時間がないので今日は手短に。
亀田vs.ランダエタ。
世論では、「疑惑の判定」となっているようですが、
ボクシング界において、今日の判定は、
そこまで言うほどの問題判定ではないと僕は思いました。
僕は採点しながら見ていたわけではないので、
採点について意見は言えません。
ただ、これで3-0のユナニマス・デシジョン(大差の判定)なら
確かに大問題ですが、
2-1のスプリット・デシジョン(僅差の判定)だったし、
そこまで問題視するほどの判定ではないと思います。
ボクシングの世界でいえること。
勝つと負けるじゃ天と地の差
強い者が勝つのではなく、勝った者が強い
今日勝ったということは、亀田にその力があったということ。
結果を残したものが強い、全ての世界なのです。
ボクシングの世界には、「再戦」という言葉があります。
納得いかないならもう一度戦えばよい。
3度戦う人もいるのです。
ランダエタは、WBAに訴えることも出来ますが、
今日の試合内容で、果たして
WBAから再戦が義務付けられるだろうか、とは思います。
明日の朝刊を見て欲しいですが、
採点と言うのは、必ずどちらかにつけるのが”原則”です。
つまり10-9か9-10になり、
一度ダウンをした1Rは8-10になります。
つまりダウン1度で2ポイント差しかつかないのです。
11、12Rはおそらくランダエタが取っていたでしょうから、
中盤でダウンを挽回したのだと思います。
ジャッジの採点はトータルのものをTVで聞きましたが、
さっき書いたとおり、問題視されるほどの採点はないと思います。
ただ、確かに亀田は効いてました。
ボクシングは難しい、今日久しぶりに思い出しました。
やっぱり奥深い。
世界を獲るということはそういうことですね。
これをみたボクシングビギナーは、どう思ったのでしょうか?
判定についてというより、
ボクシングという競技自体について。
K-1やプライドと比べてどうか。
それこそ知りたいことです。
この試合については、また。
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