紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

梅雨前には、思わぬ仕事が出てきます? 枝打ちです

2019年06月10日 18時10分10秒 | 日記
  今朝は、7時の遅い目覚めでした。 身体の芯には疲れが有ったのでしょうね。
 午前中は、かみさんは内科と、眼科二つの病院に行って2ヶ月分の薬をもらってきました。〔何時もの薬です〕 私は、何時もの大利の散髪屋です、気心知れていますからラクチンです。
 帰って来てから、庭の植木の枝打ち・・・凄く伸びています。 それがやっと済んで、かみさんの両親と義弟のお墓参りをしました。・・・此処も、凄い雑草と、竹やぶからの枯れ葉の整理でした。
 梅雨前には、思わぬ仕事が出てきますね。

 国交省によると、新車の衝突被害軽減ブレーキ、ペダル踏み間違い時加速抑制装置の搭載はあるが、「センサーで障害物」を感知する仕組みですから・・・、逆光、雨、夜間など条件が悪いと効かない上に、「高速時」は効かないのです。・・・それでも、奨励しマスです。
  17年の新車販売で、衝突被害軽減ブレーキの搭載率は77・8%、ペダル踏み間違い時加速抑制装置は65・5%〔いずれも低速時に限る〕。
 
・ ・・しかし、踏み間違えて「パニック」・・・、さらに踏み込んだとき「止まる」のは、今のところ、ワンペダル、「STOPペダル」だけです。 「ナルセ機材」(熊本県玉名市)・・・ハンドメードの受注生産。年に100台余り、約20万円。
・  「小池百合子都知事」は4日「都議会定例会」の所信表明で、「高齢運転者の事故・・・緊急対策として急発進を防ぐなど事故防止に効果的な装置の取り付けに対する補助金を新たに実施する」と明言です。
・ トヨタ自動車とダイハツ工業も、車に「後付け」できる安全装置をそれぞれ発売です。

 「手すき和紙」では、原料の「楮・三椏」生産農家が減り続けています。
 いずれも、高齢化の重労働・低収入で止めて行きます。・・・でも、重労働:低収入だけジャー無いのです。 跡継ぎで、ヤル人が居ないのです。〔毎日・毎月・・・毎年・・・子供を養って、町に出して高等教育し・・・〕若者のやれる仕事じゃー無いからです〕
 その上に、和紙原料の「ヘグル」と、云うへぐり包丁で「楮」の枝節の部分や、黒くて厚い皮のゴミになる部分を削ぎ落とす作業の「ヘグリ職人」が、居ないのです。
 大体が農家の老婆の内職手仕事ですが、一日中働いても@千円ほど・・・誰も、ヤル人が居ません。
 
 所が、もっと大変です。・・・和紙生産で使う必需品の「糊」の「トロロアオイ」〔粘りのアル根っこ〕栽培農家5戸(茨城県小美玉市:約30年前、約50戸が栽培)が、来年で作付けをやめるのです・・・人手が無く、老齢化なのです。
 この5戸で全国生産の「7〜8割」を占めるのですが、収入を考えると、割に合わないのです。・・・真夏の芽かき〔脇葉の付け根の新芽取り作業〕や、根っこを太らす為の草取り等に手がかかる。
 和紙の受難は続きます。 先ずは「売れない」し、「買い手が居ない」のです。 

 紙も変わります、哀しい情報があります。 稼ぎ頭だった旧日本紙業・高知工場(130年)「日本製紙・パピリア」で、 「たばこ用巻紙」設備が停機しました。 100年もの歴史に幕です。 (スリッターの加工工場も閉鎖ですね・・・大勢の女工さん達はどうしたでしょう?)
 「戸籍謄本原紙や、」高級和紙・・・「縦」の引っ張り強度で強い「金紙・銀紙」(ドンスや、帯織物の糸)もなくなったし、謄写版原紙「ステンシル」も無くなりました。
 和紙に限らず「洋紙」でも・・・ペーパーレス化(デジタル化)の流れで、最盛期は輸入紙で賑わったいたコピー紙・「PPC」も、二桁の減少です。 (製紙設備大幅増強・中国が問題ですね・・・)