テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

阿波秘境めぐり①(大歩危・小歩危プラス池田町)

2010-05-11 09:14:12 | 国内旅行ー徳島・高知
 ゴールデンウィーク中、徳島に行きました。まず池田町へ寄り道。観光案内所で、蔦監督の記念館はないのか聞いてみると、まだないとのこと。「蔦監督の家ならば、ありますよ」と、場所を教えてくれました。駅からすぐ近くに、うだつを備えた家がまだ残っている一角があります。



 その街区の中にある純日本建築の古さびた家。



 これぞまさしく蔦監督のおうちでした。



 観光案内所の人に、「池田高校の方にもいってみてください」といわれたので、高校に侵入。今頃は、各教育施設とも不審者の侵入に気をつかっていますが、田舎だけあって誰何する人はいませんでした。池田高校のあだ名は「やまびこ打線」でしたが、ほんとうに山間の盆地の中にあります。



 蔦監督の碑がありました。こんな田舎の公立高校を、よくぞ甲子園の強豪校に育てたものです。しかも、甲子園強豪校の監督というと、帝京の前田監督だとか、横浜の渡辺監督だとか、智弁和歌山の高嶋監督だとか、見るからに怖そうなふてぶてしい顔の人が多い中、蔦監督は独特の愛嬌があって全国的に人気があった監督さんでした。あんな人は、もう出ないのではないでしょうか。優勝旗だとか楯だとかは、野球部員のための寮に飾ってあるということでしたが、高校が休みなので、残念ながら入ることはできませんでした。



 さて、本来の目的地・小歩危へ。外人さんたちもこの風景を楽しんでいました。



 大歩危にある「もみじ屋」さんで、はやめの昼ごはん。開店と同時に乱入。名物の祖谷蕎麦を食べてみることにしました。



 とろろそば(700円)です。やたらと太くて、ボソボソした食感の田舎そばです。関東の蕎麦のように、のど越しだとかなんとかという概念はありません。関東の蕎麦とは別物と割り切れば、蕎麦の味は強く感じられるし、それなりにおいしいものでした。



 大歩危です。ほんとうは、川くだりをすれば、峡谷美を堪能できるのでしょうが、本日は回る予定のところが他にもあるので、断念。



 蕎麦だけでは物足りないので、同じ場所にあるラーメン店の「にし利」へ。地元情報誌の人気店ランキングで上位入賞を果たしたというふれこみのお店です。



 ラーメン(680円)を頼みました。麺は中細麺、スープは見た目ほどくどくない醤油トンコツです。徳島ラーメンというと味のついた煮豚がのることが多いですが、ここはチャーシューでした。食べていう途中で、徳島ラーメン定番の生卵を投入することを忘れていたことに気づきました。アホです。



 お腹も太った(伊予弁)ので、さらに奥地に向けて進撃します。


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