藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

おはぎ

2021-06-06 06:56:29 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、「牡丹餅」の事をかいたら、コメントを頂いた。 「おはぎ」と「ぼたもち」どう違うのかとの疑問についてだったが、その後「おはぎ」の事が、頭から離れなくなっていた。 其のうち、

「おはぎ」がお嫁に行く時は、

「あんこ」と「きなこ」でお化粧して、

「のんど」(喉もしくは、音戸かもしれない)の関所で躓いて、

明日は、いよいよ「下関」。

という、まりつき歌をいつしか口すさんでいた。 子供の頃、女の子が歌いながら、「まりつき」をしていたが、・・・・・。 そう言えば、中が「あんこ」でそとが「きなこ」という、「おはぎ」も有ったなーと思い出した。 広島では、全てごちゃ混ぜにして「おはぎ」と言っていた気がするが、和菓子屋の前を通ると「牡丹餅」と書かれていた事は、記憶にある。 家で作るときは、「黄な粉」をまぶした方が、子供には人気が有った気がする。 ふと、「きなこ」がまぶされた方を、「こがね」と年寄りが言っていたような気がして来た。 「きなこ」をまぶした方は、秋に作ってもらった気がする。 我が家で、「おはぎ」や「ぼたもち」を長く作った記憶がない。 奥様の里が、秋にもち米を送ってくれた事が有って、その時作った記憶が有るが、幾十年前か記憶にない。 子供が幼い頃だった事だけは確かである。 そもそも、奥様は「おはぎ」の作り方さえ知りはしないのである。 末っ子とは、座っていれば全て目の前にお供えして頂けたらしい。 近頃は、友達の「長女」の方々の「気遣い」に気が付き、見習うべく努力中である。