鉄道改善案

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まだまだある!複線化すべき区間

2023年03月05日 | 全国 路線

(2023年3月更新)

全国には複線化すべき区間がまだまだある。以下に挙げる。

○複線化が必須な区間〇

宇野線(瀬戸大橋線):岡山~茶屋町
 宇野線は瀬戸大橋線ルートを成し、日中では岡山~高松の快速「マリンライナー」が毎時2本、岡山~松山の特急「しおかぜ」が毎時1本、岡山~高知の特急「南風」が毎時1本と普通列車が毎時2本の、計毎時6本もの列車が走る大動脈にもかかわらず完全複線化がされていない。大都市圏でないにもかかわらず輸送力が逼迫しているのである。宇野線岡山~茶屋町は今すぐ完全に複線化すべきである。

 

関西本線:名古屋~四日市
 関西本線の四日市~名古屋は三重から名古屋に至る大動脈だがいまだ大半の区間で単線である。確かに三重県は近鉄王国でありJRの輸送量はさほどないが、それでも3大都市圏の通勤路線として問題である。この区間を全線複線化すべきである。

 

〇複線化が望ましい区間〇

呉線:海田市~広
 呉線は広島市と呉市を結ぶ大動脈であるが、ほとんどが単線であり行き違い待ちで時間がかかる。呉線海田市~広を完全複線化して所要時間の短縮を図るべきである。

 

JR奈良線:城陽~木津
 JR奈良線は京都と奈良を結ぶ大動脈にもかかわらず一部が単線のままである。2月に城陽までの完全複線化が完成したが、今後は全線完全複線化を目指すべきである。

 

川越線:大宮~川越
 川越線大宮~川越は実質的に埼京線の一部であるが、単線である。ラッシュ時でも毎時6本までしか走らせることができないが、政令市さいたまと中核市川越市を結ぶ路線としては貧弱だ。少なくとも周囲に住宅のない指扇~南古谷は今すぐ複線化すべきである。

 

成田線(我孫子支線):我孫子~成田
 この区間は成田エクスプレスを走らせる際には複線化が望ましい。

 

東武野田線:春日部~運河
 東武野田線は6本/時以上の高頻度ダイヤにもかかわらず春日部~運河の区間が依然単線のままである。これはこれでうまくネットダイヤを構成しているのかもしれないがやはりキャパ不足は否めない。全線を完全に複線化すべきである。

 

〇単線化しても良い区間〇

 複線であるに越したことはないが、明らかに容量過剰で単線で十分な区間。

 

信越本線:高崎~横川

 かつて東京と長野を結ぶ特急が多数運行されていたことで複線になっているが、これらは新幹線に移行した。貨物も走らないから、単線で充分である。