佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

U-23 男子サッカー北京五輪代表について

2008年08月11日 21時44分02秒 | スポーツ
 
 空しい、、、虚しい。。。。
 
 
 そう思ったのは僕だけじゃないと思います。
終わりましたね(まだ1試合あるけど)。
 
 
 この虚しさというのは、
前回のアテネでのU-23の予選敗退、
2006年W杯のフル代表の予選敗退と同じ感じです。
いったい何が虚しいんだろうか、
そんなことを考えていました。
 
 
 で、思ったのは、喪失感という言葉。
 
 
 まず、一番思ったのは、
五輪代表に限って言えば、
サッカーでは世界的に重要視されていない五輪、
その代表に、これだけの時間とお金を注ぎながら、
これだけの結果しか残せなかったことでしょうか。
準備が足りないなんて言い訳が通用しない状況。
勝てなかったことは勿論なんですけど、
やり切った感じがしなかったこの虚しさ、でしょうか。
 
 
 今回の五輪代表は、
当初とかなり顔ぶれが変わりました。
迷いに迷い歩いた結果が今回の代表メンバー。
でも、それだけ変えないといけなかった状況、
そしてその結果集まったチームがこの状況。
適切な強化が出来ていたのかどうか、
監督が変わるだけで済ますのではなく、
しっかり検証しないといけないと思います。
 
 
 あと何だろう、、、
でも全部そこに繋がるのかな。
果たしてすべてを出し尽くせたのかということ。
まだ、もっとやれたんじゃないかという思いでしょうか。
 
 
 戦術素人として個人的に知りたいことは、
今回採った1トップという布陣。
機能していたのだろうかということ。
というか、1トップのメリットって何だろう?
分からない。。。(というより知らない)。
FWが弱点の日本にとって、
2列目以降の絡み、飛び出しとかを
求めてのことなんでしょうか。。。
結果、どちらの試合も、
先発した森本、李が途中交代。
2列目もそれほど前線に絡んだ感じはしなかった。
どういう形になれば狙い通りだったのか、
分からない。。。誰か教えて。
 
 
 23歳というのは、世界でいえば
ユースの世代じゃありません。
クラブチームの中心だったり、
フル代表に招集されるのが当たり前ですね。
たしかに、日本にも数名いましたが、
その反面、落選した平山はじめ、
国内のリーグですらレギュラーをとれてない選手が
たくさんいる。
谷間の世代とはよく言ったものですが、
それでも、もっとやれたんじゃないか、
きっと見ていた側はそう思ったはずです。
いや、出ていた選手は実際頑張ったと思いますけど、
今回の試合のみでなく、
反町監督になってからの数年間を通じて、
もっとやれたんじゃないか、という思いですね。
 
 
 虚しいな。。。
どう考えても虚しい。