藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」  中学受験以来の猛勉強

2013-12-30 19:03:53 | インポート

Pic_0808  十二日以来ブログを休み、「裁判資料」の作成に没頭していた。

 考えてみると中学受験以来、これほどの勉強をした事はなかった。 

 各種国家試験も、あまり勉強した記憶が無い。 

 社会的に必要な国家資格は、日常的仕事の中に常に答えが存在する。

 常日頃、脱法的仕事をしない事を続けていると、「国家資格」は受かると思ってきた。

 しかし、今回の裁判を支援する側に立ってみると、使用者(経営者)の持っている倫理観には甚だ呆れている。 

 管理職として、経営者側の立場でサラリーマンをやっていた時、余程倫理観の正しい経営者の下で仕事をしていたのか、実感させられている。

 三千ページに上る国の公文書を読みながら、私の過去の記憶と照らし合わせながらの作業は聊か疲れ果てる。 しかしながら、年明けの二月十四日に開かれる公判までに、会社側の安全義務違反を立証すべく証拠を、公文書に照らし合わせながらの作業は、捗っていないが、本年は本日でお休みする事として、当ブログの前に座ってみた。

 お休み中も、多くの方々に訪問いただき感謝するのみである。

 膨大な裁判資料に埋もれながら、年越しとなった様である。 過去の公害裁判の原告の皆さんが、どれ程の苦労をされたのかが、実感として私の血液の中を流れ始めた。

 皆様には、来る年が良い年でありますように、願っております。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深山 霞の「霞的心」   「三週間の自分」

2013-12-12 06:33:19 | 社会・経済

Pic_0804 先年「中皮腫」で亡くなられた「S」さんの賠償請求裁判での被告側に対する反論資料である。

作業は道半ばで、来年の一月中には提出しなければならない。

私の能力の限界をつくづく感じ始めた。

国の資料を引き出しながら、文章化することの難しさに聊か草臥れ果てている。

原告側の立証義務の重さが嫌と言うほど感じている。 会社側の「安全義務違反」は明確であるが、原告側が其れを立証しなければならない現在の労災賠償制度が、聊かおかしいと思い始めた。 労災認定された物については、必然的に会社の賠償責任も認める「法律」を作るべきである。

「中皮腫」等、職業上でしか懸かり得ない病気まで、因果関係を争う被告側の姿勢も又、変である。

その様な無責任な会社を、公共事業に参加させている行政もまた、聊か無責任である。 公共工事で、脱法行為を行っても野放し状態である。 

建設、土木業界の体質が、そうさせているとしか思えない。 特に、設計施工と呼ばれる一貫工事が減って、設計と施工が分離し始めて、その傾向が多くなり始めた。

何らかの欠陥住宅が建てられたならば、責任は設計段階にあるかどうかで、建設会社は免責される。 同じ考えが社員の安全についても付いて回っているようである。

会社の「安全管理義務」についての無知が、これほどとは思いもよらなかった。 最もその様な会社は一部であろうと信じたい。 「ワタミ」についても、社員の「労働安全衛生義務違反」は明確である。 裁判所は、きつくお叱り頂きたい物である。 

「労働安全衛生法違反者」の首謀者が、国会議員とは片腹痛い。即刻辞任すべきである。 「 渡邉美樹」貴方の事です。

無担保、無利子で5000万円借用した「東京都知事」貴方の感覚も又、社会理念から外れているのです。

潔く辞職すべきですが、東京オリンピックの公共工事の利権を、人に取られたくない様ですね。 残念ながら今回のオリンピック利権は、朝露がごとく消え果たと知るべきです。 「国民の目」が、光っていますよ、石原さん、猪瀬さん。」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深山 霞の「霞的心」  「インターナルポンプ」

2013-12-06 17:50:56 | 社会・経済

インターナルポンプなる物が、どの様な物なのか疑問に思い始めた。 

調べてみたらとんでもない物であった。 以下は、インターナルポンプに詳しい方が記述された文章をお借りして掲載します。 記述者は不明なのですが、記述に内容は確かな物で、恐らく原発建設に携わっておられた方のようです。

インターナルポンプ (Reactor Internal Pump、RIP) とは、改良型沸騰軽水冷却水炉 (ABWR) で採用された新技術の一つである原子炉内蔵型の再循環ポンプを指す。

従来の沸騰水型原子炉 (BWR) は、沸騰状態を調整するために原子炉圧力容器から一度引き出した原子炉冷却水を原子炉圧力容器外に設置されている再循環ポンプで加圧したのち、再び原子炉圧力容器内へ戻し、ジェットポンプを経由して炉心へ送り込んでいた。

ABWRでは,原子炉圧力容器から原子炉冷却水を引き出すことなく、原子炉圧力容器内のインターナルポンプで加圧し、炉心へ送り込んでいる。インターナルポンプは魚雷のような下端にプロペラを持つ細長い円筒形状で、圧力容器の内壁に十数機が並べて取りつけられており、冷却水を炉心シュラウドにそって下側に送りこみ、圧力容器下端で上側に方向を変えて炉心に流れ込む。

従来のBWRでは,原子炉圧力容器から冷却水を引き出す配管の破断事故が冷却水を喪失する代表事象(冷却材喪失事故)として扱われてきた。しかし、原子炉内蔵型の再循環ポンプを採用したABWRでは、この原子炉冷却水再循環系配管がなくなったため、冷却材の喪失の度合いは緩和され、より安全性が高まっている。

しかしながらインターナルポンプの採用は、炉心内部に高速回転機器を初めて持ちこむ事となり、実証炉を建設すること無く商用炉を建設して運転を始めた事には安全性の観点から批判が存在する。

この機種は、三菱が開発したそうである。 敦賀原発3、4号機に採用されておりその安全性が疑問視されて居るそうだ。

桑原桑原・・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深山 霞の「霞的心」  偶然に見つけた原発の基本図面

2013-12-04 20:45:52 | 社会・経済

石綿による中皮腫で亡くなられた「S」さんの、会社に対する損害賠償裁判の資料作りでブログの更新が出来なかった。 より確かな資料にする為に、公文書の閲覧など検索を行っていて、偶然にも「改良型軽水炉」(バブコック日立製)の説明図面に行き着いた。 

Photo

*上の図をクリックすると鮮明な図画出てきます。

私が昭和四十六年から四十八年に掛けて携わった島根原発一号機と系統図的には大きな変化は無いが、この図では原子炉格納容器の中の「インターナルポンプ」は嘗ての島根原発には無い。 ここが改良された所だそうである。 メルトダウンとは、「原子炉圧力容器」を突き抜けて、基礎部分も突き抜けている状態を言うそうである。「原子炉圧力容器」内に留まっているならば、放射性物質の回収の可能性があるそうであるが、果たしてどうなっているか情報は最悪の資料ばかりだそうである。

一番の最悪の情報は、地下水に放射性物質が存在している事だそうである。

原子力村のメンバーとは、この図の中の「原子炉系」と「タービン系」に所属している。 原子炉系を日立グループ、「タービン系」の中の高圧タービンと復水器を三菱グループが、発電機と変圧器を東芝グループが担当すると言うように住み分けているようである。

原子炉圧力容器はどこで作られているのかと思って追跡してみてビックリした。

広島市の南東に浮かぶ、「江田島」にその工場がどうもあるようである。 この日立系の工場では、元々地場産業の船舶解体業者を下請けに製造しているようである。

この業者は、潜水艦の解体を手がけていて、そのノウハウが生かされているようである。 この企業グループは、背後に天然ガス貯蔵基地を抱えていて、原子炉圧力容器を焼入れする時に必要な火力を十分に担保出来る体制になっている。

これ以上の情報を掲載すると又、サイバー攻撃を受けそうなので止めて置くが、年明けにでも現地に行って、その光景を撮影して提供したいと思っている。

因みにこの工場群は、海上自衛隊の警備下の海に面して存在している。

偶々公文書の中で見つけた。 こうした文章を隠したいのが「政府」の目指す所なのであろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする