テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

うどん県遠征②~「凡蔵」「綿谷」「亀山」

2012-09-24 08:41:29 | 国内旅行ー香川
 4軒目は、「なかむら」と土器川を挟んだ対岸にある「凡蔵」にやってまいりました。ちょっと奥まったところにあるので探すのに苦労するかと思ったのですが、意外とすんなり到着しました。



 店内の感じは、一番普通に見かける讃岐うどんのお店です。



 ここでは2人ともぶっかけ(400円)にしました。弾力系のうどんばかりだったこの日、強いコシのうどんにやっとあたりました。うどんのまん中にくぼみがあるうどんで、表面はすべすべしています。カツオ系の濃いめの出汁は、天かすとよくあいます。う~ん、満足。ただ、カニかまは必要なのかどうか、微妙なところです。



 さらに丸亀市内に入って定番の「綿谷」へ。いつものようにお客でいっぱいです。



 芸がないのですが、どうしても頼んでしまう牛肉のぶっかけ。350円でも大量のお肉がのります。「一風堂」の博多肉そばにもみならっていただきたいところです。うどんはぐにょんぐにょんする弾力とコシをあわせもつものです。



 量が多い「綿谷」へ行ってしまうと、後が続かなくなります。しばらく休憩です。こちらは丸亀港にある灯篭です。これのニセモノ(複製)が香川ミュージアムに展示してあったくらいなので、有名なものなのでしょう。



 灯篭の前には、帳面をつけているお武家さんの像が建っています。瀬山登という丸亀藩の武士です。私はまったく知りませんでしたが、丸亀にうちわの製作技術を導入した人なのだそうです。武士なのに、鎧兜姿ではなく、刀の代わりに筆を持っているところが、この方の本質を表しているようです。民生に力を尽くした人なんでしょう。



 腹ごなしに、ひさしぶりに丸亀城へ登ってみました。石垣が美しい曲線を描いています。



 天守閣はこぶりですが、全国に12城しか残っていない江戸時代以来の天守閣です。



 天守閣から瀬戸大橋を眺めた風景です。



 讃岐富士もきれいに見えました。



 もう2軒ぐらい寄って帰ろうということになりました。丸亀市内を走行すると、何回行ってみても閉まっていた「亀山」に暖簾がかかっています。しかも、人目を引くバイクが置かれています。これは行くしかありません。



 タイガースのことはともかく、うどんです。



 店内は、けっこう年季が入っています。いい味だしてます。



 「亀山」の名物肉うどん(450円)です。温かいうどんでも。適度なコシが残っています。お肉もたっぷりのります。出汁はかなり甘めにつくられています。



 シャム社長はコシのあるうどんを食べたいと冷やし(400円)に。いくら冷やしといえども、氷を入れてくれるというのは珍しいです。おかげでうどんが閉まって、強いコシが出ます。



 うまく撮れていませんが、手打ちのうどんは不均一でねじれが入ったりします。



 ところで、2人とも食べても食べてもうどんがなくなりませんでした。よくよく品書きを見ると、ここ「亀山」では何も言わずに注文すると、自動的に2玉のうどんが出てくるようになっていました。それで量が多かったわけです。もう、これで私もシャム社長も本日打ち止めとなってしまいました。


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