昨日の国分寺上映会は大成功だったようです。私も2回目に友人3人と見てきました。
2007年、いよいよ操業開始の六ヶ所村再処理工場の周りに暮す人々の暮しを追っています。
北の地でとんでもないことが起こっていると、うすうすは聞いていましたが、海底遠く排水管が敷かれ、海に排水され、煙突からも、他から運び込まれるリサイクル燃料からも、世界一のレベルの放射性残量をまきちらしながら、これ以上の豊かな暮しを進めようというのは、ただごとではありません。
畑も海も何も生み出せなくなりそうな、行き詰まりそうな生活の人々の暮しを、最大の消費地に住む私たちに伝えようという映画です。
働く場所がない過疎地に他の選択肢がない人を放射能の前面労働者にし、すでに40万人もの被爆労働者を作り出すこの仕組みを何とかしなくては、、、。
10月には中野ポレポレでも上映されるそうです。写真は監督の鎌仲ひとみさんです。
とってもよく写っていますね。
原発は恐いと思っていたけれど、「六ヶ所村ラプソディ」を見て、ほんとうにほんとうに恐怖感が募りました。
無駄な電気を使うのはよそう、とあらためて思いました。原発で働く人々がどうか被曝しませんように……と祈るのは、あまりにも無力な気がします。けれど、原発は絶対にやめなければ。たくさんの人が鎌仲さんの映画を見てほしいね。
ろばやさんが友人です、と言ってくれたおかげです。
ばったり出会ったIさんと4人で見たのがうれしかったです。しかもIさんは86年に六ヶ所村へ支援に行ったと聞き、まあ!でした。ドキュメンタリー映画の力はすごいですね。みんなに出会ってほしいです。