社会断想

諸々の社会現象にもの申す
中高年者・定年退職者向け

クリスマスと一日クリスチャンの日本人

2005年12月26日 10時08分05秒 | 社会断層
クリスマスと一日クリスチャンの日本人
クリスマス・シーズン となるとあちこちにイルミネーションが飾られ、その光の場に息を飲む。東京駅から丸の内界隈の東京ミネラリオは夙に有名だ。
クリスマス・イブには約40万人の人が光のページェントに酔ったと新聞は伝えている。
小生の近所の多摩センター駅の一角でも35万個の電球が400メートルの通路をクリスマス・ツリーや動物等を形どって夜空に映える。此処も家族連れで夕刻より大変な賑わいである。
楽しく平和な風景にイチャモンをつける気はないが、大半は仏教徒である日本人が何故にキリスト教の祝日であるクリスマスを我がことのように祝うのだろうとひにくれ者の小生は思うのである。たぶんコマーシャリズムに躍らされ、キリスト教を意識することなくツリーを用意し、プレゼントを買いととのえ、ケーキやチキン(本当は七面鳥だろうが)を食卓に乗せるということがMustになっているのだろう。
クリスマスはもはや宗教を超えたフェスティバルになっているのだ。
冠婚葬祭、正月、お盆や土地・土地のお祭りと仏寺、神社には何かとお世話になるのだがイベントが過ぎれば只それだけのことでことさら信仰心が厚い訳でもなかろう。
仏教、神道やキリスト教の祭事が何ら抵抗感なく混在出来る日本は平和なのだ。
もって瞑すべし。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿