続・てんしん日記2022

teacapブログから引っ越しました。
花の写真、本の感想、日々のできごと等々かな。

暮らし方

2011-05-11 23:36:00 | 雑感
 千葉の住宅管理会社から届いた手書き通信に「毎週日曜日マイクロバスで被災地に行きます。行き先、いわき市、南相馬市、南三陸町、陸前高田など。できるひとから、できることから。ボランティア募集中」の記事が出ていました。
 こんなことが1事業体でできるのだったら、行政も職員を派遣しているというのなら、後方支援のボランティアを運んだりしてはどうなんでしょう。
 最近の記事で130人の孤児になった子どもを確認した、と出ていたのが気がかりです。自分の名前もわからない小さな子どももいるのかと戦後のドキュメンタリー番組で見たことと重なってしまいます。

 昨日、精神の障害の方の社会復帰のための通過型グループホームを見せてもらう機会がありました。病院を退院し、社会に出るまでの2年間暮らす場所です。普通の2階建てのアパートで、みんなの集まる食堂兼事務所が2部屋の広さでいごごち良さそうに作られていて、あとはワンルームでトイレ、炊事場、冷蔵庫、TV、ベッドつき個室が5部屋ありました。誰かの見守りがあれば暮らせるというのは高齢になる私たちにも当てはまること。夕食サービスがあったり、薬の見守りがあったり、ここへ来たら誰かとおしゃべりできるというのは誰でも必要ですね。
 被災している方の復興住宅の考え方も独立した仮設住宅だけでなく、いろんなタイプがあっていいと思う。早くプライバシーのある生活ができるといいのですが。

 写真は家で咲き始めたバラです。特にミニバラは挿し木で増えてあちこちにおすそ分けしています。