WOWOW見ました。
いやー、すごいですね。
アメリカラスベガスの舞台で、
元二階級王者を相手に、3‐0のユナニマスデシジョンで
7度目の防衛に成功です。
これは、勿論所属ジムの力とか、
実現自体にいろいろな条件が必要ですが、
既に海外防衛を果たして円熟の長期政権、
西岡の今のボクシングあってのことで、
またそのチャンスをモノにした本人の強さ。
この試合で一番しびれたのは、
マルケスと言ったら
ボクシングファン誰もが知っている選手で
その選手が自分のスタイルでガンガン押してくるのではなく、
西岡の左を最大限警戒して挑んできたところ。
序盤は、「あれ、マルケスこんなにガード堅かったっけ?」
と思う程右のガードを高くして、
伸びてくる左ジャブでコントロール。
西岡がなかなか踏み込んで左を打てない距離を保っていて、
「このままの展開だと攻めあぐねるな」
と思っていたのですが、
西岡は少しも焦っていなくて、次第にペースを握って
試合後半は終始リードし、良いパンチを当てていました。
マルケスの右がもっと出ていたら、と思いましたが、
サウスポーが苦手だったのかもしれないし、
それだけ西岡の左を警戒していたということでしょうか。
とにかく日本のボクサーとしては、
最年長防衛更新より、やはり本場で防衛して名を刻んだことが
一番大きいですね。
ただ、帝拳の本田会長は次戦で引退させるようなことを言っているし、
もう一つ大きいビッグマッチが見たいところです。
マルケスに勝って7度防衛したことで、
それが可能な位置に西岡が居るということが凄い。
噂に挙がっているドネアとの試合なら、
間違いなく日本プロボクシング史上最大のビッグマッチになります。
実は階級が違うんだけど。。。
それにしても、
あのジミーレノンJr.のリングアナウンス、
リングサイドには超有名な現役ボクサーや過去のレジェンド、
凄いね。
次戦がどうなるか分からないけど、
更なるビッグマッチを期待せずにはいられない、です。