つづきですが、
優先した私用はチラシを挟みに行った上記演奏会。
後半から聴く。
各団の単独ステージと女声合同ステージは前半で終わり、
後半は、幕間の有志のアンサンブルから。
2年生アンサンブル。「Hey,Jude」。
聴いた事のあるアレンジ。ピーター・グリトンの編曲。
歌ったことがあるので、大変さは分かる。
もう少し積極性が欲しかったが。
卒業する女声のアンサンブルは「少年時代」。
綺麗な声だったが、アカペラも聴きたかった。
男声合同ステージは
木下牧子曲「いつからか野に立って」。
合同ということなので、勿論完成度を求めるのは酷だが、
20名いればもう少しハモれる気もする。
弱声は良いが、強い声でもハーモニーを作れるともっと良いと思う。
混声合同ステージは
信長貴富曲、混声合唱曲集「旅のかなたに」。
信長作品は、実はそんなにまとめて聴いたことはない。
比較的易しい作品で、合同には丁度良い感じ。
良く歌っていたと思うが、やっぱり強い声というか、
「歌う」ということの意味というか、そういう伝える表現が
もう少し必要かなと思った。
この催し、50回ということで、
非常に歴史ある催し。
だからこそ、もう少し広報して欲しいという思いも。
聴いてもらうことで育つこともあるし。
内輪だけで済ませる方向ならそれでも良いと思うが、
勿体ない気もするし。
あと、強く思ったこと。
僕が前にブログに書いた
「合唱経験値を上げよう」
これ、本腰挙げて、唱えていかないといけないなと思った。
続きを書くといって書いていないが、
簡単に書くと、
○発声・・・西洋音楽を基本とするベースの発声をつくり、
そこから様々な表現のできる(時代様式に合った)声作り。
○読譜・・・一人で楽譜を読めるように。音取り能力の向上と、
そこから先への読譜の仕方。
○様式・・・色々な時代の作品を演奏し、様式感を学ぶ。
○その他・・・ステージマナーなどの演奏に関わることと、
団体の運営、演奏会の運営や広報、その他。
思いつきで簡単に書いてもこれくらいある。
これを少しずつ、一般になる前に、
時間のある学生時代に、磨いていかないといけない。
問題は、これらが「欠けている」という認識を持てるかどうか。
一般に出た時に、
「自立した合唱人」
になるために、全てが必要なこと。
「合唱経験値」を上げ、
「自立した合唱人」を目指す。
これ、僕がこれから目指していくテーマ、合言葉になりそう。
合唱団に所属しつつも、
なるべく自分がニュートラルな存在であることが大事。
そうすることで、既存の合唱団を「横断的」に繋ぐ役割を。
いろいろ考えさせられたが、
一つの方向をハッキリさせられた演奏会だった。
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