テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

とりや久兵衛

2009-05-24 10:52:19 | 大衆居酒屋
 焼き鳥屋といえば、オヤジの巣窟。上司の悪口、仕事の愚痴が炸裂する世界と相場は決まっています。しかし、この「とりや久兵衛」は、場所柄(高島屋の対面)、女性客がいつも多いようです。



 まず、みそ煮込みから。大根、里芋がよく煮えていて美味。



 由良地鶏など地鶏系は、シコシコとした歯ごたえ。このお店の特徴は、ねぎ間とかつくねを除いて、ほとんどが塩で供されるところ。しかるに、自慢の塩を振りすぎるきらいがある。塩がききすぎて高血圧が心配に…



 熱燗は、屋台で使われるような酒器ででてきます。



 渡辺和博先生によれば、つくねは、高級店では棒状で現れ、大衆店では団子状で出現するとのこと(『夫婦鑑』)。久兵衛では、ちゃんと棒で登場。松の実や軟骨が練りこまれていておいしい。2本いきました。



 おにぎりは、けっこう巨大です。



 食べて飲んで、1人3500円~4000円ぐらいで満足。血圧の心配がなくなれば、もっといい。

 とりや久兵衛
  松山市湊町5-4-5 ℡945-3553




岡山みやげ

2009-05-23 14:24:48 | みやげもの
 岡山みやげといえば、備前焼がもっともポピュラーでしょうが、今回は竹細工の虎にしてみました。大きさは各種ありますが、一番小さな1500円のものを購入。あわせて、笠岡ラーメンのおみやげが販売されていたので、岡山で笠岡ラーメンは邪道かと思いましたが、まだ買ったことがなかったので購入(1000円)。この種のみやげ用ラーメンは、どこの県でもさかんに開発されていまして、岡山では「津山のいのししラーメン」なんて代物も売っていました。



  岡山県観光物産センター「晴れの国 岡山館」 にて購入。
   岡山市表町1-5-1  電話 086-234-2270
   10:00~20:00 第2火曜休み



岡山ホラー紀行

2009-05-20 09:38:42 | 国内旅行ー中国
 出張で岡山へ。ついたその日は仕事がないので(ゆるい出張だなあ)、市内見物へ。まずは、岡山鶏系の名店として多くのラーメン本にとりあげられている桃太郎通り沿いのラーメン店へ。カウンターに座り、中華そばを頼む。すると目の前で驚愕の光景がくりひろげられた。主人が麺をまったく湯切りしないのである。丼にはったスープの中にドボドボドボドボと、ゆで汁とともに麺が投入される。当然、丼からあふれそうになるくらいスープが増量する。それをオバちゃんが匙ですくって、かきだすのである。佐野がみたら、絶対激怒するよ。びっくりして写真もボケています。当然、せっかくのスープはうすまるし、麺とスープはからまない。以前にも、何回か行ったことがあるが、こんなんだったかなあ。ラーメン通の方々、ぜひご自分の目と舌でたしかめてください。



 口直しに、近くの「やまと」へ。「ラーメンと洋食の店」を表現した看板がなんともいえない。



 ここはドミグラスカツ丼も有名だが、ソースはトマト味が強く、テトキチの好みではないので、中華そばの方を頼むことにしている。中華そばは、魚介出汁がきいた濃厚こってりの茶色いスープ。うまい。



 昼食後は、まだいったことのない吉備津神社方面をめざす。まずJR備前一宮駅で降りて、吉備津彦神社へ。大きな石灯籠が名物。



 神社裏の中山を散策。山の中には、祭祀場の跡だといわれている石が各所にあります。「ゲゲゲの鬼太郎」なんかでは、このようなところの石をもちかえった人間が、あとでたいへん怖い目にあいます。その教訓を生かして、なにもとらず進みます。



 さらにすすむと、どうやら道に迷ったよう。突然視界が開けると、そこには某新興宗教の教団本部が…。これがアメリカのホラー映画だったら、背後から突如現れたカルト集団に拉致されて、悪魔の生贄にされるところだ。
 岡山市さん、ちゃんと標識でも立ててよ。



 迷いながらも本日のメイン、吉備津神社へ到着。長い回廊を進む。



 上田秋成のホラー「吉備津の釜」の舞台となり有名な釜殿へ。ところが、本日は内部観覧のできない日! メ、メ、メインディッシュが…。



 格子から無理やりのぞいた内部の様子。この右手に釜が鎮座しています。



 国宝の拝殿・本殿。建築史の知識がないテトキチには、何がどうすごいのかよくわかりませんが。



 さまよいながら約3時間の行程を歩き、JR吉備津駅から岡山へ無事帰還。カロリーも消費したところで、岡山名物・野村のドミカツ丼を食す。これは上ロースカツ丼。ご飯の上に、ゆでたキャベツを敷き、ロースカツをのせ、褐色のドミグラスソースをかけてあります。



 夜食は、「あまいからい」へ。岡山駅東口から左手にいったところにあります。夜遅くまで開いているので、便利。地元の勤め人の人たちが次から次へやってきます。



 スープは、驚愕の岡山鶏系の名店と似た系統なので、これからはこのお店で十分かなあ。






平和通で事故に遭遇

2009-05-19 12:31:38 | 日記
 5月18日の午後5時ごろ、平和通をふらふら歩いていると、酒屋の社長や従業員が、仕事をそっちのけで店を出て、ある方向を見つめています。UFOでも飛んでいるのかと思い、視線の先を追うと、事故車両。



 昼間に、2車線の広い直線道路で、どうしたら中央分離帯に乗り上げるのであろうか? しかも、かなり段差があるのに。飛び出してきたネコでもよけようとしたのであろうか。そう思いたいなあ。



 よせばいいのに、道路を渡って回り込んでみました。平和通名物のイチョウの木がなかったら、中央分離帯を越えて反対車線に飛び出していたかも。そうしたら自損事故ではすまなかったかもしれません。



 平和通のイチョウ並木は、夕闇にまぎれて銀杏を採り(盗り?)にくるオバサンの姿が、秋の風物詩として有名です。けれども、このような役の立ち方もするのですね。

焼肉土橋

2009-05-18 10:50:08 | 焼肉
 本日は、ちょっと遅い新人歓迎会。場所は、伊予鉄郡中線土橋駅そばのその名も「焼肉土橋」。真っ赤な概観が人目をひきます。
 


 ハングル表記の看板が、なんか変。朝鮮語では、語の最初の音は絶対ににごらないので、「土橋」をハングルで書き表すと「ト・バ・シ」になってしまします。そこで、ハングルの「ト」を示す字に、濁点をふっているというお茶目な看板。



 焼肉とホルモン。ホルモンは、安い食べ放題の店だと、焼いたときにシュルシュルシュルとまるまってしまいますが、土橋ではそのようなことはありません。



 土橋名物(と勝手にテトキチが思っている)アブラホルモン。脂がこってりのっています。上のホルモンと比べればよくわかる(食べるのに夢中で写真がへぼいですけど)。



 焼くとこんな感じ。たべると、噛むたびに脂が口の中で溶けていきます。こってり好きな方にはおすすめ。



 新人どもがよくたべたので、お値段の方もそれなりにしました。もう、次は食べ放題の店だな。

 焼肉土橋 松山市北藤原6-4   ℡931-0890
 11:30~23:30