GUMBO

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file.189 Mookie WILSON【ムーキー・ウィルソン】

2007-04-10 | VWX
【Mook】
Mookie WILSON

歴史に残る一塁ゴロで有名な
スイッチ・ヒッターの快速外野手。

77年、ドラフト2位でメッツに入団したウィルソンは、
80年にメジャーデビューを飾る。

82年打率.279、5本塁打、58盗塁をマークし
外野のレギュラーの座を掴むと、
83年も打率.276、54盗塁、
チームの1番打者に定着した。

86年、打率.289、9本塁打、25盗塁をマークし
チームのリーグ優勝に貢献。
レッドソックスと覇を競ったワールドシリーズでは
打率.269、3盗塁を記録。
熱戦となった第6戦では、
あの有名なビル・バックナーの
サヨナラエラーを呼ぶ一塁ゴロを放ち、
奇蹟の逆転勝利及び世界一の一翼を担った。

この打席でウィルソンは、ファールなどで
10球投げさせる粘りを発揮。
勝利への執念が生んだエラーといえるだろう。

89年、シーズン途中にブルージェイズへ移籍、
90年には31盗塁をマークするなど
まずまずの活躍を続けたが、
91年に現役を退いた。

通算1397安打、327盗塁、打率.274。

ちなみに現カージナルスの元打点王
プレストン・ウィルソンはムーキーの義理の息子である。