社会断想

諸々の社会現象にもの申す
中高年者・定年退職者向け

人気のバロメータに「コロッケ度」を

2010年12月30日 12時08分12秒 | 社会断層
歌手の人気バロメータにコロッケ度は如何?

先日NHKで物まねタレントのコロッケが「勝手にやって済みません」という一時間15分の番組を主演していた。物まねの対象歌手その他は優に100人を越えるという今までにない試みだそうだ。お笑い番組大好きの小生も一時間を超えて笑い転げたので些か笑い疲れたのである。
コロッケが取り上げた100人強の歌手の顔ぶれを見ると1)人気が高い 2)その持ち歌が聴取者にとってなじみがあり且つ素人でも歌いやすい曲 3)歌手の振り付けや風貌・仕草に特徴、特にユーモラスなものがある・・・・である。
そこで変なことを考えついた。この番組のタイトルが 「勝手にやって済みません」とあるようにコロッケがネタに取り上げた歌手に「勝手にまねして済みません」というニューアンスをにじませているが、実はネタになった歌手が人気があるからこそでコロッケがネタに取り上げる度合いはその歌手の人気のバロメータではないかと云うことである。
ということで、そのうち歌手の方から物まねネタに取り上げてくれと頼みにくるようになのではとコロッケ・フアン として楽しい想像をしているのである。
そこで人気のバロメータに「コロッケ度」を一フアンとして提唱したい。

留学経験を就活のポイント付与したら!

2010年12月25日 18時24分16秒 | 社会断層
留学経験を就活にポイント付与は如何でしょうか?

海外留学生が2008年度にピーク時の8割程度に減少したという文部科学省の発表があった。日本の将来に対して憂慮すべきであるという論調が見られる。減少の原因はいろいろ取りざたされているがその主たるものは次のようである。
● 学生の内向き安定志向
● 少子化による親の過保護感情
●景気の不透明感による教育投資の消極化
●留学により就職活動の立ち遅れ、時期的不利 等々。

ここで問題にしたいのは最後に挙げた 留学により就職活動の立ち遅れ、時期的不利である。一方求人側には国際化に対応できる人材ニーズはますます高まっている。一部ではあるが社内公用語を英語にしようとする企業もあるのはその証左であろう。
留学経験=国際感覚充分とはいかないであろうが 、少なくとも一年以上の留学経験者には高い確率で国際ハイウエイに立ち進む可能性はあると思う。
そこで求人側は応募者の留学経験に一定の評価ポイントを付与し、留学先国の学制によって就活タイミング遅れをカバーする帰国留学生枠を設ける等の措置を講ずれば如何でしょうか?
これにより留学生の減少に歯止めがかかり、むしろ増加に転じるならば求人側も文科省も学生も目出度しメデタシとならないかなー。
家電のエコポイントじゃーねーよという声も聞こえそうだが。

記事のタイトルを入力してください(必須)

2010年12月25日 18時14分14秒 | 社会断層
留学経験を就活にポイント付与は如何でしょうか?

海外留学生が2008年度にピーク時の8割程度に減少したという文部科学省の発表があった。日本の将来に対して憂慮すべきであるという論調が見られる。減少の原因はいろいろ取りざたされているがその主たるものは次のようである。
● 学生の内向き安定志向
● 少子化による親の過保護感情
●景気の不透明感による教育投資の消極化
●留学により就職活動の立ち遅れ、時期的不利 等々。

ここで問題にしたいのは最後に挙げた 留学により就職活動の立ち遅れ、時期的不利である。一方求人側には国際化に対応できる人材ニーズはますます高まっている。一部ではあるが社内公用語を英語にしようとする企業もあるのはその証左であろう。
留学経験=国際感覚充分とはいかないであろうが 、少なくとも一年以上の留学経験者には高い確率で国際ハイウエイに立ち進む可能性はあると思う。
そこで求人側は応募者の留学経験に一定の評価ポイントを付与し、留学先国の学制によって就活タイミング遅れをカバーする帰国留学生枠を設ける等の措置を講ずれば如何でしょうか?
これにより留学生の減少に歯止めがかかり、むしろ増加に転じるならば求人側も文科省も学生も目出度しメデタシとならないかなー。
家電のエコポイントじゃーねーよという声も聞こえそうだが。

歴史ドラマと史実との違いに悩む

2010年12月23日 13時12分58秒 | 社会断層
歴史ドラマの史実との違いに悩む、時々ね!

読売新聞「記者ノート」の編集委員S氏のコラムを読んだ。
NHK大河ドラマのエピソードと史実が違うというしばしば起こる論議についてのべたものである。
小生も歴史ドラマ特に大河ドラマを視聴に当たって時に感じる違和感がある。
大河ドラマをはじめ歴史ドラマのファンは、その筋書きの面白さに釣られて話がすべて史実であるように錯覚しがちであるが、重大な史実との錯誤はやはり問題であろう。
小生の時に感じる違和感は卑小な、或いは故郷びいきに根ざしたもので大局的な歴史認識上は問題にならないだろう。しかし下記の事例でもって一言二言云っておきたいのである。
●数年前のNHK大河ドラマ「新撰組!」で黒船来るの騒ぎに、後に新撰組を結成する「近藤勇と土方歳三」が黒船見物に出かけ、そこで 何と「桂小五郎」にバッタリ出くわす場面があり、そこで両者は当時の意識高い青年同士として憂国の会話をする。両者は後に仇敵同士になるのはよく知られた話だが、少なくともこの時点で遭遇し会話したという事実はないと思われる。
●同じくNHK大河ドラマ「龍馬伝」で「吉田松陰 、金子重之助」が伊豆下田でまさに踏海せんとするときに「龍馬と桂小五郎」が立ち現れ、その踏海をやめるように説得する場面がある。頑として説得に応じない「松蔭」は いきなり「龍馬」を殴り倒す。
この場面には松蔭先生の生誕地を同じく郷里とする小生は大変な違和感を覚えた。
史実としては下田踏海の場に龍馬が現れた事実はない。また演出としてであろうが、非力な学者としての松蔭先生が千葉北辰一刀流免許皆伝の偉丈夫である龍馬を一撃で倒せるはずもない。気性はは激しくとも腕力、暴力を振るう場面は小学校以来抱いている郷里の先賢である松蔭先生に対する重大な侮辱だと正直ハラがたった。
●NHK年末年始のドラマ「坂の上の雲」で高橋英樹扮する「児玉源太郎」が那須に隠棲していた「乃木希典 」の現役復帰を要請する場面がある。「乃木希典 」に扮する柄本明は小生の子供時代から抱いた「乃木大将」のイメージ通りでよくも合わせたものだと感心したが、高橋英樹「児玉源太郎」には違和感を禁じ得なかった。
「児玉源太郎」は身長150センチぐらいの当時としても小柄だったと諸文献にある。
対して偉丈夫の高橋・児玉源太郎はいかにもミス・キャストではなかろうか?
(俳優としての高橋英樹に文句を付ける訳ではない)

国際学力調査(PISA)結果に思うこと

2010年12月08日 17時45分32秒 | 社会断層
国際学力調査(PISA)について思う

12月7日から8日にかけてのTV,新聞報道で「2009年実施の国際学力調査」の結果、このところの日本の学力低下に歯止めがかかったとはしゃぎすぎの 感じのニュースが流れた。
PISAは経済開発機構(OECD)が2000年から3年毎にOECD参加国の15歳の生徒を対象に行い「読解力」、「数学的応用力」、及び「科学的応用力」の学力をテストし、その国際比較をするものである。
日本は初年度の2000年こそ世界でトップレベルの成績を出したものの以後2003年、2006年とずるずると成績後退したいきさつがある。それが今回2009年度では少し持ち直した。この歯止めを喜ばしいとしたものであるが、アジアでは韓国、香港や中国都市上海の後塵を拝している。
PISA調査が各国の15歳の平均学力を正確に反映しているとは云えぬが、もっと気になるのは日本では成績下位層の割合が高いそうであり、この傾向には改善が見られないとのことである。これは親の収入格差の広がりが学力格差に反映しているのではないかと危惧するものである。親や家庭の収入格差と学力格差の悪循環にこそ歯止めをかける方策・施策を打ち出すべきである。