続・てんしん日記2022

teacapブログから引っ越しました。
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フォーラム 健康な未来を子どもたちに手渡すために

2010-09-27 20:36:00 | ノンジャンル
 国際ペン東京大会のフォーラムが新宿の京王プラザホテルでありました。これは幕内さんのブログから出かけました。ペンクラブの環境委員会主催(委員長は中村敦夫さん)の無料のイベントでした。「食と環境」をテーマにどんな行動ができるかという4人の方の意見を聞きました。「未来の食卓」監督ジャン=ポール・ジョーさん、田舎暮らし体験かあちゃん塾「ファームイン・さぎ山」の萩原知美さん、粗食のすすめの幕内さん。司会は豊岡市のコウノトリ復活を支援しているペンクラブの金丸弘美さんです。3か国語の同時通訳付き。
 ジャン=ポール監督は次回作「地球のなおし方」のテーマは遺伝子組み換えで、食の植民地化を拒否しようと呼びかけました。萩原さんは、250年間も白さぎの営巣地でかつては10万羽が飛び交った農家から農村文化を発信し12校の給食に有機野菜を提供、100人の20代の若者が近く就農するという。幕内さんからは添加物云々を言う前に米飯給食を目指せばより安全なもの、日本人の体にあったものに近付けるという、1000万人の子どもたちが利用している給食を変えるのが先という運動について話されました。
 日本の現状がオーガニックどころではないというのがひしひしと伝わってきます。ジャン=ポール監督は哺乳類で子どもに毒を与えるのは人間だけと厳しかったし、お母さんがやるべきはメディアの独裁を拒否し、オーガニックショップを探し、薬は食べ物だと意識することというものでした。
 参加作家名簿を見ましたら、あのサラパレツキ―の名前がありました!すごい!「沈黙の時代に書くということ」のスピーカーになっていました。