昨夜の為替の動向を見ていると、いよいよ世界経済は泥沼化してきたのかと思わせるばかりです。
<ポンド・円相場>
昨夜は、ポンド・円が116.83円まで下落する場面がありました。 遡って過去のデータを調べてみたところ、少なくとも1973年2月にドル円が変動相場制に移行して以降では最安値となっています。 変動相場制移行時のドル・円相場が265円前後であり、それ以前は300円台であった事を考えるとポンド・円の116.83円は戦後最安値であると推測され、史上最安値である可能性も高そうです。 リーマンショック後の118.84を意図も簡単に切ってしまったことも何故か底なし沼に引きずり込まれてきたと言わざるを得ません。
<ユーロ・円相場>
クロス円の下げに連れる形で一時76.10円前後まで下落。 ただ下値では政府・日銀による介入警戒感を背景に下げ渋った。 一方、ユーロ・円は10年ぶり安値更新。 欧州株の下落を受け、本日の取引開始直後につけた安値103.66円を割り込むと下値模索の動きが強まり、一時2001年6月以来となる102.22円まで下落した。
9月の最終週の外国為替市場では、9月期末をにらんで投機筋や機関投資家がポジションを手仕舞う動きが広がり、これを受けた新興国通貨売り/ドル買い戻しが続きそうだ。 ドル・円相場は、一連のドル買い戻しの流れに下値を支えられるとの見方がある一方で、ファンド勢の手仕舞いが一巡すれば、再びドルの下値リスクが高まり、介入を含めた当局の動きが注目される。 さらに、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米景気指標の動向次第では、ここ数週間続くユーロ売りからドル売りへとトレンドが転換する可能性もあるという。
ここまで酷くなると、取りあえずカンフル剤として一時的にでも日銀の介入が望まれるところです。
<ポンド・円相場>
昨夜は、ポンド・円が116.83円まで下落する場面がありました。 遡って過去のデータを調べてみたところ、少なくとも1973年2月にドル円が変動相場制に移行して以降では最安値となっています。 変動相場制移行時のドル・円相場が265円前後であり、それ以前は300円台であった事を考えるとポンド・円の116.83円は戦後最安値であると推測され、史上最安値である可能性も高そうです。 リーマンショック後の118.84を意図も簡単に切ってしまったことも何故か底なし沼に引きずり込まれてきたと言わざるを得ません。
<ユーロ・円相場>
クロス円の下げに連れる形で一時76.10円前後まで下落。 ただ下値では政府・日銀による介入警戒感を背景に下げ渋った。 一方、ユーロ・円は10年ぶり安値更新。 欧州株の下落を受け、本日の取引開始直後につけた安値103.66円を割り込むと下値模索の動きが強まり、一時2001年6月以来となる102.22円まで下落した。
9月の最終週の外国為替市場では、9月期末をにらんで投機筋や機関投資家がポジションを手仕舞う動きが広がり、これを受けた新興国通貨売り/ドル買い戻しが続きそうだ。 ドル・円相場は、一連のドル買い戻しの流れに下値を支えられるとの見方がある一方で、ファンド勢の手仕舞いが一巡すれば、再びドルの下値リスクが高まり、介入を含めた当局の動きが注目される。 さらに、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米景気指標の動向次第では、ここ数週間続くユーロ売りからドル売りへとトレンドが転換する可能性もあるという。
ここまで酷くなると、取りあえずカンフル剤として一時的にでも日銀の介入が望まれるところです。