ホリデイ現役添乗員日記

近畿日本ツーリスト ホリデイ現役添乗員が新鮮な情報をそのまま皆様にお伝えします

テディベアが歓迎! ドイツのドリームワールド

2012-12-29 13:42:41 | ホリちゃんドイツ
ホリちゃんです12月は、ドイツのクリスマスマーケットのツアーがいっぱい出ます。クリスマスのドイツで良く行程に入っているのが、テディベアの発祥の地、シュタイフワールドです

       

熊の足跡が、受付や旧市街、アウトレットなどの要所へ誘導してくれますすでに広く紹介されていますが、かわいいもの好きなホリちゃんも、行ってみてカルチャーショックを受けましたある意味、ディズニーランド的なアトラクションや演出は、アメリカのものと思っていましたが、ドイツにもこんなに大人も子供も楽しめる動物のキャラクターの夢の世界があろうとは思いませんでした

       

テディベアの生みの親であるマルガレーテ・シュタイフさんのお部屋から、オリエンテーションを兼ねたツアーが始まります。その後、動物のぬいぐるみと戯れたり写真をとったりするメルヘンティックなひとときがあります

       

       

       

体験型のミュージアムなのです。野生の動物から、ペンギンや白クマなどテディベアを指揮者とする動物たちのオーケストラのような印象でした

       

       

       

       

へびの滑り台に乗って3階から2階まで下りてくる楽しみもあり、童心に帰れますね

       

遊んだあとはショップでぬいぐるみの買物をする楽しみもあり、レストランで食事していても、デザートにテディベア・アイスクリームが出てくるここならではの楽しみもあります

       

行ってみたいと思った方は、ぜひホリデイのドイツクリスマスのツアーに参加して下さい。キーワードは「シュタイフワールド」です。ギーンゲンという小さなまちにあります

       

       

ブログランキングに参加しています。クリックして応援して下さい

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村ポチッと

人気ブログランキングへポチッと


ベルリンの壁は歴史の証人

2012-12-12 08:42:57 | ホリちゃんドイツ
ホリちゃんですドイツの首都、ベルリンは、奥が深い!でも、観光客がベルリンに行くのは、ベルリンが首都だから、ということではなく、「壁」を自分の目で見てみたい、という知的好奇心からではないでしょうか?

       

ご承知のように、ベルリンの壁は1989年に崩壊しました。それでも、100%崩壊したのではなく、まだ何か所かで見ることができます。

       

その1つが、イーストサイド・ギャラリーです。

       

実際のアーティストや「画家の玉子」が描いた個性的な絵が続くところです。

       

中でも有名なものは、ソ連のブレジネフと東ドイツのホーネッカーが、男同志、キスをしている場面です。ソ連の方針に忠実だった「東ドイツの優等生ぶり」を皮肉たっぷりに描いたものです。

        

今、東西の統合の象徴、ブランデンブルク門は、昔は、東西分裂の象徴でした。

       

昔、ホリちゃんが初めてベルリンに来た頃は、西ベルリンから東ベルリンへ入るのにいちいちビザが必要でした。実際に入るときも、テェックポイントチャーリーとよばれる検問所で、銃を構えた兵士の冷たい視線を気にしながら、遠慮深く入ったものです。

       

もうひとつの名所は、「ベルリンの壁記録センター」のある場所です。東から西へ逃げようとして、最も多くの人が命を落とした地域です。出頭命令は即「死」を意味するゲシュタポ本部があったところでもあります。

       

ブランデンブルク門の前の広場では、ライヒスターク(国会議事堂)に向かって、待遇改善や差別撲滅を求めてハンガーストライキを行う労働者がいました。ブランデンブルク門やベルリンの壁の跡をたどることは、現在を知ることにつながります。そうした活きた歴史の証人として、ベルリンは存在感は大きいと同時に、ペルガモン博物館はじめ、ここでしか見られない博物館・美術館も多く、知的好奇心が満足される都市です。

       

       

      

上は、ホリデイツアーでベルリンに宿泊のとき泊まったホテル ベルリン です。

ホリデイツアーに関してはこちらをご覧下さい。

ブログランキングに参加しています。クリックしてね


にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村ポチッと

人気ブログランキングへポチッと

ドイツの古都散策~ニュルンベルクとバンベルク~

2012-11-29 19:20:27 | ホリちゃんドイツ
ホリちゃんです戦前からそのまま残ったドイツの中小都市の魅力は、時代を超えて人の心を捉えるものがあります

       

ニュルンベルクは、バイエルン第2の都市ですから、かなり大きな町ですが、この町は新しく神聖ローマ皇帝が即位すると、1回目の帝国議会を必ず開く町、という事情で栄えました。

       

神聖ローマ帝国は、イギリスのロンドンやフランスのパリみたいに、首都が決まっているわけではなく、皇帝は「移動統治」と言って、大名行列で多くの従者を引き連れながらドイツ国内の主要都市を転々として滞在したのです。皇帝は滞在する都市は、帝国に冨をもたらす裕福で経済的に重要な都市が多く、そうした都市に一定期間滞在することで皇帝が威光を知らしめ、存在感を発揮する価値があったからです

       

皇帝がニュルンベルクにやって来ると、決まって滞在したところはカイザーブルクと呼ばれ、まるで中世的な要塞風のお城の雰囲気です

       

カイザーブルクから坂道を降りてみると、旧市街地が美しく、散策の宝庫です。

       

ドイツの代表的画家のアルブレヒト・デューラーの家の周りも古色蒼然たる散歩道になっています。

       

       

もうひとつ、最近日本人旅行者の間にも知られるようになってきた町に、バンベルクがあります。クリスマス・マーケット巡りのシーズンにニュルンベルクを訪れた機会に、バンベルクへ行くツアーも多く、12月やクリスマスツアーの頃のパンフレットによく登場する町です

       

運河の町、水の都のイタリア、ヴェネツィアと比較対象される「クライン・ヴェニス(小ヴェニス)」の景観をもっています。

       

市庁舎も川の上に聳えるように建ち、回りの建物もバロック調の色鮮やかなものが目立ちます

       

       

町を代表する大聖堂や旧宮殿、新宮殿がある丘の上に上ると、また素晴らしい眺めです

       

新宮殿の中庭から見た旧市街の眺めです

       

       

バンベルクはニュルンベルクと違ってこじんまりしているため、短い時間の散策にぴったりの町ですが、順路をたどって要所を巡る他、行きあたりばったりに歩いても、思わぬ町の魅力を自分だけ発見したりして、それが楽しみです

       

       

       

ホリデイツアーでは、散策の魅力たっぷりの小都市を含むドイツのツアーを1年中催行しています。また、クリスマス・マーケットの季節も趣向を凝らしたドイツツアーを選ぶ楽しみは多いですね

       

       

ホリデイツアーに関してはこちらをご下さい

ブログランキングに参加しています。応援のクリック、期待しています

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村ポチッと

人気ブログランキングへポチッと


航空写真のような新白鳥城を堪能する

2012-11-25 22:19:09 | ホリちゃんドイツ
ホリちゃんですドイツのお城は数多くありますが、世界中の観光客の心を捉えて離さない点では、ノイシュヴァンシュタイン城(=新白鳥城)が1番でしょう。       この航空写真のような絶景は、お城のある丘へバスで上がり、マリエン橋という橋へ行ってみると眺められます         ペンディング・ブリッジで高所恐怖症の人にはやや難はあるものの、あの眺めを我がものとしたら、写真に夢中になり、怖さなど忘れてしまいます           橋からお城の入口までは10分くらい歩くのですが、途中の景観がまた素晴らしいです                 ディズニ-ランドを設立した、あのウォルト・ディズニーも、このお城を訪れて、インスピレーションを得ています。         丘のふもとにあるホーエンシュヴァンガウ城です。王様(ルートヴィッヒ2世)が、青少年時代、すごしたお城です。王様は、このお城の窓から、日々丘の方を眺めながら、幼い頃から親しんだ「白鳥の騎士」の物語を回想し、自らを「白鳥の化身」になぞらえ、あの丘の上に白鳥のような気高い姿をしたお城を建ててやろうと、想像を膨らませていったのでしょう                 ロマンティック街道を含むドイツのツアーでは、必ずと言ってよいほど、ノイシュヴァンシュタイン城を訪れます。もちろん、ホリデイのドイツのツアーでも必ず行きます。         このお城を建てた王様、ルートヴィッヒ2世は、「狂王」とも呼ばれ、バイエルン王国の財政を大赤字に追い込んでもまだお城づくりをやめず、同時並行で他に2つのお城をつくり、なおかつ4つ目のお城構想まで持ち出したため、禁治産者の扱いで身柄を拘束されて、精神科医とともに幽閉され、謎の死を遂げてしまいます。その生涯は非常にミステリアスです         当時は、悪評が多かった王様ですが、この景観を残してくれた王様に、現在のバイエルンの人たちは感謝していることでしょう。ただ、積雪や強風など、自然条件次第では、あの橋へは行けなくなってしまうこともあるのですが、このところ、暖冬でまだ積雪もありませんから、まだ期待できそうです            ホリデイの中でも「充実のドイツハイライト8日間」は、東西ドイツの見どころをバランスよく押さえた優れもののツアーです。これから行く人は、クリスマス・マーケットを楽しみながら、ということも可能です  ホリデイツアーに関してはこちらをご覧ください ブログランキングに参加しています。応援のクリック期待しています にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村ポチッと 人気ブログランキングへポチッと

オクトーバーフェストはミュンヘンの華

2012-10-03 20:55:22 | ホリちゃんドイツ
ホリちゃんですドイツ・スイス・パリを8日間で回る盛り沢山のツアーに行ってきました。9月下旬から10月1日にかけての時期は、ミュンヘンのビール祭り、オクトーバーフェストの開催期間と重なります。ミュンヘンは3日目に行くことにはなっていたものの、盛り沢山のツアーのため、ミュンヘンも駆け足、簡単な観光を2時間くらいで終えたら、レストランで食事し、「仮の宿」のホテルに泊まったら、翌日7:00頃にはノイシュバンシュタイン城へ行ってしまう「全く無駄のない」行程どこから見ても、オクトーバーフェストをゆっくり楽しもうというモードにはなりえない行程ですねでも、今回のお客様は、普段のホリデイのおっとりした感じとは違う!オクトーバーフェストへの思い入れが態度に出ている、最初は1人。2人が希望を出していた程度だったのに、ミュンヘンに行く当日には、全員で「団体交渉」にも似た「ラブコール合唱」を始めた
わかりましたよ!ひと肌脱ごうと、ホリちゃんは人が良いから、すぐ請け負ってしまいます。でも、具体的にはどうやって? それを請け負ってから考えるアバウトさ!!
これは、血筋か? マチルダを思い浮かべたが、マチルダとは、血のつながりはない
まあ、マチルダが請け負ったらもっとアバウトにやるに違いない、ここはマイペースで行こうと心に決めました

       

オクトーバーフェストは、ここ、ミュンヘンのビール祀りです。バイエルン王、ルートヴィヒ1世とテれーぜ妃の結婚25周年を記念して、王室が、ビールやソーセージの屋台を出して、市民に大盤振る舞いしたというのがきっかけで始まったお祭りです。会場はでも「東京ドーム9個分」入る広大なもの!

       

       

       

まずドライバーに相談したけど、交通渋滞が凄いし、駐停車は簡単にできないし、バスの乗り入れは規制されてるし、一抜けた、と早くも離脱!孤立無援となったホリちゃんは、地下鉄で行くと決意!ドライバーや現地で出会ったエージェントさんは、「地下鉄も大変ですよ、混乱に巻き込まれて帰ってこられなくなったらどうします!」とホリちゃんをたしなめている「社会保障と税の一帯改革」を推し進める野田首相の心境になったホリちゃんは、改革を推し進めると必ず「抵抗勢力」が足を引っ張るが、ここは「不退転の決意」で前に進もうと心に決めた実際に行ってみると、開催地のテレジアンヴィーゼまでは、地下鉄でわりとスムースに行けました
外へ出ると、ビアホールあり、遊園地ありで、人がいっぱい歩いてる

       

       

会場入りしてみて、いたるところで、日本の都心部のターミナル駅の朝の通勤ラッシュ
を上回る渋滞が起きていました。ホリちゃんは、すぐ全員を「召集」して作戦会議を行いました。今晩の夕食は、マリエンヌ広場のビアホールレストランで決まっている予約時間と場所は変えられない。それを前提に、このオクトーバーフェストを心行くまで楽しみたい、ここに滞在したいという場合は、今晩の夕食を権利放棄してもらう。若しくは、30~40分、雰囲気だけ見れば良いというのであれば、夕食は予定通りとり、権利放棄はない、そしてこれからの行動は「全会一致」を原則とする、という大原則をかかげ、「国民投票」にかけたのです。結果は? 「全会一致」で30分の滞在、夕食の権利放棄という人は皆無でした。会場の圧倒的な物量と人の流れ、津波に呑みこまれ、方向感覚も見失うような威圧感をみんな感じたのかもでは、限られた時間で突撃

    

       

ミュンヘンには、6大ビールメーカーがあります。ビールメーカーの主催ビアホールは
興奮と喧騒とお祭り騒ぎのるつぼ 

         

       

       

ミュンヘンの人は、しかもよく飲むだけでなく、よく食べる、よく騒ぐ!

       

外を歩くと、お土産コーナーもならび、ヴェネツィアのカーニバルのピークを思わせる馬鹿騒ぎあり、民族衣装を着たパレードやそぞろ歩きありで、みんな好奇心全会状態で写真に夢中になったりで、いつどこで迷子がでてもおかしくない状況!

       

ホリちゃんは、自分ひとりゆっくりオクトーバーフェストをみる方法はないか?と考えました。少なくとも、リスクマネジメント上、グループを連れてくることは、色んな問題があるなあと思いました。結果オーライだったのは、お客様が喜んでくれたことかな


       

       

帰りの地下鉄も整然と並んでいるように見えますが、会場の出入り口とぎっしりつながっていて、ここまでたどりつくのも大変でした。以上、ホリデイツアーでのイレギュラー体験をお伝えしました。

ブログランキングに参加しています。応援のクリック、宜しくね

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村ポチッと


人気ブログランキングへantern.gif" width="150" height="150" border="0" />人気ブログランキングへポチッと

「美人すぎて」世界遺産になれないローテンブルク

2010-12-28 21:39:48 | ホリちゃんドイツ
こんにちは、ホリちゃんです。ホリちゃんが初めてドイツ、しかもロマンティク街道のバスツアーに仕事で行ったのは、ずいぶん昔です。ぺいぺいの新人とは言いません。新人には無理な仕事ですから いつ頃かは言いません。歳がわかりますから そんなに簡単に年齢を教えるものか

        

まあ、そんなことはどうでも良いです。昔も今もローテンブルクの町は美しい、中世的、メルヒェンティック、その印象は変わりません。

       

市庁舎前のたたずまいも全く変わりません。今も昔も人に例えたら、「美人」都市ですね。ヌッシュという市長が、戦災から町を救ったというエピソードがあるおかげで、そのエピソードの「寸劇」が行われる時間には、けっこう大勢の人が市庁舎前に集まってきます。

       

17世紀、ドイツだけでなく外国も巻き込んで、全ドイツがカトリック側とプロテスタント側に分れて闘った「30年戦争」という過去最大の宗教戦争が背景です。プロテスタント側のローテンブルクは、カトリック側のティリー将軍に攻め込まれて、町が崩壊寸前までいったときに、土地の料理とワインで将軍をもてなす「懐柔策」をとるわけです。
将軍は、気がゆるんだのか、面白い提案をします。もてなしを受けた部屋に飾ってあった「選帝侯の大杯」と呼ばれる3.25リットル入りのワインを一気飲みできる者がいたらこの町を救ってやろうという提案です。どうせ、だれもできっこないという油断が透けて見えるようです。何とその提案にのって一気飲みに成功したのが市長で、結果として市長が町を救ったことになります。

       

わずか1分半くらいで終わってしまうので2度見る必要はないけれども、1度は見ないと気がすまない!というのが、みんなの感想です。 

       

今回は、クリスマスマーケットの時期に行ったので、寒さをしのぐため、みんな屋台名物の「グリューワイン」を飲んでいます。マグカップで飲むワインの熱燗ですね。

      

私たちが行った日は運よく少年たちの吹奏楽団の演奏でクリスマス気分を高揚させることができました  

市庁舎前の広場はマルクト広場と呼ばれますが、ローテンブルクもマルクト広場がクリスマスマーケットの開催地です。

       

        

お店やホテル、レストランの飾付けを見ても、クリスマスならではのデコレーションが目をひきますね。

       

もともとの美人が、クリスマス化粧のメークアップをさらに洗練させたようで、町歩きしていてとても楽しいですね、クリスマスの季節は

       

これだけ世界中から、観光客がやって来る世界的観光都市でありながら、何故かユネスコの世界遺産に指定されていないのはどうして?と、考えてしまいますね。世界遺産に詳しい人に聞くと、ローテンブルクの町は、第2次大戦で連合国軍の標的となって、徹底的空爆を受け、町の80%以上が破壊されたと言います。つまり、今の町は、「戦後の作品」であるわけです。城壁も、城門も、建物も、看板も、泉も、「中世時代はこうであった」という正確な復元ですし、識者や市民の想像力のたまものの側面ももっているわけですね。そのあたりが、「本物(オリジナル)」大好き、「イミテーション」嫌いなユネスコのお気に召さないのかも?

        

では、プラハはどうなのか?やはり、「古いものが保存されている」という評価で、世界遺産ですね。 チェスキー・クルムロフもそうですね。

       

ではポーランドのワルシャワの旧市街広場は?あそこも、ナチス・ドイツの蹂躙で、80%どころか、100%破壊されたところですね。ということは、100%戦後の再建・復元のたまものですね。その100%の徹底ぶりと詳細な復元の技術が、ある意味、芸術と同じように評価されて、こちらは世界遺産です。

       

ドイツにはまだまだ、世界遺産登録の希望を出していないし、リストアップもされていない、しかしとても個性的で美しい都市がいっぱいありますよ。個性的なドイツの中小都市をたくさん見て歩くのに、ホリデイのドイツのバスツアーはチャーターですし、「ゆったりシート」だから、便利で快適ですよ。もちろん、長い道中、退屈しないように、ホリちゃん、デイちゃんの仲間の現役添乗員が大活躍します。         ここをクリックしてみて下さいね

ブログランキングに参加しています
皆様のご声援が励みになります
お帰りの前にぽちっとクリックお願いします
にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村ぽちっと
人気ブログランキングへぽちっと

         

東部ドイツは一押しだ!

2010-09-29 23:23:36 | ホリちゃんドイツ
 皆さんこんにちは 
これまで、ドイツの都市の魅力を何回かとりあげてきましたが、ホリちゃんが、行ってきた
ホリデイツアーの中には、まだまだ、魅力ある個性都市がひしめいているのです。
今回は、これまでとりあげていなかった都市をとりあげます。主に、昔「東ドイツ」と共産党時代に呼ばれたところです。そして、言っておきますけどね、 ホリデイの 「充実のドイツハイライト周遊8日間」というツアーに参加されると、8日間のうちに、
まじめに、これまでとりあげたところ、全て行くことができますよ

    

 次は「エルベ川のフィレンツェ」と称えられるドレスデンです。
 ミュンヘンにバイエルン国立オペラ劇場があれば、この町には、「ゼンパーオペラ」が
 あります。

   


  復旧されたドレスデン城まで行けば、「君主の行列」の有名な壁画があり、往時を偲ぶ
  ことができます。

  

   

 古い教会や宮殿が集まった旧市街の広場も絵のような美しさです。

    
   
  首都ベルリンに近いポツダムの町も、第2次大戦で無条件降伏を勧告する「ポツダム会談」が、どうしても、頭に浮かびますが、実際に会談の行われた現場に行ってみると、鄙びた雰囲気の中にも、気品を感じるツェツィーリエンホフ宮殿です。
   
ポツダムの町にも「ブランデンブルク門」があって、周辺の広場はとても見栄えがします。
  
  首都ベルリンも、今は若者の熱気でエネルギーとバイタリティあふれるモダンな大都市
  ですが、ご覧のように、崩壊した後の「ベルリンの壁」も、歴史的説明をたどりながら
  ら、色々な角度から見ることができます。
   
  

最後に、緑豊かなチューリンゲン地方にも、あの文豪ゲーテを相談役として、国政に携わったワイマールという異色の都市があります。ゲーテの生家はフランクフルトにありますが、
26歳でワイマールに赴任してからは、生涯のほとんどをワイマールに拠点をおいて暮らす
ことになり、「ファウスト」はじめ、主な作品の多くをワイマールで書いています。
劇作家シラーとも親交を深めています。国民劇場前には、2人がて手をとりあった像が立っています。また、ゲーテが住んだゲーテの家がゲーテ博物館と隣り合っています。

  
  

 他にも、ゲーテゆかりの「ゲーテ街道」には、素晴らしい個性的都市がいっぱいあるので、ホリデイツアーの概要見学を足がかりに、自分の手作りの旅へとすすんでみるのもいいですね。なお、司馬遼太郎の「街道を行く」シリーズはじめ、ゲーテ街道を扱った名作も
あります。読んでから行くか、行ってから読むかの楽しみもありますね。


ヴィース教会で感動したこと

2010-09-26 18:45:25 | ホリちゃんドイツ
こんにちは、ホリちゃんです。 この前お話しした「新白鳥城」も素晴らしいお城です。

  

 しかし、そこから車で30分しか走らない、はっきり言って「田舎」の草原の真っただ中に
 世界遺産の素晴らしい建造物があるのが、ドイツのすごいところです。

   

 バイエルンアルプスの白い連峰を背景に、緑の草原に寄り添うようなたたずまいを見せているヴィース教会です。独特の白と茶色の牛が草を食み、間近なところで山羊にも会える
本当に牧歌的なところです。

   

  パステルカラーの淡いクリーム色をして、草原に寄り添う姿は風情がありますが、
  外観は、特に画期的といえるほどではありません。素晴らしいのは、内部です。
  中に一歩入ったとたんに、皆から、感嘆の声があがります。

     

  まるで、お城か宮殿の中にさ迷い出たという印象です。天井画が特に見ごたえがあって
  イエス・キリストを中心とする天の玉座が描かれ、周りになじみの十二使徒や天使が
  います。 そして、後陣中央の祭壇にイエス・キリストの彫像があります。

     

  1738年、この地方の農夫が、納屋でこのキリスト像が無造作に放置されているのを
  不憫に思い、夫婦二人で一心に祈りをささげていたところ、キリスト像が、涙を流して
  いたのです。それで、街の有力者に働きかけて礼拝堂を建てたところ、人々の願い事は
  かなうは、難病は治るはですっかり有名になり、世界中から、巡礼者が来るように
  なったそうです。 ここまでは、世俗的なストーリーでよくある話しです。
  
  しかし、その後がすごい! 世界中から集まる巡礼者に対応する大きなものにする
  だけでなく、ランツベルクの市庁舎建設で名声を得た、ツィンマーマンがこの巡礼教会
  の建築設計を手掛け、ロココ様式の集大成と言われるほど、芸術的完成度の高いものに
  仕上げたことです。もとをただせば、祈りとか、願いとか、無形のものがもととなって
  有形の、そして、普遍的な遺産に昇華されていった、このヴィース巡礼教会ができあが
  るストーリーに、ホリちゃんは、現地に赴く度に感動を覚えるのです。

     

  でも、行くのが大変そうですって? もし、あなたがホリデイツアーの参加者であれば
  新白鳥城へ行くのも簡単ですし、ヴィース教会へ行くにも、新白鳥城から、30分バスに
  乗るだけです。ドア トゥ ドアで簡単に効率よく行けます。ホリデイツアーを探せば
  新白鳥城やヴィース教会へ行くドイツのツアーは一年通して必ず見つかります!!
  では、皆様 御機嫌よう!

新白鳥城を建てた王様

2010-09-16 09:34:03 | ホリちゃんドイツ
皆さん こんにちは、ホリちゃんです。ようやく朝晩少しずつ秋らしくなりつつありますが
お元気ですか? ドイツは、日本のように四季のめりはりが、あまりはっきりしていません。 短い夏が終わったらいきなり晩秋が来る感じです。最低気温が都市によっては、8月中から10℃を下回ります。今、ドイツのミュンヒェンでは、オクトーバーフェストという
ビール祭りのシーズンです。 
  
   

オクトーバーフェストが終わったら、人の気持ちはクリスマスの準備へと向かうのです。
そして、、翌年の4月まで続くと言ってもいい長い冬を迎えるのです。

この前お話ししたロマンティック街道のバスツアーのコースに大抵含まれているのが、
 「新白鳥城」こと、ノイシュバンシュタイン城です。このお城を建てた王様は、
ルートヴィッヒ2世といいます。その生涯や死因がはっきりせず、これほどミステリアス
に語られる王様もいません。出自はとても由緒正しく、バイエルン王国に君臨してきた
ウィッテルスバッハ王家の出身です。古代ギリシャやローマの学芸に傾倒して、ミュンヒェンの街を博物館・美術館のように美化してしまったルートヴィッヒ1世やマクシミリアン2世の子孫です。 そう、フランツ・ヨーゼフ皇帝の王妃として、オーストリア、ハプスブルク家に嫁いだエリザベートは、ルートヴィッヒ2世の実の従姉です。彼女もまた、ウィーン
の宮廷になじめず、傷心の末、悲劇的最期を迎えたことを、嫌でも思い出してしまいます。
この王様は、もとより、学者タイプであり、また芸術家肌であって、決して王様や政治家として行政や外交の仕事なんかしてはいけなかったのです。

       

いま上の写真にミュンヒェンのオペラ座とレジデンツ(王宮)が映っていますが、ルートヴィッヒ2世も、このように美しい広場や街づくりを手がけ、オペラハウスでワーグナーの
楽劇に堪能していれば良かったのでしょう。少年時代から、中世の騎士物語や白鳥の伝説に
影響され、自らも「白鳥の化身」と夢想する王様のメンタリティーは、お父さんのマクシミリアン2世が建てたホーエンシュバンガウ城で青少年時代をおくったことと深いつながりが
あります。
     

このお城の内部は、中世の騎士物語の英雄や伝説の絵画・壁画だらけです。王家の事情で
18歳で即位して、あの時代のバイエルン王国を率いねばならなくなったことは、王様にとっても、国民にとっても不幸なことでした。同時代、ようやくドイツが一つの国家としてまとまりかけていて、ハプスブルク家と新興国家プロイセンと、どちらを盟主として、ドイツを
統一するのかの覇権をめぐって、戦争が起こります。普墺戦争(プロイセン・オーストリア戦争)です。このとき、古くからつきあいが長かったハプスブルク家に加担したバイエルン
王国は、プロイセンにコテンパンにやられてしまいます。
 この時代のプロイセンには、鉄血宰相ビスマルクという天才外交官と、モルトケというこれまた天才軍事参謀がいて、頭脳戦にかけても鉄壁の強さで、政治・外交の
センスに劣ったルートヴィッヒ2世は、まさしく赤子の手をひねる如く、手玉にとられてしまいます。 もともと偏執癖だった王様はますます人嫌い、政治嫌いになり、自分の趣味であるち築城にのめりこんでいきます。新白鳥城を入れて、無用の(?といわれた)お城を
3つもつくり、バイエルンの王室を破綻に導いた王様は、当時精神病患者のレッテルをはられて、禁治産者の宣告を受け、シュタルンベルク湖畔に幽閉されてしまいます。
同時代は酷評された王様も今は、バイエルン州の観光収入の立役者として、再評価されています。3つの無用のお城のなかでも、最も見栄えがするのは、やはりノイシュバンシュタイン城でしょう。

       

 明日から、ホリちゃんはまた、ヨーロッパへ添乗に行って、しばらくご無沙汰しますが、
 その間デイちゃんの楽しいブログをお楽しみ下さい。では、ごきげんよう!!

     
 
     

ドイツのお国自慢

2010-09-14 14:18:28 | ホリちゃんドイツ
こんにちは、またまたホリちゃんです。 8月の終わりから9月にかけて、ドイツへ行って
来ました。 
     

  ドイツの旅は、1カ所滞在よりも、毎日方々飛び回るほうが満足度が高いですね。イギリスやフランスのように、中央集権化するのが遅れたために、モザイク国家として、いつまでたっても小国分立していました。それで、地域ごとに特徴が違っていて、また、都市単位であるのに、独立国家としてふるまう「戦国大名」のような存在が300国以上あり、その数だけ、お国自慢のエピソードがありました。

  

   

写真のような古城街道やネッカー川にかかるハイデルベルクのアルテブリュッケという橋にも、行ってみればお国自慢と地元の殿さま自慢が満載です。ハイデルベルクは、古い大学と古城が自慢の街ですが、旧市街の目抜き通りを散策するのも楽しみです。

       

ドイツでは、ロマンティック街道が今でも根強い人気があります。中での、ローテンブルクは異色で、市長が町を救ったというエピソードをもっている国です。
 
      

こんなに険しい立地なのに、街の中に入ってみると、メルヒェンとおとぎの国そのものです。

  
 
 市庁舎前の広場では、ヌッシュ市長が町を救った、マイスタートゥルンクという寸劇が行われます。
      

ローテンブルクの地元市民のお国自慢は、根強いものがあり、潜在的にふだんは表に現れてきませんが、何かことがあると、プライドをのぞかせます。悪口を言ったら大変で、大阪の街で、巨人をほめて、阪神をけなすような騒動に発展します。

お国自慢めぐりをするには、ドイツ国鉄(DB)やレンタカーなど、交通手段がないわけではありませんが、やはりドア・トゥ・ドアで目的地に効率良く連れて行ってくれるパッケージツアーが最も安心で便利です。中でも、ホリデイツアーで来ていただくと、「ゆったりシートバス」といって座席数の多い、大型で足もゆったり延ばせる快適なバスが来て、長いバス移動も快適にできるので、おすすめです。