四川飯店（山越）

　「四川飯店」は「四川飯店」でも、城北地区にある大衆食堂の「四川飯店」にいきました。いつも、お客でいっぱいのお店です。



　期間限定で、天津チャーハン（６００円）が売り出されていたので、食べてみることにしました。



　要するに、ふつうの天津飯ならば白いご飯が入るところに、チャーハンをいれてしまおうという試みです。組み合わせることによる相乗効果でよりおいしくなるのか、それとも長所を消しあってまずくなってしまうのか、どちらでしょうか。



　実際に食べてみたところ、天津飯の餡の味がかなり勝っているので、ちょっと変わった天津飯を食べているという感じでしょうか。ここの天津飯の玉子は、かなり厚みがありました。そういうところが、人気の源なのでしょう。



　こちらは定番の品・ホイコロー丼。甘じょっぱい味で炒められた豚肉とキャベツなどが、ご飯のうえにたっぷりとのっています。味つけが濃いので、ご飯が進みます。



　鶏から揚げ、エビ天、餃子とのセットも可能です。Ａセット（７６０円）は鶏から揚げとの組み合わせです。量のわりに安いのが魅力です。



　昼飯時の番町界隈のお店はスーツ姿のサラリーマンが主流です。こちら「四川飯店」は、ビジネス街から遠く離れていて、お客の服装がかなり異なります。作業着姿の人が主流です。スーツ姿のサラリーマンは、食べ終わるとそそくさと仕事場に戻っていきます。実際、忙しい人も多いですからね。作業着姿の人たちは、きっちり休ませてもらいますという感じで、食べ終わってからも悠々とマンガを読みふける方が多いようです。よって「四川飯店」は、意外とお客の回転が悪いお店となっています。そのため、けっこう行列というか、順番待ちの人が並びます。それでも、お店側も待っているお客さんも別に文句をいわないのだから、田舎なりの秩序が形成されているのだと思いました。しかし、冬場に待たされるのは、どうもねえ。

「四川飯店」　松山市山越１－１２－７　　０８９－９２３－９１６２