佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

才能という名の

2013年07月04日 02時15分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 

 仕事柄、

作曲家や詩人について

調べることが多いんですが、

 

 まあ、まともな人が少ないというか(笑)

 

 単純に生活が厳しくて

友人に面倒を見てもらって、

というのはかなり普通の話で、

人間として周りとトラブルを起こす人とか、

借金する人、金の無心を繰り返す人、

心病む人、

で、それだけ周りに迷惑かけても、

名を遺した人には、

たいてい支援し続けてくれた人がいるんですね。

 

 才能への投資

 

 昔から、

芸術とか文学とかは、生活との兼ね合いが大変で、

日本でも例えば将棋指しは大名の庇護を受けて

生活していた訳ですが、

それ即ち、何なのか。

投資する側の気持ちが実は分からなくて、

お金を出す方はどういう気持ちで出しているのかと。

 

 結局、才能に惚れ込むということが

全ての始まりで、

あとは、それがどういう気持ちから発しているか。

才能を埋もれさせちゃいけない、という

奉仕精神的な気持ち、

友人としてという気持ち、

自分が面倒をみるという母性的な気持ち、

未来の才能を抱えることへの投資→花開いた時の誇り

とか、

そういうところになってくるのかと。

 

 売れない芸人とか役者とかを支える、とか、

男女の恋愛感情が入るとまた違いますが。。。

 

 まあいずれにせよ、才能が前提なんですな(苦笑)

あとは多分、その人の人間的な魅力なのでは、

と思います。

魅力というのは良い部分ばかりということでなく、

才能から発せられる他人と違う輝きや刺激、というか。

 

 いずれにせよ、

人に何かを与えられる存在でないといかん訳ですね。

 

 作曲家や詩人の人生に触れるたびに、

いろいろ考えさせられる、という話。

 

 


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