社会断想

諸々の社会現象にもの申す
中高年者・定年退職者向け

南大沢駅に新テナントビルが

2006年10月30日 12時53分01秒 | Weblog
ますます発展する南大沢
京王相模線南大沢駅広場は幼児、学生を含めて老若男女が行き交う賑やかなスクエアーである。私はこの場所の一角に立ち止まり行き交う人々を眺めるのが好きである。
賑やかな中に平和で家族的な雰囲気が横溢している。
そんな広場の道ひとつ隔つたところに新しいビルが完成まじかである。
どうやらテナントビルであるらしく工事中ながら壁面に大きく書き出された入居店の名前が読み取れる。
ドコモ、au等の携帯ショップ、回転鮨らしい店、ドラッグストア等々である。
壁面からは読み取れなかったが駅のプラットフォームに従業員募集のポスターを張り出していた某書店もテナントに入るらしい。書籍とビデオを扱うチェーン店のようだ。
南大沢駅ぐるりの店で大抵のことは間に合うのだが、小生にとって常々不満だったのは本屋の規模が小さいこと、ビデオ屋がないことと焼き鳥居酒屋が少ないことである。
この新しいテナント・モールで 不満の幾つかわ 解消されるか、楽しみである。

近頃読んだ3冊の本

2006年10月23日 17時56分18秒 | Weblog
近頃読んだ3冊の本
鯨が好きなので捕鯨に関する本を読んでいたら「遠雷と怒濤と」(湯郷将和作)の紹介文に出会った。記憶の片隅にあった作者の名前が気になったので、高校の同級生M君に確かめたところ、やはり作者は同じく同級生の本名吉岡和雄君であった。
そういえば、「遠雷と怒濤と」はNHKのドラマになり放映された事を記憶している。
題名は違っていたかも知れない。
ともあれ無性に読みたいと思ったので、近隣の図書館の蔵書を検索してみたが答えはNOであった。前記のM君が所有していれば借りたいと思って連絡したが「確か持っていたのだが、誰かに貸した後帰って来なく・・・・」の返事であった。数日うじうじとしていたが、ふと郷里在住の元高校教師の同級生YK君を思い出し連絡したところ「持っている、貸してやる」との嬉しい返事を貰い早速お願いしたところ日ならずして2冊の本が届いた。
「遠雷と怒濤と」と同作者の「キサク・タマイの冒険」である。
丁度図書館蔵書検索で同作者の「黎明」を見つけ読み始めていたところであった。
「黎明」、「遠雷と怒濤と」、「キサク・タマイの冒険」と 立て続けに読んだ。小生にとっては珍しく根を詰めた読書であった。
上記三作品は幕末、明治維新および明治時代に生きた男たち、それぞれの男たちは決して後世に著名を残してはいないが、まさにこれぞ男子としての生き様を描いている。
男たちの出身は幕末長州(山口県)で作者の同郷である。
作中人物もほとんど実在者で綿密な聞き取りと文献調査で活写され幕末、明治維新前後及び明治時代の、今まで陽の当たらない舞台の一隅に佇んだ人物像に陽を当てたというべきであろう。
惜しむらくは作者湯郷将和(実名吉岡和雄)君は昭和63年に57才の若さで急逝した。もし天が彼に今しばらくの余命を与えてくれれば、その緻密な調査力とゆるみない文章構成力でもって、幕末から明治維新及びその後に犠牲になったり不遇 であったりの人物を発掘しその事績に陽を当ててくれたことであろう。惜しむべし。

世界の大学ランキング The TIMES誌より

2006年10月13日 13時10分22秒 | Weblog
世界の大学ランキングの「おやっ」 The TimesとNEWSWEEKを読み比べて
この時期世界の大学ランキングをNEWSWEEKが、続いてThe TIMESが発表している。
その少し前に米国内の大学に限ってのランキングをUS NEWS and WORLD REPORTが発表している。世界の大学人や教育関係者はこれらのランキングリストを関心を持って読んでおりまたリストに載った大学関係者はランクの上下に一喜一憂するとのことである。日本国内の大学のランキングについてはごく最近の週間東洋経済誌が発表している。
これら各誌のランキング・リストを読み比べると「成る程」と思ったり、「おやっ」と思ったりする。
「成る程」はNEWSWEEKとThe TIMESのそれぞれの10位までを比べると
NEWSWEEK
 1)  ハーバード 米           
2)スタンフォード 米                
3)エール 米              
4)カリフォーニア工科 米
 5)カリフォーニア バークレイ 米   
 6)ケンブリッジ 英  
 7)MIT 米  
 8)オクスフォード 英
 9)カリフォーニア SF 米  
10)コロンビア 米

    The TIMES
1)ハーバード 米
 2)ケンブリッジ 英 
 3)オクスフォード 英
 4)MIT 米
 5)エール 米
 6)スタンフォード 米
 7)カリフォーニア工科 米
 8)カリフォーニア バークレイ 米
 9)ロンドン大学インペリアル 英
10)プリンストン 米

となって順位付けに若干の差違はあるもののほぼ重複している。
「おやっ」は100位まで見比べるとNEWSWEEK誌(米国誌)ではヨーロッパの大学が31大学、The TIMES(英国誌)では41大学がランク入りしている。
評価の尺度が違えば結果も違うのであろうが、何となく両誌の身びいきでのブレがあるような気がする。
「おやっ」のその2は日本の大学がNEWSWEEKでは東大16位、京大29位、大阪大57位、東北大68位及び名古屋大94位 となっている。
The TIMESでは東大19位、京大29位および大阪大70位となっている。
日本の私立大学は早慶共にランクインしていない。
この結果は小生の若干の愛国心に色づけされた素人眼で両誌の評価の物差しが日本の大学の評価にはそぐわないのではと思わざるを得ない。
どうすればよいか?小生には分からない、識者の意見をまちたい。
日本の大学はさておき、NEWSWEEKでは100位以内にランクされなかった中国の北京大学、国立精華大学がそれぞれThe TIMESでは北京14位、精華28位とあって小生も納得出来る。
全体にThe TIMESの方がアジア、ヨーロッパの大学を積極的に評価していると思うし、NEWSWEEKは若干身びいきが あるのでは?