木の名前の喫茶店

　昔々待ち合わせ場所になっていた五日市街道の喫茶店が木の名前で、私は毎回思い出せず、本当に疎いんだなあと自分でもあきれてしまいます。もみの木とくすの樹と区別ができないのはなぜだろう。

　
　と思いながら今晩は久しぶりに小金井公園の先にある珈琲館くすの樹で落ち合いました。お店をしているころ、この辺りで商品の受け渡しをしていました。仕入れのロットが大きいものを分け合う仲間の八百屋と落ち合う場所でもあったのです。たいてい深夜でした。どの店も女同士なので気安くて元気も分け合っていたようでした。
　きょうは麹やおいしいお蕎麦や味噌、化粧品など注文品をもらってきました。小売はますます厳しいそうです。でもお客さんの猫の探偵の話や、死刑廃止集会に遠くから友人がたくさん集まった大きな集会だったことや、卸がやめた話など。お互い元気でやっていることを確認した珈琲タイムを過ごしました。