社会断想

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自動運転にしのぎを削る 自動車メーカーとAI企業

2017年08月21日 11時37分01秒 | AIを巡るさまざまな情報をピックアップ

自動運転技術開発・商品化に自動車メーカーや人工知能AI企業が躍起となって開発・商品化に取り組んでいる。

各々目指すターゲットは自動車メーカーと人工知能AI企業では異なるようだ。

車メーカーは実用化を急いでいる。一方AI企業は得意のAI技術を生かして完全自動化を目指している。

以下 朝日新聞8月20日朝刊掲載記事から:

 

 

 

 

 


人工知能(AI)などでの使用が期待されている量子コンピュータ株が急騰

2017年08月17日 16時04分27秒 | AIを巡るさまざまな情報をピックアップ

文科省が量子コンピュータ実用化のために来年度より10年間で約300億円を投じるとのの報道を受けて・・・・

「エヌエフ回路設計ブロック<6864>が急伸、150円ストップ高の1040円まで買われ15日の年初来高値965円を更新している。日本経済新聞などは17日、文部科学省が量子コンピューターを実用化するため18年度から10年間で約300億円を投じる方針だと報道したことに反応した。

量子コンピューターは量子力学の原理を情報処理に用いたコンピューター。スーパーコンピューターでも1千億年かかる計算を数時間で処理できるともされ、創薬や新材料開発、人工知能(AI)分野などでの使用が期待されている。まず、来年度の概算要求に約30億円を盛り込むという。
NF回路の超低雑音増幅器は量子コンピューターにおける超伝導デバイスの信号増幅にも用いられるため、思惑から物色対象となったようだ。そのほか、報道によればNTT<9432>、NEC<6701>、三菱電機<6503>の研究傘下を見込んでいるとしており今後、量子コンピューターの関連銘柄となっていく可能性は高い」モーニングスター紙8月17日号より

wikipediaの解説:

量子コンピュータ (りょうしコンピュータ、英語:quantum computer) は、量子力学的な重ね合わせを用いて並列性を実現するとされるコンピュータ。従来のコンピュータの論理ゲートに代えて、「量子ゲート」を用いて量子計算を行う原理のものについて研究がさかんであるが、他の方式についても研究・開発は行われている。

いわゆる電子式など従来の一般的な[1]コンピュータ(以下「古典コンピュータ」)の素子は、情報について、「0か1」などなんらかの2値をあらわす何いずれかの状態しか持ち得ない「ビット」で扱う。量子コンピュータは「量子ビット」 (qubit; quantum bit、キュービット) により、重ね合わせ状態によって情報を扱う。

n量子ビットあれば、{\displaystyle 2^{n}}2^{n}の状態を同時に計算できる。もし、数千qubitのハードウェアが実現した場合、この量子ビットを複数利用して、量子コンピュータは古典コンピュータでは実現し得ない規模の並列コンピューティングが実現する。

量子コンピュータの能力については、計算理論上の議論と、実際に実現されつつある現実の機械についての議論がある。#計算能力の節を参照。


科学・技術論文数でジリジリ下がる日本の世界ランキング

2017年08月17日 11時37分12秒 | AIを巡るさまざまな情報をピックアップ

日本は科学・技術論文の世界ランキングでジリジリと下げている。

科学論文で4位に後退、注目論文シェアで9位と後退している。

これからの世界競争力の源泉であろうAI人工知能分野では是非頑張ってもらいたい。

官・民・学の頑張りに期待したい。

このBlogでのテーマ AI人工知能の分野でもあるので。

 

 


AI(人工知能)を言い訳に使う?

2017年08月14日 14時39分29秒 | AIを巡るさまざまな情報をピックアップ

 

AI 人工知能という言葉が日々のTV,新聞や雑誌上でお目にかからぬ日はないほど人口に膾炙してきた。

しかしながら、どれだけの人がこのAIについて正確に理解しているだろうか?

良くも悪くも、この危惧感を表徴する出来事、発言があった。

小池東京都知事の発言である。かねてからの大問題であった築地市場の移転決定に関しての質問に対しての答

である。

曰く、「決定に至ったプロセスにはAI人工知能の助けを借りた。AIなのでプロセスに関しての文書は存在しな

い」というものである。

答えもさることながら、質問者もけむの巻かれてとっさに反論できないという状況のようだった。

つまり両者および周辺の人もAI人工知能について良くわかっていなかったのではないか?

筆者も良く分かっていない一人であると自認しているが、予想できる事柄がある。つまりある危惧感である。

これからの人々の会話や議論のなかで、うまく言い表せなかったり、答えられなかった場合「それはAIがきめ

ことだから」とか「AIに聞け」など言い訳言辞に頻用されるのではないだろうか?

軽い冗談レベルでの使い方ならよいのだが?

「神の声、天の声」的な使われ方がしないようにAIに対して人々の理解が深まり、広がることを現在 理解不

足を痛感している筆者は願うものである。

(お断りしておくがこれは決して知事を攻撃しているのではない)





人工知能AIは最強プロ碁・棋士より強いか?

2017年08月10日 01時17分51秒 | AIを巡るさまざまな情報をピックアップ

 最近とみに新聞、雑誌に人工知能(AI)関連記事が増えてきたように思える。特に世界最強グループ碁士のイ・セドル氏(韓国)、続いてか柯傑氏(中国)がAI囲碁ソフト アルファー碁(Google社)と対戦し、数番勝負で負け越したというニュースが世界を駆け巡った。

ついに人工知能が世界最高の囲碁士を破り、人間を超えたとする風潮が出来た。しかし果たしてそうだろうか?

人間と馬を競争させたらどちらが早いか?自動車となら?

答えは自明である。馬や自動車が早いに決まっている。しかし誰も人間が馬や自動車に負けたとは考えないだろう。

人間と人工知能を比べること自体が間違っているのだ。

人工知能の囲碁ソフト「アルファ碁」は過去現在に至るまでの所謂囲碁の名局をなんと1兆局以上読み込ませ、一目着手毎にその場面での勝ち手を機械的に選択する?ということだろう。

即ち、プロ碁士 カケツさんもイ・セドルさんも過去現在の名人・達人の数百人、あるいは数千人を相手に戦ったことになるのだ。

数百人、数千人の名人が盤の向こうで次の着手を相談して結論を出す?とてもあり得ないことだが、コンピュータによる過去の局面からの選択なら、そのコンピュータ・パワーによっては設けられた制限内時間で十分可能だろう。

現実にアルファー碁で使われたコンピュータ・パワーはその消費電力でウンマンキロワット?と漏れ聞いたのだが。

人間のプロ碁士と「碁の神の百科事典」との闘いは戦いにはならず、教科書と練習問題集での勉強と考えるべきであろう。


AI関連情報抜粋ー各紙誌より、そして愚見も

2017年08月04日 10時38分10秒 | AIを巡るさまざまな情報をピックアップ

AI囲碁ソフト「アルファ碁」が世界最強と目されている中国のプロ碁士 カケツ氏 を破ったというニュースが世界を駆け巡り囲碁に関心の有る無しに拘わらず人々の間に大なる話題となった。

以前から言葉としてのAI(人工知能)はよく知られていたが、その周知度に拍車がかかったような気がする。

たまたま電気通信大学で「人工知能」に関する公開講座があるととのことで出かけて講座を拝聴した。講師のお話はよく分かった部分と分からない部分があり自分の無知さ加減を恥じ入るばかりだが、特に分からなかったのは用語である。

その中でも「シンギュラリティ」という用語である。後で誰か質問してくれるだろうと期待したが誰もこの用語については質問が出なかった。知らぬは我ばかりかと落ち込んで帰宅し、さっそく英和辞典を引いてみたがますます分からなくなった。

ちょうどその頃、書店で手に取った「週刊東洋経済」7月8日号になんと「今更聞くに聞けない必修AI用語 17」という私にとって救いのようなタイトルが出ていた。早速入手し読んでみると「シンギュラリティ」は人工知能用語としては次のような解説である。

「技術的特異点」の意味で、AIを含むコンピュータの能力が人類の能力を超え、社会に大きな変化をもたらす時点のこと。AIが自らの能力を超えるAIをみずから生み出せるようになり、これまでと異なる不連続な世界が出現するともいわれる。有力研究者は2045年ごろ、その特異点に到達すると予測。

無限の進化を遂げるAIを人類が制御できない事態も考えられ、これは「2045年問題」とよばれている。ただし「シンギュラリティ」の到来に否定的な機械学習研究者は少なくない。

同誌にはその他16項目の用語解説がある。今後折に触れこのBLOGで紹介しよう。