テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

津市ぎょうざ巡り~津ぎょうざに氷花餃子

2012-07-10 08:15:42 | 国内旅行ー東海・北陸
 約2年ぶりの東海地方。今回は、初めて近鉄アーバンライナーに乗ってみました。



 やってきたのは、津です。駅前にはお約束の銅像が立っています。



 赤ん坊を抱き、、ぬいだ上着を片手にかけた女性の像です。



 近寄ってみると、残念ながら上半身は薄手の服を着ていました(なんのこっちゃ)。「愛と平和の像」という、ありがちな名前の像でした。津駅前の区画整理完成を記念したもののようです。名前からして、子供が手に抱いているのは鳩かな。



 三重県の観光の中心は、なんといっても伊勢志摩。逆に、津には何もないようで、駅には観光案内所もありませんでした。そんな中で、B1グランプリにも出展していたのが、津ぎょうざです。



 せめて名物でも食べて帰ろうと、津ぎょうざの幟のあるお店に行ってみました。しかし、津ぎょうざといっても、学校給食が発祥ということで、この地の飲食店で昔から提供されていたというものではないようです。むしろ、まちおこしの色彩が強いのかな。



 まず津駅西口の「氷花餃子」へ。



 中国風の店構えで、店員さんの話す言葉もなまりのある日本語です。



 品書きには、「なんと、15cm!」の文字が踊ります。



 やってきました、津ぎょうざ(280円)です。たしかに大きな揚げ餃子です。食べてみた感想ですが、大きければいいというわけではない、ということです。やはり、ものごと、適正規模というものがあるようです。大きすぎて、餃子を口に放り込んで歯を入れると、脂と肉汁と野菜の旨みが口の中に一気に広がる、ジュワァ~という感覚がなくなっちゃうですよね。



 こちらが、このお店本来の名物・氷花餃子(580円)です。どうやってつくるのかわからないのですが、カリカリの網の目状のふちがついていて、目を楽しませてくれます。きれいですね。こんな形態の餃子は、初めて見ます。



 底がカリっと焼けていて、餃子本来のおいしさを、こちらは味わうことができます。津ぎょうざよりも、断然氷花餃子をおすすめします。



 もう一つは津駅東口の「明仙閣」。



 こちらは日本人がやっている街の中華料理屋でした。「津ぎょうざ」の貼り紙があります。



 街の中華料理屋さんらしい品として、津ぎょうざ定食(850円)にしてみました。



 ラーメンは、ここまで個性がないラーメンは今や珍しくて、個性がないのが個性、というような味のラーメンでした。



 時間を測って慎重に揚げてくれました。しかし、やはり大きすぎて、肝心の餡が中でねっとりとしていて、肉汁感に乏しくなってしまっていました。



 ということで、ちょっと期待はずれの津でした。氷花餃子はよかったんだけど。











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