佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

全日本柔道選手権大会

2008年05月05日 11時45分08秒 | スポーツ
 
 4月29日に日本武道館で開催。
録画したものを見ました。
結果等はご存知のとおりですが。
柔道は放映のあるとき結構録画して見ています。
勿論素人目線ですが。
 
  
 いやー、でも面白い。
本当に面白かったですね。柔道。
何が面白かったって、
この大会が、他の大会と全く違うからですね。
 
 
 この大会は、まずいわゆる国内ルールで開催。
ポイントの付け方とか、いろいろ国際ルールと違います。
”効果”はありませんし、基本的に”待て”が遅いです。
他にも色々ありますが。
あと、一番違うのは、
この大会が無差別級で行われることですね。
つまり、少年ジャンプでいうところの
”一番強い奴決定トーナメント”(?)です。
だから、日本の柔道家が非常に重きを置いている大会です。
 
 
 この日は井上康生の結果に注目が集まりました。
でもこの日は高井の柔道が良かった。
この試合は一番面白かったですね。内股透かしはすごかった。
 
 
 棟田は他の試合を見ていても思うんですが、
愚直なんですよね。良くも悪くも。
準々決勝の逆転の一本は見ていてしびれましたが、
試合運びでこの日優勝した石井に破れ、
結果代表も石井に決まりました。
 
 
 それにしても、
この大会というか、日本というのは、
本当に「柔道」です。
決勝に表れてましたが、
ポイントとって逃げ切るという柔道を、
実況も解説者も認めていなかった(笑)。
勝ったのにあれだけ試合内容を責められるのは
間違いなく日本だからだと思います。
相撲にも通じるその姿勢ですね。
勝てば良いという姿勢というのは、
日本の武道にはそぐわないようです。
 
 
 でも面白かったです、本当に。
日本武道館という武道の聖地で、
唯一行われる一試合に場内の目が注がれる、
そして日本一強い柔道家を決める。
うーん、ここに日本柔道の全てがあります。
もちろん、結果だけを見ると、
諸手を上げてというわけにはいかないでしょうが、
海外選手との試合を見ると冷める時も個人的に結構あるので、
個人的には、日本は日本の柔道を追い求めてほしいと思いますが。
いつか生で見てみたいです。
 
 
 今日夜10時からNHKスペシャルで
これについて放送があるみたいですね。注目です。