社会断想

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昨報 「メキシコ 地下鉄 ピアノ階段」NEWS URL

2014年09月19日 15時28分18秒 | 社会断層
メキシコの地下鉄の階段ピアノに関するNEWS source のURL(ただしスペイン語)
 
 
 
 またはGOOGLEで下記を検索してください
 
 encalera musical metro polanco noticieros televisa
 

地下鉄階段が巨大ピアノに変身した

2014年09月19日 12時32分36秒 | 社会断層

メキシコ市の地下鉄の1駅の乗降階段がピアノになった。

メキシコは世界に冠たる?肥満大国である。この肥満メタボから脱却しようというのが政府の願いである。このためのいろんな施策が取られている。

たとえば大好きなコカコーラに高率の税金をかけ、飲みたい気をセーブさせるとか。肥満の原因は食べ物だけではなく、日常の運動不足から来ているという訳で運動不足を解消する手も考えられている。

そんな中で登場したのがこのたびの地下鉄階段のピアノ化である。地下鉄のプラットホームへの乗降にエスカレータの使用から徒歩での乗降に誘導し、日常生活の中での運動をさせようというものである。

階段の一ステップをピアノの鍵盤にしステップを踏むことで楽音を奏で楽しく階段を上り下りさせようというものである。

いかにもラテン民族らしい楽しい発想であると思った。

このニュースはメキシコ国内、中南米および米国でTV放送されたとのことである。

このシステムを開発したのはメキシコ国立工科大学(Institutute Polytecnica Nacional:IPN)のエクトル・ペレス教授と大学院生グループである。ペレス教授は日本の電気通信大学、東京工業大学卒、同大で工学博士取得。

ちなみにピアノ鍵盤(階段ステップ)のセンサーは日本製(メーカー オプテックスFA)

 


NHK大河ドラマ(平成26年版)に期待と注文

2014年09月15日 10時10分18秒 | 社会断層

平成26年度のNHK大河ドラマは長州の大教育者吉田松陰の妹 文をヒロインとした「花燃ゆ」になるという。

この大先覚者と同郷である小生としては期待するもの大である。

同郷であることを言うのもおこがましいが、出身小学校である明倫小学校では「松陰教室」と称する畳敷きの特別教室があり、週一回~2回、当時の必修課目である「修身」の時間に、この「松陰教室」で正座させられ、松陰先生の処刑直前の辞世の和歌2首その他を暗唱させられたものである。

その和歌2首とは

「身はたとい武蔵野の野辺に朽ちぬとも留めおかまし大和魂」

「親思う心に勝る親心、今日のおとずれ何と聞くらん」

である。70有余年前に教わった文言であるが今でもボケ頭からスラスラと出るから不思議である。

今回の主人公は妹 文であるが登場人物には松陰の友人や門下生の桂小五郎、 高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文や山県有朋ら有名人物群像が続々と登場してくると思われる。

それぞれ、どんな描かれ方をするのか期待大であるが同時に或る恐れを抱いているのである。

その恐れとは何か?

比較的最近の例を出すと、「坂の上の雲」司馬遼太郎原作のドラマで児玉源太郎大将が那須に引退していた乃木希典将軍を訪れる場面がある。児玉大将を演ずるのは高橋英樹という体躯堂々たる大スターである。しかし実在の児玉大将は身長150センチぐらいの短駆である。

余りにもイメージが違いすぎるのではないか?

児玉大将を指導した陸軍大学校での教官メッケル将軍(ドイツからの派遣教官)をして言わしめたことは、日露戦争勃発の報が世界中を駆け巡ったとき、日本が負けるが世界の常識であったにもかかわらず、「日本は負けない、なぜなら日本には児玉がいるから」であった。

短駆150センチをそのまま出し、大戦略家 児玉源太郎を演出してほしかった。実在した人物と余りにも違ったイメージはその人物に対する侮辱であると言えば言い過ぎか?

西郷隆盛の巨眼、巨頭、巨体は銅像や肖像画でよく知られている。

もしドラマ等で痩身短駆の俳優が「おいどんが西郷隆盛でごわす」と出てきたら皆さんどうします?

「違うよ、よしてくれ」と悲鳴を上げるのではなかろうか?

 

 


大学ランキング(続々)

2014年09月05日 15時20分01秒 | 社会断層

CWUR (Center for world University rankings)のデータを参考にしてランキングを見てきたが、参考に次の表を作成してみた。

独りよがりの勝手なものなので読者も勝手に解釈したり、無視してください。

<colgroup><col width="151" /> <col width="162" /> <col width="151" /> <col width="122" /> <col width="123" /> </colgroup>
国名 大学総数(A) 1,000位以内の (B/A) % 人口(C)
    大学数(B)    
米国 4,276 229 5.4 317,505
中国 1,794 84 4.7 1,384,770
日本 770 74 9.6 127,250
ドイツ 372 54 14.5 82,800
イギリス 325 64 19.7 62,783
韓国 320 34 10.6 49,000
         
         
         
注1:各国大学総数、1000位以内大学数 CWURより    
注2:各国人口 WHO世界保健統計2014より      
誤謬があれば筆者の責      

大学ランキング (続)各国対抗編

2014年09月01日 15時02分25秒 | Weblog

前回 CWUR(Center for World University Ranking)発表の世界1,000位までの大学ランキングを概観した。

今回はデータの得られた主要?各国毎のデーターを見てみよう。

1,000位までに一番多く顔を出すのがアメリカ合衆国である。アメリカの一番誇るべき産業は何かと問われたある著名人(名前は失念した 筆者)が「それは大学産業だ」と答えたというが、まさにその通りで1,000大学中229大学がリストアップされている。

以下

中国 84、日本 74、英国 64、ドイツ 54、韓国 34、オーストラリア 27、台湾 25 となっている。

いま各国は自国の大学の質、量の向上、拡充が国家戦略の重大な要としている。

入試制度、方法等の改革に躍起となっているのはその表れであろう。

次回は各国の「リストアップされた大学数/大学総数/国の総人口」等をみて見たい。