続・てんしん日記2022

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起訴に持ち込むために

2012-12-23 13:01:00 | 反原発
 福島原発告訴団・関東の報告&解散集会がありました。小雨で寒い中、会場には入りきれない人が集まりました。解散=終了ではなく、福島の武藤類子さんを団長にする全国に集約し、これからの起訴に持ち込むためのたたかいが始まります。
 
 こんな世界規模の事故を起こしながら、誰一人起訴もされず、責任の所在をあいまいにしたまま終結宣言され、避難した人々や、今後出てくる病気などに対して賠償金を打ち切ろうとしている東電はじめとする勢力に対して、あんまりだ~と声を上げていくことはいま重要なことで私たちの責任と思います。そんな思いの人がたくさん集い、関東では6,000人以上の委任状が集まったそうです。次々集まるカンパににわかに立ち上げた事務局は大わらわだったとか。福島の武藤さんたちもそれぞれが手分けして告訴のための説明会のために全国500か所以上回った報告もありました。関東でも各地で呼びかけがあり、私は締め切りぎりぎりで稟議書をメーリングリストからダウンロードして記入し、委任状と会費1,000円を送りました。福島に限定した第1次告訴団は6月に1,324人、11月に締め切った全国の第2次告訴団には13,327人、合計14,651人になったそうです。それは昨日12月21日に受理となったとのことです。

 今後のたたかいは、起訴に持ち込むこと。それができなければ重要な書類やこれらのいきさつが闇に消えてしまうことになります。経済優先の記事に惑わされずに、絆を断ち切られた人々や自分のいまの生活まで脅かす、いまだ出続けている放射能の責任を明らかにしていかなくては、次の世代への申し開きが出来なくなると思います。

 この阿佐ヶ谷での報告集会は武蔵野地区の女性市議や子どもの虐待問題に関わってこられた方たちが中心になっていました。保田弁護士や武藤さんの話、関東の会計報告からは700万円が福島の全国告訴団団長の武藤さんへ送られました。

 福島とつながり、一緒にたたかっていくという思いが詰まった集会でした。たとえ告訴団にならなくても東電への責任を追及する姿勢を持ち続け、子どもたちの状況から目を離さず、起訴し、賠償への道をつけ、廃炉に向けた道をさぐりたいです。
写真は武藤さんの報告


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