佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

sN合宿追記

2006年05月10日 20時33分07秒 | 合唱

 

 いつもそうですが、

sN合宿では、自分の課題が浮き彫りになります。

 

 

 今回は、指揮者が、

倍音をたくさん含んだ声で歌うことを意識させていた。

高いところに当てること。

 

 僕は、ちょっと声の当たる場所が低かった。

ぶらさがるとまではいかないが。

私の隣で歌っているバリトンのSさんは、

とても声が高いところへ当たっている。

僕の欠点、自分の身体の近くで、

近鳴りさせてしまうこと。それに気をつけて

合宿中は歌った。

 

 僕のsNでの歌い手としての評価は、

おそらく、昔の方が高かった気がする。sNに参加した当初。

その頃より下手になったとは思っていないが

(一時期は下手になったが、最近少しずつ復活傾向)、

やっぱり、合唱団の歌い手としても向上したい。

声を出すのに迷っていた時期よりはまだいいけど、

もっと幅を広げないと。

 

 

 最近は6声の曲を歌っているので、

男声3部の真ん中を歌うことになる。

これがまた非常に楽しい。

だが、低めの曲と、高めの曲があって、

当然バリトンなので、高い方には苦労する。

前回はファルセットへの持って行き方が結構うまくいった。

今回は、、、今一歩。

テノールの人は出来るだろうが、

実声とファルセットの間の切り替えがスムーズにいくようにしないと。

この辺は普段の声出しのときにもっと訓練しないと。

 

 

 途中、来客があって、

シューベルトを歌った。男声合唱。

うーん、ドイツロマン派!って感じ。

 

 僕はドイツ語アレルギーは無いので、

もっとロマン派の合唱曲も歌いたい。

今は長岡でメンデルスゾーンの交響曲第2番「讃歌」を歌っていて、

これもまたドイツロマン派の香りがプンプンする。

 

 アマチュア合唱界においては、

バロック、古典、ロマン派をすっ飛ばして、

ルネサンスか、近現代の作品に演奏が集中する傾向にある。

確かに、合唱という形態を考えた時に、

この時代の作品に良い曲は集中している。

でも、他にも良い曲があるので、

どこかでもっと歌いたいものだ。

 

 


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