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file.126 Joe CATER 【ジョー・カーター】

2006-12-21 | ABC
【史上初のサヨナラホームラン】
Joe CATER

81年にドラフト1位でカブスに入団したカーター、
83年、メジャーデビューするが、翌年には、インディアンズへ放出される。
移籍3年目の86年、才能が開花、打率.302 29本塁打 121打点で打点王に輝くと、
翌87年は32本塁打 106打点、
90年はパドレス、91年からはブルージェイズへと球団を変えるが
87年から97年までの11年間で、9度の100打点以上をマーク、
勝負強さを発揮した。

92年、34本塁打 119打点と、MVP投票で3位に付ける活躍で、
ブルージェイズをリーグ優勝に導くと
ワールドシリーズでも2本塁打を放ち、世界一に大きく貢献した。

翌93年も33本塁打 121打点をマークし
安定した勝負強さでチームを2年連続の世界一に貢献、
特に、大激戦が続いたワールドシリーズでは、
7打数連続無安打を記録するなど、苦しみながらも
第6戦で、フィリーズの守護神ミッチ・ウィリアムスから
世界一を決める逆転サヨナラホームランを放つ大活躍。
球史に、その名を残した。
ちなみに、逆転サヨナラホームランで世界一を決めたのは
この一打が史上初。
まさに勝負師・カーターならではの活躍ぶりであった。

その後、98年まで活躍を続け、
ジャイアンツを最後に現役を引退する。
通算打率は.259、通算本塁打も396本にとどまり
獲得タイトルも86年の打点王一回のみだが、
シーズン100打点以上10回は
ウイリー・メイズと並ぶ記録である。

陽気かつ温厚な性格で、誰からも好かれる人気者であった。


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2 コメント

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Unknown (カービー)
2006-12-30 09:23:21
93年ワールドシリーズ。ダイクストラがとにかくよく打ってましたね。そしてミッチウィリアムスの独特のピッチングフォーム。フィリーズの個性派集団が印象に残ってますが、最後に彼が歴史に残る一発を打ちましたね。面白いWSでした。
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こんにちは (管理人)
2007-01-06 23:22:45
カービーさん、どうもです。
ワイルド・シングには悪いですが
メジャー史上屈指のWSだったと思います。
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