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新井白石 Hakuseki Arai

童門冬二の『小説新井白石』を読みました。
「新井白石」のことを、歴史講義で聞いて、興味を持ち、この小説を読みました。
なかなか良かったです。
読みやすかった。
江戸時代の最高の学者であり、政治家である新井白石について書かれた小説でした。

五代将軍の徳川綱吉の時代に、元禄バブル経済となり、そして、幕府の金はなくなり、赤字での国家経営となりました。

六代将軍の徳川家宣が再建を果たそうとしますが・・・。
新井白石は家宣の政治顧問として、幕府の建て直しを図ろうとします。

国家は借金を抱え、赤字経営となり、今のギリシャであり、日本のことと同じだなあと思いました。
新井白石は、先ずは政府の政策を正すことから始めます、そして、無駄を削減します。
現在の日本では、政策を正すことなく、増税を行おうとしてますが、なぜ江戸時代のことを参考に出来ないのだろうか、今の日本人のレベルが劣化しているのだろうかと思いました。
 
政治家であり、国民が江戸時代に比べて、劣化しているのだろうか。

I read "Hakuseki Arai" of a historical novel by Fuyuji Domon yesterday.

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