10月1日は中国の国慶節。 大型連休となり国内旅行するか上海市内の探索か予定を決めないとならない時期が近づいてきました。
中国観光研究院の発表 :
10月1日から始まる国慶節期間中の観光収入が、前年同期比25%増の1450億元(1兆7400億円)に達する見込みであると発表していました。 民族大移動とも言われている国慶節の大型連休に国内を旅行する人は延べ3億人に上り、1人あたりの観光消費は前年の459元を上回る480元(5760円)程度になると試算していました。 今年は中国共産党90周年の記念も重なり、ゆかりの地を巡る ”紅色旅行” や陝西省西安市で開催中の世界園芸博覧会が人気を集めそうです。 また海外に出かける人は延べ220万人に達する見込みで、都市住民を中心とした個人消費の増加や人民元の切り上げなどが、海外旅行者の増加を下支えしているようです。
世界金融の観点から2つトピックス :
トリシェECB総裁、定例記者会見の内容から
>インフレは引き続き高い水準にあり、インフレは今後数ヶ月で2%を上回る水準となる見通しである。
>ユーロ圏の下振れリスクが高まっている。 また経済成長見通しのリスクも下向きに移行している。
>金融政策のスタンスは依然として緩和的であり、政策金利決定は全会一致で据え置きを決めています。
トルシエECB総裁の記者会見後、失望感による売りからユーロは107.96迄値を消しましたが、その後はゆっくり反転しています。 最近、ギリシャの金融危機の話題から遠のいていますが、今月末に迫りつつあるギリシャへの資金手当ての目処はついているのでしょうか。
中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は8日、人民元の完全な交換性達成に向けた明確なタイムテーブルはないが、最終的には資本勘定でも交換性を持たせる計画、と述べた。 人民元の "完全な交換性" を2015年までに実現する計画がある、と報じている。
米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和を拡大すれば、中国はどう対応するか、との質問には、総裁は、米国が景気を回復させなければならないことは理解している、と述べた。ただ "金融政策を策定する際には、各国は世界の流動性に及ぼす影響を考慮すべき" とも付け加えています。 いよいよ中国の人民元が公式通貨として為替市場に登場する日が近づいてきたと言う感じですか。 1980年に改革解放の旗上げを行い、飛ぶ鳥を落とす勢いで経済発展を遂げ世界第二の経済大国になりました。 しかし不思議なことながら世界第二の経済大国の通貨は未だに眠ったままです。 通貨政策に対する中国政府の考え方はさておき、2015年に通貨開放が行われれば35年の歳月がかかったことになります。 もう3~4年もすればFX為替市場で話題を独占する日も近いのか。
中国観光研究院の発表 :
10月1日から始まる国慶節期間中の観光収入が、前年同期比25%増の1450億元(1兆7400億円)に達する見込みであると発表していました。 民族大移動とも言われている国慶節の大型連休に国内を旅行する人は延べ3億人に上り、1人あたりの観光消費は前年の459元を上回る480元(5760円)程度になると試算していました。 今年は中国共産党90周年の記念も重なり、ゆかりの地を巡る ”紅色旅行” や陝西省西安市で開催中の世界園芸博覧会が人気を集めそうです。 また海外に出かける人は延べ220万人に達する見込みで、都市住民を中心とした個人消費の増加や人民元の切り上げなどが、海外旅行者の増加を下支えしているようです。
世界金融の観点から2つトピックス :
トリシェECB総裁、定例記者会見の内容から
>インフレは引き続き高い水準にあり、インフレは今後数ヶ月で2%を上回る水準となる見通しである。
>ユーロ圏の下振れリスクが高まっている。 また経済成長見通しのリスクも下向きに移行している。
>金融政策のスタンスは依然として緩和的であり、政策金利決定は全会一致で据え置きを決めています。
トルシエECB総裁の記者会見後、失望感による売りからユーロは107.96迄値を消しましたが、その後はゆっくり反転しています。 最近、ギリシャの金融危機の話題から遠のいていますが、今月末に迫りつつあるギリシャへの資金手当ての目処はついているのでしょうか。
中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は8日、人民元の完全な交換性達成に向けた明確なタイムテーブルはないが、最終的には資本勘定でも交換性を持たせる計画、と述べた。 人民元の "完全な交換性" を2015年までに実現する計画がある、と報じている。
米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和を拡大すれば、中国はどう対応するか、との質問には、総裁は、米国が景気を回復させなければならないことは理解している、と述べた。ただ "金融政策を策定する際には、各国は世界の流動性に及ぼす影響を考慮すべき" とも付け加えています。 いよいよ中国の人民元が公式通貨として為替市場に登場する日が近づいてきたと言う感じですか。 1980年に改革解放の旗上げを行い、飛ぶ鳥を落とす勢いで経済発展を遂げ世界第二の経済大国になりました。 しかし不思議なことながら世界第二の経済大国の通貨は未だに眠ったままです。 通貨政策に対する中国政府の考え方はさておき、2015年に通貨開放が行われれば35年の歳月がかかったことになります。 もう3~4年もすればFX為替市場で話題を独占する日も近いのか。