ホリちゃんです
ヨーロッパを離れて、アメリカにも行きます。
そのときは、ホリデイではなくて、仕事がらみの視察旅行です。
アメリカは、世界中から来る旅行者が、「世界標準」の英語を話してあたりまえ!という自分勝手な「中華思想」があるために、入国審査で質問を浴びせる悪習があります。
このため、簡単な英語にも自信のない旅行者はパニックに陥ることがあります。
今回も、上着・ネクタイ着用の正装のおじさん集団が、入国の窓口をくぐる便宜のためとは言いながら、入国目的を「サイトシ-イング」と言うもんだから、「待った」をかける係官が続出! 「そんなはずはない! 観光なんかであるはずはない、本当のことを言え!」と、まるで容疑者扱いです。沈黙を守ってOKになった窓口もあり、また日本語のわかる通訳を窓口に呼んで、事情を明らかにした係官もいた。やれやれ、いつも一騒動です
今回は、福島県の議員さんの視察旅行です。
議員さんの旅行は、大名旅行のイメージがありますが、とんでもない
飛行機も全員エコノミークラス、ホテルも視察先に近いというロケーション優先の
あまり設備の良くないホテル、行程も超まじめな視察・公式訪問ばかり!
自慢ではないけど、観光なんて1つもないツアーですよ
ちょっとでも楽をしようもんなら、市民の税金を贅沢に使ってという
批判もおきてくるから、議員の先生方、本当に可哀想、お疲れ様でした
視察テーマはというと、2班に分かれたテーマ設定で、A班は、「原発の廃炉・汚水処理」、B班は、「再生可能エネルギー」という、福島県人にとって切実なテーマばかり! 日本からあらかじめ送った質問リストも多岐にわたり、訪問先の選定も外務省ルートで、日本大使館、総領事館を通じて選定されてくるアメリカ政府の関係機関ばかりです。 懸念された通り、ガバンメント・シャットダウン(=政府機関の一時閉鎖)に引っ掛かって、出発前OKだったのに、ダメになった訪問もありました。そんなときは、必ず代替の視察訪問がアレンジされるか、学者やコーディネーターの講義・レクチャーになるから、いずれにしても「お勉強」ばかりです。
議員の先生方の問題意識は、福島県人の切実な問題意識を反映しています。
行く先々で、原発事故処理・メンテナンスを視野においた、これからの具体的な方法論やアイディアを積極的に摂取し、学ぼうとする皆さんの姿に脱帽し、感動しました
それにひきかえ!と言いますか、この国の究極のリーダーである阿部首相には、一言言いたくなりました。オリンピック誘致という目標があったことはわかりますが、汚染水処理をめぐる発言で「アンダー コントロール」と世界のメディアに言い放ったのでした。その根拠が希薄であることと、福島県だけでも、未だに避難民が数十万人単位で存在し、仮設住宅暮らしの人で、自分の故郷に帰れる見通しがたった人は少ない、つまり、被災地の復興・避難民のアフターケアーという取り組みもまだまだ、「アウト オブ コントロール」の域を出ていない、これが現実なのです。この現実を踏まえていないせいか、首相の「言葉が軽すぎる」と感じています
この1週間、福島県を含めた東北の被災地の復興の問題解決なくして、本当に輝かしい日本の未来はないという視点を改めて思い起こすことができて、感謝しています
ホリデイの添乗員のブログという本筋からは、はずれてしまってすみませんこの後の仕事が、中1日で仕事が2本続くという、自分にとっては、非常に過酷なサバイバル・レースのようなスケジュールになるため、ブログを更新する時間が、まじめにありません。でも、11月半ばすぎには、必ずアップします。それまで、さようなら、ごきげんよう
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ヨーロッパを離れて、アメリカにも行きます。
そのときは、ホリデイではなくて、仕事がらみの視察旅行です。
アメリカは、世界中から来る旅行者が、「世界標準」の英語を話してあたりまえ!という自分勝手な「中華思想」があるために、入国審査で質問を浴びせる悪習があります。
このため、簡単な英語にも自信のない旅行者はパニックに陥ることがあります。
今回も、上着・ネクタイ着用の正装のおじさん集団が、入国の窓口をくぐる便宜のためとは言いながら、入国目的を「サイトシ-イング」と言うもんだから、「待った」をかける係官が続出! 「そんなはずはない! 観光なんかであるはずはない、本当のことを言え!」と、まるで容疑者扱いです。沈黙を守ってOKになった窓口もあり、また日本語のわかる通訳を窓口に呼んで、事情を明らかにした係官もいた。やれやれ、いつも一騒動です
今回は、福島県の議員さんの視察旅行です。
議員さんの旅行は、大名旅行のイメージがありますが、とんでもない
飛行機も全員エコノミークラス、ホテルも視察先に近いというロケーション優先の
あまり設備の良くないホテル、行程も超まじめな視察・公式訪問ばかり!
自慢ではないけど、観光なんて1つもないツアーですよ
ちょっとでも楽をしようもんなら、市民の税金を贅沢に使ってという
批判もおきてくるから、議員の先生方、本当に可哀想、お疲れ様でした
視察テーマはというと、2班に分かれたテーマ設定で、A班は、「原発の廃炉・汚水処理」、B班は、「再生可能エネルギー」という、福島県人にとって切実なテーマばかり! 日本からあらかじめ送った質問リストも多岐にわたり、訪問先の選定も外務省ルートで、日本大使館、総領事館を通じて選定されてくるアメリカ政府の関係機関ばかりです。 懸念された通り、ガバンメント・シャットダウン(=政府機関の一時閉鎖)に引っ掛かって、出発前OKだったのに、ダメになった訪問もありました。そんなときは、必ず代替の視察訪問がアレンジされるか、学者やコーディネーターの講義・レクチャーになるから、いずれにしても「お勉強」ばかりです。
議員の先生方の問題意識は、福島県人の切実な問題意識を反映しています。
行く先々で、原発事故処理・メンテナンスを視野においた、これからの具体的な方法論やアイディアを積極的に摂取し、学ぼうとする皆さんの姿に脱帽し、感動しました
それにひきかえ!と言いますか、この国の究極のリーダーである阿部首相には、一言言いたくなりました。オリンピック誘致という目標があったことはわかりますが、汚染水処理をめぐる発言で「アンダー コントロール」と世界のメディアに言い放ったのでした。その根拠が希薄であることと、福島県だけでも、未だに避難民が数十万人単位で存在し、仮設住宅暮らしの人で、自分の故郷に帰れる見通しがたった人は少ない、つまり、被災地の復興・避難民のアフターケアーという取り組みもまだまだ、「アウト オブ コントロール」の域を出ていない、これが現実なのです。この現実を踏まえていないせいか、首相の「言葉が軽すぎる」と感じています
この1週間、福島県を含めた東北の被災地の復興の問題解決なくして、本当に輝かしい日本の未来はないという視点を改めて思い起こすことができて、感謝しています
ホリデイの添乗員のブログという本筋からは、はずれてしまってすみませんこの後の仕事が、中1日で仕事が2本続くという、自分にとっては、非常に過酷なサバイバル・レースのようなスケジュールになるため、ブログを更新する時間が、まじめにありません。でも、11月半ばすぎには、必ずアップします。それまで、さようなら、ごきげんよう
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