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file.059 Hank SAUER 【ハンク・サウアー】

2006-02-03 | STU
【大器晩成】
Hank SAUER

1941年から47年にかけて、
メジャーではわずか47試合の出場にとどまっていたサウアー、
20代のほとんどをマイナーで過ごしていた事になる。

48年、31才のサウアーは
打率.260、35本塁打、97打点。
ようやくメジャーでのレギュラーポジションを獲得する。

が、この活躍をフロックと考えたか、
在籍球団のレッズは49年のシーズン中に、
サウアーを放出し、カブスへ移籍させる。
しかしカブス移籍後もサウアーの勢いは止まらない、
この年、2チーム合計で、打率.275、31本塁打、99打点。
翌、50年は、打率.274、32本塁打、103打点。
52年は、打率.270、37本塁打、121打点をマークし、
本塁打、打点の二冠を獲得。
チームは5位と低迷していたが、
サウアー自身はMVPに輝いている。

52年まで、ナ・リーグではラルフ・カイナーが、
7年連続でホームラン王に君臨していたのだが、
サウアー唯一のホームランキングは、
そのカイナーと並んでのタイトル獲得であった。

53年、故障もあってホームラン19本に終わったサウアーだが、
日米野球で来日すると、12試合で12ホーマーをかっ飛ばし、
見事に帳尻を合わせたのであった。

54年には打率.288、41本塁打、103打点をマーク。
変わらないスカッガーぶりをみせつけるが、
その後は、ふるわず、59年、ジャイアンツで
現役を引退した。

http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/stats/historical/individual_stats_player.jsp?c_id=mlb&playerID=121710