社会断想

諸々の社会現象にもの申す
中高年者・定年退職者向け

久しぶりの高校野球見物

2006年07月17日 12時16分12秒 | Weblog
久しぶりの高校野球実見記
日本全国津々浦々で夏の甲子園を目指す高校野球の予選が繰り広げられている。
近くの球場で早稲田実業と都立昭和高校の試合が行われるというので見物に行った。
早実は名だたる強豪である。その戦い振りを期待しながらであったが片や昭和高校は同校のホームページによると東京西地区でベスト4,ベスト16の実績を持つ都立ながらもなかなかの健闘校のようである。
予選段階とはいえ高校野球の試合を実地に見るのは実に半世紀ぶりである。
小生の高校時代、母校はなかなか強く甲子園も夢ではないとの前評判であったと思う。
そこで汽車に乗り2時間かけて地区大会に応援に出かけた。
結果は僅差の点数にて一回戦で敗れ涙を流した。相手は県下一の強豪校でその時は確か甲子園出場を果たしたと記憶している。
そんな事を思い出しながら見物していると昭和高校は一度は逆転しあわやと思わせたが、そこは強豪の早実である。9回表に相手のミスにつけ込んだ試合巧者振りで1点の勝ち越しで逃げ切った。さすがというべきだが昭和高校の健闘も称えたい。
早実のグランドは小生の住まいの近くにあり、散歩の折通りかかると野球部員の元気な掛け声が聞かれる。そのグランドは「王貞治記念球場」とあるので先輩の王監督が寄付したものと思われる。その王監督は病気手術前との事のようで、ともかく勝って良かった。
両軍の応援振りを眺めていると半世紀前と今も変わらないなーと感慨一入である。
若返った気持ちになり散歩の序で以上の何かを貰った気がする。
両軍の選手、応援団諸君に感謝。

ID一式紛失騒動記

2006年07月11日 14時09分39秒 | Weblog
ID一式紛失(盗難?)始末記
6月末某日市営プールの更衣室で定期入れを紛失した。多分ズボンをロッカールームにしまう時にズボンのポケットから滑り落ちたのに気がつかなっかたのであろう。
プールから上がり、着衣する時に初めて気がついた。
早速受付にその旨を知らせたが、特に紛失物として届けられていないという。
受付の係の人によるとお金以外は大体において届けられ持ち主にかえるとのことであった。一縷の望みを託して翌日確認すると未だ届けいれはないという。
お金は別財布で定期入れにはお金はいれてなかったのだが、拾った人が使用すれば使い勝手のあるものが含まれていた。
即ち●東京都のシルバーパス9月末まで有効、●最寄り駅から2駅間の通勤定期券ほぼ一ヶ月有効、●プール年間シルバーパス9月末まで有効、●マンションの鍵、定期入れに紐で結んでいた●運転免許証、●健康保健証 及び●図書館貸し出し券2組(居住市と隣市分)●名刺数枚とID類を全部紛失したわけである。
居住地最寄りの交番に届けて4桁の届け番号を貰った。
さて一日が経過しプール受付と届けいれ交番に確認をしたが届けはないという。
もはや出てくることはないと諦めざるを得ないと覚悟し後始末に入った。
生まれてこの方これだけのID類を一遍に紛失したことは無いので、どこから手をつけたらよいのか戸惑ったがともかく一つ一つ処理せねばならぬと動き出したが、その過程で処理の相手、この場合、市役所、警察署、バス会社、図書館、プール等であるが その対応がそれぞれ違う、つまり簡単に再発行してくれるところから話が通じないところまであり、或る意味で社会勉強になった。この歳で社会勉強もないのだが。
●まずマンションの鍵である。同時紛失に名刺、健康保健証等の住所がわかるものがあり、このままにしておけないので鍵屋さんに新しい鍵をつけて貰った。鍵と作業代で一万4千円也である。思わぬ出費で情けない気分である。
●東京都シルバーパスについては何らかの救済措置はないものかと都庁のホームページをチェックしてみたら紛失の場合は一回だけ再発行してくれるとある。但し2週間かかるともある。ともあれ最寄りのバス会社営業所に再発行を頼みに行く。窓口の女性の応対から見ると紛失再発行の依頼はちょくちょくあると見えて手慣れたものである。所定の書類に記入すると10日で再発行出来ると云われた。都庁のホームページでは2週間なので少し儲かった気分になる。丁度10日目にバス会社から連絡があり再発行出来たので取りに来るようにとの事であったので喜んで頂いてきた。手数料なし。
●プール年間シルバーパス券は紛失届が出してあり、写真付きで登録してあるのでこれも直ぐに再発行してくれた。
●健康保健証は市役所地区支部に紛失の旨を届けると直ぐその場で再発行してくれた。
もし以前の保険証が出てきたら、その方を返却してくれとのことであった。
●図書貸し出し券・居住市図書館では直ぐに再発行してくれた。但し利用者番号がわかっていたのでその番号を申しでたので簡単だったのかも知れない。インターネット予約をするときにこの番号とパスワードを記入するのでパソコンが番号を記憶していた。
・隣市図書館では一ヶ月間の臨時貸し出し券なる薄っぺらの紙を呉れた。ひと月経っても券がでない場合本券を再発行してくれるとのことであった。
●定期券・これははじめから諦めた。買い直すより方法はないと思っている。
一ヶ月分を買ったばかりなので悔しいが。
●運転免許証:さてこれが一番の問題である。去年5月に70才以上に義務つけられているシルバー講習会を受けゴールド免許証を貰った。
只その講習会での視力、反応時間テスト等であまり芳しい結果がでなっかったので、この際運転はやめようと云うことにして車も手放したのである。
従って運転免許証は不要になったが、身分証明証代わりにはなっていた。そこでかねてより友人に聞いていた「過去に運転免許を持っていたことを証明する証明書」を警察で発行してくれる由、それを身分証明証代わりに貰おうと思った。
紛失届けを出した交番に行き、その旨を申し出で、その手続きを尋ねた。ところが応対したお巡りさんは「過去に運転免許を持っていたことを証明する証明書」なるものの存在を知らない。本署に電話をかけいろいろ聞くのだが一向に埒があかない。
電話を私に回すので、その旨を話すと判ってくれて、写真一枚と¥1,000を本署に持ってくれば良いとのことである。なんだ、簡単だと写真一枚をもって出向いた。
窓口のお巡りさんに来所の主旨を述べると、これがさっぱり通じない。どうやら「過去に運転免許を持っていたことを証明する証明書」なるものを知らないようだ。
遣り取りを聞いた通りがかりの別のお巡りさんはその存在を知ってはいたが、紛失した免許証の代わりに 「過去に運転免許を持っていたことを証明する証明書」を発行して貰うために来たというと、その手続きがわからないようだ。結局さらに別の警官を呼んできたので一から説明をする。
結局紛失した免許証の代わりに直に「過去に運転免許を持っていたことを証明する証明書」を発行するというスキムはない、一旦免許証の再発行手続きをし、再発行された免許証をもって「過去に運転免許を持っていたことを証明する証明書」取得申請をするという流れである事がわかった。考えてみれば当たり前のて手続きである。
どうせ免許証の再取得するのなら、その先の 「過去に運転免許を持っていたことを証明する証明書」は要らない(たとえ運転しなくとも、身分証明証代わりなら運転免許証で十分過ぎる)と結論した。
応対した何人かのお巡りさんも親切な人達だが私のようなケースは珍しいのか、「過去に運転免許を持っていたことを証明する証明書」の存在を知らないための騒動のお粗末であった。

ものづくり高度化法にもの申す

2006年07月05日 14時53分35秒 | Weblog
「ものづくり高度化法 」にもの申す

「ものづくり高度化法 」(正式名称:中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律)が成立し、これを受けて経済産業省は中小企業の研究開発計画を支援する。そのテーマと支援先を募集するという。
この法の目的は、中小メーカーが国際的な競争が激化している中でその事業の拡大発展をしていくためには恒に新技術開発をしていかなければならない。特に研究段階の取り組みが大企業に比べて不足している。この不足している研究開発を後押しするために 「ものづくり高度化法 」が立法されたらしい。
具体的には●債務保証の限度額の増額●中小企業投資育成会社の支援条件の緩和、即ち資本金3億円以上の会社でも株式の引き受けがされる●特許権の維持料金が6年目まで半額になる。さらに特許審査請求料も減免される。
いろいろと後押しをしてくださるとのことであるが、そのためには経済産業省に・研究開発の目標、内容や連携する企業や研究機関等を記述した申請書を提出し、同省の認定を受けなければならない。もっともである。であるが、実際に申請書の様式を入手し、中小メーカーのオヤジの立場で申請書を書き上げることを考えると元気が萎えるのである。
過去何度か同様種類の申請書、例えば助成金申請書等を書き上げたことがあるが、いつも悩むのは記入欄が要求している問いかけの意味がいまいちよく分からない、同じ主旨の問いかけが申請書のあちこちに頻出する。等々でこの申請書なるものは中小企業のオヤジ泣かせである。
文書作成が主たる仕事である?役人衆が鳩首して遺漏無きように出来上がった申請書フォームであろうが、ものづくりが本職で書類づくりは苦手というオヤジ連中は多いのである。中小企業診断士等にお手伝いを頼む手もあるが、その前にもう少し易しい書式を用意してくれませんか?

ドミニカ移民に見舞金

2006年07月04日 11時06分22秒 | Weblog
ドミニカ移民に見舞金
本日の読売朝刊(7月4日)によると、小泉首相は3日、折から来日しているドミニカ共和国のフェルナンデス大統領と会談し、先の東京地裁の判決を説明したうえ、裁判の原告に限らず、日本人移住者に「見舞金」を個別に支給することを検討していることを明らかにしたとのことである。
同共和国で7月29日に開催される日本人移住50周年記念式典までに和解案をまとめるという。
ともあれ移住者の今までの辛苦に対しては遅きに失した感は否めないし、不十分なものであろうが政府の誠意ある対応を望みたい。