ホリデイ現役添乗員日記

近畿日本ツーリスト ホリデイ現役添乗員が新鮮な情報をそのまま皆様にお伝えします

スイスで馬鹿の一念岩をも通す

2012-08-30 04:30:32 | デイちゃんスイス
デイちゃんです

そういえば今回はスイスに行ってたんだったやっと思い出したか
このツアーもアサイナーに拝み倒して行かせてもらったんだった脅したとも言う
だってやっぱり
冬はオーロラ
春はオランダ・ベルギー
夏はスイス
秋はどっかいろいろ
その季節の旬の国に添乗員たる者行っとかないと最近ボケてるから忘れちゃうの

でも上の3つのツアーには恐怖の共通点というのがあって
それは非常にお天気に左右されるということ

オーロラは雲があったら出ていても見えないし
花の開花予測は誰にもわからず
ましてや山が見えるかどうかは
神のみぞ知る

でもそれでもデイちゃんは行く
なぜならそこに山があるから理由になってない

四大名峰なんて調子の良いことをパンフレットにうたっているからには
なんとしても是が非でもどうにかしてもお客様には見ていただきたい

で今回のツアー
一か所目ピッツベルニナ

ちょっと雲があったにせよ
とっても気持ちのよい氷河を目指してのハイキングで山は見えた一つめクリア

二か所目アイガー

メンヒ

ユングフラウ

ここまで晴れれば文句なし
牛さんと一緒に記念撮影

逆さアイガーまで見れちゃった二つめクリアー


三か所目去年苦労したモンブラン
実はこの日の朝は雨
でも雲が低かったのでなんとか神様お願いと祈り続けていたら
ロープウェーではこんな感じだったのに

展望台ではなんとモンブランが顔を出してくれた三つめクリアー

帰りの展望台のエレベーターに閉じ込められたりもしたんだけど

そんなの忘れちゃう位見れてよかったかなり焦ったくせに

そして四か所目マッターホルン
まずは朝焼けマッターホルンワンマンショー




次はゴルナーグラード展望台

360度全部見れた

逆さマッターホルンも完璧

ここまで完璧なのは年に何度もないと思う四つめもクリアー

というわけで
四大名峰パーフェクト全部運を使い果たしたかも

ああ幸せだったありがたかった
皆様も来年にはまた運を充電しておきますので
是非ホリデイでスイスに行きましょう運って充電出来るの

いつも遊びにきていただきありがとうございます
徹夜明けの今日は添乗員会議とそれから成田で前泊
いつも出発間際ギリギリのブログ更新ですが
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旧ユーゴはどこも珠玉~クロアチアに魅せられて~

2012-08-26 19:31:18 | ホリちゃん中欧
ホリちゃんです今回の行き先は、自分にとってもそう何回もチャンスが巡って来ない「貴重な」クロアチア・スロヴェニアでした。イタリアやフランスのように、数多くのツアーが出ないのですね!それだけ貴重だと思って、色々準備して出かけたつもりが、大失敗を犯してしまいました。何と、カメラを家に忘れて出てしまったのです出発直前に確か、ブログを更新していて、カメラをコネクターでパソコンにコネクトし、写真をパソコンに取り込む「編集作業」を行ったのは良いのですが、そのまま、ブログ更新が終わった安心感からか、パソコンの横にカメラが置き去りになっているのに、気付かないで出てしまったでも、起きてしまったことは、仕方がない人は、逆境に置かれたときにどう振る舞うかで価値が決まるともいえるよ~し!、マチルダに相談してみよう私の妻でもあり、添乗員のボスでもあるマチルダに聞いたら、いとも簡単に「新しいカメラ買えば」だって!「火の車」の我が家の台所事情を無視した答えで、まるで相談にならない「マチルダ! どこにそんなお金があるの???」と独り言をつぶやいたのは良いけど、とにかく自分にできることをやるしかない、「回りが自分に何をしてくれるか」、ではなく、「自分が回りに何ができるか」を考えよう、とケネディの演説をカスタマイズしているうちに、段々気持ちが前向きになってきました  というわけで、前置きと言い訳が長くなってしまったのですが、要するに、今回は慣れない携帯電話のカメラを使ったので、失敗、見込み違い、結果オーライ、手ぶれ、ピンボケ、何でもありということで、勘弁して下さい

         

1発目の写真がこれだもんね!これは、逆光補正機能なしで仕方なく撮った、スルジ山山頂から眺めたドブロブニクの全景まずい写真でごめんね

       

山頂はいつまでたっても日が当って仕方がないので、今度はアドリア海のショートクルーズで撮った写真です。

       

ここでも、ホリちゃんは写真をバシバシ撮ろうと意気込んでいたのですが、ここでも落とし穴がありました。クロアチアはまだ西ヨーロッパに比べると日本人観光客が少なくて、ガイドさんも日本語ガイドなんかいないので、英語ガイドの話をマイクで通訳してしゃべらなければならず、その仕事と、自分の写真との「同時進行」は不可能でした。
でも、こんなに綺麗だったというイメージは伝えられるつもりです。

       

       

ドブロブニクの旧港で、昔の主役の座は新港にゆずりましたが、「アドリア海の花嫁」と称えられる美しさです。

       

ドブロブニクの世界遺産扱いの旧市街は大体こんな感じなんだけど、ここでも、宮殿や
教会、総督府など、個別の観光地では、通訳優先で写真は撮れませんでした。わずかにひまができたと思ったら、今度はお客様が「写真撮って!」と、ひっきりなしに来る!
恩に着せるわけではありませんが、ブログのために自分の写真を撮るためのバリアも多いんですよ、けっこう! まあ、お客様の写真を撮ってあげるのも、立派な我々の仕事だから、それは良いんですけどね

       

ドブロブニクは、他のクロアチア都市とは違った道を歩んできた、あの北イタリアで名を馳せたヴェネツィアに比肩されるような交易都市として、アドリア海上で活躍してきたのです。回りはいつの時代も、ビザンティン帝国、ヴェネツィア共和国、オスマン・トルコ帝国、ハンガリー、ハプスブルク家のオーストリアなど、軍事大国ばかりこれらの国々が、1都市国家にすぎないドブロブニクに攻め込んで、自国領土にしてしまうことくらい、赤子の手をひねるようなものだったでしょう。でも、「独立」をずっと維持してきた「交渉力」と「国家としてのしたたかな戦略」その視点でみても、とても興味深い都市ですが、何といってもその魅力は、世界遺産にもなった「町の景観美」です一周2kmの城壁に上ってみると、町の輪郭と魅力がわかります。

       

       

       

クロアチアの人は素朴で親切です。バスドライバーも観光案内に熱心で、一生懸命お国自慢する姿は、微笑ましくも感心させられます。日本人が失ってしまったメンタリティーかもしれませんからね、「お国自慢」というのはそのドライバーによると、ドブロブニクは「クロアチアのヴェネツィア」、自分の出身地のザグレブは、「
クロアチアのフィレンツェ」だということですその言葉で思わずうなずいてしまうほど、ドブロブニク、クロアチア全体が美しかったです他の地域もそうですけど、旧ユーゴスラヴィアはどこへ行っても「観光資源の宝庫」という気がします

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添乗員をやっている理由

2012-08-23 05:11:20 | デイちゃん中欧
デイちゃんです

もう4、5年前になるだろうか
その時のハンガリーの運転手さんがとても良い人で
デイちゃん普段はあんまり運転手さんと個人的な話はしないのだが
その時はついつい話が盛り上がり
いろんな事を聞きだしてしまった

で、今度のバカンスはどこに行くの
実家に帰るよ、セルビアに帰る
え ハンガリー人じゃないの
ハンガリー人だけどセルビアで生まれたんだ

こういう話は島国の日本人にはピンとこないが
ハンガリーは第一次世界大戦で国土の66%を取られ
人口も1800万人から800万人に減り
ルーマニアやスロバキア、クロアチアやセルビアなど
周辺国に約1000万人のハンガリー人が取り残されているのだ
今も

そして彼もその一人だった

僕はハンガリー人だけど、ハンガリーの国境近くのセルビアで生まれ
コソボの戦争の時はセルビアの兵士として戦争に行ったんだ
兵役が18歳から1年あったからね

初めは家から100メートル位のところで兵役についていたんだけど
朝5時に起こされ、有無を言わさずコソボに連れて行かれたんだ
友達は兵役が嫌で皆ハンガリーに逃亡したし
僕はカトリックで正教のセルビア人とイスラムのアルバニア人との戦争は関係なかったけど
でも、もし僕がハンガリーに逃亡したら
僕の家族が尋問されるし
僕は二度と故郷に戻ることが出来ない
だから兵士になったんだ

実際には人を撃ったこともないし
物資を運ぶ運転手になったから
良い経験だった
大型の免許も取れたしね

僕にはセルビア人にもアルバニア人にも友達はいるし
実際アルバニア人が嫌いなわけじゃない
政治がすべてを優先するんだよ

チトーが生きていたころはユーゴスラビアは平和で
家も仕事も車も金も幸せもあった
セルビア人とかクロアチア人とか民族関係なく結婚し家庭をつくった
チトーが死んで何もかも悪くなり
家族内で民族の対立がおきて憎しみが芽生え
不満がたまり戦争になったんだ

デイちゃんはまだ若いこの運転手さんが
一見穏やかで普通の青年に見えるこの運転手さんが
今までどんな人生を歩んできたかを聞いて
一字一句正確にノートに書きとめた
いつか日本の人に知ってもらいたいと思ったから
デイちゃんがブログをやり始めた一番の理由は
もちろんホリデイを売りたいのもあるんだけど
今まで会って心に響いた人の話を
みんなに聞いてほしいと思ったから

今回ハンガリーに添乗に行ったわけでもないのに
どうして昔の思い出話を綴っているかというと
ジャーナリストの山本美香さんがシリアで取材中に殺されたからです
デイちゃんニュースの映像を見てよくわかったけれど
戦争をやっている人たちはごく普通の人たちで
決して特別な人たちではないということ
普段は良きお父さんであり良き夫であり
それが何かの歯車が狂い
自分の意思に関係なく
戦争に巻き込まれていってしまう
山本さんの最期の映像に赤ちゃんをだっこしているお父さんの姿があったけど
普通の日常が戦場になってしまう恐ろしさと
そこに立ち向かっていく山本さんの勇気と
混沌と恐怖の中でも赤ちゃんを可愛いと思う心を忘れない
山本さんは類いまれなジャーナリストだったと思う
山本さんを失ってとても悔しい

心から御冥福をお祈り申し上げます

普通のツアーでは現地の人と心から触れ合うのは難しいとは思うけれど
日常を離れて異文化に触れることは
日本を考える上でも
時には良いのではないかと思います
デイちゃんもだから添乗員をやっているのかもしれません
世界はとても広いから

いつも遊びに来ていただきありがとうございます
山本さんが亡くなったのがあまりにショックで
本来書くべきブログとまた違っちゃったかもしれません
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ライトアップされたリアルト橋を見に行こう

2012-08-13 00:20:30 | ホリちゃんイタリア
ホリちゃんですヴェネツィアでは、サンマルコ広場を行き交う観光客、主に明るいうちが主役のようですが、暗くなってからのヴェネツィアも中々探検しがいがあるのですサンマルコ広場から裏路地に一歩入ると迷路になっていて、慣れないうちは、本当にもとの広場に戻れるか不安になります

       

       

でも、要所要所に→VIA SAN MARCOの標識があるから大丈夫です。夏は日が高く、21:00
くらいまで明るいので、つられて奥へ入り込んだら、いつのまにか暗くなってあせったりします

       

リアルト橋へ行くにも、サンマルコ広場から10分足らずで行けて、帰りも、→VIA SAN
MARCO の標識をたどれば迷うことはありません

       

       

       

「白い巨像」とよばれる大きなブリッジも、ライトアップされた夜も十分鑑賞に耐えるし、けっこうにぎやかですよ

       

ほとんど閉まっている中で、たまに開いてるお店があると「怖いもの見たさ」や「好奇心」から覗いてしまいます。カーニバル用のお面はいつでもあります。

       

       

リアルト橋そのものも綺麗ですが、橋の上やその周辺も夜の写真スポットです

       

       

       

       

       

昼間はもちろんお店や屋台がにぎやかにオープンし、観光客や地元の人でごった返していますが、夜も、散策や探検をする人で賑わってます

       

       

ホリちゃんは、ホリデイツアーの「ゆとりっぷ」というヴェネツィア本島に連泊できるツアーで行きましたが、ぜひ行ってみて、夜のヴェネツィアを探検して下さい。「怖いもの知らず」の好奇心で探検すれば、きっと期待に応えてくれる町です

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諦めない人が最後には勝つ

2012-08-11 05:32:03 | デイちゃんイタリア
デイちゃんです

大変御無沙汰しております
本当はもっと御無沙汰して明日からこっそり添乗に行ってしまおうかと企んでいたのだが
それを察知したのかカンだけはするどいアサイナー

まるでホリちゃんから言われて仕方なく僕ブログを催促してるんです的なメール
ホリちゃんもこの間ミラノで一緒に添乗したにもかかわらず
言いたいことがあるのなら堂々と面と向かって言えばいいものを仕方ないよ、ホリちゃんだもん

いやでもデイちゃん今本気で忙しいのです
アサイナーにもホリちゃんにも言えない秘密の企みがありましてね
でもホリちゃんはどうでもいいのだがホリちゃんの妻のマチルダの了解を得ないと何事も上手く運ばないので
今妻の傾向と対策を練るのに頭がいっぱいでとてもブログの更新どころではなく
決してオリンピック見るためさぼっていたわけではないのです

・・・それにしてもオリンピックって楽しいやっぱし見てる毎日見てる
イタリアの添乗中は忙しくてオリンピックどころじゃなかったけど
日本に帰ってから女子レスリングやサッカーの試合を見て
最後の最後まで諦めない人が勝つんだと
デイちゃん感動しっぱなしバスタオルが必要な程、毎日号泣しております

ところで
ホリデイでもよく使うイタリアのとあるホテル
まだ新しくてスタイリッシュでカッコいいんだけど
チェックインする際にお客様に必ずご案内しなくちゃいけないことがある

ドアが開かない場合
なぜかカードキーを差し込むところに息を強く吹きこむとドアが開く

それでも開かない場合
2,3歩下がって勢いよくドアに突進するとドアが開く

というわけでこのホテルの廊下では
あっちでもこっちでも息をプッと吹きかけたり
ドアにドーンと体当たりしたり
いやもうどえらい騒ぎ

デイちゃんは問いたい
何故出来たばっかりの真新しいホテルなのにドアがこんなにも開かない
でもレセプションのお姉さんは表情一つ変えずに言うのだ

息吹きかけたり突進してドアが開くならいいじゃないなんか文句ある

そうイタリアではドアを開けると心に誓ったら
諦めたら一生入れないこうきたか

ああ・・・アサイナー様こんなブログでいいのでしょうかよくないと思うぞ
・・・デイちゃんも諦めないで次頑張りますごめん許して

いつも遊びにきていただきありがとうございます
もうそろそろバテてきそうな今日この頃
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圧倒的量感!~ヴェネツィアの朝市~

2012-08-09 08:54:27 | ホリちゃんイタリア
ホリちゃんですグルメ国家、イタリアを支える豊富な食材を見るには、朝市に行ってみるのがいちばんヴェネツィアのような、一見狭そうなイメージの町でも、朝市は別格で、敷地も十分、その量感は圧倒的でした

       

場所は、昔から市が立ち、商業の中心地だったリアルト橋周辺

       

       

フリット・カラマリ(イカのフライ)の材料になるイカの山、美味しそう

       

マグロのボリュームも中々のものでしょうでは、もっと先へ行きましょう。

       

       

魚のディスプレイがユーモラスで思わず足を止めてしまいます。イタリアらしい

       





















名前は、フィッシュ・マーケットといいます。「魚市場」として魚介類が豊富ですが、ほぼ同じ展示スペースに野菜や果物もあって食欲をそそります

       

       

       

前菜からメイン、そしてデザートまで使える野菜や果物が豊富ですから、料理のヴァリエーションも豊富になるわけですね

       

       

       

       

       

まだまだ、ほんの一部の代表例を紹介しただけですが、あとは、いずれ自分の足で朝市を歩きまわって、本当の「量感」を体験してもらいたいです。またその色鮮やかさが新鮮さをアピールし、食欲をそそることも実感できますね



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