藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

手抜き工事の団地住まい。

2023-07-12 10:32:05 | 日記・エッセイ・コラム

  建築土木が専門の私の住まいは、手抜き工事で出来ている団地にある。 奥様が気に入って購入したが、下水工事も、水道工事も、おまけに造成工事までも手抜き工事なのだった。 忙しく働いていた時なので、奥様のご機嫌が一番と思い購入したが、水道組合水は、雑菌だらけ。 定期検査も受けていなかった。 下水道は道の横の側溝に垂れ流し。 二十年以上、この状態を見て見ぬふりをしていた広島市と、大げんか。(私が・・・) すると、同じような団地が他にもあり、市役所の保健所と、水道局、土木管理局、・・・・、私一人で、全面戦争をしたのは二十年前だった。 これらの団地に関係ある市会議員が加わって、一大団地改修工事となった。 下水道、水道は、広島市の水道局が管理、道路管理も一挙に広島市の工事で、安全となった。 しかしそれでも、各家との境の擁壁は、未だ手抜き工事のままである。 今回の長雨で、どの家も覚悟を決めて、ただただ忍耐の中でやり過ごしていた。 何れの家庭も高齢者で、一人暮らしや、避難したくとも自動車が無い家庭や、はたまた、寝っきりの家庭など、(たとえば私) ・・・避難どころではない。 二キロ先の団地の中の中学体育館、以前一度は避難してみたが、二時間で帰って来た。 トイレが和式で、後期高齢者には無理なのである。 

 本日、やっと雨がやんでいる。 不思議な事に、雨が降り続いていた間は、風呂に入る気がしなかった。 風呂に入っている間に、お隣様の高さ三メートルの石垣が崩れてきたら、・・・・。 いやいや、我が家の石垣が崩れて行ったら、・・・。 我が家の石垣はそれでも五日懸けて、石垣の裏に圧力ホースでセメントを流し込んだが、それくらいで持ち堪えてくれるとは思えない。 78歳の今、何も慌てる事は無し。 下側のお宅は、90歳と、85歳のご夫婦である。おまけにお子様が居ない。 私が、擁壁を補強して居たら、崩れてきた時はその時で、無理しない方が良いと・・・・。 工事の完了証明書は、広島県が発行しているのだが、半世紀前の事。 時効・・・・。 いやいや、熱海では遡って責任追及が始まっている。 ここは一つ、広島県に噛みついてみようかな・・・。

コメント
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