佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

喫煙率

2012年02月01日 00時33分53秒 | 健康・病気

 

 厚生労働省の調査の喫煙率。

男性32.2%、女性8.4%で男女ともに前年に比べ減少、

とのこと。

 

 年代別にみると、

男性でもっとも喫煙率が高かった世代は【40~49歳】(42.4%)で、

【30~39歳】(42.1%)、【50~59歳】(40.3%)。20代は34.2%。

女性でいちばん高かったのは【30~39歳】で14.2%、

次いで【40~49歳】の13.6%。

 

 男性に関しては、

ものの10年前は50%を超えてましたし、

その昔1960年代とかは80%を超えてたんですよね。

これって今考えるとすごい数字ですね。

 

 

 こういうのって、

父親がヘビースモーカーだけど

tek310のように嫌いだというケースは稀で、

「吸い始めるきっかけ」というのは、

周り(家族や友人)が吸っているかとかが大きいのではと

思ったりします。

昔は不良につきものだったでしょうし、

周りが吸っていてなんとなく興味を持って、

という程度の導入が大きいと。

で、辞められなくなる。

 

 今の(吸っちゃいけないけど)10代の考え方とか、

20代の考え方ってどうなんでしょうかね?

 

 思うんですが、

最近の喫煙への考え方の変化は大きいですけど、

単純に「不況」ということが大きいんじゃないかと

勝手に思っています。

「嗜好品」という捉え方をすれば、

例えば「良い車に乗る」とか、

「ブランド品を買う」とか、

お金がかかる嗜好品は売り上げが下がってますよね。

パチンコだったり公営ギャンブルとかだったりも。

煙草も、結局はそこに振り向ける余裕がない

ということが大きいのかなと。

で、若い世代が吸わなくなると、

その子供たちの喫煙に対する考え方も変わっていく、

のかなと。

 

 「嗜好品」って、何となくセットですよね。

全て結びつくというか。

まあ、煙草が嗜好品なのは最初だけで、

あとはニコチンに支配されて「吸わされている」ので、

嗜好品じゃないと僕は思っていますが(笑)。