縄文晩期の鷲の木遺跡より出土した壺
彩色され端正のとれた形
そこにある鍛錬された造形の感性
釣り具のバケや大型の鯨の骨
イルカ、アシカ、ヒラメの骨
いにしへの豊かな生活は、山川海に言霊を捧げることで一万年続いて来た
それは言葉や想念が自然と結びつているという思考
アイヌが伝える
動植物、生活道具、自然現象、疫病などにそれぞれ「ラマッ」と呼ばれる魂が宿っている
魂を受け取り、魂を持つ(カムイ)を天界に送り返す儀式を行う
最近続いている病気のツイート
病気の「ラマッ」を受け取って言葉にしているだろうか?
闘病へのガンバリの肥大化
体が行いの歪みを病として教えてくれるという思考はあるだろうか?
肉体の記録や芸能界の活躍が魂の会話に関係するだろうか?
日大に進学して活躍したら日大のスポーツ問題はどうなるのだろう?
個人的な繋がりだけの視点と、魂の視点は異なるもの
いにしへの思考とは、穢れを祓い、言葉を捧げる
命とは活躍するためのものではなく
悠久から続く自然と結ばれた思考をとりもどす時とささやいているような気がします