠そう実は乗り物に弱い
だから個人的にドライブなんてもってのほか苦行だよね
国内線の飛行機で酔ったことさえあるどうやっていつも国際線の長距離乗ってんだか
それなのに添乗では乗り物に酔わないいや酔えない
だもんで心配な時は行く前に薬局に行き
死んでも酔わない乗り物酔いの薬を下さい死んだら酔っても同じだよね

そうやって行ってきました青の洞窟

自然な洞窟だから波の高さや向きや干潮か満潮かで入れる時と入れない時があるけど
運よく入れたらそりゃあもう素晴らしい青の世界

だけど青の洞窟は世界に一つしかないから
混む時は世界中からの観光客でものすごい混む
しかもその場に行かないと入れるかどうかもわからないので予約も出来ないし
ただただひたすら船の上で待つしかないだから酔い止めの薬が必要なのね

デイちゃんお客様とバスの中で念入りに打ち合わせ
作戦その1 カプリに高速船で到着前に出口で待機トイレは高速船の中で予め済ませておく
作戦その2 下船したら持てる力をふりしぼり全速力で次のモーターボートに飛び乗り青の洞窟へ向かうここが本日のポイントだね
ホリデイにはイヤホンガイドがあるので
お客様は耳からデイちゃんの左に向かってここで曲がってという声が聞こえるから迷う心配はなし

今回も気合いをいれましたよ
ローカルガイドもびっくりするくらいの早さで一致団結
一番乗りでモーターボートに飛び乗り
青の洞窟に向かえましたお客様頑張ったね~

ぐんぐんぐんぐんモーターボートは飛ばして行き
青の洞窟に到着したらあれ
すぐ洞窟に入る小舟が近づいてきたいらっしゃ~い待ってたぜ

ええ~7月なのに待ち時間ゼロ
酔い止めの薬なんて飲んでる暇もなく
もちろん波に酔ってる暇もなく
すぐ青の洞窟に入れたこんなの初めて超ラッキー

そ・れ・な・ら
ねえ船頭さん今日すいてるから青の洞窟の中でいつもよりたくさんぐるぐる回ってくれる
よしきたガッテンだそのかわりチップはうんとこしょはずんでくれよなぁ
大丈夫抜かりない予めそれも打ち合わせ済み
作戦その3 せっかく早起きして遠距離を来たので船頭さんたちに余裕があったら
チップはずむからもう一周お願いって言ってみて下さい

青の洞窟の中で船頭さんの歌声が朗々と響きわたり
この世のものとは思えないほどの美しさをたっぷり堪能出来ました

そして最後に船頭さんがジャパン頑張れ~ジャパン負けるな~
ジャパン愛してる~チップもよろしく~
洞窟の中で小舟を漕ぎながら日本語で叫んでおりました
もちろんチップははずみましたよ~なんかとっても嬉しかったね

洞窟から出てきたら待っているボートがわんさか

それからは1時間30分待ちだったそうですお待たせして申し訳ない間一髪だったね

皆さまも是非ホリデイのイタリアに来て下さいね

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シェークスピアも想定外! ヴェローナの賑わい

2011-07-08 17:18:10 | ホリちゃんイタリア
ホリちゃんです。日本も暑いですが、イタリアも暑かったです。ただし、暑さの質が違います。イタリアでは、木陰やビルの中に入れば涼しいですが、日差しは強いので、帽子、サングラス、日焼け止めクリームなどが役に立つわけです。日本は湿度が高くて、夜遅くなっても気温が28℃を上回る、いわゆる「熱帯夜」があって、どうしようもなく過ごしにくいですね。さてさて、本題に入りましょう。シェークスピアといえば、500年以上昔のイギリスの劇作家で、その作品は「古典中の古典」の扱いですね。古典だから、文体が古いので、英文学科の学生さんもさぞかし、苦労とやりがいを感じる作家でしょうね。ホリちゃんも、英語に関してはいささか自信がついてきた大学生の頃、一般教養の英語教授がもの好きにも、「マクベス」を購読テキストにしたものだから、大変! 何しろ、1ページ読むのに辞書を引き引き、1~2時間かかり、読むこと半ページで「あくび」、1ページで「倦怠感」、1ページ半でぼちぼち、シェークスピアに対するかすかな憎しみまで沸いてくる始末。そんな日本人学生をギャフンと言わせたシェークスピアも欧米人の間では、インテリの嗜みになっています。そして、ホリちゃんが今の仕事をはじめてからは、シェークスピアの類まれな取材力と想像力に驚嘆することになったのです。それというのも、シェークスピアの主要作品はどういうわけか、外国のネタが非常に多いのです。あの時代、シェークスピアがイギリスを離れて海外旅行なんかしているはずがないし、遊学の記録も残っていない、ということは、伝説や言い伝え、書物から想像を巡らせて作品を書いたということになります。

イタリアのヴェローナといえば、シェークスピアの4大悲劇の1つ、「ロミオとジュリエット」の舞台として知られています。劇中のモンターギュ家とキャピュレット家の勢力争いは、実在のヴェローナ貴族のいがみ合いがモデルになっています。そこで、ヴェローナ市も中々うまい商売を考えたもので、キャピュレット家の令嬢宅だったところを「ジュリエットの家」と称して入場料までとって観光客を誘致しています。

   

ジュリエットの像が置いてあって右胸に触れば幸せな結婚ができるという言い伝えから、みんな右胸に触って写真を撮っていくので、そこだけ色が落ちてすり減っています。

   

劇中で、ジュリエットが「オー、ロミオ」と名をよび、恋心を告白してしまうバルコニーも観光名所になっています。

   


ヴェローナといえば、東西南北交通の要で、古代ローマ帝国も早くから目をつけたものですから、今も、掘り起こせば地下から、古代ローマ時代の遺跡がどんどん出てくる町なのです。
 
   

   

町中に入るのにローマのコンスタンティヌスの凱旋門を思わせる凱旋門あり

   

すぐ目につくのが、城壁とともに、コロッセオを思わせる円形闘技場(アレーナ)です

   

   

世界遺産扱いの旧市街も、シェークスピア劇の背景となった13~14世紀の独立都市国家(コムーネ)の時代そのままです。

   

商業と経済の中心地、エルベ広場は今も市がたち、マーケットの屋台が盛んです。

   

   

一方、行政の中心地だったシニョ-リア広場もあって、中央には、「新曲」を書いた
ダンテの像が見えます。

   

   

   

「ロミオとジュリエット」のあらすじは、良く知られています。貴族同志のいがみ合いが両家にとってかけがえのない息子・娘を結果として死に追いやってしまった。仇敵でありながら恋に落ちてしまった若者の悲劇を通じて、シェークスピアが描きたかったものは何か?とても難しいテーマです。人間の憎しみ、いがみ合いの感情、深層心理といったテーマを歴史に忠実にドキュメンタリーに語りながら、シェークスピアは表現してみせたのではないでしょうか。決して、悲劇の結果、両家の和解に結びつき、ハッピーエンドで終わるような作品ではなかった。そして、事態はシェークスピアの想像を超えて思わぬ方向へ進んでしまい、シェークスピアの名声も原動力となって、ヴェローナを北イタリア有数の観光都市、世界遺産にしてしまったのです。だから、いつ訪れても、観光客でいっぱいで、ショッピング・ストリートやジュリエットの家では、シェークスピアのシェの字も知らない観光客も存分に楽しんでいるのです。ホリデイツアーでも、
ヴェローナへ行くツアーを選んでいちど行ってみて下さい。その中世的な美しさは、誰をも感動させる力があるからこそ、世界遺産なのです。

   

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こんなことまでできる!「パリ5連泊」ツアー

2011-07-04 16:56:45 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです。海外旅行につきもののスーツケースをともなった移動は、頭痛のタネであり、足かせであり、うっとうしいものですね。あのでっかいお荷物さえなければ、もっと、フットワークも軽くと考えたことはありませんか?それに、ホテルも1泊だけよりは、2連泊の方が、ずっとゆっくりできますよね ホリデイツアーにもあるんです。2連泊でなくて、パリの町に5連泊するツアーがあるんです。これがなかなか優れものなので、お勧めポイントを挙げてみましょう
「パリからめぐる華やかなフランス7日間」というタイトルで、パンフレットに載ってますよ 

まず、全体の日数が7日間で終わるから、8日間が主流のパッケージ旅行よりも休暇がとりやすいでしょう。また、ホテルは、Sグレードといって、パッケージ旅行で使うホテルの中では、グレードの高いホテルが選りすぐられています。ホリちゃんの泊まったホテルは、オスマン通りといって、オー・プランタン、ギャラリー・ラファイエットの2大デパートが並んだ通りでした。買物に便利なのは言うまでもなく、オペラ座やルーブル美術館、歩くつもりならばもっと遠くまで、例えば、シャンゼリゼ、凱旋門、ノートルダム寺院なども充分徒歩圏内に入ってしまいます。

このツアーでは、他のツアーでめったに行かない「シャンティー城」の見学が入っていることも、おすすめポイントですね

   

旧絵画(1850年以前)においては、ルーブルに次ぐといえあれる充実した絵画の作品点数と内部の美術館としての素晴らしいコレクションには目をみはります。

   

   

外観もヴェルサイユを思わせる幾何学的、左右対称性、勇壮にして華麗な雰囲気は一見の価値があります。

   

   

   

言われるまでは、誰もこの近くに競馬場があるとは気が付きません。競馬場は、ロンシャン競馬場もそうですが、ドレスアップして、カップルで楽しみに行くおしゃれな場所です。ベンツやロールスロイスが似合いそうです。外国へ行っても同じです。イギリスのエプソン競馬場なんかは、紳士・淑女の社交場です。どっかの国のように、風采の上がらないオッサンのたまり場なんかではありません。

   

シャンティー城の庭園を歩いて、場内の絵画・作品に触れれば、もうひとつ宮殿・中庭・美術館を追体験したような充足感を感じるでしょう。

   

   

もちろん、パリが初めての人たち用に簡単な市内観光やルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿といった定番のガイド付きツアーも付いています。それでいて、自由行動もたっぷり1日あって、市内観光では、行けない、若しくは、バスが止まれない制約のあるところも自由自在に歩けます。

  

  

ノートルダム寺院のバラ窓も歩いて行って好きな時みられます。

   

セーヌ川左岸のスポットは、この機会にゆっくり歩きましょう。ノートルダム寺院から橋を渡ったらサン・ミシェル大通りで、パリ大学の神学部・哲学部であるソルボンヌ、
学生街のカルチェ・ラタン、リュクサンブール公園なんか「パリの哲学者の道」そのものですが、観光客にも敷居が低く、いつでも気軽に行けます。

   

   

サンジェルマン・デプレ界隈は、繁華街ですが、有名なカフェでお茶を飲むのもお勧めです。このブログでも取り上げた「ドゥーマゴ」などです。

   

ダヴィンチコードのブームのときは大騒ぎでしたが、いまは静けさを取り戻している
サン・シュルピス教会も行きたいところです。また、食文化と「食べ物のお土産」を見て歩くのに、時間がないと行けない「ボン・マルシェ」にも言ってみましょう。
 
 

このツアーは食事も良く考えられていて、個人で上ることを考えたら大変なエッフェル塔にも上るし、何よりも、エッフェル塔のレストランで食事したという体験は貴重な想い出となるでしょう。

   

   

料理も、ヌーヴェル・キュイジーヌ風、言ってみれば、フランス風「懐石料理」で見た目に綺麗で華があります。もちろん、世界遺産修道院「モン・サン・ミッシェル」のような遠いところも、日帰り観光ですませますから、まるまる5日間、スーツケースの移動やホテルのテェックイン・テェックアウトのことに煩わされることなく時間を有効に使えるのは言うまでもありません。しかも、まだまだ、夜22:00近くまで日が高いから、フラッシュなしで写真はとれるし、明るくて歩きやすいし、へたな周遊ツアーに参加して、1泊の移動の連続であるよりはるかにお勧めです。自由行動日も、その気なら、「ロワールの古城巡り」のオプションもあるし、ハトバスツアーもあるし、自分の足で歩こうと思えば、ホリデイツアーの添乗員という強い味方がいます。きっと彼らはあなたの良きアドバイザーとなります。では、パリ5連泊ツアーをお楽しみ下さい

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