藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

全てに疲れたようだ

2023-10-25 15:55:41 | 日記・エッセイ・コラム

 九時から買い出しに行った。 此の処どのスパーも、荷物の入れ替えが激しい様である。 店長と話すと本音は出て来ないが、言外に今の物価高が潜んでいる様だ。 大量消費の時代も終わりですかねと、逆に聞かれた。 私は大量消費をしていないので、何と答えてよいやら困ってしまった。 小春日和の様な今日など、野の草でも摘みに行きたいが、体が動かない。 運転時間も片道三十分までにしている。 週三回までで、全てを済ませたいが、そうはいかない事が多いい。 一つは病院である。 点滴の回数を減らしてもらった。 その分自宅での安静時間が多くなって、なかなかパソコンの前にも座れない。 奥様が何時もにらんでいる気がするのだ。 久しぶりに同い年の友人から電話が有ったが、内容は「訃報」であった。 昭和20年生まれの者たちで作っていた、「羽立会」と言う会員が亡くなったそうである。 美人で気立ての良い人だったが、大学卒業するとすぐに結婚していったので、記憶が薄い。 今広島市の中心部は大変革を始めている。 税金を使って、昔の面影を消さねばならない事がそんなにあるのだろうか。 政治家が何か大きな勘違いをしている気がしてならない。 社会をよくする事は、新しい建物や、道を作る事ではないのだ。 何時までも住んで居たい広島を作る事のはずだが、どうも政治家の皆様は勘違いをなさっているようである。 風が吹けば倒れてくる街路樹や、暑くても木陰の無い歩道。 六本の川のほとりの汚さ。 世直ししてくれる「黄門さん」が現れない者だろうか。 無料化されない「世界平和遺産」。 何処かが狂ってしまっているのだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何時まで続くのやら・・・・

2023-10-21 12:13:26 | しごとの思い出

 十月十六日、広島大学医学部の腎臓内科を受診した。 地元医からの紹介である。 血液関係の検査は、総て正状値より15%低く、腎臓機能は全て15%高い数値で、午後二時まで延々と検査した。尿蛋白はけいそく不能だそうだ。 甲状腺刺激ホルモンは基準値の倍数。 クレア二ンは規定の二倍。 ・・・書いていくと切りがない。 胆嚢無し、前立腺無し前立腺に至っては100%癌が有ると判断した手術だったが、国立のがんセンターも、がん細胞を見つけられなかった。 勿論広大も。 今回は胆嚢のX写真から癌に間違いないと切除したが、これまた、癌無し。中の石が大量で、壁を傷つけて、癌に見えたそうだ。 一応退院したが、一日おきに点滴。三日に一度の血液検査。 一時間半の点滴は、いささか、嫌になって来た。 今日も今日とて、地元医に30P分の報告書が届いていた。 時間が懸かる検査結果と共に、12月18日に、「CT他、再度の検査を行うので来院されたし」との事である。 自宅から早ければ一時間十五分。 ラッシュ時には二時間かかる。 此方は病人だ・・・と叫びたくなったが、お偉い先生方が検査してくださるので行かざるをえまい。 せめて、天気が良ければよいが。 15歳から二年半入退院を繰り返した大学病院。 様変わりの大きさに・・・・。 嘗てあった竹林も無く、警察学校も無い。 入院の暇つぶしに、「竹秋」という短編随筆を文芸朝日に送ったら、佳作になった事が有った。 当時入院していた同年代の娘は、みんなどうして居るだろうか。 三波春夫に会ったのも、この病院の当時新館と言われた建物だった。 大江健三郎氏も又この病院だった。 当時は赤レンガの病棟(被爆建物)と、東に見える黄金山と、蓮畑だけが記憶に残っている。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

通行税

2023-10-02 11:28:49 | 日記・エッセイ・コラム

 日本三景の一つ、「宮島」本来は神の島「厳島」と言う。 元来人が住んではいけない事に成っていた島である。 いつの間にか商売人が住み着き、「精進落し」と称してド派手な商売を始めた。 三、四十年前 町政が行き詰まり、広島市と合併の話が合ったが、廿日市町が反対し、その結果廿日市町と合併して、廿日市市となった。 その結果、財政的行き詰まりとなり、通行税を取るという。 広島市と合併して居れば、そのような事にはならなかったであろう。 確かに飛び地的関係となり、「宮島」を横取りされた感じには成るが、旧佐伯郡の五日市町等は広島市に合併している。 否、廿日市町が広島市に合併すればいいのだったのだが、「宮島」と合併すれば財政的に収入が増えると思った町民が多かったようだ。 私の元々の本籍地は、廿日市町に有ったので、外から見て居て、「損をして得を取れ」と考えられない議員の多さに呆れた。 その結果が、通行税の徴収だそうである。 日本三景の中で、「通行税」等徴収する自治体は聞いた事が無い。 偶々、「宮島」は、独立した島なので徴収できるがその他の場所では不可能である。 昔、「光市」(山口県)が、財政難から通行税を取った事が有る。 これは「国鉄」の運賃に上乗せして徴収した。 広島から光市に行くならば、次の駅までの乗車券を買うと、光市までの料金より安くなる。 それで、途中下車してしまうのだ。 帰りは、その切符でお隣の駅まで行って、帰りの国鉄の切符を買って帰って来た。 今回も抜け道が幾らでも有りそうだ。 なんせ海に浮かぶ島なので、漁船や、ボートやサーフボート・・・。 余りここに書くと私が捕まりそうなので辞めて置くが、・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

谷あいの我が家

2023-10-01 18:04:09 | 日記・エッセイ・コラム

 広島市と言っても谷あいにある我が家、急に秋がやって来た。中心部から15km。 原爆が投下された時は、其の投下に使われた落下傘が、二つ我が家の南西と東北各々500mの所に落ちてきた場所だ。 夕方五時過ぎたら、急に気温が下がり窓を閉めた。 西日が斜めに大きな窓に差し掛かって、風情は有るのだが、これからの季節は、高齢者にはきつくなり始める。 此処から一時間ばかり来るまで走れば、スキー場に行けるのだ。 その谷筋から、一級河川太田川が流れて来て、寒さを運んでくる。 嘗ては、この屋のすぐ近くに「帆待ち川」と言う川が有って、江戸時代は午後の気温が上がる時吹く、山風を待って、船便に利用したくらいである。 近年は、あまり雪も降らなかったが、今年は何だか嫌な予感がするのだ。 雪の多いい年は、不思議と九月が終わると急に涼しくなるからだ。 将に今年がそうだ。 況してや、病気明けの体には、寒さは堪える。 はてさてこの問題にどのように対処すべきか、悩んでいる処である。 車もタイヤの交換をしなくてはならない。 スタットレスのタイヤも摩耗して今年は取り換えの時期。 加えてお孫様の大学進学。 広島に進学と思いきや、学校の推薦先は筑波大学だそうだ。 向う脛を、思い切り齧られそうである。 ベットの上から外を眺めながら色々思案しているが、・・・・ 悩むだけ無駄だと気付いた。 ご本人は昨日から、筑波と千葉を下見にお出かけなのだった。 我が脛は、最早細くなっているが、最後の孫孝行。 ともに喜べると良いがと、考え方を変える事にした。 若き頃、日本でもトップクラスの大手の建築会社から、東京へ来ないかと誘われたことがある。 両親に反対されて断念したが、やはり学ぶべきは東京だったと、悔やんでいる。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする