藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」  「吉川元春居宅」跡に行く

2014-04-19 19:25:42 | 社会・経済

 昨日の私のブログの末尾に、「吉川 晃司」 チャリティーコンサートの事を書いた。

 我が奥様と其の話になった時、「吉川元春居宅跡公園」 が整備され、菩提寺跡も発掘されて、国の史跡に指定されている事に話が及ぶと、奥様は是非とも其の場所を見たいと仰せになり始め、急遽午後出かけた。

Cimg0190 この集落の上段部分が、「吉川元春」の居宅跡である。 この地は城址ではない。 居住した邸宅跡である。

建設されて今年が700年の記念すべき年に当たった。

昭和50年代の後半から発掘調査が始まり、其の館跡が広大な物である事が解り、さすが 「陸の吉川」 と戦国時代に勇名を轟かせた武将の館跡だと国の史跡に指定されたのが昭和61年の事であった。 その後、向かい側の山の中に菩提寺が在ったことが判明して、発掘調査されてこれもまた国の史跡に指定された。

Cimg0205 この寺院跡も又広大な敷地であり、「吉川氏」が関が原の戦いの後に、岩国に移封された時以来其の規模等が不明であったが、現在発掘されて其の規模を見る事が出来る。

我が奥様は、いたく感動されたらしい。

満足そうに急な散策をご堪能遊ばされていた。

Cimg0207 しばし定年退職後の暇を潰されてご満悦の体であった。

さて、「吉川氏居宅跡」 は広大すぎて私の安物のカメラでは納まらなかったので、

Cimg0220 其の邸宅の石垣の一部からご想像願いたい。

広い敷地を歩いたので、本日は一日中骨休め。

夕食も手抜きになってしまったが、奥様は久しぶりの散策で気分転換できたらしい。

本日も元気に、「臨時指導員」としてお出かけになった。

Cimg0221 それにしても、戦国時代 「毛利家」 の中核として中国地方、四国、九州の一部を制覇していた 「吉川家」 恐るべき底力であったことが感じられる 「屋敷跡地」 はである。

因みに、「吉川氏」 の居城は、今年選抜高校野球に初めて出場した 「新庄高校」 の裏山が其の地であった。

広島を訪問された時は是非ともお訪ねください。 戦国時代に思いを馳せる事が出来ますよ。

と言っても広島からの交通の便は極めて悪い。 車ならば中国自動車道の「千代田」インターから十五分。 

傍を流れる 「志路原川」 には天然記念物の 「オオサンショウウオ」が生息している。 運が良ければ見れるかも。

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深山 霞の「霞的心」  八十八夜がやってくる。

2014-04-18 11:29:34 | 社会・経済

Photo  お茶の新芽が伸びてきた。 今朝早速に新芽を頂き、天ぷらにして昼食にいただく準備をした。

 奥様の好物の一つである。 食卓に置いておいたら、数が減っていた。 むむ・・・・。

 奥様のつまみ食い。

 庭の金木犀の幹には、カヤランガ今年も花をつけた。

Photo_2  此花が咲くと、私の住む「金亀山」の頂上に弘法大師が開基された、「福王寺」 の春の大祭の季節である。 真言宗の名刹であり 「別格本山」 である。 戦国時代には、僧兵三千名を数え、末寺は三百を超えていたそうである。

 来る二十日には祭礼が執り行われる。 修験者がゴマ木を焚き、其の後に 「火渡り」 が行われる。

 私の体調からして、今年が最後の機会になりそうなので、満を持してゆかねば成らないと思っている。

 「アスベスト塵肺」 に加へて、「前立腺癌」 だそうである。 確定的ではないが、腫瘍マーカー数値からして、50%以上の確立だと説明された。 六ヶ月に一度の、「原爆被爆者健康診断」 で検出された。 突然の数値の向上、先ずは検査入院だそうであるが、病室が空かないので五月末まで自宅待機である。 

 担当医師曰く、「今更ジタバタしても始まりませんよ。」 其の通りである。 「前立腺癌」 と診断されたら、「原爆症」 の認定がされて、月々手当が支給されるらしいが、其の金額は如何ほどかは知らない。 月々手当が支給されたら、其れを持って放浪の旅でもしたいものである。 

 軽の自家用車に、野外生活用品を詰め込んで・・・・・・・。 

 「裕次郎」の歌ではないが、いずれにしてもやりたい放題にやってきた、「この人生に悔いはない」。

 遣り残した事は唯一つ、「吉川 晃司」 のチャリティー野外コンサートを、「吉川 元春の館跡地公園」 で開催する事だけである。 売上金の一部は福島に送りたいと思っているが・・・・・。 

 彼は私の母校の後輩、戦国武将 「陸の吉川」 と名を残した 「吉川 元春」 の末裔なのである。 「先祖の墓参りコンサート」題して、やってみたいと目論んでいる。

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深山 霞の「霞的心」  福島原発井戸は不思議な井戸?

2014-04-17 22:11:12 | 社会・経済

 福島原発の地下水は放射能に汚染されて、地下から太平洋に流れ出ているらしい。 山側からの地下水をたくさんの井戸を掘り、くみ出して原発の影響の無い段階で海に流そうと考えた人間がいたようである。

 こんな考えを、「馬鹿な考え休みに似たり」と広島では言う。 井戸を掘って水をくみ出せば、水は四方から井戸に集まってくる。 当然に、メルトダウンした原発の下の地下水も集まってくる。 今日まさに、新しく掘った井戸の地下水から、基準値以上の放射能が検出されて、海への地下水の放出は中止されたそうである。 場当たり的発想しか出来ない事故処理チーム。 抜本的対策が出来ていない。

 一時期、地中に氷の柱を連続して作り、山側からの地下水の侵入を防ぐと言っていたが未だに出来ていない。 地下水は山側からだけ、原発の地下に侵入してくるのではない事ぐらい解りそうな物である。 水は、高い所から低い所へと移動するのは常識である。

 元来ならば原発建屋の地下に、遮水性の物質を高圧で注入して、地下水と原子炉とを遮断すべきであるが、高圧注入で押し込まれた物質が、原子炉内に進入したり原子炉を持ち上げ、再び不安定な状態に成る事が怖いのであろう。

 要するに、事故処理チームは手詰まり状態なのである。 地下数千メートルから、シェールガスを取り出す技術が存在する中での手詰まりとは、「打つ手がない」事を意味する。 新しい発想で、地下水の対策をどうしていくのか、日本の技術が問われる所である。

 処で、本当に山側からの地下水位で、水位が上がって来たのだろうか?。 私は異なる見解を持っている。 原子炉冷却水の漏洩が、地下水の上昇をさせていると思っている。 そうでなければ、地下水に放射性物質は含まれない。 東京の地下鉄が、地下水の上昇により「浮き上がり現象」が起きて、対策に追われているそうである。 嘗て、地下水を汲み上げすぎた為に地盤沈下を起こし、其の対策として、地下水の汲み上げを禁止した事が、原因だそうである。 この事から直下型地震が発生した時には、液状化現象が広範囲に発生する事が予測できると言う。 「過ぎたるは、及ばざるが如し」 先人の言葉は意味深い。

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深山 霞の「霞的心」  野良猫との戦い

2014-04-16 17:11:44 | 社会・経済

 我が家の近隣は、「野良猫」で困り果てている。 「野良猫」に、「餌付け」をする人間がいるので近所はみな困り果てて、町内会で「餌付け」を禁止した。

 それでもこっそり「餌やり」をしているらしい。 「野良猫」は丸々と太っている。 困るのは「排泄物」と、「ヤマダニ」 を運んでくる事である。 

 私は見つけ次第追い掛け回し、近付けない様にしているが、猫からすると「嫌なおじさん」と感じているらしい。 時々仕返しをしてくる。 「野良犬」は追いかけるといなくなる。 其の点「野良猫」は「シブトク」て音を上げない。 一人でも餌を与える物がいると其の町内に住み着く。 「雨露が凌げる所」があればなお更である。 猫の怨念は凄まじいと思っている。 必ず仕返しをしてくる。

Photo  ご覧の死体が今朝、玄関先の庭に置かれていた。 ヤモリの死骸である。 「野良猫」の昨夜の夕食の半分を我が家に置いて行った。

 奥様が見つけて悲鳴を上げた。 どこかで「トラ斑」の猫がそっと見ていて、「ニンマリ」していそうである。

 「あなおそろしや」 猫の怨念。 「野良猫への餌やり禁止」を、声高に言っているのが私だと解っているようである。

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深山 霞の「霞的心」  福島第一原発は、土・日とお休みかと思いきや・・・・。

2014-04-14 10:37:06 | 社会・経済

早朝、TVのスイッチを入れるとニュースをやっていた。

なんと福島では、昨日大騒動をしていたらしい。 スイッチを入れたことが無いポンプが作動していたと言う。 況してや起きてはいけない事が起きたそうである。 汚染水がとんでもないところに運ばれたらしい。 

原発の建設工事を一度でも行った者は、こんな事故にはビックリしない。 複雑な配管やポンプが、何の為に其処にあるのか十分に理解して、工事している作業員が幾人いるのか誰も考えたたことが無い。

全ての装置を試運転して、原発を稼動させたかさえも疑問である。

本日の福島はどんな状況か、これからゆっくり「ライブカメラ」からの中継を、見てみる心算でいる。

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