仕事柄、
作曲家や詩人について
調べることが多いんですが、
まあ、まともな人が少ないというか(笑)
単純に生活が厳しくて
友人に面倒を見てもらって、
というのはかなり普通の話で、
人間として周りとトラブルを起こす人とか、
借金する人、金の無心を繰り返す人、
心病む人、
で、それだけ周りに迷惑かけても、
名を遺した人には、
たいてい支援し続けてくれた人がいるんですね。
才能への投資
昔から、
芸術とか文学とかは、生活との兼ね合いが大変で、
日本でも例えば将棋指しは大名の庇護を受けて
生活していた訳ですが、
それ即ち、何なのか。
投資する側の気持ちが実は分からなくて、
お金を出す方はどういう気持ちで出しているのかと。
結局、才能に惚れ込むということが
全ての始まりで、
あとは、それがどういう気持ちから発しているか。
才能を埋もれさせちゃいけない、という
奉仕精神的な気持ち、
友人としてという気持ち、
自分が面倒をみるという母性的な気持ち、
未来の才能を抱えることへの投資→花開いた時の誇り
とか、
そういうところになってくるのかと。
売れない芸人とか役者とかを支える、とか、
男女の恋愛感情が入るとまた違いますが。。。
まあいずれにせよ、才能が前提なんですな(苦笑)
あとは多分、その人の人間的な魅力なのでは、
と思います。
魅力というのは良い部分ばかりということでなく、
才能から発せられる他人と違う輝きや刺激、というか。
いずれにせよ、
人に何かを与えられる存在でないといかん訳ですね。
作曲家や詩人の人生に触れるたびに、
いろいろ考えさせられる、という話。
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